はてなキーワード: 商業誌とは
今日はみんな薄々気づいているだろう、社会問題に切り込みたいと思う。
これは非常に重大な世間の関心事であり、レッドデータブックならぬピンクデータブックで巻頭カラーを飾っている。
私はエロマンガを基本的にkomifloで読んでいるため、komifloに掲載されている雑誌が観測範囲であるが、概ね商業エロマンガ全体で同様の傾向があるのではないか。
私はア◯ルものが好きで、komifloで新たな号が掲載されたらまずア◯ルタグで絞り込みを行っている。
3年ぐらい前までは一冊の雑誌で何作品かはア◯ルものがあったし、BAVELや失楽天なら多いときは5作品ぐらいあることもあった。
新号が配信されても、ア◯ルタグで絞り込むと1作品ぐらいしか新作がないことが増えてきた。
徐々にその傾向が進んできて、ここ一年ぐらいゼロであることがほとんどになってしまった。コンスタントにア◯ル新作が載るのはhotmilk濃いめぐらいになってしまった。私は濃いめは好みではないためノーカウントとするとほぼゼロに近しい。
ア◯ルタグで絞り込んで、最新作が前回の濃いめの作品から変化なかったときの絶望感を想像してみてほしい。パンツを下ろしてうきうきしながらkomiflo開いた昂揚感を返せ。
2026年も1/3が経過したが、濃い目を除くと今年のア◯ルものの新作は20本以下である。(ア◯ルタグはつけ忘れが多々あるため、実際にはもう少しあるかもしれない)
その少ない作品も、言葉を選ぶと独特な画風のものが多く、好みにあう作品に出会える確率が非常に低くなっている。誠に由々しき事態である。(ア◯ルものが独特の画風のものが多いのは元々の傾向ではあるが、数年前まではちゃんとかわいい絵柄の作品も多かった)
理由は分からないが、モノリノ先生とかえいとまん先生とかぷよちゃ先生とかさじぺん先生とかぬんぬ先生とかア◯ルものをよく描いてた先生方が引退されたり商業誌であまり描かなくなってしまったのも原因として大きいと感じている。
しかし、長頼先生のように一時期ア◯ルものをよく描いてた先生も描かなくなりつつあるため、単純にジャンルとして衰退してしまっているのを感じる。触手ですらア◯ルを攻めない作品すら増えてきている。触手としての矜持を失いすぎだと思う。
みさくらなんこつ先生がかつて編集者から「まだ満足してない触手がいるよね」とコメントされたというエピソードを読んだことがあるが、触手側に遠慮させてたらどうしようもないではないか。
現在コンスタントにア◯ルものを描いてくれる点で、もはやあおむし先生だけが希望である。
komiflo運営が年一で発表している県ごとの人気タグでももはやア◯ルを挙げている県はほとんどない。大分ぐらいである。大分は2年連続でア◯ルが1位で、逆に大分はこの状況でよくア◯ル1位になってるな。尊敬する。
これはとてもよくない傾向で、数が少ないから質が伴わず、人気がないとみなされればより数は減ってしまう。
需要があるということを声を大にして伝えていきたい。ア◯ル好き同志諸兄はよいア◯ルものへのブクマ・コメントを積極的にお願いしたい。
設定と話の大筋だけ考えて漫画描く人に個人依頼で投げてそれを同人サイトで販売している人がいるらしく
先日その方法で販売していた人が作品を違法アップロードしたアップロード者に対して訴訟を起こし勝訴した旨のポストに「自身が制作した」と書いてあってなんか違和感を感じた。なんも間違ってないし悪いこともしてないのになんだろう。
たぶん増田的には「自身が原作を担当し発表した作品」と言って欲しかったんだと思う。
その人の作品一覧を見てみると作画した人の名前はちょこんと概要欄に載っているだけで、コミックなどの商業誌によくある「原作:◯◯ 作画:◯◯」の表記はどこにもない。
極端な話、漫画は設定やら話だけなら5分もあれば決まるが作画は少なくとも数ヶ月は掛かる。だからと言って作画してる人が一番偉いとまでは言わないが、最近はこんな手法で承認欲求を満たしてるのかと驚いた。
全作品購入し内容を確認したわけではないが、重厚なシナリオや漫画は描けないけどストーリーだけなら勝負できるという人にはとても見えない。
安易に流行に乗っかった題材に山場もオチもないチープな作品ばかりで、作画した人へのリスペクトが微塵も感じられない。
それで作者を名乗るのか……うーん。
みなさんが最近お買い求めになったのも、修正が濃くなったと感じませんか?
12月に単話で出して半額セールが終わったから、既に審査済み/DL販売しているのを一切追加作業してないままページをまとめて総集編として審査を出したんです。
結果、12月前半に審査した際は1発OKだったモザイクの修正が全編NGで帰ってきました。
えっ、まだ二ヶ月も経ってないよ?
個人的には修正を入れる作業は「今イケるギリギリはこのラインか?」ってのをやる遊びでもあったので、あんまり気にしてはいないです。
既に修正については、F〇NZAさんから基準を教えていただいてそれに準拠する形になります。FANZ〇さんまじ感謝。
分割版よりもモザイクをデカなるのがどうなのだろうと考えたのですが、今までやってない黒海苔による修正をしようと思います。
本当は単話との違いは出したくなかったのですが、修正作業するならって事で、どうしても気になる数コマだけ変えました。
作品アップデートで対応しないのは、アップデートすると「性器などの修正が新基準になってしまうから」です。
なんで厳しくなったの?
猥褻図画の修正関係が厳しくなる時には大抵の場合、「原因」となる事象があります。
どこかの出版社がやらかして回収になったり、猥褻図画で逮捕者が出たりとか。無修正が出回ったりとか。
今回は12月にはオッケーなのに、今は駄目と言う事は年末に何かあったのかなと色々調べたら、コミケC107で販売停止になったサークルさんが、
明確に修正指摘された箇所を提示して「昔のコミケではOKだった」や「コミケよりDL販売は緩い」ってSNSに投稿してそれなりにバズったみたいです。
エロの表現関係で話題になったのこれくらいだから、年明けから大きな猥褻図画の逮捕者も出てないし。
(投稿内容の指摘部分は結合部の性器表現になるため、20年前も10年前もコミケの見本誌チェックの基準もアウトです。見落としされてたりしただけ)
そりゃ、厳しくなるわ
二次元の猥褻図画のDL販売の基準は暗に「コミケでの判定が基準」となっているので、
コミケでのNG事例を明確化して「DL販売だと緩い」なんてSNSで公開したら、
DL販売している企業からしてみたら、猥褻図画で取り締まりを受けないようにするためのリスクヘッジで厳しくします
ただ、個別の修正の基準だけを変更して、大量の審査をするのはオペレーション上かなり大変なので、
企業としては「単純に全体的に厳しくする」がベストになります。
ここ何年か二次元の猥褻図画の修正周りは商業誌も含めてどんどん薄めに進んでたんで、
そろそろ危ないなー逮捕者出そうだなーと思ってたら、これなので引き締めるタイミングとしても丁度良かったのかもしれない
これは仕方ない
エロ同人なんてものは、ちょっと規制されたらすぐに吹き飛んでしまうような日陰の活動です。
だから猥褻図画で詳細な内容なんて恥かしくて言えないものだと思ってたんだけど、
今は承認欲求と「バズのための餌」みたいなもんとして思われてるようなので大変だなぁ。
割とSNSの内容ってちゃんと色々な人がチェックしてるんですよ。
多分コミケの猥褻チェックフローの人達も「明確に言っちゃうのマジかぁ」ってなってた思う。
イベントを存続させるのとできる限り表現を自由にしたいってせめぎあいの中やってる。
猥褻図画の規定に関しては本当に判断が難しいもので、曖昧な部分である形で、
できる限り表現の自由を維持していたのだろうけど、SNSで公開してしまった以上、
だって「NGの理由と箇所を明確に公開しちゃった」のだから仕方ないのです。
まじでセンシティブな判断ものについてはSNSにあげない方が良いです。
投稿した本人も含めて、誰も得をしてません。
https://x.com/i/status/1983745679433269398
このCMへ対して一部のユーザーが「M.U.G.E.Nじゃねぇかw」の様なコメントを付けている。
この「M.U.G.E.N」こそが格ゲー界の公然の秘密である。
M.U.G.E.Nとは、1999年にElecbyte社が公開した、ユーザー拡張型の2D格闘ゲームエンジンだ。「キャラクターやステージを自由に自作して追加できる」という画期的な仕様により、本来なら交わるはずのない別作品のキャラ同士を戦わせる「ドリームマッチ」を実現できるツールとして、2000年代のネットの片隅で熱狂的な支持を集めた。
だが、このエンジンには致命的な「暗部」がある。
全盛期に最も広く利用された「WinMugen」と呼ばれるバージョンは、実は正規にリリースされたソフトウェアではない。
開発元のElecbyte社が一度消息を絶つ直前に、本来は非公開だった次期バージョン(Mugen 1.0)のベータ版が何者かによってリークされ、それがアングラサイト経由で広まったものなのだ。つまり、WinMugenを使っている時点で、それは「流出した未完成の開発データ」を勝手に使っている状態に他ならなかった。
正直に申し上げて、M.U.G.E.Nというコミュニティは、このエンジンの出自も含め、著作権的に見れば限りなく真っ黒に近いグレーだ。
「キャラクターやステージを自由に自作して追加できる」という画期的な仕様は、実質的に「既存の商用格闘ゲームのキャラクターをファンメイドで移植できる」環境を意味していた。
つまり、スプライトのぶっこ抜きである。この事実は否定しようがない。
だからこそ、格闘ゲームのプロプレイヤーや開発者、そして我々のようなコアな格ゲーマーにとって、M.U.G.E.Nは長らく「名前を言ってはいけないあの人」のような存在だった。
みんな知っている。家でこっそり触ったこともある。でも、表立って「M.U.G.E.Nで遊んでいます」とは口が裂けても言えない。そういう「公然の秘密」として、格闘ゲーム史の影に存在し続けてきた。
けれど、あえて今、その「技術的・文化的な功績」についてだけは語らせてほしい。
法的な問題を一旦脇に置いて(肯定するわけではないが)、なぜあそこにあれほどの熱量が生まれたのかを言語化するならば、「あれはプログラムによる同人活動だったから」という結論に行き着く。「絵」ではなく「挙動」を模写するのだ。
同人作家が、好きな漫画のキャラクターを愛ゆえに模写し、自分の手で二次創作漫画、そこから更に発展してBL同人などを描くようにだ。
M.U.G.E.N職人と呼ばれた人たちは、好きな格闘ゲームのキャラクターを愛ゆえに解析し、自分の手で動かそうとしていた。
彼らにとって、リュウの波動拳やテリーのパワーウェイブのドット絵は、単なる画像素材ではない。「完成された美」であり「憧れ」そのものだ。
しかし、画像をM.U.G.E.Nに持ってきただけでは、それは動かない。
憧れのあの技を放つためには、中身のエンジン……つまりプログラムを、自分たちの手で一から組み上げる必要があった。
彼らがやっていたのは、MS-DOS時代から続く古臭い仕様のスクリプト言語を駆使して、最新ゲームの挙動を「コードで模写する」という作業だった。
これは、プログラマーやゲームデザイナーにとっての一種の「写経」であり、エンジニアリングの側面から愛を表現する手段だったのだと思う。
さらに特筆すべきは、単なる模倣に留まらない「実験場」としての側面だ。
M.U.G.E.N界隈には、既存の格闘ゲームの枠組みには収まりきらないアイデアを形にするクリエイターたちもいた。
ドット絵からアニメーションまで全てを一から描き起こした「完全新規オリジナルキャラクター」の制作。あるいは、商業ゲームならバランス崩壊として即座にボツになるような、複雑怪奇かつ斬新なシステムの実装。
「売れるかどうか」を考える必要がない同人活動だからこそ、そこには尖ったアイデアが無数に投入されていた。
プレイヤーが操作することを放棄し、キャラクターに搭載されたAI(人工知能スクリプト)同士を戦わせる。
そこでは「いかに強いAIを書くか」というプログラミング競争が勃発し、時にはゲームのプログラム仕様の隙を突くような「凶悪キャラ」「神キャラ」と呼ばれる人知を超えた存在が生み出された。
そして、それらが公平に戦えるよう、有志によって厳格なレギュレーション(階級分け)が整備され、毎日のように動画サイトで大会が開かれる。
これは、ある種の「レジェンド級プロ格ゲーマーを超えた理論値格ゲープレイのシミュレーション」であり、eスポーツとは全く異なるベクトルでの技術的進化だったと言える。
現在では将棋や囲碁などのAI同士が対戦し、その強さを競うことは珍しくないがM.U.G.E.N界隈ではそれらよりもずっと前に対戦AIを専門的に書く人たちが認知されていたのだ。
漫画界で「同人出身」がある種の実力の証明(例えば高い評価を受けていた同人作家が商業誌での新連載が決まり、同人作品を知る一部界隈で話題)になるように、実はゲーム業界にも「M.U.G.E.N出身」の才能が確実に存在する。
例えば、Steamで世界的な評価を得た2D格闘ゲーム『Skullgirls』や『Indivisible』でリード・アニメーターを務め、『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』にも関わったJonathan "Persona" Kim氏は、かつてM.U.G.E.N界隈で伝説的なスプライト改変職人として知られた人物だ。
また、セガ公式の『Sonic Mania』でコンポーザーを務めたTee Lopes氏も、キャリアの初期にはM.U.G.E.N等のファンゲームへの楽曲提供で腕を磨いていた。
最近の例では、ホロライブのファンメイド格闘ゲーム『Idol Showdown』が記憶に新しい。
このゲーム自体はUnity製だが、プロジェクトを牽引したGura_D氏や、美麗なドット絵を統括したアートリードのSodan氏は、海外のハイレベルなM.U.G.E.Nプロジェクト(Hyper Dragon Ball Zなど)出身のベテランだ。
彼らにとってM.U.G.E.Nは、GitHubやUnityが普及する前の時代における、ポートフォリオであり実験場だったのだ。
もっとも、彼らのように自らそれを語り、その出自が明るみに出ることは業界の慣習としては稀なケースなのかもしれない。
プロ格ゲーマーを含めた多くのプロフェッショナルたちが、過去の経歴としてM.U.G.E.Nを語ることはない。そこには、あえて触れないという「暗黙の了解」が、今も静かに横たわっている。
「俺ならもっとこう動かす」「もしもこのキャラとあのキャラが戦ったら」という妄想(IF)を、絵や文章ではなく、実際に動くゲームシステムとして出力する。
それは紛れもなく「挙動の二次創作」と呼べるものだったはずだ。
現在はYoutubeなどのSNSを通して格ゲー界のプロフェッショナルへ気軽に話しかけられるようになったが決してM.U.G.E.Nの話を振ってはいけない。無視されるか立場上、表面上、便宜上M.U.G.E.Nを否定する発言しかしないだろう。
二次創作の経歴がある人へ「盗作ってどう感じますか?」と質問しても多くは「悪いことだと思う」と返すしか無いはずなのだから。
現在は、Ikemen GOのようなMITライセンスのオープンソースエンジンが登場し、エンジンの権利問題はクリアになった。Steamでは『The Black Heart』のように、この系譜から生まれたインディー格闘ゲームが正規に販売され始めている。
かつてのM.U.G.E.Nが抱えていた著作権侵害の罪は消えない。
しかし、「憧れのキャラを自分の手で動かしたい」というあの熱量と、そこで培われた技術的土壌までを「黒歴史」として封印してしまうのは、あまりに惜しい。
あれは無法地帯だったかもしれないが、同時に、間違いなく数多くのクリエイターを育てた、一つの巨大な「同人界隈」でもあったのだ。
商業誌でやっていく才能の半分以上はコミュニケーション能力
それがなくてもやっていくには圧倒的な何かが必要かも
でも場所を選ばなければコミュニケーション能力なんてほぼ必要ない場合もある
10本本当に描き上げたなら、それだけで「才能」は十分ある
どうしてそれが盗作がらみのトラブルになるのか俺の中では点と点が全くつながらない
あと俺が言ってるのはようは「趣味で描いてる奴が商業誌デビューできるまでの創作活動のなかでいまのいままでpixiv知らなかったなんてありえないだろ」って話
考えられるとすればデビューを目指すために画力とかあげるために絵を描き続けたぐらいしかないってことね。
最初の投稿が商業誌の告知になってるやつはそう思ってる(それ以降も商業の告知しかしてないやつは確定)
dorawiiより
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あ、こいつ金のために描いてるだけだなってなって好感が持てない
dorawiiより
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25歳のとき借金50万作った。引っ越し費用やらなんやら。あとは単純に浪費癖。
30代の大台に乗った時「これさすがにヤバいんじゃ?」と危機感を覚えた。
結婚できる見込みは無いし、自分の面倒を自分で見れるだけの金を稼がなければならない、と。
そこで副業を始めてみることにした。
いろんなバイトを探した。コンビニ・カラオケ・居酒屋・清掃。バイトって肉体労働多すぎない?
調べているうちにYoutubeに辿り着き、そこで見つけたのが「DL同人」だった。
オリジナルの成人向け作品が主流で、ダウンロードのみでの販売。
つまり即売会での頒布と比べ印刷代や遠征費などがかからず、利益率が非常にいい。
元手が無い自分にとって、初期費用がかからないのは魅力的だった。
日頃から絵を描く趣味があったので機材は一式揃っているし、二次創作の趣味レベルだが漫画を描いた経験もある。
リスク無しで始められる副業としては、かなりいいかもと思った。
とりあえず市場調査。
自分の画力は中の下くらい(Twitterで絵アップして500~1000いいね程度)だけど、
とりあえずFANZAのランキングの漫画を一通り購入してみた。
男性向けエロは「いきなりステーキ」だとか言われていたが、ストーリー性のある作品も多かった。
市場調査の結果、自分の好みが「女性上位」であることがわかった。
一作目は変に凝らずに自分の好みのキャラ・シチュエーションを描くことにした。
モノクロ26ページ 制作期間4週間(ネーム・下書き2週間/ペン入れ1週間/仕上げ1週間)
ストーリーはかなりベタ。同級生の可愛い女が発情して、押し倒されて童貞奪われる。
ひねりも全く無いが「こういうのでいいんだよ」精神。
結果、思ったより売れた。想定よりかなーーり売れた。
FANZA:約2300DL
DLsite:訳800DL
利益 約65万円
言葉を選ばずに言えばチョロすぎて笑った。
今までの社会人生活なんだった?毎朝起きて夜まで働いて月19万?バカじゃねーの?
商業誌から3通メールが届いた。うちの雑誌で描かないかという旨の連絡。
誇張無しに嬉しすぎて泣いた。今まで一銭にもならなかった趣味が、社会に認められた瞬間だった。
それでも、あくまで「副業」と決めているから丁重にお断りした。
かくして、借金50万円の一括返済が叶ったのでした。
これはオリジナルのボーボボ人気投票ネタが面白いという前提のもと、ではそれを真似(パロディし)たらなぜ面白くないのかを語っていく。
①.原則1年以上は連載しないと行われない人気投票とその結果発表を3話目で行う。
②.全部同じキャラ(ボボボーボ・ボーボボ )
③.それぞれのセリフだけは差別化されていて、如何にも少年漫画の人気投票っぽい。
主な構成要素は以上で、この漫画を知らない人でも一目で「変なことをやってるな」と分かるのが良くできている。
だが、大半のボーボボ人気投票パロはこれらの一部を削ってしまっている。
例えば『マッシュル』は実際の人気投票でこのパロディを用いたが、その結果①と②の要素がなくなってしまっている。
そのため“パロディをしたという行為そのもの”の面白さにとどまっていて、オリジナル版の足元にも及ばない。
他だと『JKが時止めてみた件』があるが、こちらはまだマシで①と③の要素は踏襲できている。
ただ②についてはそれまで登場してなかったゲストキャラで構成するという、オリジナル版の全部ボーボボのインパクトには及ばない。
更に言及していくと、後のページで主人公がこの件にツッコミをいれているのもよくない。
オリジナル版が一切のツッコミなく1ページで完結させているネタを、ページ数割いてまでやるのは蛇足だ。
便宜上オリジナル版と書いてきたが、そもそも本家のネタ自体が“少年漫画の人気投票パロディ”だ。
つまりボーボボの人気投票パロは、“パロディのパロディ”をやっていることになる。
パロディそのものの面白さも本家が担っているため、この時点で大分上手くやらないと面白さは損なわれやすい。
まあ、同人とか、二次創作の場で身内でやる分には“パロディという行為そのもの”だけで楽しめるかもしれないが。
もし商業誌などに乗せれば「粗雑なパロディでウケをとろうとしてる」という印象が強まる。
“雑なパロディ”を、“パロディという行為そのもの”だけで笑うことを肯定するにしろ、それには条件がある。
「現状パロディとして取り扱われていない、手垢にまみれていない」ことだ。
「飽きる」という概念がある人間にとって、同じことはやればやるほどつまらなくなる。
最近あった「エッホエッホ」のミームなんて、もはや昔のことのようだ。
現代の流行り廃りの早さを顧みれば、連載から20年以上経っているボーボボなんて歴史の域だろう。
あえて令和の時代にやるならば、それなりに手の込んだことをしなければ話にならない。
そういう人の書いたものが商業誌に載ったり単行本化される前に、誰かが手書き原稿をタイプアウトしていることになる
そういうことはいつまで続くのだろうか
その手書きの小説家の作品の売り上げが、タイプアウトの人件費を上回り続ける限り
いや待て、文芸書はそんなに儲かるのか
出版社は、手書き作家の作品出版を非営利の文化事業でやっているのだろうか
そんなわけなかろう
もっともありそうなシナリオは、大作家でもない小説家の手書き入稿はもう受け入れられなくなることだ
これだけ電子テキストを書く手段がたくさんあるのだから、自分の作る商品の納入ぐらい、取引先が使いやすいフォーマットでやってくださいねと
そうやって切り捨てられた小説家はどうするのだろう
音声入力に活路を見出して、群書類従を編纂した塙保己一のように口述筆記の鬼になるのだろうか
あるいは、キーボードのタイピングはできなくとも、スマートフォンやタブレットでの文字入力はできることに気づいてそちらに移行するのだろうか
「違うあの分析は間違っているんだ」と言って「今のままで良い」となれば少女漫画誌の衰退は止められないのは明白だから、新連載の企画会議で一瞬であれ流石に触れられる騒動だとは思う
ていうかXでこの騒動に反応したプロ側が少数過ぎて「これ今までプロ側は第三者の目のあるところで誰も触れたくなかったんだな」という印象が個人的に強くなった
現在の若手女性プロなんてまさに件の「少年漫画へ憧れた女性読者世代」なわけだから少女漫画誌を買い支えられなかった引け目もあるんだろうとは思う
ただそれは少年漫画へ憧れた女性読者世代の責任じゃないと擁護したい、商業誌なんだから読者を惹きつけられなかった当時のプロ側が悪いに決まっている
さぁここからどうなるか?だ
「2020年代後半は少女漫画誌黄金時代だった」と将来的に語られるようになるのか「2020年代後半に伝統ある老舗少女漫画誌の休刊が相次いだ時代だった」と将来的に語られるようになるのか
これは単なる愚痴、でも女性作家として直視しないといけないコト。
「【推しの子】のエンディングが」とか別にどうでも良くて、少なくない数の女性作家は【推しの子】の連載開始へ対して衝撃を受けたのは間違いがないんだ。
多くの女性向け漫画読者は理解している。【推しの子】のフォーマットは少女漫画のもの。かっこいい男の子が困っている女の子を助け、その身を心を傷付けながらも敵役をやっつけてくれる。
儚く闇があるキャラクター性も前段の幼児時代のエピソードが関係しているというのは、読者へ既に読ませているので作家と読者間で共通認識が取れていて序盤のストーリー作りの構成的にも無駄がない。
企画段階で非常によく練られた本当に本当に素晴らしい……少女漫画ジャンル作品だ。
そして【推しの子】はその魅せる巧みさから男女問わずの漫画ファンの中で一気に話題となり、編集部の非常に強力なバックアップによってメディアミックス展開を行なった。
赤坂アカ先生は既に実績ある作家だと言うことを加味しても編集部のメディアミックス展開の速度は迅速であったと評価せざるを得なくて、業界に身を置かせている作家という立場から同性の作家仲間や作家知人、作家師弟に至るまで当時は本当に驚愕をしていたことを思い出す。
アニメ化に至るとその反響は多くの少女漫画関係者が無視できない規模にまで膨れ上がってしまった。
「少女漫画じゃん」「少女漫画だよこれ」「今の時代に少女漫画がココまで行くの?」
思わず多くの少女漫画関係者から漏れ出た声だ。TwitterやPixivだけでなくYoutubeやTikTokなどのショート動画で若い子たちが【推しの子】に参加をしている様子を見て震え上がってしまった。
みんなコレを口に出したら絶望してしまうのでSNSですら言えない。今の私たち少女漫画関係者には【推しの子】を企画する力が作家にも編集部にも無いんだ。
約20年前の少女漫画、いや正確に言えば女性向け漫画業界では出版不況が現実味を帯びてきていて、どうにかして女性向け漫画を繋ぎ止めなければならないという問題があった。
そのときに一定の成果を示したのが小学館の少女コミック編集部で、これは当時「性コミ(しょうコミ)」と揶揄されるほどの過激路線を突き進むという解決策だったんだ。
いやその以前から集英社りぼん編集部が「ママレード・ボーイ」や「こどものおもちゃ」「ご近所物語」あたりで、あけすけな描写をするようになったという傾向があったけれど、流れを確定してしまったのは少女コミック編集部であることはほぼ間違いないと思う。
もちろん、この流れへ異を唱えるようにプラトニックな作品を推す声は作家・読者・編集者に少なからずあったのだけれど、少女コミックへの爆発的な反応は商業誌として無視できるわけもなく、各出版社はここから少女漫画というかBLも含んだ女性向け漫画業界は過激化のチキンレースをはじめてしまったんだ。
少年漫画がお得意の友情・努力・勝利・冒険活劇・暴力へ対して、少女漫画に影響を受けて繊細な恋愛描写を当たり前の様に取り入れはじめていた中で、少女漫画は(編集部から過激描写依頼があったにせよ)何ら工夫せずにこれまで通りの恋愛に過激描写を加えるという手法を取った。
少年漫画にも対抗できる篠原千絵先生や武内直子先生、CLAMP先生、松本夏実先生、種村有菜先生などなど多くの大作家を生み出したはずの少女漫画業界は、その多くは過激なエロを混ぜることしかできなくなり、そして過激なエロを混ぜなければ売れなくなってしまったんだ。
更に起きたことは、女性漫画読者が少年漫画(男性向け漫画)へ移行するという事態。
当たり前の話なんだ、少年漫画の方が設定のバリエーションが圧倒的に多い。過激なエロは無くも無いが当時は実際のところセックスまで至ることなんてごくごくわずか。
「ラブひな」や「いちご100%」でラッキースケベしてる程度であって、そのとき少女漫画はセックスするなんて普通の表現でレイプだの何だのが飛び交うような状況だったんだ。
「いやそんなのおかしい私はプラトニックで行くんだ」と編集部を説得して連載開始した作家は結局売れなくて短期連載で終了してしまい「やはり過激なエロがなければダメなんだ」と作家と編集部双方が部数を見て泣く泣く確信をしてしまっていた。
そのとき少年漫画では「テニスの王子様」「BLEACH」「魔人探偵 脳噛ネウロ」「武装錬金」「うえきの法則」「探偵学園Q」「エア・ギア」「おおきく振りかぶって」「あひるの空」「さよなら絶望先生」「D-LIVE!」「焼きたて!!ジャパン」などなど挙げればキリがない!
こういう少年漫画へ女性読者が黄色い声をあげるのが当たり前になってしまった。このエントリを読んでいる人の中にも心当たりあるよね?少女漫画読まなくなったでしょ?当たり前じゃん!パッとあげた中でどれだけのジャンルがあると思ってんの?たった一部分しかあげてないのにこのバリエーションは当時の少女漫画にあった?無いよね?
少女漫画でも探せば出てくるよ?でも当時のあなた達がオタク友達と会話した中でその探し出してやっと見つかる作品の話題は出てきたんですか?と言いたい!こっちだって作家になるほどオタクやってんだわ、当時の会話の9割は少年漫画だったじゃん!
更に何が起きたと思う?本当に悲しいんだけど女性の新人作家の多くが少年漫画誌に行っちゃったんだよ。
これも当たり前の結果、だって彼女たちが、今の若い女性作家が憧れたのは少女漫画じゃなくて少年漫画なんだもん。恋愛と過激エロを何の工夫もなくやってる少女漫画じゃなくて、あの手この手で様々なジャンルと表現を読ませてくれる少年漫画に憧れたんだもん。
そして私たちが少女漫画で得たかった若者社会を巻き込む爆発的なヒットした少女漫画である【推しの子】の連載雑誌は週刊ヤングジャンプなんだよ……男性向け漫画雑誌なんだよ……。
【推しの子】は少女漫画じゃん、少女漫画なのに連載雑誌はりぼんでもなかよしでもSho-Comiでもなくヤングジャンプじゃん……。
過激エロに振った女性向け漫画業界の怠慢の結果、私たち女性向け漫画業界は【推しの子】を生む企画力を失っているんだよ。
女性も男性向け漫画雑誌を読む時代とかそういう問題じゃなく、女性向け漫画業界の怠慢が女性も男性向け漫画雑誌を読む時代を後押ししたのが問題なんだ。
本来、女性向け漫画業界が目指すべきは男性も女性向け漫画雑誌を、りぼんをなかよしをSho-Comiを買ってくれる時代だったはずだよ。
すべての女性作家に言いたい、少女漫画もBLコミックもオトナ女子向けも関係ない!
【推しの子】レベルのものを女性向け漫画業界として企画できる力を失っていることを声を出して認めよう。声を出し認めて女性向け漫画雑誌をどうにか再起させないといけないって更に大きな声で言おう!