たたかい〔たたかひ〕【戦い/闘い】
戦い
戦い
戦い
戦い―マナの物語
戦闘
戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 02:21 UTC 版)
紀元前342年、孫臏は魏の領内に侵攻した斉軍に撤退を命じた。退却に際し、初日は露営地に十万人分の竈を作らせ、翌日は五万人分の竈を、その次の日は二万人分の竈を作るように命じた。斉軍を追撃する魏軍を指揮する龐涓は、竈の数が減っているとの報告を受け「戦意の低い斉軍は、脱走兵が続出しているのだろう」と考えた。そこで龐涓は一刻も早く斉軍を捕捉して撃破しようと考え、歩兵部隊を残して騎兵隊のみを率い、昼夜兼行で急行した。 孫臏は魏軍の進行速度から、夕方ごろに狭隘な馬陵(現在の山東省臨沂市郯城県)の地に至るだろうと予測した。そこで馬陵の街道脇の大樹の木肌を削り、白木に墨で「龐涓この樹下に死す」と大書し、周囲に弩を持たせた一万の兵を伏せた。伏兵には、夕闇の中で火がともるのが見えたら、その火めがけて一斉に箭を放つように命令した。果たして魏軍は日没後に馬陵に到達し、指揮官の龐涓は道端の大木になにやら字が記されているのを見つけたが、すでにあたりは暗くてよく見えない。そこで松明を持ってこさせ、火をつけて字を読もうとした瞬間、周りから一斉に矢が飛んできた。龐涓は満身に無数の矢を受け「遂に豎子の名を成せり(あの小僧に、名を挙げさせてしまったか)」と叫んで絶命した。将を討たれた魏軍は混乱に陥って大敗し、太子申(中国語版)は捕虜となった。
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「戦い」の例文・使い方・用例・文例
- 長年の戦い
- 戦いに勝つ
- 人生の戦い
- 時間との戦い
- その軍隊は戦いで敵を倒した
- 自然との戦い
- 戦いに負ける
- 私たちは夢を実現するために最後の最後まで戦います
- 戦いを挑む
- 容赦のない戦い
- 部族全員が戦いに反対です
- がんとの戦い
- 戦いが始まりました
- 京都選挙区では、民主新人、共産新人が三つどもえの戦いを繰り広げる
- 水面下で女の戦いが繰り広げられた
- 彼が再び敵に戦いを挑んだ
- その戦いで、英国兵はおよそ3000人だった。
- 吟唱詩人たちはバイキングの戦いや愛を歌った。
- それはオバマ対共和党の11ヶ月にも及ぶ激しい戦いの幕開けだった。
- その歴史的な戦いの再現を演じる人達は広場に集まった。
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