Le Croisic
Le Croisic(ル・コワズィック)で用務を済ませたあとは,同僚が車で町を回って見せてくれました。漁業が盛んな町のようで,牡蛎が主要な海産物の1つのようです。一昔前までは,ヨーロッパヒラガキが養殖されていたそうですが,寄生虫の影響で漁獲量が減ってからは,日本から輸入したマガキが主流だそうです。
このエリアは,ビーチよりも磯や崖が多く,白波が立つ冬の景色がすばらしいそうです。北の大地を離れたばかりなので,冬がいいと言われても興味をそそられませんが,気が向いたら冬にも来てみたいと思います。と言っても,今朝の最低気温は10℃。同僚たちは夏が終わってしまったと言っています。北大西洋海流よ,もうちょっとがんばってくれ(^^;)
帰り道に隣町のBatz-sur-Mer(バッツ・シュル・メール)に寄って,Chapelle du Mûrierを見せてくれました。時間がなかったので,車から撮影したこの写真しかありませんが,どうやら教会の遺跡のようです。これはなかなか見応えがありそうなので,今度はレンタカーで来てみたいと思います。
このエリアは,ビーチよりも磯や崖が多く,白波が立つ冬の景色がすばらしいそうです。北の大地を離れたばかりなので,冬がいいと言われても興味をそそられませんが,気が向いたら冬にも来てみたいと思います。と言っても,今朝の最低気温は10℃。同僚たちは夏が終わってしまったと言っています。北大西洋海流よ,もうちょっとがんばってくれ(^^;)
帰り道に隣町のBatz-sur-Mer(バッツ・シュル・メール)に寄って,Chapelle du Mûrierを見せてくれました。時間がなかったので,車から撮影したこの写真しかありませんが,どうやら教会の遺跡のようです。これはなかなか見応えがありそうなので,今度はレンタカーで来てみたいと思います。
Guérande
仕事でナント近郊のLe Croisic(ル・コワズィック)という町に行く途中,同僚がその手前のGuérande(ゲーランド)という町に立ち寄ってくれて,旧市街を案内してくれました。ここも週末に行ったヴァンヌと同様,中世ヨーロッパの雰囲気が強く残っている町です。
この町の名産は,天日塩です。店先では,「Sel」(塩)と書かれた札とともに,天日塩が積んであります。Google mapで見てみると,ものすごい数の塩田です。この土地ならではの大きな潮位差のおかげで,海からかなり距離のあるところでも塩田が並んでいました。
この町の名産は,天日塩です。店先では,「Sel」(塩)と書かれた札とともに,天日塩が積んであります。Google mapで見てみると,ものすごい数の塩田です。この土地ならではの大きな潮位差のおかげで,海からかなり距離のあるところでも塩田が並んでいました。
Vannes Part 2
ヴァンヌのCathédrale St-Pierre(サン・ピエール大聖堂)です。ナントの大聖堂や教会は左右対称でしたが,この大聖堂はよく見ると左右で塔が違うデザインになっています。あとで調べてみたところ,左の塔が13世紀からのオリジナルだそうです。大きな地震がないと,ここまで建築物が残るんですね・・・。
内部は,白ではなく黒っぽい石で作られていました。落ち着いた雰囲気で,私はこういう教会の方が好みです。ステンドグラスがすばらしかったので,以下は関連写真を多めに。
ブルターニュ地方の古都ヴァンヌは,ロワール地方のナントとはひと味違った雰囲気でした。距離的には車で1時間ですが,別な公国だったという歴史的背景が随分影響しているんですね。少し歴史を勉強して,行く先々の町をもっと楽しみたいと思います。
内部は,白ではなく黒っぽい石で作られていました。落ち着いた雰囲気で,私はこういう教会の方が好みです。ステンドグラスがすばらしかったので,以下は関連写真を多めに。
ブルターニュ地方の古都ヴァンヌは,ロワール地方のナントとはひと味違った雰囲気でした。距離的には車で1時間ですが,別な公国だったという歴史的背景が随分影響しているんですね。少し歴史を勉強して,行く先々の町をもっと楽しみたいと思います。
Vannes Part 1
Vannes(ヴァンヌ)の城壁の外側は,Promenade de la Garenne(プロムナード・ドゥ・ラ・ガレンヌ)と呼ばれるきれいに整備された庭園になっていて,今の季節は花が本当にきれいでした。バケーションシーズンも終盤だそうで,そこまで人が多くなかったのもラッキーでした。
Porte St-Vincent(サン・ヴァンソン門)から旧市街(城内)に入っていきました。日本では「城下町」といいますが,こちらでは「城内町」ですね。町民を城の中に住まわせるのと,城の外に住めと言うのでは,町民の意識は大分違うのでは?などと考えてしまいました。ちなみに日本で当時城内の一角だった土地には,「城内町」という地名が付けられているようです。
城内に入ると,木の骨組みが特徴的な建物が並んでいました。上層階の方が,床面積が広くなっているのがおもしろい。
路地では,向かい合う建物の上の階同士がこんなに近いところもありました。木組みの部分を,赤茶やオレンジ,オリーブ色に塗るようになったのは,いつの時代からなんでしょうね。
次は,見所のCathédrale St-Pierre(サン・ピエール大聖堂)です。
Porte St-Vincent(サン・ヴァンソン門)から旧市街(城内)に入っていきました。日本では「城下町」といいますが,こちらでは「城内町」ですね。町民を城の中に住まわせるのと,城の外に住めと言うのでは,町民の意識は大分違うのでは?などと考えてしまいました。ちなみに日本で当時城内の一角だった土地には,「城内町」という地名が付けられているようです。
城内に入ると,木の骨組みが特徴的な建物が並んでいました。上層階の方が,床面積が広くなっているのがおもしろい。
路地では,向かい合う建物の上の階同士がこんなに近いところもありました。木組みの部分を,赤茶やオレンジ,オリーブ色に塗るようになったのは,いつの時代からなんでしょうね。
次は,見所のCathédrale St-Pierre(サン・ピエール大聖堂)です。
Carnac
キブロンで海を眺めたあとは,往路で通過した町,Carnac(カルナック)に立ち寄り,先史時代の巨石群を見てきました。写真は,PowerShotで撮影した3枚の写真をPhotoshopでパノラマ写真に合成しています。
このように直立した巨石は,menhir(メンヒル)と呼ぶそうです。何の目的で誰がどうやって並べたのか,未だにわかっていないそうです。置かれたのは,エジプトのピラミッド群と同時代と推定されているそうですが,同時代といっても幅が数千年なので広すぎますよね・・・。
石を梁のように渡したものは,dolmen(ドルメン)と呼ぶそうで,これを土で覆って古墳(埋葬用)になっていたものも見つかっているそうです。日本で石舞台古墳を見てしまっていると,正直そこまで感動は大きくありませんでした(^^;)
写真で手前に写っている真ん中に「DOLMEN」と刻まれた石は,当然あとから設置されたものです。
巨石群の写真だけではあまりにも色気がないので,次に立ち寄った町,Vannes(ヴァンヌ)の写真も予告的に載せておきます。ヴァンヌは,城壁や門,大聖堂が残っており,中世ヨーロッパの雰囲気をしっかり感じられる町でした。
Quiberon
フランスに来てちょうど1ヶ月,日本から初めてゲストがいらっしゃいました。25日の午後にナント中心部を案内し,本日はレンタカーでブルターニュ地方のリゾート地,Quiberon(キブロン)まで行ってきました。初めての左ハンドル車で,初めてのキープライト。運転してすぐは,何度も左手でシフトレバーを探し,曲がる度にワイパーを動かしてしまいました(笑)。
キブロンには,ナントを出ておよそ2時間で到着。家族連れの割合が多いようでしたが,バケーションのピークは過ぎているのか,そこまで混んではいませんでした。
運転で気を遣って疲れたので,ビーチではかなりのんびり休憩しました。写真は,ナントでは見かけたことがない銘柄のビール,Pelforth。あとから調べてみたら,フランス産のビールのようです。
かつて(?)はクルマがメインのブログだったので,レンタカーも紹介しておきます(笑)。フランスで初めてのレンタカーとして割り当てられたのは,なんとヒュンダイ(このタイミングで・・・)。昨年にニュージーランドで乗ったのもヒュンダイだったので,未だ海外ではヒュンダイしか運転したことがありません(^^;)せめてフォルクスワーゲンがよかったなぁ・・・。
こちらの高速道路の制限速度は110km/hだったのですが,ステアリングのwandering感(ふらつき具合?)がすばらしく,とても疲れる車でした。当然ディーゼルなのでトルクもなく,高速を使っての長距離移動はストレスフル。そこで目標:レンタカー屋と仲良くなって,好きな車種を借りられるようになる!
未だこちらで日本人を見かけておらず,2回以上行ったレストランやパン屋では顔を覚えられています。そのくらいナントに日本人が少ないようなので,もう一度同じ店舗でレンタルすれば覚えてもらえるはず!?
キブロンには,ナントを出ておよそ2時間で到着。家族連れの割合が多いようでしたが,バケーションのピークは過ぎているのか,そこまで混んではいませんでした。
運転で気を遣って疲れたので,ビーチではかなりのんびり休憩しました。写真は,ナントでは見かけたことがない銘柄のビール,Pelforth。あとから調べてみたら,フランス産のビールのようです。
かつて(?)はクルマがメインのブログだったので,レンタカーも紹介しておきます(笑)。フランスで初めてのレンタカーとして割り当てられたのは,なんとヒュンダイ(このタイミングで・・・)。昨年にニュージーランドで乗ったのもヒュンダイだったので,未だ海外ではヒュンダイしか運転したことがありません(^^;)せめてフォルクスワーゲンがよかったなぁ・・・。
こちらの高速道路の制限速度は110km/hだったのですが,ステアリングのwandering感(ふらつき具合?)がすばらしく,とても疲れる車でした。当然ディーゼルなのでトルクもなく,高速を使っての長距離移動はストレスフル。そこで目標:レンタカー屋と仲良くなって,好きな車種を借りられるようになる!
未だこちらで日本人を見かけておらず,2回以上行ったレストランやパン屋では顔を覚えられています。そのくらいナントに日本人が少ないようなので,もう一度同じ店舗でレンタルすれば覚えてもらえるはず!?
日本からの荷物到着
宿舎に移ってもうすぐ3週間になろうかとしていますが,日本から航空便で送ってもらった荷物をようやく受け取りました。郵便局のHPでは「3~6日程度でお届け」とありますが,ちょうど2週間での配達でした。随分誤差が大きいんですね(^^;)フランスの郵便局のテープが貼られていたので,抜き打ち検査にでもあったのか!?と思いましたが,どうやら箱が破れてしまっただけようで,閉じて補強してくれたようです。
衣類以外の中身はこちら。私の大好物のシーフードヌードルが大分体積を占めていますが,最も送料(すなわち重量)を占めたのは,米です。二合ずつ真空パックになっている山形県産の「つや姫」は,使いやすく美味しく食べられそうです。私からリクエストしていない物は,牛肉の大和煮とGT-Rマガジン。両親からのありがたいプレゼントです。これで帰国後の愛車メンテナンス計画を立てられます(笑)。
衣類以外の中身はこちら。私の大好物のシーフードヌードルが大分体積を占めていますが,最も送料(すなわち重量)を占めたのは,米です。二合ずつ真空パックになっている山形県産の「つや姫」は,使いやすく美味しく食べられそうです。私からリクエストしていない物は,牛肉の大和煮とGT-Rマガジン。両親からのありがたいプレゼントです。これで帰国後の愛車メンテナンス計画を立てられます(笑)。
Ille de Nantes Part 4
Grue Titan(タイタンクレーン)の側まで行ってみました。1954年に建てられ,1987年まで稼働していたそうです。その後,市が買い取り,2006年にレストアされて現在の姿になっているようです。高さは43mあり,80tまで吊り上げられるそうですから,名物の巨大な象を吊り上げることも可能なんですね(笑)。
真下からでは,24mの広角レンズでも全体が入りきらないほどの大きさです。ナントには,景観保護の観点から,1つのビルを除いて高層ビルがないので,ぜひこのクレーンに上って(または吊られて),ナント島やナント市街を上から眺めてみたいものです。
クレーンの麓には,大型船用のドッグが残されていました。ここの潮位差はどのくらいあるのでしょうか。河口付近では10m以上あって,満潮時には島になってしまう場所があるとか・・・。
ドッグの反対方向。何かの発射台かと思わせるほどの長さで,空に向かってスロープが延びています。日本であれば廃墟として立ち入り禁止にしてしまうような場所を観光スポットとして公開してるんですから,なかなか楽しむことができました。
ナント島にはガイドブックに載っていない見所がまだまだ他にありそうなので,また天気のいい週末にでも散策しに来てみたいと思います。
真下からでは,24mの広角レンズでも全体が入りきらないほどの大きさです。ナントには,景観保護の観点から,1つのビルを除いて高層ビルがないので,ぜひこのクレーンに上って(または吊られて),ナント島やナント市街を上から眺めてみたいものです。
クレーンの麓には,大型船用のドッグが残されていました。ここの潮位差はどのくらいあるのでしょうか。河口付近では10m以上あって,満潮時には島になってしまう場所があるとか・・・。
ドッグの反対方向。何かの発射台かと思わせるほどの長さで,空に向かってスロープが延びています。日本であれば廃墟として立ち入り禁止にしてしまうような場所を観光スポットとして公開してるんですから,なかなか楽しむことができました。
ナント島にはガイドブックに載っていない見所がまだまだ他にありそうなので,また天気のいい週末にでも散策しに来てみたいと思います。
Ille de Nantes Part 3
ランチは,ナント島からロワール川に突き出ている写真のカフェに入ってみることにしました。この日は気温が30℃以上と珍しく暑かったので,水の側で涼みたかったというのが理由です。
西欧人たちは日向でジリジリと肌を焼きながら食事をしたり読書をしたりしていましたが,私は日陰で涼みながらAffligemというベルギービールで水分補給。やはり川の上は風もあり,涼しくて気持ちよかったです。川を眺めなていたら,バンコクでチャオプラヤ川を眺めながら酒を飲んだことを思い出しました。7年前とやっていることが変わっていません(笑)。
食事は,ベーコンと卵とチーズのガレットを頼んでみました。この店のガレットは,生地がパリパリでおいしかったです。胃袋が満たされたところで,次はGrue Titan(タイタンクレーン)を見に行きました。
西欧人たちは日向でジリジリと肌を焼きながら食事をしたり読書をしたりしていましたが,私は日陰で涼みながらAffligemというベルギービールで水分補給。やはり川の上は風もあり,涼しくて気持ちよかったです。川を眺めなていたら,バンコクでチャオプラヤ川を眺めながら酒を飲んだことを思い出しました。7年前とやっていることが変わっていません(笑)。
食事は,ベーコンと卵とチーズのガレットを頼んでみました。この店のガレットは,生地がパリパリでおいしかったです。胃袋が満たされたところで,次はGrue Titan(タイタンクレーン)を見に行きました。
Ille de Nantes Part 2
ナント島では,有名な象を見てきました。この巨大な象は,Les Machines de l'îleという芸術プロジェクトで制作され,今では観光客を乗せて歩いているそうです。
倉庫の跡地には,製作されたマシーンたちのギャラリーがありました。夏休みで混んでいたので,中には入りませんでしたが,おもしろそうなので来月以降にまた行ってみたいと思います。
で,どのくらい大きいかというと,高さ12m,幅8m,長さは21mもあるそうです。使われている鉄の量は,なんと48.4t。乗用車32台分です。離れて見ても,かなりの迫力です。
乗っている子どもはもちろん,大人も楽しそう。フレンチ風の扉やバルコニーで家のように作っているので,内装も見てみたいです。家族が揃ったら私も乗りに行ってみたいと思います。
かつて(?)はクルマがメインのブログだったので,動力部のスペックも紹介しておきます(笑)。エンジンは450馬力で,巨大なラジエターやマフラーを含めて,ダンプの部品で制作したようです。合計54の油圧または気圧シリンダーが使われていて,オイル量だけで2tあるそうです。
いったいどんな動きをするのか,動画を撮ったのでよろしければどうぞ。
倉庫の跡地には,製作されたマシーンたちのギャラリーがありました。夏休みで混んでいたので,中には入りませんでしたが,おもしろそうなので来月以降にまた行ってみたいと思います。
で,どのくらい大きいかというと,高さ12m,幅8m,長さは21mもあるそうです。使われている鉄の量は,なんと48.4t。乗用車32台分です。離れて見ても,かなりの迫力です。
乗っている子どもはもちろん,大人も楽しそう。フレンチ風の扉やバルコニーで家のように作っているので,内装も見てみたいです。家族が揃ったら私も乗りに行ってみたいと思います。
かつて(?)はクルマがメインのブログだったので,動力部のスペックも紹介しておきます(笑)。エンジンは450馬力で,巨大なラジエターやマフラーを含めて,ダンプの部品で制作したようです。合計54の油圧または気圧シリンダーが使われていて,オイル量だけで2tあるそうです。
いったいどんな動きをするのか,動画を撮ったのでよろしければどうぞ。