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年間/半期ベスト[2023年]

2023年 年間ベスト・ソング[ストリーミング編]TOP60

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2022年に「年間ベスト・ソング[番外編]」として、音源を所持していない楽曲を対象としたベスト・ソング企画を行ったが、2023年も同様の企画を「ストリーミング編」と銘打って行うことにした。


お気に入りの楽曲が収録されたアルバムやミニアルバムは極力CDなりデジタル・ダウンロードで買うようにしているけど、その全てをカバーするのもなかなか難しい。年間ベスト・アルバムやベスト・ソングは「音源データを所有している楽曲」のみを対象にしているから、その対象からは外れるもののストリーミング等でヘビロテしたお気に入り曲というのも少なからず発生する。ただ音楽の聴き方・出会い方も徐々に変化していく中で、2023年はこれまで以上に新しい音楽と出会う機会が増えたことにより、前年は10曲だったのに対し今回は大幅増加となる全60曲の選出となった。


音源購入に至らなかった理由もさまざまで、J-POPやK-POP、洋楽それぞれでリリース方式の違い(*)も関係していたりするけど、「購入したいと思うほど良くはない」というわけでは全くなく、正直ここに挙げた60曲はベスト・ソングTOP80と並べても遜色ないほどだ。

*リリース方式の違い(一般論として、個人の見解です)
[洋楽]アルバムがメインで、先行してシングル1、2曲をリリースし、アルバム後にまた数曲のシングルをリリースする。2、3年前のシングルがアルバムに収録されることはほとんどない
[J-POP]シングルがメインで、シングルを多数リリースしてからそれらを収録したアルバムをリリースする
[K-POP]ミニアルバムがメインで、ミニアルバム内に1~2曲のメイン曲が存在する。アルバムとミニアルバムと配信シングルで収録曲が重複することはほとんどない



では、そんな60曲を紹介していきたいと思う。末尾に全曲をまとめたSpotifyプレイリストのリンクあり。


【MYルール】※前年と比べ微妙に変わっている
・2023年に発表された楽曲
・音源をフィジカルでもデジタルでも所有していない
・同一アーティストによる曲数の上限なし





No.60
女王蜂 - "メフィスト"


No.59
Karol G, Shakira - "TQG"


No.58
milet - "Hey Song"


No.57
VIVIZ - "MANIAC"


No.56
緑黄色社会 - "ピンクブルー"


No.55
由薫 - "星月夜"


No.54
Awich - "THE UNION"


No.53
DKB - "What The Hell"


No.52
NCT U - "Baggy Jeans"


No.51
Dreamcatcher - "OOTD"


No.50
JINI - "C'mon Feat. Aminé"


No.49
MISAMO - "Do not touch"


No.48
TREASURE - "BONA BONA"


No.47
Miley Cyrus - "Flowers"


No.46
Reol - "DDD"


No.45
ao - "幻想"


No.44
Kep1er - "Grand Prix"


No.43
Timbaland, Nelly Furtado, Justin Timberlake - "Keep Going Up"


No.42
SKRYU, WAZGOGG & Fuma no KTR - "How Many Boogie"


No.41
xikers - "TRICKY HOUSE"


No.40
缶缶×FAKE TYPE - "不夜城"


No.39
Bill Ryder-Jones - "This Can't Go On"


No.38
Post Malone - "Chemical"


No.37
Official髭男dism - "TATTOO"


No.36
NMIXX - "Roller Coaster"


No.35
乃紫 - "先輩"


No.34
Zayn - "Love Like This"


No.33
Ado - "DIGNITY"


No.32
RIIZE - "Talk Saxy"


No.31
JEON SOMI - "Fast Forward"


No.30
Girls²×iScream - "The Finest"


No.29
Ado - "クラクラ"


No.28
Hey! Say! JUMP - "Ready to Jump"


No.27
TM NETWORK - "Whatever Comes"


No.26
SUNMI - "STRANGER"


No.25
Ado - "アタシは問題作"


No.24
Billlie - "BYOB (bring your own best friend)"


No.23
B小町 ルビー(CV:伊駒ゆりえ)、有馬かな(CV:潘めぐみ)、MEMちょ(CV:大久保瑠美) - "サインはB -New Arrange Ver.-"


No.22
Ado - "向日葵"


No.21
冨岡 愛 - "グッバイバイ"


No.20
The Kid L'AROI, Jung Kook, Central Cee - "TOO MUCH"


No.19
Official髭男dism - "ホワイトノイズ"


No.18
缶缶 - "アリゲータドロップ Feat. yowanecity"


No.17
STAYC - "Bubble"


No.16
STAYC - "Teddy Bear"


No.15
新しい学校のリーダーズ - "オトナブルー"


No.14
The Beatles - "Now And Then"


No.13
星熊南巫 - "DIVE"


No.12
NMIXX - "Party O'Clock"


No.11
冨岡 愛 - "愛 need your love"


No.10
町田ちま - "背後に注意"


No.9
AKB48 - "アイドルなんかじゃなかったら"


No.8
JO1 - "Tiger"


No.7
Snow Man - "DA BOMB"


No.6
BE:FIRST - "Boom Boom Back"


No.5
Ado - "唱"


No.4
BE:FIRST - "Mainstream"


No.3
AMEFURASSHI - "SPIN"


No.2
SEVENTEEN - "Super"


No.1
Billie Eilish - "What Was I Made For?"







▼Spotifyプレイリスト



▼Snow Man「DA BOMB」のみSpotify解禁されてなかったので







■総評
2023年 年間ベスト・ソングTOP80」と同様、K-POP関連が19曲とかなり多い結果となった。また全体的にロック系は少なめで2ステップ、ジャージー・クラブ、ドラムンベース、レゲトン、トラップといったビート感強めのエレクトロニックな楽曲が大半となっている。これらのサウンドはいずれもK-POPが生み出したものではないにしても、K-POPアーティストおよびそのサウンド・プロデューサーらによってアップデートされ続けている感があり、そういう点も含め私にとってK-POPからの影響はなかり大きい。AMEFURASSHIやGirls²×iScream、ReolなどもK-POPと親和性の高いサウンドになっていると思うし、もしスキズやアチズといったK-POPボーイズ・グループにハマっていなかったらJO1やSnow Man、Hey! Say! JUMPなどもここに入らなかったかもしれない。


そんなわけで洋楽はかなり少ないが、1位はBillie Eilishが映画『Barbie』に提供した「What Was I Made For?」となった。今回挙げた全60曲の中で最もシンプルなピアノ弾き語りの曲ながら、メロディの良さ、それを引き立たせるエモーショナルなヴォーカリゼーション、そして彼女自身がディレクターを務めた秀逸なMVなど、あらゆる点においてこの曲が1位に相応しいと思う。正直なところ私は『Happier Than Ever』期の楽曲はあまり刺さらなかったのでアルバムをスルーしていたんだけど、次のアルバムには大きな期待を寄せている(この曲もボーナス・トラックで良いので収録してほしい)。


私の推しであるAdoは2023年、たくさんのシングルをリリースしたが、5曲がランクインし同一アーティストとしては最多となった。推しといえば、今年はTVアニメ『【推しの子】』にドハマりしたので23位に劇中歌のB小町、60位にED曲の女王蜂がランクインしている。ちなみにOP曲であるYOASOBI「アイドル」も「2023年 年間ベスト・ソングTOP80」の方では10位にランクインしている。


またAdo「唱」、Snow Man「DA BOMB」、xikers「TRICKY HOUSE」に見られるようなオリエンタル・スケール(中近東の音階)も最近のトレンドと言えるかもしれないが、2019年の年間ベスト・ソングでBABYMETAL「Shanti Shanti Shanti」を選んでいるようにこういった「中近東サウンド×α」な音楽は個人的にかなりツボなので、来年もこういった楽曲との出会いに期待したい。


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