かっこいいアー写 |
1ヶ月以上と、前回からちょっと間が空きましたが、アーティストのかっこいい写真を眺める特集の第7弾です。前回テーマ「80's」に続いて今回のテーマは、「70's」。やっぱりパンク系が多くなりました。
David Bowie
まずはやはりこの人から。僕のアカウント名の元ネタですからね。コンセプトありきな作風と、一つのスタイルにこだわらない音楽もそうですが、衣装・メイクに至るまで世界観が完成されているところが好きです。いろんなことをやっても、芯の部分にブレがないからどの作品も高いクオリティを持ってるんですよね。これって真のアーティスト(表現者という意味で)な証拠じゃないでしょうか。
Blondie
70年代にデビューしたバンドの中で一番好きなのがBlondie。オールディーズ的なガールポップをルーツに持ちつつ、レゲエ、ヒップホップ、ディスコと様々な音楽を吸収していく姿勢はパンクそのもの。それでいて彼らの音楽は非常にポップで耳馴染みがよく、ポピュラー音楽としても成り立っているところがすごい(事実、僕の知り合いは体育祭で彼らの代表曲「Call Me」を踊ったのだとか)。黒スーツの男性メンバーに囲まれた中で、純白のドレスのデビーがかわいらしいです。しかしこの写真、デビー・ハリーの顔があんまり映ってないなあ・・・。
Deborah Ann Harry
というわけで、彼女のソロショットを。うう、なんとも美しい!当時からセックスシンボルとしてもかなりの人気だったわけですが、デビューした時すでに30歳を超えていたのだから驚き。そして現在は66歳、還暦をとっくに過ぎてもまだまだ現役で、先日もBlondieのアルバムがリリースされたばかり。声も変わらないし、ルックスも全然実際の年齢を感じさせないのがすごい。ちなみにこの写真はロックアーティストの写真家としても有名なMick Rockによるもの。
Queen
確かこの写真もMick Rock撮影ではなかったかな?割と有名なこの写真、それだけによくパロディにもされていますが、4人の配置や、光のあたり方、手の形も最高にかっこいい。
Marc Bolan
70年代はロックシーンの中にいろいろな新しい波が起きた年代でもあり、その中でもグラム・ロックは煌びやかでありながら退廃的という、相反する2つの側面を内包したムーブメントでした。そんなグラムロックを体現したような彼は髪型も服装もとってもグラマラスながら、表情やメイクが実にミステリアス。
Kraftwerk
いつもアーティスト写真が非常にコンセプチュアルで、独特の世界観を持っている彼ら。ロボットだったりする時もあります。このお揃いの赤シャツ姿はアルバム「The Man Machine」のジャケットの中で登場していることでも有名。
The Clash
Mick JonesとPaul Simonon、眼力強すぎ!ファッションも全員キマってます。「ロンドン3大パンクバンド」という括りは好きではないんだけど、彼らとSex Pistols、The Damnedの中では一番好きです。音楽性が真の意味でパンクと言えるんじゃないでしょうか。
Sex Pistols
先ほど名前が出たので、世界一有名なパンクバンドである彼らのカッコいいアーティスト写真を。このブチマケ具合がパンク感をよく体現しているし、メンバー全員笑顔なのがイイ。大好きな写真です。
Suicide
シンセサイザーとドラムマシンと呪術的な低音ボーカルを組み合わせたNYパンクバンド。ブルース・スプリングスティーンもカバーした名曲「Dream Baby Dream」など、無機質なんだけどドリーミーで温もりのある曲も。Alan Vega(右)は意味不明なガッツポーズ(笑)。Martin Rev(左)の近未来的なデカサングラスは2000年代になってから少しだけブームになりました(一部の人にのみ)。
The Slits
メンバー全員女性のパンクバンドの先駆者で、彼女たちと言えば裸に泥を塗っただけのジャケット写真(「Cut」)があまりに有名ですが、あの当時まだアリ・アップは17歳とかで、今だったらたぶん流通できないんじゃないかな。そんなアリも昨年48歳の若さで他界してしまいました。この写真もやはりパンクバンドらしいファッション、レオパードやレザーでクールにキメています。
Essential Logic
低音から素っ頓狂な高音まで多彩な声色をあやつるローラ・ロジック(左端のサングラスの女性)率いるパンク・バンド。ローラ自身がサックスも演奏するというのが、勢い一辺倒の他のパンク・バンドとは一線を画していました。メンバーが木の遊具の上に腰かけたこの写真からは、そんなクールでスタイリッシュな雰囲気が滲み出ています。
Tom Waits
「酔いどれ詩人」の異名を持ち、役者としてもいくつかの映画出演歴(最近では「Dr.パルナサスの鏡」など)があるダミ声ブルース/ジャズ/フォーク・シンガー。この写真、たぶん20代前半くらいの頃だと思いますが、若い頃から渋くてカッコいいのです。モノクロがとても似合います。
Fleetwood Mac
1977年発表のアルバム「噂(原題:Rumours)」が31週1位獲得という快挙を成し遂げたバンド。しかしメンバー間の恋愛やら不仲やら、薬物中毒やら破産やらでなんだかとってもゴタゴタしてました。曲はとっても爽やかなのに、内部ではドロドロだったんでしょうねえ。現在もソロで活動しているスティーヴィー・ニックス(中央)の可憐さをみると、まあバンドの男性メンバーがメロメロになってしまうのも無理ないか・・・と思ってしまいます。
ここに挙げたアーティストをいくつかピックアップして曲の方も紹介します。
"Rapture" by Blondie
1981年のディスコ・ファンク・ナンバーで、デビー・ハリーによるクールなラップが今聴いてもかなりかっこいいです。
"Guns of Brixton" by The Clash
個人的にThe Clashで一番好きな曲。ベースラインがカッコよすぎません?ファットボーイ・スリムことノーマン・クックが以前在籍していたBeats Internationalでは、この曲のベースラインとドラムをサンプリングしていました。
"Dream Baby Dream" by Bruce Springsteen
せっかく話題に出たのでSuicideではなくボスのバージョンを。メロディの良さが引き立ってますねー。
"Quality Crayon Wax O.K." by Essential Logic
最後はEssential Logic。音程の高低差がハンパない。
70年代は、80年代ほど過剰な装飾だったりダークな雰囲気を醸し出したりというわけでもなく、それぞれがスタイリッシュな独自の世界観を確立しようという気概がみられていいですね。アーティスト写真も、どれも相当のこだわりがあるように感じられます。
「80's」「70's」ときたので、次回のテーマは「60's」にします!
David Bowie
まずはやはりこの人から。僕のアカウント名の元ネタですからね。コンセプトありきな作風と、一つのスタイルにこだわらない音楽もそうですが、衣装・メイクに至るまで世界観が完成されているところが好きです。いろんなことをやっても、芯の部分にブレがないからどの作品も高いクオリティを持ってるんですよね。これって真のアーティスト(表現者という意味で)な証拠じゃないでしょうか。
Blondie
70年代にデビューしたバンドの中で一番好きなのがBlondie。オールディーズ的なガールポップをルーツに持ちつつ、レゲエ、ヒップホップ、ディスコと様々な音楽を吸収していく姿勢はパンクそのもの。それでいて彼らの音楽は非常にポップで耳馴染みがよく、ポピュラー音楽としても成り立っているところがすごい(事実、僕の知り合いは体育祭で彼らの代表曲「Call Me」を踊ったのだとか)。黒スーツの男性メンバーに囲まれた中で、純白のドレスのデビーがかわいらしいです。しかしこの写真、デビー・ハリーの顔があんまり映ってないなあ・・・。
Deborah Ann Harry
というわけで、彼女のソロショットを。うう、なんとも美しい!当時からセックスシンボルとしてもかなりの人気だったわけですが、デビューした時すでに30歳を超えていたのだから驚き。そして現在は66歳、還暦をとっくに過ぎてもまだまだ現役で、先日もBlondieのアルバムがリリースされたばかり。声も変わらないし、ルックスも全然実際の年齢を感じさせないのがすごい。ちなみにこの写真はロックアーティストの写真家としても有名なMick Rockによるもの。
Queen
確かこの写真もMick Rock撮影ではなかったかな?割と有名なこの写真、それだけによくパロディにもされていますが、4人の配置や、光のあたり方、手の形も最高にかっこいい。
Marc Bolan
70年代はロックシーンの中にいろいろな新しい波が起きた年代でもあり、その中でもグラム・ロックは煌びやかでありながら退廃的という、相反する2つの側面を内包したムーブメントでした。そんなグラムロックを体現したような彼は髪型も服装もとってもグラマラスながら、表情やメイクが実にミステリアス。
Kraftwerk
いつもアーティスト写真が非常にコンセプチュアルで、独特の世界観を持っている彼ら。ロボットだったりする時もあります。このお揃いの赤シャツ姿はアルバム「The Man Machine」のジャケットの中で登場していることでも有名。
The Clash
Mick JonesとPaul Simonon、眼力強すぎ!ファッションも全員キマってます。「ロンドン3大パンクバンド」という括りは好きではないんだけど、彼らとSex Pistols、The Damnedの中では一番好きです。音楽性が真の意味でパンクと言えるんじゃないでしょうか。
Sex Pistols
先ほど名前が出たので、世界一有名なパンクバンドである彼らのカッコいいアーティスト写真を。このブチマケ具合がパンク感をよく体現しているし、メンバー全員笑顔なのがイイ。大好きな写真です。
Suicide
シンセサイザーとドラムマシンと呪術的な低音ボーカルを組み合わせたNYパンクバンド。ブルース・スプリングスティーンもカバーした名曲「Dream Baby Dream」など、無機質なんだけどドリーミーで温もりのある曲も。Alan Vega(右)は意味不明なガッツポーズ(笑)。Martin Rev(左)の近未来的なデカサングラスは2000年代になってから少しだけブームになりました(一部の人にのみ)。
The Slits
メンバー全員女性のパンクバンドの先駆者で、彼女たちと言えば裸に泥を塗っただけのジャケット写真(「Cut」)があまりに有名ですが、あの当時まだアリ・アップは17歳とかで、今だったらたぶん流通できないんじゃないかな。そんなアリも昨年48歳の若さで他界してしまいました。この写真もやはりパンクバンドらしいファッション、レオパードやレザーでクールにキメています。
Essential Logic
低音から素っ頓狂な高音まで多彩な声色をあやつるローラ・ロジック(左端のサングラスの女性)率いるパンク・バンド。ローラ自身がサックスも演奏するというのが、勢い一辺倒の他のパンク・バンドとは一線を画していました。メンバーが木の遊具の上に腰かけたこの写真からは、そんなクールでスタイリッシュな雰囲気が滲み出ています。
Tom Waits
「酔いどれ詩人」の異名を持ち、役者としてもいくつかの映画出演歴(最近では「Dr.パルナサスの鏡」など)があるダミ声ブルース/ジャズ/フォーク・シンガー。この写真、たぶん20代前半くらいの頃だと思いますが、若い頃から渋くてカッコいいのです。モノクロがとても似合います。
Fleetwood Mac
1977年発表のアルバム「噂(原題:Rumours)」が31週1位獲得という快挙を成し遂げたバンド。しかしメンバー間の恋愛やら不仲やら、薬物中毒やら破産やらでなんだかとってもゴタゴタしてました。曲はとっても爽やかなのに、内部ではドロドロだったんでしょうねえ。現在もソロで活動しているスティーヴィー・ニックス(中央)の可憐さをみると、まあバンドの男性メンバーがメロメロになってしまうのも無理ないか・・・と思ってしまいます。
ここに挙げたアーティストをいくつかピックアップして曲の方も紹介します。
"Rapture" by Blondie
1981年のディスコ・ファンク・ナンバーで、デビー・ハリーによるクールなラップが今聴いてもかなりかっこいいです。
"Guns of Brixton" by The Clash
個人的にThe Clashで一番好きな曲。ベースラインがカッコよすぎません?ファットボーイ・スリムことノーマン・クックが以前在籍していたBeats Internationalでは、この曲のベースラインとドラムをサンプリングしていました。
"Dream Baby Dream" by Bruce Springsteen
せっかく話題に出たのでSuicideではなくボスのバージョンを。メロディの良さが引き立ってますねー。
"Quality Crayon Wax O.K." by Essential Logic
最後はEssential Logic。音程の高低差がハンパない。
70年代は、80年代ほど過剰な装飾だったりダークな雰囲気を醸し出したりというわけでもなく、それぞれがスタイリッシュな独自の世界観を確立しようという気概がみられていいですね。アーティスト写真も、どれも相当のこだわりがあるように感じられます。
「80's」「70's」ときたので、次回のテーマは「60's」にします!
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