昨日は、今年はじめて、
完全な休養日でした。
朝、目が覚めるまで寝て、
その後は自宅にこもりきりで、
一歩も外に出ませんでした。
ゆっくりしました。
最近、少々疲れ過ぎは感じていましたので、
いい休養になりました。
と言っても、
一日中パソコンと向かい合っていましたが・・・・
20通近くの返信はチョット疲れます。
そして、また今日から変わらぬ日常がはじまりました。
本日の患者さんを多い順に並べてみると、
乳ガン、大腸ガン、卵巣ガン、肺ガン、子宮ガン(頚部、体部)、胆管ガン、
腎盂ガン、尿管ガン、膵ガン、食道ガン、小細胞ガン、十二指腸ガン、
ガンのデパートのようです。
お一人で複数のガンを背負っている患者さんもいます。
珍しく、何人もいる胃ガンの患者さんは本日は来られませんでした。
治療方法も全員バラバラ、
ガンの種類が違うのですから当然ですが、
同じガン種でも、同一の治療をしている患者さんは一人もいません。
全員バラバラの標準的ではない抗癌剤治療を行っています。
標準的抗癌剤治療が大当たりした患者さんもお一人だけですが来られました。
しかし、副作用のあまりの辛さに耐えかねて逃げて来られました。
非常識な少量の抗癌剤でも効いています。
長い患者さんでは、
5年以上も治療を続けています。
副作用の出ないレベルで治療を行っています。
そのレベルは、
「そんな量では効かない」
「意味が無い」
と一蹴されてしまう量です。
その医者の経験の無い治療では、
「効かない」
と簡単に切り捨てられしまいます。
しかし、実際に効いているのです。
「治療法はありません」
と宣告され、ガン難民になった患者さんでも、
シッカリと効いているのです。
勿論、少量の抗癌剤ではまったく効果は出ず、
標準治療に近い量の抗癌剤を必要とする患者さんもいます。
標準量の抗癌剤治療でも副作用が出ない場合もあります。
そのときには必ずしも標準量が悪いとは思いません。
ごく稀で、現在はいませんが、
標準量を超えて治療することもあります。
しかし、長期間にわたっては使えないはずです、
早く、少ない量の効く抗癌剤を探さなければなりません。
現在、タキソールを8年間使い続けている患者さんもいますが、
常識を外れた少量で、
しかも、ステロイドも使っていないので、
続けられます。
8年間も使っても、カツラも不要で、
シビレもありません。
いまだに効果を認めています。
その患者さんを診るたびに、
抗癌剤の耐性とはナンだろう、
と考えさせられます。
また、本日来られた患者さんのなかで、
シスプラチンを2週間に1回5mgで、
何故か、ガンがコントロールされているかたもいます。
サプリメントも併用していますが・・・・
食事療法が効いているように見える患者さんも来られました。
その患者さんでは抗癌剤治療は止めています。
非常に足の速いことで有名なガンです。
エビデンスの無い術後再発予防の抗癌剤治療を勧められている時に、
セカンドオピニオンに来られ、
その時、すでに再発しているかも知れない、
と考え、検査した結果、再発が確認された患者さんです。
凄まじく足が速いガンでも、
食事療法で押さえられることもあります。
逆に、比較的穏やかなガンに対して、
完璧な食事療法を行っても、
まったく無効であった患者さんもおられます。
4月26日の「ガンの個性」でも書いたとおり、
ガンは極めて個性豊かな病気です。
ガン治療の基本は、
先ず、ガンの性格をシッカリ観察することです。
相手の性格を知らずして、
戦うことはできません。
ご自身に巣食った病気の性質を
一刻も早くつかんでもらって、
それに合わせた治療を考えてもらってください。
以上 文責 梅澤 充
完全な休養日でした。
朝、目が覚めるまで寝て、
その後は自宅にこもりきりで、
一歩も外に出ませんでした。
ゆっくりしました。
最近、少々疲れ過ぎは感じていましたので、
いい休養になりました。
と言っても、
一日中パソコンと向かい合っていましたが・・・・
20通近くの返信はチョット疲れます。
そして、また今日から変わらぬ日常がはじまりました。
本日の患者さんを多い順に並べてみると、
乳ガン、大腸ガン、卵巣ガン、肺ガン、子宮ガン(頚部、体部)、胆管ガン、
腎盂ガン、尿管ガン、膵ガン、食道ガン、小細胞ガン、十二指腸ガン、
ガンのデパートのようです。
お一人で複数のガンを背負っている患者さんもいます。
珍しく、何人もいる胃ガンの患者さんは本日は来られませんでした。
治療方法も全員バラバラ、
ガンの種類が違うのですから当然ですが、
同じガン種でも、同一の治療をしている患者さんは一人もいません。
全員バラバラの標準的ではない抗癌剤治療を行っています。
標準的抗癌剤治療が大当たりした患者さんもお一人だけですが来られました。
しかし、副作用のあまりの辛さに耐えかねて逃げて来られました。
非常識な少量の抗癌剤でも効いています。
長い患者さんでは、
5年以上も治療を続けています。
副作用の出ないレベルで治療を行っています。
そのレベルは、
「そんな量では効かない」
「意味が無い」
と一蹴されてしまう量です。
その医者の経験の無い治療では、
「効かない」
と簡単に切り捨てられしまいます。
しかし、実際に効いているのです。
「治療法はありません」
と宣告され、ガン難民になった患者さんでも、
シッカリと効いているのです。
勿論、少量の抗癌剤ではまったく効果は出ず、
標準治療に近い量の抗癌剤を必要とする患者さんもいます。
標準量の抗癌剤治療でも副作用が出ない場合もあります。
そのときには必ずしも標準量が悪いとは思いません。
ごく稀で、現在はいませんが、
標準量を超えて治療することもあります。
しかし、長期間にわたっては使えないはずです、
早く、少ない量の効く抗癌剤を探さなければなりません。
現在、タキソールを8年間使い続けている患者さんもいますが、
常識を外れた少量で、
しかも、ステロイドも使っていないので、
続けられます。
8年間も使っても、カツラも不要で、
シビレもありません。
いまだに効果を認めています。
その患者さんを診るたびに、
抗癌剤の耐性とはナンだろう、
と考えさせられます。
また、本日来られた患者さんのなかで、
シスプラチンを2週間に1回5mgで、
何故か、ガンがコントロールされているかたもいます。
サプリメントも併用していますが・・・・
食事療法が効いているように見える患者さんも来られました。
その患者さんでは抗癌剤治療は止めています。
非常に足の速いことで有名なガンです。
エビデンスの無い術後再発予防の抗癌剤治療を勧められている時に、
セカンドオピニオンに来られ、
その時、すでに再発しているかも知れない、
と考え、検査した結果、再発が確認された患者さんです。
凄まじく足が速いガンでも、
食事療法で押さえられることもあります。
逆に、比較的穏やかなガンに対して、
完璧な食事療法を行っても、
まったく無効であった患者さんもおられます。
4月26日の「ガンの個性」でも書いたとおり、
ガンは極めて個性豊かな病気です。
ガン治療の基本は、
先ず、ガンの性格をシッカリ観察することです。
相手の性格を知らずして、
戦うことはできません。
ご自身に巣食った病気の性質を
一刻も早くつかんでもらって、
それに合わせた治療を考えてもらってください。
以上 文責 梅澤 充