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はてなキーワード: 卑下とは

2025-01-18

腐向け意味同性愛者に対する愚弄と取る人と

どうしても意思の疎通ができなかったんだけど

自己肯定感大事教育により

若い人には自己卑下とか自嘲みたいな文化が消えてきてるからかもしれない

そういう概念そもそもないとするとこれは難しいな…!

2025-01-14

anond:20250114162602

おっ、ちょっとちょっと、「怠け者」のような嫌な言葉でご自身卑下しないでくださいよ。

水島版の鋼の錬金術師アニメっていうのがありまして、ホムンクルスってバケモンの子供が賢者の石を与えられて、ムシャムシャ食ってたら、「おまえもそれが食べられるんだね」って他のホムンクルスがにっこりするシーンがあったと思うんですが、

あなたもおれが「魔法」と呼んだものを食えるんじゃないかなぁそうだったらいいなぁと思ってるんです。おれもにっこりなのですよ。

からどうか、卑下しないでくださいよ。

対岸から見る人がいなかったら月ノ氏の魔法は成立しなかったじゃないですか。

対岸から見てるのは全然怠け者じゃないんですよ。

おれだってなんでもない、あるファンなんです。

から卑下しないでくださいよ。

一緒にスターを見て、いいねぇとかよくないねぇとか思いましょうよ。

しかし…

「こういうのやりてぇなあ」と思っていれば、いつかトリックを思いつく時が来るかもしれません。

やらずには居られないかもしれません。

もしもその時が来たらいつでも魔法をかけてくださいよ。

待ってるからね!

2025-01-05

人気エントリ読んできた

どう足掻いても女を悪く言いたがってて草

社会的生物として男くんは皆からヨシヨシされて卑下されるべき女にたくさん配慮してもらって甘やかされて王様気分じゃないと生きていくのも辛い、と、そういうことなんですかね

男はパワハラしても許されるべきで女は発言するのも気に入らない、だからパワハラは女の加害のが多いって喚き散らせば皆から注目されて気持ちよくなれる

と、そういうことを言いたいんですかね

anond:20250105172546

よくわかんないけど自己卑下してる人?

この世界少子化独身時代モテないだけでそんなやけにならなくてもいいじゃない?

皆んな独身だよ

私はブラコンなのかもしれない

 幼い頃から私たちは“セット”として見られてきた。生まれた日も同じ、顔立ちもよく似ている――いわゆる“一卵性双生児”ではないけれど、それでも周りからは「双子っていいね、仲良しでしょ?」と言われ続けてきた。実際に仲が悪いわけではないし、ケンカらしいケンカしたことも数える程度しかない。

 私と兄は同じクラスに入ることが多くて、席替えときはいつも先生が「双子は離しておいたほうがいいわよね」と気をつかってくれたから、わざわざ離れた席にされたりもした。まあ、それはそれで気が楽だった。四六時中、兄の隣りにいるのはちょっと落ち着かないというか、どうも“完全なる一心同体”なんてことはありえないんだと、子どもながらにどこかで感じていたから。

 けれど、周囲のイメージとは裏腹に、私たち姉弟――いや、厳密には数分だけ兄が早く生まれた、という関係性――は、「まるで違うタイプ」の人間だった。性格も、好きなものも、行動パターンも、何もかも対照的

 兄は昔から落ち着いていて、実に要領がいい。小学校の頃から自然リーダー役を任されることが多くて、学級委員をやっていたこともある。友達は多いし、先生からの信頼も厚い。ふと気づけば彼を中心にグループができているような感じで、皆が「○○君に相談すれば大丈夫」「分からないことがあったら○○君に聞けばいい」と頼ってくる。本人はあまり偉ぶることもなく、いつも穏やかに笑いながらうまく場を収めていた。

 一方の私は、人前でしゃべるのも苦手だし、控えめに言っても“引っ込み思案”な性格だ。自己主張しないタイプで、どちらかと言うと集団より一人でいるほうが落ち着く。そんな私の横に、なんでも器用にこなしてしまう兄がいる――それがどれほど大きなコンプレックスを生むか、たぶん兄自身は気づいていない。

 双子の妹としては、兄のことを「尊敬している」という気持ちが確かにある。その一方で、「ああ、また兄が注目を集めてる」「私なんて何をしても目立たない」と思わず拗ねてしまう瞬間だって少なくない。

 たとえば、小学生とき学習発表会の劇で主役を決めるオーディションがあった。私は勇気を出して立候補してみたのだが、結果的にみんなの前でうまくセリフを言えず、途中で声が震えてしまった。恥ずかしくなって固まっていると、「じゃあ代わりに○○君やってみて」と先生が兄を指名した。すると、兄はほとんど練習もしていないはずなのに、しっかりセリフを頭に入れていて、堂々と演じてしまったのだ。そこにいたクラスメイトの拍手と歓声の大きさを思い出すと、今でも胸が苦しくなる。「これだよ、これ」と、みんなが“求める”のはいつも兄の方。私という存在は、最初からオプション扱いなんだ、なんて気持ちになってしまった。

 そうやって、「どうせ私は兄に敵わない」と思うと同時に、兄が称賛される姿を見て心のどこかで誇らしく思う自分もいた。この矛盾した感情を抱えながら成長していくうちに、私は自分がブラコンなのかもしれない、と思い始めた。

 ――ブラコン。そう、兄を強く慕う妹のことを、ネット友達同士の会話なんかでは気軽に「ブラコン」と呼ぶ。でも“好き”と言っても、それが恋愛感情であるはずがない。一方で、ただの家族愛だけとも言い切れない。自分でも整理しきれない妙な感情を“ブラコン”という軽い言葉ごまかしている気もした。

 中学生になってからも、この複雑な関係は続いた。中学校ではクラスが分かれることもあったし、部活動も別だった。兄はバスケ部、私は図書委員。これで少しは「双子セット」から解放されるかと思ったのに、周りの子にはすぐに「バスケ部の○○君の双子なんだ!」「あのイケメンの妹?」なんて言われる。兄が“イケメン”かどうかは正直私にはわからないけど、少なくともモテることは確かだった。

 それを素直に「すごいね」って思えればよかったけれど、現実は違った。私の中にはまたしても“嫉妬”とも言えるような感情が生まれていたのだ。

 兄が女子からチョコをもらってきた日、家に帰ったら「これ、好きな子から?」「気になってる子いるの?」と何気なく聞いてしま自分がいる。いや、妹として話題にするくらいは普通だろう。それでも内心では妙なざわつきを感じる。兄の恋愛想像するたびに、寂しいような、モヤモヤするような感情が胸のあたりで渦巻く。

 私はどうしようもなく「兄を意識しすぎている」と思った。たとえば学校テストの成績が出たとき掲示板に学年順位が張り出されると、私は自分順位より先に兄を探す。兄の成績が上位なら嬉しいし、誇らしい。だけど、いつも兄より下の順位自分がなんだか情けなくもなる。

 結局、私は兄の背中を追いかけているのか、それとも追い抜きたいと思っているのか、自分でもはっきりしない。そんな曖昧気持ちを抱えてしまうせいか勉強部活中途半端なまま、どんどん自分に自信をなくしていった。

 高校受験が迫ったとき先生には「同じ学校を受けることになるよね?」と当然のように言われた。両親も「双子なんだから同じ高校でいいじゃない」と笑っていた。だけど、私は少し反発心を抱いていた。いつまでも「兄の妹」として見られるのは嫌だったし、同じ進路を選ぶのが当たり前というのもなんだか癪に触った。

 しかし、結局は同じ高校に通うことになった。兄の成績ならもっとレベルの高い私立や、他の選択肢もあったはずだけど、彼は家から一番近い、いわゆる“県立の進学校”を選んだ。私としては心の底でほっとしたのかもしれない。だって、違う学校に進んでしまったら、毎日どんな気分になるのか想像もつかなかったから。

 高校に入り、部活も別々、クラスも別々になった。それなのに、噂はすぐに広まった。「あのイケメン双子」だの「お兄さんと妹さん全然似てない」だの、また私は地味な存在として扱われ、兄だけが注目されているという図式が出来上がる。私はその“いつもの光景”に、慣れてしまったのだろうか。辛い、悔しい、というよりも、「ああ、またこれだ」と自分を納得させてしまっていた。

 しかしその一方で、兄が自然クラスでも中心的存在になるのを見て、どこか安心している自分がいる。それは確かにブラコン的な感情なのかもしれない。だって、「あ、また人気者になっちゃってる」「でも、なんだか誇らしいかも」と思ってしまうのだから。変だと思いながらも、これが私の素直な気持ちだった。

 このまま大人になって、いつか兄が誰かと付き合ったり結婚したりすることになったら、私はどんなふうに感じるんだろう――そんな想像をすると、時々息苦しいような、不思議な寂しさが込み上げてくる。兄がいなくなるわけじゃないのに。「家族」から、ずっと一緒に暮らすわけじゃないとわかっているのに、なんとなく孤独を感じずにはいられない自分がいる。兄がいなければ、私のアイデンティティはどうなるのか。自分ひとりで立っていられるのか、不安になる。

 ある日の放課後、私は図書室で一人、本を読みながらうとうとしていた。すると、突然ガタガタと椅子が動く音がして、目の前に兄が座っていた。

「珍しいね。ここで何してんの?」

 兄は私がよくいる場所をわかっていたみたいで、わざわざ探しに来たらしい。

「いや、ちょっと疲れちゃって……寝てた」

 私が照れ隠しにそう言うと、兄は少し笑ってから、「今日部活早めに終わったからさ、待たせちゃ悪いし。帰ろうと思って」とあっさり言った。

 私が彼を待つなんて、そんなの当たり前じゃないのに。いつから私たちは、自然と同じ時間に家を出て、同じ時間に帰るようになっていた。もちろん都合が合わない日は別行動だけど、兄はできるだけ合わせようとしてくれる。

 私は不器用に本を閉じてバッグにしまいながら、少し早足で歩く兄の後ろ姿を見つめた。いつの間にか、背も私よりずっと高くなっていた。昔はほとんど同じ身長だったはずなのに。そんな変化ひとつひとつが、私の心をシクシクと痛めつけるような気がした。

 高校二年のある夜、兄がふいに私の部屋のドアをノックした。ドアを開けると、彼が少し困ったような表情で立っている。いつも余裕たっぷりの顔をしている兄にしては珍しい。

ちょっと、聞いてほしいことがあるんだけど……」

 そう言って兄は部屋に入ってきた。私は慌てて机の周りを片づけ、椅子を勧めた。何か深刻な話でもあるんだろうかと、胸が高鳴る。

「どうしたの?」と聞くと、兄は小さく息をついてから、「……おれ、告白されたんだ」と言った。

 瞬間、私は心臓が大きく跳ねた。体温が上がるのを感じる。なんだ、その話。自慢でもしてるの?――そんな意地悪い言葉が頭をかすめる。けれど、兄が思いのほか真剣な表情をしていることに気づき、私は思わず黙り込んだ。

「その……同じクラスの子なんだけど、バスケ試合をよく応援してくれてて、この前の大会終わってから声をかけられた。ちゃんと考えて答えたいんだけど、自分はどうしたらいいのかわからなくて……」

 兄はもともと人気者だし、告白くらい何度かされてもおかしくはない。けれど、彼がこんなふうに私に相談してくるのは初めてだった。

「どんな子なの?」と私は声を震わせないように気をつけながら尋ねる。

「明るくて、周りを盛り上げるのが得意な感じ。勉強も得意みたいだし、すごく……可愛いと思う」

 そこまで言われて、私はなんとも言えない感情に襲われた。可愛い子。兄がそう表現する女の子。おそらく兄にふさわしい、そういうタイプなんだろう。私とはまるで正反対の…。

 でも、私は笑顔を作って、「いいじゃない。付き合えば?」と返した。兄は意外そうな顔をして、「そっか……でも、なんだか変に緊張して気軽に返事できなくてさ」とさらに眉をひそめる。

「兄ちゃんがいいと思うなら、OKすればいいんだよ。あ、応援してるから

 声が上ずりそうなのをこらえながら、私は精一杯明るい口調を作った。兄は少し安心したように笑って、「そっか……ありがとう」と言い、私の部屋を出て行った。

 扉が閉まった瞬間、私は椅子に崩れ落ちた。ああ、終わった。そんな意味のわからない言葉が頭に浮かんでくる。私にとっては“何かが終わった”気がした。兄がこのまま誰かと付き合って、どんどん私の知らないところで大人になっていく……。その未来を思い描くと、胸の奥に大きな穴が空いたように感じる。

 あの夜から私は兄とどう接していいのかわからなくなった。どんな顔をすればいいのか、何を話せばいいのか。今まで自然と近かった距離が、一気に遠のいてしまったような気がする。

 それでも朝になれば兄と顔を合わせるし、一緒に家を出る。兄は普段通りに私に接してくれる。時には「行ってきます」と頭をポンと叩いて笑ってみせたり、何気ない雑談を振ったり。でも、私は妙なぎこちなさを拭えないまま、まともに目を合わせられなくなってしまった。

 兄のほうは私のそういう態度に気づいているのかいないのか、何も言わない。それが逆に辛かった。私が一方的意識しすぎているだけなんだと思い知らされるようで。

 しかし、数週間ほど経ったある日、兄はふと私の肩を掴んで、ぐるりと向かい合って言った。「お前、最近なんか変じゃない? 具合悪いのか?」と。私はドキッとして何も言えなくなり、目をそらそうとする。

もしかして、あれ……おれが告白された話、嫌だった? ごめん、変な相談して」

 兄はそう言って、気まずそうに視線を落とした。そのとき私は、頭の中がぐちゃぐちゃになったまま、「別に」と口走った。

別に、嫌とかじゃないし。良かったじゃん、兄ちゃん告白されて……」

「うん、でもなんかお前の態度が変だからさ。もしかして反対なのかと思って」

「なんで私が反対しなきゃいけないの。全然いいよ。早くOKすれば?」

 自分でもわかるほどに、投げやりな声になってしまう。兄は少しむっとした様子で、「何だよその言い方」と眉をしかめた。

 あ、もしかして今、兄がちょっと怒ってる? 珍しい。そんなことを考えた瞬間、私は突然涙がこぼれそうになって、慌てて目を閉じた。

「ごめん……」

 小さな声で謝ると、兄はそれ以上は何も言わずに、ほっと息をついて「わかったよ。とりあえず……ごめんな、変な空気なっちゃって」と呟き、また歩き出した。私は動揺したまま、背中を見送るしかなかった。

 私がブラコンなのかもしれない――そう意識し始めたのはいつのからだろう。ずっと昔から、兄は私の“特別”だった。それが家族愛だけなのか、別の感情が混ざっているのか、自分でもわからない。ただ一つ言えるのは、私は兄に強いコンプレックスを持ちながら、同時に強く惹かれているということ。

 テストで負ければ悔しいし、兄が誰かに好意を寄せれば胸が痛い。それでも、兄が元気で笑っていてくれると嬉しい。それはまるで、一方的片想いにも近いかもしれない――なんて考えるのは、やっぱりおかしいのかな。

 あれから何日か経った頃、兄は告白してくれた女の子に対して「もう少し時間がほしい」と伝えたらしく、今も決断できずにいるようだった。どういうことなんだろう。私は聞きたいと思いつつも、なかなか話しかけられないでいる。兄も自分からその話題を振ってはこない。

 でも、この中途半端状態が続くうちに、私は少しだけ気持ちに整理がつきはじめた。もし兄がその子と付き合うことを選んだら、私は素直に応援したい。兄の幸せを喜んであげたい。それが「妹」として当然の気持ちかもしれないし、私が抱えているコンプレックス嫉妬は、所詮家族愛の延長にある“わがまま”なのかもしれない。

 ある放課後、兄と帰り道を歩いていたら、ふいに兄が言った。

「おれさ、たぶん……その子と付き合うことになると思う」

 思わずどきりとしたが、私はできるだけ自然な声で「そっか」と返事した。すると兄は少し笑って、「まあ、お前とはずっと一緒にいるし、いろいろ相談してくれてもいいのに、最近は離れちゃってるからしかったわ」とポツリと呟いた。

別に離れてなんかないよ、兄ちゃんこそ勝手に決めつけないで」

 私は思わずふてくされたような口調になってしまい、すぐに言い過ぎたかと後悔した。でも兄は、「そっか」と柔らかく微笑んで肩をすくめるだけだった。私の中で、何かがほっと緩むのを感じる。兄はいつも通りだ。大きな変化が起きる前の、最後日常みたいにさえ思えた。

 その週末、兄は正直に返事をしたようで、結果として女の子正式に付き合うことになった。その報告を受けたとき、私は不思議と落ち着いていられた。ああ、本当に、兄に素敵な人が現れたんだな。良かった。きっとすごく似合う二人になるんだろうな。

 だけど夜になって一人になったとき、妙に胸が苦しくなって、泣きそうになる自分がいた。まるで失恋でもしたような――いや、これは失恋なのかもしれない。私が心のどこかで抱いていた「一番近い異性としての兄」が、誰かに取られてしまったような気持ち。そうとしか説明できない。

 ただ、それを口にするわけにはいかない。だって、そんなの兄にとっても彼女にとっても迷惑だし、何より自分自身が許せなかった。

 それからは、少しずつだけど状況は変わっていった。兄は放課後彼女と一緒に帰ることが増え、休日部活の合間を縫ってデートに出かけるらしい。家にいる時間も減ってきたし、リビングで顔を合わせてもスマホを気にしていることが多くなった。

 そんな姿を見るたびに、私は初めこそ「何それ」と拗ねそうになったけれど、次第に「ああ、これが普通なんだよね」と思えるようになった。いつまでも双子で一緒に行動して、べったりいられるわけじゃない。私たちはもう、高校生になって、少しずつ大人になる道を歩んでいる。兄が変わっていくように、私も自分自身で変わらなきゃいけない。コンプレックスに振り回されるだけじゃなくて、ちゃん自分人生を築く努力をしなくちゃ。

 そうして意識を切り替えるようになってから、私は自分自身もっと集中しようと考えた。成績を上げるために塾に通うことを決め、大学受験に向けて目標を明確にする。部活には入っていなかったけれど、放課後図書室に残って勉強する習慣をつけた。

 以前なら、兄と差を感じるたびに落ち込んでいたけれど、もうそれはやめよう。兄が私とは別の人生を歩むのは当然のことなんだ。私は私で、やるべきことに打ち込めばいい――そう思えるまでに時間はかかったけれど、兄が“誰かの彼氏”になることで、その覚悟ができた気がする。

 ただ、正直に言えば、私はまだ「兄が好きなんだな」と感じる瞬間がある。家でふと兄の靴が脱ぎ散らかしてあるのを見たら、「もうちゃんと揃えてよ」と文句を言いながらも、心が温かくなる。彼がリビングでぼーっとテレビを見ていると、いつものように軽口を叩き合いたくなる。そんな些細な日常が、やっぱり私は好きだ。だからこそ、これからもずっと“兄の妹”であり続ける自分を大切にしたいと思う。

 確かに、兄と比較して自分卑下してしまうこともあるし、兄に対する“ブラコン”めいた気持ちがふとした瞬間に疼くこともある。けれど、それも私の一部なんだろう。

 それに、コンプレックスを抱えながらも兄を慕っていた時間は、決して無駄ではなかった。兄を目標にしてきたから、こんな自分でも少しだけ頑張ることができたのかもしれない。だって、誰かを目標にしなければ、自分なんか何もせずに投げ出していただろうから

 将来、私たちが進む道はもっとバラバラになるだろう。大学へ行くのか、就職するのか、あるいは兄はさらに先の道を選ぶかもしれない。けれど、たとえどんな道を進もうと、私たち双子でありきょうだい。そこに嘘はないし、その事実は変わらない。

 ――もしかしたら、私は一生「ブラコン」かもしれない。時々、兄のことを思い出して「あの人は今どうしてるんだろう」と胸を締めつけられるように感じるかもしれない。それでも、私には私の人生があるし、兄にも兄の人生がある。お互いが自分の道を歩いて、それでも時々振り返ったときに「相変わらず元気そうだね」と笑い合える。そんな関係理想だ。

 だから私は今、「ブラコンかもしれない」という自分を受け入れつつ、少しずつ前を向こうと思っている。コンプレックスごと受け止めたうえで、兄のことを好きでいるし、同時に自分目標に向けて一歩ずつ前進していく。その先に待っているのがどんな未来なのかはわからない。でも、きっともう少し強くなった私なら、兄の存在に振り回されるばかりじゃなくなる――そんな期待を抱きながら、今日図書室の机に向かう。

 時々、顔を上げて窓の外を見つめると、校庭でバスケをしている兄の姿が見える。仲間と笑い合いながら走り回る姿は、いつも通りキラキラしていて、私の胸をかすかに痛めつける。それでも私は微笑んで、参考書に再び向き合う。

大丈夫大丈夫」と心でつぶやきながら。兄は兄で、私は私。二人で支え合い、時には離れて、それぞれの人生を歩んでいく。私のブラコンはきっと治らないかもしれない。でも、それでいい。そんな自分を認めてあげたら、少しだけ楽になれる気がする。

2024-12-27

2023年紅白有吉が「おじさんがこんなこと言っちゃっていいのかな」

みたいなおじさん卑下芸やってたけど2024年普通におじさん卑下芸無しで普通に司会やってほしい

だって有吉強者男性じゃん

2024-12-22

アイドルの子がやってるSNSを見た

ご当地アイドルなのかな

そのアイドルの子には特に興味ももたなかったけど

かつて自分アイドルファンだった過去があり

あれこれ思うままにぼんやり考えてた

自分の家庭環境とかもSNS暴露ちゃうねこの頃は、とか

最近お店のBGMで聴いた曲はずいぶんと自身の才能のなさを卑下するような根暗な歌だったけど、そういう手が届きそうなのがアーチストでもアイドルでも最近はいいんだろうか、だとかなんとか

あいいや

そんなことより明日の準備が終わらない

やるべきことをやらないと

2024-12-17

anond:20241216221353

終盤の自分卑下でただの理解のある彼くん自慢じゃんて感じ

2024-12-16

リア充は憎くないが、「恋」が憎い

私は人に優しくするのが友人達ほどスムーズにできない。致命的に気が利かないので、大抵友人の優しさに触れてハッとする。友人達は優しさと面白さを兼ね備えている。素敵だ。大好きだ。宝くじとか当ててほしい。そんな友人達リスペクトし私もこんな人間になりたいと思っているのに、そういう人達に限って自分卑下して、優しさ故に背負い込みすぎて思いつめて病んでいく。その度に「どうしてそんなに素晴らしいのに己の魅力に気が付かないの。良いところが沢山あるのに」と思うし、私は「あなたのこういう所が好き、こういう所が素敵だと思う、美味しいご飯でも食べに行こう」と言っても気を遣って言っているんだと思われてるのか、その状態相手にはほとんど伝わらないのが歯痒い。大好きな友人が苦しんでいるのに何もできない。

で、大体!そういう子ほど!恋人ができてようやく自己肯定感が上がるんです。付き合い始めた、彼氏ができた彼女ができたという連絡の後から今までが嘘みたいに安定するんですよ。あれはなんか、ホルモンとかの力なんですか?

どこの馬の骨ともわからないポッと出に負けちゃうんです。恋人愛情には勝てないらしい。毎回これだよ。悔しい。友達が何言っても勝てないんですか恋には。涙出てくる。

でも元気でいてくれるならそれで良いよ。インスタのストーリーが楽しそうで嬉しい。ずっと楽しくしていてくれ。ポッと出の馬の骨友達を元気にしてくれてありがとう。恋め、畜生このやろう。

2024-12-11

集合的怠惰是正を齎す。私は有終の美を飾ることで、もたげる頭を可能から解放する。低質な欲望希望に足る素質を持ち、卑下されることなくヨソヌに憧れることを厭わない。

2024-12-09

塗装会社のやつ

ビートたけしが著書で父親ペンキ屋であることをやたらと卑下するようなことを書いていて、

それはあたかペンキ屋は賤業だとでも言うかのような言い方で、

ペンキ屋ってそんなに下賎な仕事なのか?なんで…?

って思っていたものだけど、

この事件を聞いて腑に落ちてしまったな

2024-12-08

内地とか外地とか

沖縄北海道、あとたまに他の島嶼部の人って本州内地っていうよね

沖縄ちょっと前までアメリカだったしその時代の人も生きてるからまだ、まあわかる

でも今どきその辺の地域外地って呼ぶ人間なんていないし それで今も差別されてます精神的に)みたいな顔されたらやってらんねーよ

構造とか制度が不十分なところはもちろんあるのでそれについて政治活動などするのは当然だと思うが それ以外の部分で自分から卑下して卑下して差別してますよね?って言われたって不快なだけだわ

レッテルからの脱却

自分なりに正しく生きようとする

誰かから見てそれは間違っていても本人はクソ真面目に生きようとしてる

その正しさは世の正しさだったり、世とは無関係にただ生き抜くことが正しかったりして

その差が人から見れば間違いとなったりしてしばしば衝突が生まれている

人権尊重多様性とはそのような差異も含めて相手生き方を認める事で、その上で差異の落とし所、お互いの妥協点を探り共存共生していくことが人の社会と言うものだろうと思う


もちろんこれも、私なりの世の見通し方であって、人によっては不正解なんだろう

卑下しすぎる必要はないけれど、自分が何もかも正しいわけじゃない

その程度の自覚は持たなければいけないと思って生きている

人の世はとても複雑怪奇

いっそ自分は何もかも間違ってなくて周りが全て間違ってて悪いんだと言う最もシンプル生き方を選べたら、確かにそれは一番メンタルには良いし、ある意味正しい選択の一つなのだと思う

今回書くのはそんなシンプル生き方を選んだ人たちへの批判


この世には自身を善人と信じて疑わない人たちがいる

そんな人たちの世の見方と言うのは自身が先ず善性なので、とても綺麗そうなラベルで身を固める

まるでファッションのように

平和主義左翼人権尊重自由平等弱者の味方、反戦反差別リベラルポリティカルコネトレス最近ではフェミニズム

もちろん、この言葉に属する人たち全てがそうと言う話ではない

真正からその言葉と向き合い、信念を持って取り組んでいる人もいるだろう

そして自身の善性を保つために、自身意見が異なる人物や嫌と感じた人物には悪性のものとしてレッテルを貼る

戦争右翼ネトウヨ独裁差別主義歴史修正主義デマミソジニー表現の自由戦士、反フェミ

言葉に対して信念があるかどうかは言動が一致してるかどうかが分かり易い

例えば平和を掲げながら暴力暴言を振るう人物や、多様性思想信条自由を掲げながら右派と見るや犯罪者扱いしたり、フェミニズムを名乗りながら都合の悪い女性意見無視するなど、言葉元来の意味に反するような人物ファッションで善人をやってるのだろう

それでも自身は善人である事が大前提なので、本人にとってそこに矛盾はないのだ

善人である自分文句をつけるから相手は悪い奴、それで完結してしま


そして悲しいかな今の世は、そんなファッションで善人をやってるような人たちが大手を振るう時代となった

世に打ち出す上では個々人がその言葉に信念があるかないかなんて関係ない、メディア学術的にも聞こえがいい言葉は使いやすく、そうした言葉を小気味よく振るう人が容易くそ言葉権威に就くようになった

そして、今右傾化と言われる世界は、そんな人たちの綺麗事に対して世界的に反発が起き始めた結果なのだと思う

自身絶対的に善性で、間違いがないと言う人は問題が起きても自分が悪いと言う思考はないので、相手が悪いと言う他責以外の答えを持たない

自分無関係問題場合、一方が自身が悪性と判断した人物であれば物事の原因分析等もなく、悪性だから悪いで完結してしま


例えば移民問題では、難民と言うと人道的に保護必要であり、受け入れてあげるのが人の優しさだろう

善性であれば当然そう動く

しか問題はその先だ。その受け入れた移民が受け入れ先で問題を起こした場合どうするか?

移民といえば育ち、ルール文化環境、何もかもが違う

最初に書いたように人と人の間に差異は当然にあり、問題に対して落とし所、妥協点を探り人の社会として共生共存の道を探っていくべきだろう

別にこれは移民と言う規模でなくとも、例えば夫婦と言う関係仕事と言う関係でも人の世の在り方として当然していく事である

しかし実際はどうだろう

問題が起きたと言う現地の声があり、それに対して起きていることは、便乗してデマを流すような悪意ある行為事実としてあるが、それに対しての自称善人の人の声は個人問題でありそんな民族間差異による問題はないと言う問題全否定である

民族間レベル問題提起は差別の温床であるから差別者が悪いと言う全く雑な判定だろう

そうしてこれを差別問題とし、差別者が巣食う日本社会が悪いと繋げている

人と人の間で起きた問題に対し一方的な悪を決めつけて何が解決するのか

すべきはデマ事実を切り分けた上で、問題が再発しないよう働きかけ、共存共生の道を探る事じゃないのか?

問題全否定などして一方的な悪の決めつけをするからその反発が起こる

欧米では移民問題が拡大し、移民を追い出せと言う声やポリコレリベラルへの反発が膨らみ、極右が台頭したと情勢の変化が報じられている

それはまさにこうした問題は全て悪性の人間のせい、右翼のせい、差別主義者のせい、移民には何も問題ないとして自身の善性を語りながら本当の問題のものに向き合ってこなかった結果じゃないのか?

本邦でも自称善人は差別批判し、全く問題事実とは向き合わず民族のものは何も悪くないとしているが、それは今の欧米への轍を踏んでいるだけではないか

今後もその轍を歩み続け日本でも移民を追い出せと言う勢力が台頭した時、それは果たしてただの右傾化右翼差別主義者が悪いと言えるものだろうか


人が正しくあろうとすることは、悪い事ではなくむしろ普遍である

ただ、その正しさに駆られて誰かを悪とする事であらゆる問題解決しようとしたならそれは反発や分断を産み、決して問題解決せず、その究極的な行いが戦争と言うものだろうと思う

それを避ける事を主目的とするなら、本当に平和平等と言った掲げた言葉通りの善性でありたいならそこに右翼左翼も男も女もない、思想の違いなど些細な事で、地道にでも問題一つ一つに真摯に向き合う事で問題が小さい内にそれぞれの落とし所を探っていき、同時に右翼左翼や男女等、大きな言葉で括って分断化を呼び込まないよう努める事しかないのだと思う

長年インターネットに触れてきて、集合知炎上エコーチャンバーデマ騒動右翼左翼やら属性に依らず引き起こされる事を実際に見てきてそう思う

ベルレッテル無駄党派性や分断化しか生まない

2024-12-05

いつか何かできるだろう、いつか運がめぐってくるだろう、と思って何もしてこない怠惰生活を送ってきて

何もできないまま歳を重ねているバカが、こういう幻想を手放せるようになるにはどうしたらいいんかね。

まあ、自分ことなんだけど。

楽器3DCGプログラミングデザイン、新しいソフトを覚えるなどなど

若い時に興味をもってちょっとやってみてが、全部挫折している。決してうまくもないのでただの器用貧乏万年初心者だ。

プロでやっている人に比べて、根気も才能も、長続きさせる関心もないくせに、

ただ、ちょっとできたという自尊心が、嫉妬自分への卑下につながっていてひどく辛い。

こんなことなら、興味なんて持つんじゃなかった。

2024-12-03

自分が選んだ道に後悔するのは反応しすぎてるだけかもしれない

この一年位、

  • 転職失敗した…→年齢的にも在職期間的にも今再転職は悪手→人生詰んだ…」っていう思考を繰り返していた
  • 今まで出会った事がある人が幸せそうにしている妄想をして、それに対して自分は哀れだと自分卑下していた
  • 道を正したところで、みんなは順調に進んでいるんだから、もうほっといてくれと自暴自棄になった

そんなデバフを積んだ状態で、仕事をするんだから

日中負の感情を打ち消すのと通常業務に費やして、夜になる頃には干からびた心と頭しか残らない状態になっていた

負の感情を打ち消すのと仕事無駄なのはわかっていたけど、打ち消さずにはいられない感情をどうにかしないといけない

どうすれば良いかというと打ち消す事をやめる事なのだろう

かっとなった時に、かっとなった自分を戒めるという作業をしなかった

かっとなった感情を一人の時に吐き出して、吐き出すほど苦労している自分可哀想→じゃあどうすれば正しい自分を周りに認めてもらえば良いかと労力の割に自分快感にならない事にひたすら労力を費やしていた

自分楽しいと思う人生になるように努めればいい

最近読んだ複数の本でも同じこと書いているし、同じような悩みを持った人がいるのだから別に自分特別不幸というわけじゃない

2024-12-01

anond:20241201234016

別に誇らんでもいいけどいちいち卑下せんでもいいと思うけどね

そういう女はエロ脳恥みたいな言い方すっから

いちいち男なんて興味ないけどモテちゃって困る女主人公ばっかになるし

エロいのはダメみたいなフェミ爆誕する

ええやんエロみたいならエロでさあ

嫌いな人

嫌いな人

エレベーターや改札出たところで立ち止まる人

・半角全角まじりのビジネス文書を作る人

Facebookなどのイベントページに参加できないことをわざわざ書く人

レシピ動画レシピ投稿に〇〇が無い場合はどうしたらいいか?何で代用できるかを質問する人

行列で並んでるのかどうかわからない位置に並ぶ人

・そんなことないよ!の否定待ちで自分卑下する人

2024-11-24

anond:20241123235847

なるほどなー

かにズレた教育ママ思想に似てるな。

馬鹿な周りを見下しちゃったり、できない自分をことさら卑下しちゃったり…

子どもはきちんと親離れできれば問題ないけどね。

2024-11-22

anond:20241120192330

 「勃たない女」と自分卑下するのは辞めてください。なぜなら、男って「好きだから勃つ」とか「エロいから勃つ」ってほど単純じゃないからです。

 自分風俗童貞卒業したクチですが、好みの見た目&巨乳の娘を予約してめちゃくちゃ興奮しながら挑むのに、いざ本番になったらちんちんふにゃふにゃソーセージ。それを10人弱ぐらい繰り返したかな。

 で、結局初めて行為を完遂できた時の相手は、友達のお母さんにそっくりの、ホームベースみたいな顔した人でした。

 本当に不思議なもんです。なので、「好きすぎて緊張して勃たない」ぐらいに捉えておいた方がよいですよ。

 で、一緒にお風呂入りながらイチャイチャしてもピクリとも来ない、という状況が5回以上続いたら本気で病院検討してください。

2024-11-19

anond:20241118212732

 実際は、マスゴミ工作員が、反マスゴミに、自作自演で、ヤクザ総務省官僚さまを押し付けようとしてただけだったんでしょ。

 でも予想以上にネットが勝ちすぎたから、こうやって卑下させて、ネットの力のネガキャンをさせてるんだろ。

2024-11-16

anond:20241116120200

の子育て側を卑下して「お前らが勝手に金欲しがってるだけだろ!黙ってろ!」をしちゃうんだからそりゃ出生率悲惨なことになるよね

みんなで作り上げる豊かで美しい国ニッポン

2024-11-13

メンヘラの悪いところ

仲良くなった人を見下す所

これだけ

以下は俺が分析した結果と感想

彼らは自己肯定感が低いとか自罰的だったりする。

そういう相手に見下された場合、俺がそいつ視点で見て間違った事をしたりだとか、少し危うい事をすると、彼らは普段自分に課している罰を俺に与えてくる

解決策としては、もうその場で怒っちゃう事だと思う。

俺には彼らがそれを求めているように見える。

自分が「ここまで自信を卑下している事を否定してほしい、自罰的なのを止めてほしい」というのが信頼した相手に対して求めている事だと俺は思う。

今回俺はこれができなかった。その場では、ああ気に障ったならごめんねみたいな、無難な事を言ってしまって、切り込めなかった。

後になってから気付いて、申し訳ない事をしたなと思う。

次は永久に来ないと思うけど、もし似たようなケースがあれば対応しようと思う。

今回の失敗をいつまでも考えていると脳が腐りそうなのでここに書き留めておく。

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