かっこいいアー写 |
「かっこいいアー写」をぺたぺたするだけの特集記事、第6弾です。しかしこの特集は自分でもやってて面白いです。これまでに雑誌などで見たことがあるかっこいい写真を、ネットでアーティスト名を画像検索するんだけど、目当ての写真が見つからない代わりにもっとかっこいい写真がザクザク出てきて、写真を選びながら自分がアー写萌えしてるっていうね。そう、まさに萌え。僕はアー写オタクなのです。
今回のテーマは、「80's」。80年代に活躍したアーティストを取り上げますが、やはりこの時代のアー写は面白い。みんな個性的ですね。そんで基本的に派手かダークかの両極なんですな。では派手な方から行ってみましょう。
Culture Club
ちょっと前までは、80'sと言えばニューロマに代表されるようにとにかく派手で煌びやかなイメージで…。ちょっと浮かれ過ぎてて今の時代にそぐわないって空気があって、「過去のブーム」感が強かったですけど、そんな浮かれた時代性を見事に具現化したのがこのバンド、と僕は勝手に思っています。今でこそ80年代の享楽的なメロディやレトロフューチャーなシンセサウンドは再評価されてますが、90年代は「浮かれすぎ」「ケバケバしい」なんて揶揄されたりも。80年代リアルタイムではどんなだったんでしょうかね。
Madonna
80年代を代表するポップスターと言えばマイケルとマドンナなわけですが、特にこの時代のマドンナはこういったアー写で、派手ではあるけど決して煌びやかではないというか、内面にダークさを秘めていた感じがします。それは背徳的なイメージという彼女なりの戦略なんだろうけど、この写真からにじみ出るセクシーさやちょっとサディスティックな雰囲気が好きです。
80年代のポップ・アイコンでもう一人忘れちゃいけないのがプリンス殿下。去年観たライブでもキレキレのパフォーマンスで現役感バリバリでした。
Guns'n'Roses
何かとお騒がせな話題に事欠かない、80年代不良キッズたちを夢中にしたこのバンド。今ではアクセル・ローズはイカついオッサンだけど、この時代はめちゃくちゃイケメンです。スラッシュも例のタレサンとモジャモジャヘア、そしてタバコふかし。かっこいいです。
Red Hot Chili Peppers
レッチリは、音楽は90年代後半以降の方が好きだけど、アー写はヒレル・スロヴァク在籍時のハチャメチャな感じの方が好き。この時代のアー写はほとんどすべて「4人全員がバラバラにアホなことをやる」っていう流儀があって好きです。他にもかの有名な、ソックスだけを身に付けている(しかも足にではなく)というアー写もありますが、このブログの健全さを保つために掲載を見送らせていただきました(笑)。
Joy Division
ここからはガラッと雰囲気を変えて、イギリス中心にややダークなモノクロ写真を。まずはポストパンク・ニューウェーヴを代表する彼らですが、この写真は一番地味なメンバー、スティーブン・モリスがやたらとカッコよく見えます(胸毛もすごい)。とはいえ、やはりイアン・カーティスのオーラ滲み出るカリスマ感は別格。
New Order
で、そのイアン・カーティスを失い、ジリアン・ギルバートが加わってスタートしたのがニューオーダー。彼らとの出会いについてはこちらの記事でも触れています。あっ、使ってる写真も同じでした。
The Stone Roses
80年代のイギリスで最も偉大なバンド、これに異論をはさむ人はほとんどいないんじゃないでしょうか。とにかく全員カッコいい。フードを深く被り過ぎでもはや誰だかわからないレニも、正面をキッと見据えたジョン・スクワイアも激クール。
The Jesus And Marychain
当時「最も凶暴なバンド」として、ライブでは毎回暴動が起きるなどヤバいイメージが付きまとっていた彼らも、実はアラン・マッギー(クリエイション・レコーズ)によって作られたイメージ戦略だったんですね(というのが、映画「アップサイド・ダウン」を観てわかりました)。バーストしたヘアスタイルのリード兄弟の後ろでナイーブな表情で佇んでいるのは、ご存じ現プライマル・スクリームのボビー・ギレスピー。
The Smiths
モノクロのコントラストが強すぎ、光の当て方が劇画タッチなこのアー写、モリッシーはボサボサの髪の毛に、虫食いみたいになってるダサいセーター。なのに何でこんなにカッコよくて、オーラが出てるんだろう。
The Cure
今回たくさんのモノラル写真がある中で、彼らほどモノラルが似合うバンドはいないでしょう。このアー写に代表される彼らの耽美なイメージが日本の90年代ビジュアル系バンド(のアー写)に与えた影響は大きいと思います。
Cocteau Twins
Massive Attackの「Teardrop」にボーカルで参加したことでも有名なエリザベス・フレイザー擁するバンド。彼女の、透明感がありつつもシャーマニックなボーカルは唯一無二。パンキッシュな髪型も素敵です。
Human League
Little Bootsのデビューアルバムで彼女とデュエットもしたことがあるフィル・オーキー率いるシンセ・ポップ・バンド。ちょっとダークだけどキラキラしたサウンドは、アー写とともにいかにも80年代的。最大のヒット曲「Don't You Want Me」は全米・全英ともに1位を獲得しています。
Pet Shop Boys
ラストはポップにシメます。やはり80年代はMTVによってポップ・ミュージックとポップ・アートが混然一体となって、ポップ・カルチャーを形成していった時代だと思うのです。そんな中で、アーティスト性と大衆性の両方を備えた彼らはやはり偉大で、だからこそ80年代当時から現在に至るまで、多くのファンを魅了してやまないのでしょう。そして彼らは毎回、ヘンテコなアー写で楽しませてくれますね。ちなみに僕にとっては、彼らは最初に音楽に興味を持つきっかけとなったアーティストでした。
次回のテーマは、たぶん70年代でやるかもです。
今回のテーマは、「80's」。80年代に活躍したアーティストを取り上げますが、やはりこの時代のアー写は面白い。みんな個性的ですね。そんで基本的に派手かダークかの両極なんですな。では派手な方から行ってみましょう。
Culture Club
ちょっと前までは、80'sと言えばニューロマに代表されるようにとにかく派手で煌びやかなイメージで…。ちょっと浮かれ過ぎてて今の時代にそぐわないって空気があって、「過去のブーム」感が強かったですけど、そんな浮かれた時代性を見事に具現化したのがこのバンド、と僕は勝手に思っています。今でこそ80年代の享楽的なメロディやレトロフューチャーなシンセサウンドは再評価されてますが、90年代は「浮かれすぎ」「ケバケバしい」なんて揶揄されたりも。80年代リアルタイムではどんなだったんでしょうかね。
Madonna
80年代を代表するポップスターと言えばマイケルとマドンナなわけですが、特にこの時代のマドンナはこういったアー写で、派手ではあるけど決して煌びやかではないというか、内面にダークさを秘めていた感じがします。それは背徳的なイメージという彼女なりの戦略なんだろうけど、この写真からにじみ出るセクシーさやちょっとサディスティックな雰囲気が好きです。
80年代のポップ・アイコンでもう一人忘れちゃいけないのがプリンス殿下。去年観たライブでもキレキレのパフォーマンスで現役感バリバリでした。
Guns'n'Roses
何かとお騒がせな話題に事欠かない、80年代不良キッズたちを夢中にしたこのバンド。今ではアクセル・ローズはイカついオッサンだけど、この時代はめちゃくちゃイケメンです。スラッシュも例のタレサンとモジャモジャヘア、そしてタバコふかし。かっこいいです。
Red Hot Chili Peppers
レッチリは、音楽は90年代後半以降の方が好きだけど、アー写はヒレル・スロヴァク在籍時のハチャメチャな感じの方が好き。この時代のアー写はほとんどすべて「4人全員がバラバラにアホなことをやる」っていう流儀があって好きです。他にもかの有名な、ソックスだけを身に付けている(しかも足にではなく)というアー写もありますが、このブログの健全さを保つために掲載を見送らせていただきました(笑)。
Joy Division
ここからはガラッと雰囲気を変えて、イギリス中心にややダークなモノクロ写真を。まずはポストパンク・ニューウェーヴを代表する彼らですが、この写真は一番地味なメンバー、スティーブン・モリスがやたらとカッコよく見えます(胸毛もすごい)。とはいえ、やはりイアン・カーティスのオーラ滲み出るカリスマ感は別格。
New Order
で、そのイアン・カーティスを失い、ジリアン・ギルバートが加わってスタートしたのがニューオーダー。彼らとの出会いについてはこちらの記事でも触れています。あっ、使ってる写真も同じでした。
The Stone Roses
80年代のイギリスで最も偉大なバンド、これに異論をはさむ人はほとんどいないんじゃないでしょうか。とにかく全員カッコいい。フードを深く被り過ぎでもはや誰だかわからないレニも、正面をキッと見据えたジョン・スクワイアも激クール。
The Jesus And Marychain
当時「最も凶暴なバンド」として、ライブでは毎回暴動が起きるなどヤバいイメージが付きまとっていた彼らも、実はアラン・マッギー(クリエイション・レコーズ)によって作られたイメージ戦略だったんですね(というのが、映画「アップサイド・ダウン」を観てわかりました)。バーストしたヘアスタイルのリード兄弟の後ろでナイーブな表情で佇んでいるのは、ご存じ現プライマル・スクリームのボビー・ギレスピー。
The Smiths
モノクロのコントラストが強すぎ、光の当て方が劇画タッチなこのアー写、モリッシーはボサボサの髪の毛に、虫食いみたいになってるダサいセーター。なのに何でこんなにカッコよくて、オーラが出てるんだろう。
The Cure
今回たくさんのモノラル写真がある中で、彼らほどモノラルが似合うバンドはいないでしょう。このアー写に代表される彼らの耽美なイメージが日本の90年代ビジュアル系バンド(のアー写)に与えた影響は大きいと思います。
Cocteau Twins
Massive Attackの「Teardrop」にボーカルで参加したことでも有名なエリザベス・フレイザー擁するバンド。彼女の、透明感がありつつもシャーマニックなボーカルは唯一無二。パンキッシュな髪型も素敵です。
Human League
Little Bootsのデビューアルバムで彼女とデュエットもしたことがあるフィル・オーキー率いるシンセ・ポップ・バンド。ちょっとダークだけどキラキラしたサウンドは、アー写とともにいかにも80年代的。最大のヒット曲「Don't You Want Me」は全米・全英ともに1位を獲得しています。
Pet Shop Boys
ラストはポップにシメます。やはり80年代はMTVによってポップ・ミュージックとポップ・アートが混然一体となって、ポップ・カルチャーを形成していった時代だと思うのです。そんな中で、アーティスト性と大衆性の両方を備えた彼らはやはり偉大で、だからこそ80年代当時から現在に至るまで、多くのファンを魅了してやまないのでしょう。そして彼らは毎回、ヘンテコなアー写で楽しませてくれますね。ちなみに僕にとっては、彼らは最初に音楽に興味を持つきっかけとなったアーティストでした。
次回のテーマは、たぶん70年代でやるかもです。
- 関連記事
-
- The Coolest Pics 「かっこいいアー写」画像集 Vol.9【男女デュオ】 2011/12/10
- The Coolest Pics 「かっこいいアー写」画像集 Vol.8【60's】 2011/11/17
- The Coolest Pics 「かっこいいアー写」画像集 Vol.7【70's】 2011/10/25
- The Coolest Pics 「かっこいいアー写」画像集 Vol.6【80's】 2011/09/18
- The Coolest Pics 「かっこいいアー写」画像集 Vol.5【男女3人組】 2011/09/04
- The Coolest Pics 「かっこいいアー写」画像集 Vol.4【90's】 2011/08/28
- The Coolest Pics 「かっこいいアー写」画像集 Vol.3【女性ソロ】 2011/08/24
次のページ |
新着 |
[PLAYLIST] K-POP MIX 2024
Exclusive Interview with moë - English Trans.
新譜リリース情報(2025年1月)
2024年 年間ベスト・アルバムTOP40
2024年 年間ベスト・ソングTOP100
2024年に観た映画 BEST10
Hakoniwa Chart's 2024 Best 100 Songs
2024年旧譜ベスト・アルバムTOP5
Interview : moë
Albums of the Month (2024年12月)
Exclusive Interview with moë - English Trans.
新譜リリース情報(2025年1月)
2024年 年間ベスト・アルバムTOP40
2024年 年間ベスト・ソングTOP100
2024年に観た映画 BEST10
Hakoniwa Chart's 2024 Best 100 Songs
2024年旧譜ベスト・アルバムTOP5
Interview : moë
Albums of the Month (2024年12月)
タグ |