明日には師走に突入します。
その前に、景気の良い話?
効果ではなく、
コストと日本人のノーベル賞で、
すっかり有名になったオプジーボは、
免疫チェックポイント阻害剤と言われる範疇の薬剤ですが、
そのライバル薬に、
キートルーダというおクスリもあります。
その売上高が、
開示されていました。
徐々に伸び続ける売上ですが、
2018年7月から9月の四半期だけで、
オプジーボが19.59 億ドル。
キートルーダが18.89 億ドル。
合計38.84 億ドルだそうです。
1ドル111.7 円換算で、
4338 億円に上ります。
1年では軽く兆の単位を超えてしまいます。
他の、同系薬と、
同時に使われる薬剤費を考えると、
年間数兆円は消費されていると思われます。
日本の国家予算は、
たしか100兆円程度だったと思います。
世界の合計の値段ですから、
日本の予算と比較する必要はないのかも知れませんが、
日本は抗癌剤天国です。数兆円のうち、
相当額を日本も使っているはずです。
残念ながら、
オプジーボもキートルーダも、
もしかすると、
1 % 程度の確率で、
「根治もあるかも知れない」
とは言われていますが、
基本的にガンを治す薬剤ではありません。
延命が前提のおクスリです。延命が無意味とは思いません。
治らない現実を知れば、
誰でも、延命を望むと考えます。
しかし、トンデモナク大きなお金は、
どこから支払われていくのでしょうか。
明日から師走、
その利権に走る先生も、
忙しくなるでしょう。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
突然、
治ることがない、
終末期に近い末期ガンが発見された患者さんのご家族が、
セカンドオピニオンに来られました。
患者さんご自身は、
すでに80歳を超えたご高齢であり、
××センターの閻魔様も、
経過観察処分を下したそうです。
一月以上前に撮られたCT画像をご持参になりましたが、
その画像を観ると、
間も無く臓器不全に陥りそうな状態でした。
治らないガンの確定診断はその遥か前でした。
患者さんご本人も、
とても平穏な日常生活を送ることができる状態ではありません。
大きな自覚症状も発現しているようでした。
それでも、××センターでは、
緩和ケアを実行するでもなく、
ただただ無治療放置を決め込んでいるようです。
年齢などで標準の基準から外れると、
「本当に何もしない」無治療放置を貫く姿勢は、
センターではしばしば観られます。
ご高齢の患者さんで、
ご本人に延命の意志が無いのであれば、
無治療も悪くないと思いますが、
××センターの姿勢は、
真っ向から対決しているはずの無治療教の教祖、その姿、そのものにも見えてしまいます。
××センターだから大丈夫、
などと思ったら、
取り返しのつかない事態に陥ります。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
腰痛が急に悪化してきたため、
久しぶりに、
大塚北口診療所で MRI を撮りました。
椎間板ヘルニア、腰椎の変形は、
すでに知っていましたが、
痛みの程度には波があります。
その波が急に高くなったため、
大きな変化があるのかも知れない、
と考えての検査でしたが MRI の画像上では、
数年前と比較して、
明らかな悪化は認められませんでした。
整形外科医の目から診てもらっても、
脊柱管狭窄は大したことなく、
「あまり痛いようであれば、局所注射でもしましょうか。」
程度です。
しかし、昔の画面と合わせて、
しみじみと眺めていると、
経年変化は間違いなく存在しているように感じられます。
人間も確実に風化していきます。あまりにも辛ければ、
手術という方法もありますが、
現在の疼痛の程度と、
手術のリスク、今後の経年変化を考えると、
その手段をとる気にはなりません。
根治を逃しての、
姑息的手段ではありますが、
平穏ないのちの時間を、
如何に稼ぐかが、
今後の治療の大きな目的になります。
治らないガンでも同じです。
平穏な日常を失うことなく、
如何に長く楽しむかは、治療の主目的です。
とりあえず、
睡眠時間・臥床時間を長くしたら、
それだけでも、
少しはラクになりました。病は、戦うだけではなく、
付き合っていくべき友でもあります。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
治ることは、
はじめから想定外の末期ガンを宿してしまった患者さんでは、
ガンの進行というより、
細胞毒によるダメージの蓄積により、
いずれかの時期に、
全身状態の悪化を来します。標準の場合、
その状況に至ることはもちろん、
儀式開始後どのくらいの時間で、
そうなるのかは、
エビデンスとして、
知られています。
多くの場合、
その時になって、
はじめて、
「これ以上、治療はありません」
「緩和ケアに行ってください」という、
追放宣告が発令されます。
一部の腫瘍内科医は、
その言い回しの研究をしているようですが、
標準儀式に引き込むときから、
ウソで塗り固めていますから、人生の終わりに近づいてから、
言い方を替えられても、
ナンの役にも立ちません。
患者さんは、
その時に、はじめて、
今までの治療?が
正しかったか否かが分かります。
はじめてのガン宣告で慌てふためいて、
絶望的な治療の真実を知らずに、
ただの儀式に飛び込み、
身体的には苦しくても、
精神的には、少し落ち着いたのも、つかの間、
最終宣告により、
再度、患者さんは、
最後の焦りを感じます。仕方なく標準儀式に突入する前には、
近い将来、必ず訪れる、
深刻な状態に備えて、
突入前に、
ご自宅近くの緩和ケアを探しておいたほうが無難です。以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
早くも今週末には、
師走に突入します。
そんな忙しなくなる今朝、
大塚北口診療所の裏手の空を眺めていたら、
青い東の空に昇る太陽と、
その真反対の西の空に、
十七夜くらいの丸い月が沈んでいく姿が、
晴れた冬の空に、
美しく輝いていました。
逆に、先週の
「湯治?」では、
西の空を夕焼け色に染めながら沈む太陽と、
薄暗くなった東の空から十三夜くらいの、
丸い月が美しく登ってくる姿を、
露天風呂から同時に楽しめました。
月は、太陽に照らされて輝いている理屈を考えれば、
当たり前の光景ですが、
理屈など関係なく素敵な景色です。
ガン治療に限らず、
理屈だけに捕らわれがちですが、
人間の身体も、
自然の一部であることは間違いありません。
時間が経てば、
いつかは消えていきます。
それまでの、貴重な時間をいかに輝かせるか、それが、ガン治療であるように感じます。
赤の他人が、
残してくれたエビデンスだけに、
縛られるのは愚かです。以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
世間は三連休最終日でしたが、
大塚北口診療所に休診日はありません。
本日外来担当医師が、
急な用事で出勤が遅くなるということで、
急遽、外来診療のピンチヒッターになりました。
休日に初診で外来に来られる患者さんは、
数日前から症状はあるも、
仕事で病院には行けず、
今日になって来た。
という、それほど急な病ではない患者さんから、
今朝から急に症状が出たとか、
ペットに咬まれたなど、
さまざまな状態の患者さんが来ます。
現在、一般外来の患者さんを観ることはありませんが、
「何でも診る」医者の基本である総合診療科の仕事は、
本来、大好きです。
本日初診の、まだ若い患者さんは、
感染症だとは思われますが、
悪性疾患の可能性も考えられます。
本日は画像診断だけでしたが、
画像上はその可能性は十分にありそうに感じます。
採血の結果は本日中には出ませんので、
結果は明日以降になってしまいます。
お年寄りの患者さんで、
肺炎を疑って、
CTを撮ったところ、
アタリでした。
普段は、ガンの確定診断が、
すでに付けられてしまった患者さんだけとお付き合いしていますが、
そうではない可能性のほうが大きい患者さんの中から、
「ナンだろう」と考えながら、
悪性の疾患を見逃さないという診療も、
いつもとは違った新鮮さを感じます。
ガンばかりを診ていると、
日本中ガン患者さんは相当に多く居るように感じますが、
一般外来から診ると、
そうではない病気のほうが、
遥かに多いことに気付きます。
人間の小さな目のバイアスです。
以上 文責 梅澤 充
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通常の土曜日も、
大塚北口診療所ではガン治療は、
休診ではありません。
本日は三連休の中日でしたが、
休診ではありません。
昨日が休みだった分、
少し、患者さんの人数は増えました。
本日、来られた患者さんでは、
5名の患者さんが、
10年を超えて通院されています。
皆さん、末期ガンを背負っておられますが、
普通に生活をされています。
日本には国民皆保険という、
素晴らしい制度がありますが、
病気の治療はタダではありません。
現在では、
高額療養費も、
知らない間に、相当に値上げをされており、
ガン治療には、
限度額が決められているとはいえ、
毎月、相当のお金がかかります。普通に生活を送ることができるということは、
普通に仕事ができて、
治療費用などの出費があっても、
経済的に困らないということです。
治らないことが前提での治療で、
一時期に大量の高額な薬剤を消費するのは、
如何なモノでしょうか。
ダラダラと、
しつこい相手と付き合うことは、
精神的にはラクなことではないと思いますが、慌てふためいて、生き急いでも、
それは、死に急ぐだけであり、何もイイことは何もありません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
本日は勤労感謝の旗日で休日です。
普通の会社員は、
明日の土曜日も明後日の日曜日もお休みの三連休です。
土曜日休診の病院も少なくないようですから、
三連休の病院も日本中でたくさんあると思います。
チョクチョク温泉巡りをしているヒマ人が言うことではありませんが、
景気も良いとは感じられない日本で、
少し休日が多過ぎるようにも感じます。
もちろん、治らない病気を宿している患者さんでは、
可能な限り、
休養することが、
最高のクスリです。
幸いにも、先進国の中では、
祝日の数は世界で一番多いそうです。
お気に入りの場所で、
のんびりゆっくり時間を楽しむことは、
無理して、毒を注入するより、
遥かに幸福で長い いのち を楽しむことができます。これから寒い季節に突入していきますが、
身体を冷やすことなく、
精神的にもリラックスして、
病気と付き合ってください。
寒くなる季節では、
特にゼローダという、
飲む抗癌剤の副作用である皮膚症状が、
深刻になっていきます。対策は、十分な保湿と、保温です。
同時に、無理を押して飲んでも、
イイことはありませんので、
ご注意ください。
我慢をして治療に身体を合わせるのではなく、
身体に合った治療を選択してください。以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
昨日から、
東京近郊の温泉宿で、
湯治を楽しみました。
硫黄泉と、アルカリ単純泉があり、
腰痛に効果があるとか?
昨日も、今日も、
何回もお湯に浸かっていました。
すでに、帰宅していますが、
紅葉の中のと露天風呂は、
腰痛云々よりも、
気持だけは良くなりました。ブログは、本日も休診します。
以上 文責 梅澤 充
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本日は、仕事のことは考えない、
気晴らしの一日にしました。
ブログは休診にします。
以上 文責 梅澤 充
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昨日、17日の土曜日に5年ぶりの
「同級会」が、
あったことを書きました。
6年間机を並べて勉強してきた仲間です。
もちろん、全員と仲が良いなどと云う変人はいません。
特別に恨みを持つ同級生もいませんが、
友人と言っても、
距離感がそれぞれの人間同士、
少しずつ違っています。
お互いの呼び方が、
「オゥ、〇〇」という友人も、
「〇〇先生、久しぶり」と、
「先生」を付ける友人もいます。
お互いに「オマエ」と呼び合う友人もいます。
教授の肩書がある友人は何人もいましたが、
「○○教授」と呼ぶ仲間は一人もいませんでした。
同じクラブ活動を 6 年間、一緒に続けてきた友人は、
本来、「オゥ、〇〇」ですが、
以前、腰痛を診てもらったりした「過去」があるので、
一応、「先生」をつけましたが、
ヤツのほうは「オゥ、梅澤、腰はドウ」と呼び捨てでした。
人間の弱さを感じます。
お互いに顔はおぼえていても、
名前が出てこない友人もいましたが、
還暦を過ぎると、
お互いに多少はボケてくるようです。
なお、昨日、末期ガンを背負った患者もいると書きましたが、
彼は、手術不能な状態で、
放射線治療だけで治療を受け、
一切、毒薬は使っていないようです。
5年生存確率は35%だそうで、
「5年後に、この会に来ることはない」
などと言っていましたが、
ガブガブと楽しそうに飲んでいました。
毒は使いたくないようですが、
5 年後には大塚に通院しているかも知れません。
ちなみに、同級会などの会合は、
3 年ごとに開催することが、
ベストだそうです。
3 年間だと、
顔も名前もシッカリ覚えているし、
大きく変化する人間は少なく、
お互いに、少しずつ歳を重ねているという、
感覚になるそうです。
「若いころは良かった」と感じてしまったことは、
歳をとった証拠だそうです。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
先週の土曜日、
大学の同級会がありました。
30 年以上、会っていなかった同級生も居ました。
直近の同級会は5年前でしたが、
その時に会って話をした同級生でも、
急に老けていたりして、
名前が出てこない友人も数名いました。
さらに、この5年間で、
二人の同級生が亡くなっていました。
卒業時110 名程度のうち、
すでに6人の死亡は確認されています。
現在、末期ガンを抱えている友人もいました。
視力を失った友もいました。
基礎研究者もいますが、
全員、医師免許は持っています。
当たり前ですが、
人間である医師も確実に歳をとり、
それなりの人生の終わりが来ます。
「そういう歳になったんだね」が、還暦過ぎの年寄りたちの同級会での、
一致した意見でした。
地方の過疎地で開業医をしている友人は、
「高齢化で、あと10 年も経ったら患者さんがいなくなっちゃうよ、
生活できなくなっちゃう」
との嘆きもありました。
「10 年も経ったら○○君だって、働ける歳じゃないよ。
生きているかどうかだって分からない。」と言ったら、
「まぁ、そうだよな、ハハハ」同級生たちと会うと、
何となく、自分自身も見えてきます。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
先日、
放射線科医からのコメントありがとうございます。
私も長い間、
病院で健保関係の仕事もさせられていましたので、
誤解はしておりません。
通常は無理と言われる、
定位放射線治療を
採算度外視で(保険でも切られまくり)、
治療をしてくれる病院が、
実在しています・・・
本日も時間がありません。
ブログは休診にします。
以上 文責 梅澤 充
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本日は、土曜日にしては患者さんが少なく、
ヒマな一日でしたが、
ヒマな日には、
雑用がたくさん出てきます。
本日は時間がありません。
ブログは休診にします。
厳しいガン治療を受けている患者さんは、
ときどき、楽しい用事を作っての点滴の自己延期も、長生きにつながるように感じます。
以上 文責 梅澤 充
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ガンの再発が確認されてしまっても、
自覚症状が無い場合には、
断固として抗癌剤の点滴は拒否する患者さんもいます。
点滴が好きと云う患者さんはいませんが、
極度に嫌う患者さんも少なくはありません。
かといって、
無治療を選択することはなく、
経過観察だけは、
続けています。
現在も何人か居られますが、
ガンの進行速度は、
ヒトそれぞれでまったく違います。
もちろん、ガンの種類でもまったく違います。
同一人物でも、
速く進むときも、
動きを止める時期もあります。
通常、ある程度まで増大するか、
自覚症状が発現してしまうと、
渋々ながら点滴治療を受け入れてくれます。
もちろん、点滴の前に、
飲む抗癌剤が有効で、
飲む量を自己調節して、
容認範囲内の副作用だけで、
5 年間以上も経過している患者さんも少なくありません。
現在の標準とされる、
自覚症状も無い、
PS.0または1と云う、全身状態の良好な患者さんに対して、
平穏な日常生活を終生にわたって奪ってしまうような点滴は、治療だとは思えません。
多くの「標準」でのエビデンスは、
その治療を開始してから、
半分の患者さんが亡くなるまでの時間です。それを考えると、
標準を受けるつもりの患者さんでは、
頻回に観察して、
すなわち、ある程度の時間は、
苦痛を伴わない平穏な時間を楽しんでから、
辛く厳しい最期の修行の道に入っても遅くはないように感じます。以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
がん三大治療の一つに、放射線治療があります。
「先進」がイイことか悪いことかは知りませんが、
日本では高度先進医療として、
重粒子線治療や陽子線治療などの、
高額な治療も存在しています。
その他にも、
定位放射線治療という、
いわゆるピンポイント照射という放射線治療もあります。
多くは、健康保険適応になっており、
健康保険で治療が可能です。一方、高額な自費で、
定位放射線治療を行っている施設もたくさん存在しています。
かなりの初期投資が必要な、
自費治療ですから、
お客さんである患者さんには、
たくさん来て欲しいため、
如何にも効果があるかのように宣伝をします。誇大広告とも感じる宣伝も、
しばしば観ます。
患者心理として、
過大な自己評価をしている素敵な宣伝をみて、
高いお金をかければ、
さぞ大きな効果が得られるであろう、
などと、大きな勘違いをして、
誘い込まれてしまうようですが、
現実は患者さんの期待とは、
大きくかけ離れていることが普通です。一方、すべて健康保険で、
定位放射線治療を行ってくれる、
良心的な病院も存在しています。
最新鋭機を取り揃えたその病院には、
放射線治療が必要な患者さんは、
しばしば依頼しますが、
非常に丁寧に、
しかも確実な治療をしてくれています。
もちろん、すべて健康保険で。以上 文責 梅澤 充
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現在では当たり前になっている、
ガンの告知が本格的に日本で始まったのは、
平成の時代に入ってからでした。
ちょうど、昭和から平成への過渡期に私は、
日本には居なかったので、
告知の微妙な移り変わりは知りません。
当時のシカゴでは、
治ることが期待できないガン、
すなわち末期ガンであっても、
その状態をまったくありのままに患者さんに説明していました。
日本との大きな違いに驚きましたが、
当の患者さんは、
真実を宣告されても、
「それも神様のお導き」
とでも考えて納得されているようでした。
それ以前に、
アメリカ人には、
「ご自身の真実を知る権利」がとても重要であり、
今後、予想される明るくない未来に対して、
真実の先の結果は宗教が心を支えているようでした。
日本人では、
その宗教観・価値観がまったく違います。
完全に違う、思考回路の人間に対して、サル真似をしてもイイことはありません。
現在の一部の日本の腫瘍内科医は、
エビデンスを錦の御旗にしておきながら、
そのエビデンスの冷徹な数字は、
患者さんに明らかにされることは、
ほとんどありません。
顧客である患者さんが、
逃げてしまうからです。「患者さんを傷つけないため」などとの詭弁を弄する腫瘍内科医もいますが、
患者さんのためではなく、
自らの立場を守るため、
標準的に大量の薬剤を消費していくため、
だけにしか見えません。
代替療法、民間療法、免疫細胞療法など、
すべてをインチキと見做して、
目の仇にしていますが、
一部の腫瘍内科医ほど、
狡猾なイカサマ師はいません。以上 文責 梅澤 充
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とある大学病院で手術不能の末期ガンが発見された、
まだ若い患者さんが、
当然のことながら、
主治医から細胞毒てんこ盛りの標準治療を勧められました。
「その治療を受けるとドウなるんですか?」「2ヶ月か3ヶ月で、体力は半分。
身体はボロボロになり、好きなことはできなくなる。
そして、8ヶ月くらいで治療は終了して、
1年後には居なくなっている。」まったく、エビデンスどおりの流れを、
患者に説明しただけですが、
とても珍しい正直な腫瘍内科医です。
現在、ほとんど見かけることはありませんが、
治療を受けるか否か迷っている患者に対して、
エビデンスで知られている事実を明確に説明する。
それがエビデンスに基づく治療の本質であるはずです。
それが、本当の
「インフォームドコンセント」であるはずです。
治ることなどは、はじめから、
前提にないことが分かっている患者さんに対して、「治ることまでは難しい」などとのマヤカシの呪文は、
ただのセールストークに過ぎません。
しかし、真実を教えてもらった、
ラッキーなその患者さんは、
当然、そんな馬鹿げた治療を受ける気など毛頭なく、
他の治療に逃げています。
「標準」の真実を知ったら、
大切な、高額薬剤の消費者である顧客、
すなわち患者が逃げてしまう。然るに、多くの腫瘍内科医は、
一部の腫瘍内科医が提唱する、
標準に引きずり込むセールストークを駆使して、無辜の患者を積極的に騙して、顧客として確保することで、
製薬会社に貢献して、
個人的にも、そして学会などの運営も助けてもらっています。
それが日本の、
悲しいガン治療の現実です。以上 文責 梅澤 充
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昨日の
「目的と手段」でも書きましたが、
現在の治ることは期待できないガンに対する、
「標準」と称される大量に、
抗癌剤が投入される一般的な儀式では、
健康保険で認められているとはいえ、多額の自己負担金が発生します。
老後のためなどと、
コツコツためたお金など、
すぐに消えてしまいます。
大量の高額な抗癌剤を使い果たした後で、
強制収容所のように、
否応なく送り込まれる、
緩和ケアで使われる
疼痛回避のための麻薬もけっして安い薬剤ではありません。すでに、お金を使い果たしてしまって、
疼痛の緩和も十分に受けることができなくなってしまったら、
本当に、惨めな最期を迎えることになってしまいます。一部の腫瘍内科医は、
エビデンスが無く、
自費での免疫細胞療法を、
目の仇にしていますが、
治らないガンを宿した患者さんに強要される、
お金の流れを考えると、
また、身体的負担を考慮しても、
けっして悪い治療ではないように感じます。
「標準詐欺」よりは、
被害は少ないかも知れません。
もちろん、藁をも掴みたい患者さんの懐だけを、
狙っているかのような、
悪質は詐欺業者も存在している現実は、忘れることはできません、
日本の形骸化した
「インフォームドコンセント」では、けっして教えてもらえない、「治ることはない」が前提で、
その治療の目的と、手段を正確に判断していくことは、とても難しい問題ですが、
必ず、真剣に考えなければならない問題です。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
すでに、立冬も過ぎたのに、
暖かい11月11日です。
昨日、
衣服を身に着ける本来の目的を、忘れてしまったように見える、
悲しい日本人の習性を書きました。
治らないガンを宿してしまっていることが判明した場合、
その目的はナンでしょうか。抗癌剤治療の専門家と自称する、
一部の腫瘍内科医の目的は、
他人の患者の副作用などどこ吹く風で、確実な死がエビデンスとなっている、
大量の抗癌剤を注入して、
治らないガンを縮小させて、
抗癌剤に効果があるように見せることだけにあるように感じます。
その目的だけに対する野蛮な手段の結果、自覚症状も発生していない、
しかし、根治手術は不可能なガンを宿した患者さんの、
平穏な いのち 時間は無残に奪われてしまいます。
治らないガン、末期ガンを背負ってしまっても
すぐに死ぬことはないと同時に、
平穏な生活は、
しばらく続きます。
多くの患者さんは、
抗癌剤の副作用に苦しめられて、
生涯を終えるよりも、
平穏な日常が少しでも長く続くことを祈っているように感じます。しかし、製薬会社の手厚い保護のもとで活動する医療者には、
患者さんの価値観とは大きく違った、
独自の目的と手段が存在しています。ご自身、ご家族の治らないガンに対する、
治療の目的を、
ご自身にしかない確固たる価値観を持って決めておかないと、価値観のまったく違う赤の他人が決めるかってな手段で、エビデンスどりに処分されてしまいます。
以上 文責 梅澤 充
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つい先日、
ハロウィンのバカ騒ぎが終わったと思ったら、
11月もすでに三分の一が過ぎていきます。
時間の流れは、
年の後半になると加速度がついて、
ドンドン速く過ぎていきます。
今は、すでに、
大塚北口診療所界隈にたくさん存在している風俗系の飲み屋では、
クリスマスの準備に入っています。
何故、日本人は、
西欧人の真似をしたがるのか、不思議でなりません。
西欧文化が標準で、
日本独自の思想信条は、
二の次でイイのでしょうか。
ところで11月だというのに、
暖かい日が続いています。
流石に、盛夏の気温ではありませんが、
いまだに寒くならない今年の東京です。
そんななか、大塚駅近隣の歩行車を観ていると、
日本人は、気候に合わせて服を着るのではなく、
暦・カレンダーに合わせて着るものを決めているように感じます。一方、最近増えている日本人以外の人たちは、
暦など関係なく、
その時に一番ここちよいと感じる服装をしています。服を着る目的は、
快適に生活をするためであるはずです。
もちろん、お洒落を楽しみたい、
人に見せたいという願望も多少はあるかも知れませんが、
本来の目的は、
快適な生活ができればそれでいいだけのはずです。
季節外れの暖かい気温に合わせることなく、暦に合わせて、
スーツにネクタイ、
その上に厚手のコートを着て、
汗をかきながら歩いている日本人を観ると、
なんだか悲しい気持ちになります。その気性は、
標準的とされる、
着心地の悪い、
針金のような大量の抗癌剤を、何の疑いも持たずに、
すぐに受け入れてしまう姿勢そのものであるように感じます。
以上 文責 梅澤 充
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ガンを宿していることを、
初めて知らされた患者さんから、
治ることは期待できない状態のガンであることを知らされてから、
10年以上経つ患者さんまで、
さまざまな状況の患者さんがいます。
先日、私の知り合いのご家族から、
まだガンであるか否かも、まったく不明で、
検診のレントゲン写真で、
何らかの異常が指摘されただけの患者さん?の相談を受けました。
近くの病院で、
すでにCT 検査だけを受けたそうですが、
「心配で心配で仕方がない」
という雰囲気でした。
CT検査の結果がそろそろ出されるそうですので、
その結果をまず聞いてから、
今後の対処法を考えるしかありませんが、
ガンであるという、
宣告を受ける前から、
もしもの時のことを考えておくことは、けっして悪くはありません。
検診を否定する医療者も、
少なくないようですが、
検診を受けたが故に、
根治可能の状態で発見されることも、けっして希ではありません。
もちろん、被曝をしてしまうような検査であれば、
あまりにも発癌確率の低い若年者に、
積極的に検査を受けさせるのは、
けっして良いことだとは思いません。
ただし、すでにお子さんが成長している状態の人では、
1年に1回くらいは、
もしものことを考えて、
先回りすることは、
一つの安心にもつながりますし、
それが、本当であった時に、
慌てて、自らが望まない、
間違った道に迷い込んでしまうことを避けることにもなります。特に、喫煙者に限っては、
何歳以上だったか忘れましたが、
毎年、検診としてCT検査を受ける人のほうが、
受けないグループと比較して、
肺ガンに因る死亡確率を減らすことができるというデータもあります。
しかし、肺ガンの発生を気にしながらの、
愛煙家なんて居ませんね。
むかし一緒に仕事をしたことがある、
某大学の呼吸器外科の教授も、
かなりのヘビースモーカーでした。
いまだお元気ですが、
禁煙したとの噂は聞いていません。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
「治ることは期待できない」それも一つのエビデンスです。
しかし、すべての患者さんにとって、
現在の状況こそが、
エビデンスであり、
個々人の将来など、
誰にも分かりません。
もちろん、エビデンスは教えてはくれません。
実験動物のように、
たくさん数を集めた患者集団において、大雑把に、
その集団の将来を予想するだけの数字です。
最新のコンピューターを駆使して作られる、
明日の天気予報すら、
当たらないのが普通であることが現実です。
すでに亡くなられている、
赤の他人が残してくれたエビデンスに縛られて、
ご自身の、平穏な いのち の時間を失ってしまう行為は、いくら「みんなと一緒」が好きな国民であっても、
あまりにも馬鹿げています。
エビデンスなど、
時間とともにコロコロと変わります。
一部の人間の利益のために、
ご自身のすべてを投げ出すことは、あまりにも愚かだと感じます。
以上 文責 梅澤 充
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恐ろしい病とされているガンでも、
手術だけで、
根治を得られている可能性が高い状態で発見されて、
無事に根治手術も成功して、
普通に社会に戻ることは、
誰にでも普通に起き得る現実です。
手術だけなら、
多くの場合2 週間か3 週間程度で、
普通の会社なら、
復帰が可能になるはずですが、
根治手術後の、僅かに再発確率を高めるための、しかしQOLは大きく落とす、
オマケ標準を受けてしまい、
命こそ落とすことはありませんでしたが、
職場を失ってしまったという患者さんがいます。
普通の日本人であれば、
治ることは期待できないガンを宿してしまっても、
治療を続けるために、
仕事を継続する必要があります。手術で根治が得られ、
しかし、オマケの抗癌剤で、仕事を失う。日本の悲しい現実があります。働くことができなくなるような行為は、
治療ではありません。
人としての生産性を落とさない治療が、
本当のガン治療です。以上 文責 梅澤 充
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巷では、
「オレオレ詐欺」という言葉は、
かなりの古語になったようで、
犯人たちを手を替え品を替え、
カモを騙そうとしています。
被害者の中には、
同一犯人から何回にもわたり、
騙し取られ、
あまりに大きな金額になってはじめて、
被害を訴えるケースもあるようです。
詐欺に遭った被害者は、
初回のお金が詐欺であったことに気付いても、
それを認めてしまった瞬間に、
完全に騙されたことを認めることになってしまいます。
それを回避するために、
深みにはまっていくという心理状況があるそうです。
じつは、その何回も騙されるという、
心理状況は、
標準的に大量の抗癌剤を注入された患者さんにも、しばしば観られます。
高額な薬剤費を支払ったうえで、
死ぬかも知れないと思われるほど、
激しい副作用に襲われても、次回の点滴予定日までに、
何とか、歩いて病院に行けるまでに回復すると、
再度、同じ目に遭うことが分かっていても、
はじめより強力に感じるようになった、
同じ量の毒を盛られに行ってしまいます。
「治おらない」という現実を信じたくない、という気持ちと同時に、
ここで止めたら、
はじめに受けた強烈な副作用が無駄になってしまう。詐欺被害者と同じ心理状況に陥って、
深みにはまっていきます。
ガン治療の場合に失うものは、
お金だけではありません。
潔く、「初回は間違いだった」と、
自ら納得しなければ、
抜け出すことはできません。
以上 文責 梅澤 充
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以前もご紹介したことがありますが、
メディエゾンという、
アメリカでのセカンドオピニオンや、
そこでの自費治療を斡旋してくれるという素敵なブローカーが、
存在しているそうです。
ホームページから拝察するに、
セカンドオピニオンだけでも100 万円以上、
治療となれば、
数百万円以上の費用は必要かと思われますが、
経済的に相当に余裕があり、
アメリカに憧れる、
末期ガン患者さんには、
一つの方法かも知れません。
ホームページでは、
日本の腫瘍内科医が、
経時的にご自身の記事を書いていました。
すなわち、そのブローカーの広告塔になっているようですので、
日本の標準的抗癌剤治療の、
悲しい事情を垣間見ることができるかも知れません。その広告塔らしい腫瘍内科医は、
患者さんに大きな経済的負担をさせることを、
極度に嫌っているようなことを、
書いていたと思いますが、
その記憶が正しければ、
日本の「標準」は、あまりにもお粗末であり、
しかるに、アメリカのガン治療は、
セカンドオピニオンだけでも、
百万円以上の大金を支払う価値があるのかも知れません。ちなみに、私がシカゴで生活をしていた時に、
日本人医師の奥さんで産婦人科医をしていた女性がいました。
その女性はアメリカの公立大学病院に勤務していましたが、
彼女が妊娠した時、
「こんな野蛮な医療のもとでは、とてもお産なんかできない」と、トットと日本に帰国して出産して、
数か月後に、子連れで、シカゴに戻ってきました。
お産が医療か否かは知りませんが、
どこの国にも、
その国民性に合った医療・治療が存在しているような気がします。以上 文責 梅澤 充
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オプジーボの開発につながる発見をした、
日本人とアメリカ人のノーベル賞受賞を機に、
アメリカ人のことはほとんど語られることはなく、
免疫など完全に無視し続けてきた、
一部の抗癌剤の専門家と称する医療者が、
一斉に、免疫療法を賛美しはじめ、同時に、エビデンスがまだ出されていない、
免疫療法・代替療法への糾弾を強めています。しかし、彼らが嘆いても叫んでも、
彼らが糾弾するエビデンスのない免疫細胞療法や、
その他の民間療法、代替療法は、
消えることはないと思います。
保険制度の大きく違うアメリカでは、
概ね半数のガン患者さんは、代替療法に頼っているというデータも存在しています。
保険制度の違いだけではなく、
手術や放射線治療が不能な固形ガンに対して、
三大療法などまったくアテにはならない事実を、日本人よりも、
欧米人のほうが遥かに良く知っているのだと思います。
アテにならない、
患者さん自身の役に立たない最たる存在が、
手術不能の固形ガンに対する抗癌剤治療です。抗癌剤治療の専門家と称する医療者は、
その事実が知られてしまうと、
相当に困る立場に立たされてしまうことも意識して、
「長生きができないというエビデンス」を錦の御旗にして、エビデンスが無い、
代替療法を糾弾しています。治らないガンを宿してしまった患者さんにとって、
ご自身の大切なQOLと寿命は、
医者の立場などとは、何の関係もありません。悲しいことに医療行為とは思えない、
悪徳と感じられる医療者が存在していることは事実ですが、
それは、信頼できるお近くの医者に相談して、
ご自身における価値を考えてください。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
本日は文化の日です。
日本の文化の向上を願いたいと思います。
ガン治療も、科学であると同時に重要な国の文化です。二年前は、10月に「ガン撲滅サミット」なる講演会が開催されました。
残念ながら一部の腫瘍内科医集団による、
自らの意に反する一切のガン治療を否定して、それを望む患者さんにも受けさせないという、
事実上の
「魔女狩りの現実」が露呈されました。
その魔女狩りは、
一部患者会を腫瘍内科医が上手く利用して、
できあがったようですが、
多くの末期ガンを背負った患者さんには、
やはり多大な迷惑行為になったようです。最近、その中心になって暗躍した、
K氏やW氏を実名で、
糾弾する内容のメールを、数名の患者さんから頂きます。
今年の
「第4回がん撲滅サミット」は、
11月18日に東京ビックサイトで行われるそうですが、
魔女狩りを防ぐ対策を、一部の患者会が工夫しておられるそうです。
自ら末期ガンを背負った患者さんがたの苦労が、
実ればイイのですが、
莫大な利権を背景にした、一部腫瘍内科医からなる魔女狩り集団の執拗さは、
尋常ではありませんから、
今回もドウ転ぶかは分かりませんが、
注目する価値はあるかも知れません。
少なくとも、
二年前のサミットよりは、
患者さんの立場に近い情報が、聞かれるのではないかと思います。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
通常の土曜日は診察日ですが、
明日は文化の日で、
休診です。
そのあおりで、
本日は、珍しく忙しい日になってしまいました。
予定時刻を守れなくなってしまった患者さんにも、
ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ありません。
そもそも、呑気に温泉に浸かりに行ったりする方が、
良くないことは分かっていますが、
スタッフの事情などもあり、
現在の診療予定日が決まっています。
なんだか、
言い訳だけになってしまいましたが、
本日のブログは休診にします。
以上 文責 梅澤 充
著者に許可無く当ブログの文章をインターネットその他に転記・転載することは堅く禁じます。
今年も、残り二ヶ月になりました。
光陰、矢よりも速いと感じます。
毎年のことですが、
夏を過ぎる頃から、
時間に加速度がドンドン加わって、
11月は、あっという間に過ぎ去り、
師走はさらに、
慌ただしく過ぎ去っていくと思います。
不思議なことに、
ガンと云うヤツは、
人の忙しさに乗じて、
その増大速度を増すように感じます。
ノンビリと生活を送る患者さん、
送ることができる患者さんに憑りついたヤツは、
ご主人様の生活ペースに合わせるかのように、
ゆっくりと進みます。
もちろん、エビデンスはありませんが、
ストレスの少ない生活は、
長生きの秘訣であるように感じます。
今年も残り二ヶ月、
ノンビリと生活したいですね。
少し飲み過ぎたのは良くありませんが、
今日まで、私も温泉でのんびりしていました。
以上 文責 梅澤 充
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