2010年02月09日
第5回 鯨海峡とかしき島一周マラソン大会
2月6日、7日に『第5回 鯨海峡とかしき島一周マラソン大会』に参加してきました。
今回は17名での参加です。
うち3名は初回から連続5回出場ということで、フェリーの優待券がもらえました。
強風のため、お出迎えも大人しめです。
選手受付でのんびりしてしまうと、参加賞のまぐろジャーキーが品切れになりゼリーをもらう羽目になってしまうため、今回は素早く下船して受付へダッシュ。
しかし主催者側も考えたようで、まぐろジャーキーかゼリーかを選手に選ばせていた去年とは違い、今回は両方をくれるという良策に出ていました。
ダッシュの意味ナシ(-_-;)
受付を済ますと、一旦宿へ。
宿は毎年のようにお世話になっているトカシキゲストハウスさん。
NAHAマラソンでテーピングの効果を実感した私は、今回はヒラメキサポーターなるものにチャレンジ。
果てさて、どう効果が現れるか。
会場ではスタート時間ギリギリまで陣取りに右往左往したため、アップもストレッチもナシ。
コースの変更はなさそうなのに、前大会までは20.901kmと表示されていたハーフの部の距離が、今年のパンフレットには21.0975kmと表示されています。
どちらが正しいんだろう?
※補足
この記事アップ後に、問い合わせていた事務局から回答をいただきました。
以前から挙がっていた「あと200m足らずでハーフの正式距離に達するので、どうにか伸ばしてほしい」という声に応え、今大会から正式な21.0975kmに伸ばしているそうです。
なので、今回からは堂々と『ハーフマラソンの部』と表記したんだそうです。
港部分と折り返し部分で調整したのかな?
天候的に史上最悪のコンディションの中、午後1時にハーフの部スタート。
雨こそ降らないものの、風が強烈です。
スタートから3km地点、最初の難関に差し掛かります。
ここから1kmほど登り坂が続きます。
そして4km地点からは勾配もレヴェルアップし、この坂が1km余りも続きます。
つまり2km余りも登りが続くわけです。
しかも単純計算で10%の勾配。
蛇行した山道なので先が見えない分、精神的苦痛も重くのしかかってきます。
次のコーナーさえ曲がれば・・・という期待を何度も裏切り、曲がっても曲がっても延々と登りが続きます。
それにしても、こんな強烈な登りで強烈な向かい風には、もう笑うしかありません。
5km地点を少し超えたあたりでようやく視界が開け、長い下り坂に突入します。
せっかくの絶景ポイントも、曇天のため迫力半減。
中間地点、折り返し地点ともに今年は順調で、去年よりも3分は縮めています。
折り返し後の難関、1km以上続く登り坂も、ガクンとペースは落ちたものの、なんとか走破。
このペースでいけば、念願の2時間切りも夢じゃありません。
さて、毎年痙攣が始まる鬼門の15km地点、つまり阿波連集落への下り坂へと差し掛かります。
さて、ヒラメキサポーターの効果やいかに!?
・・・来ました、痙攣!
ほんとに恒例行事の如く同じ場所。
サポーターの効果ナシ!
やはり次回からはテーピングだな。
とりあえずまだ軽いうちに集落に入ったあたりで立ち止まり、屈伸。
そうする間にも抜かれるので、2回屈伸しただけですぐに再スタート。
そしていよいよ最後の難関。
またまた1kmほど続く登り坂。
あと150mで登り終えるというところでとうとう痙攣もピークを迎え、ついに動けなくなりました。
十数秒ジッとしてみるが、治まる気配なし。
この辺りは10kmコースのランナーも入り乱れているので、どんどん抜かれて焦りもピーク。
大丈夫、痙攣はトモダチ、恐くない!
例年の如く、足の指がグーのまんま、引きずるように再々スタート。
あとは下りと平坦な道のみ。
どうにかもってくれ!
その後はどんなに痛くともなんとか止まらず、足のグーが治ったあたりでペースアップ。
良いペースです。
今回は下りではガンガン抜かれましたが、登りで抜かれたのはせいぜい2~3人。
そろそろ登りは得意分野になりつつあるようです。
そしていよいよゴール!
念願の2時間切り、1時間56分46秒を記録!
今回は2回ほど止まったものの、ノンウォークを達成。
給水も1回のみ。
しかし、去年より8分も縮めたはずなのに100位ってどういうこと!?
70位くらいには入ると思っていたのに・・・。
それほど全体的なレヴェルがアップしていたということでしょうか。
まぁ、それでも順調に成長しています。
集合地点で続々とゴールして来るメンバーを待っていると、アナウンスでうちのメンバーの呼び出しが。
何かあったのかと慌てて救護班へ向かうと、うちのメンバーのSNがリタイアし、足の痙攣が治まらないため、救護室で点滴を打っているとのこと。
本人は元気そうなので一安心。
それにしても、過去5回大会で数えるくらいしかいないリタイア者のうち、第2回大会に続いて今回もうちのメンバーからリタイア二人目が出るとは(^_^;)
それはそうと、あと一人が帰ってきません。
スタッフのやりとりに耳を澄ますと、「次のランナーが最終のようです。この方までは入れましょう」などと最終ランナーの情報がチラホラ。
もしやと思い、ゴールの小学校付近で待っていると、スタッフに伴走され(笑)、バスを引き連れて我がメンバーのYHがヨタヨタと走ってきました。
早歩きほどの速さですが、どうにか制限時間に間に合いそうです。
小学校の運動場に入るやいなや、スタッフらから大喝采。
YHは第2回大会でも確かブービーで喝采を浴びていたような・・・。
今回は寒い中での大会だったので、スタッフの拍手は、喝采というより“やっと終われる”という安堵だったのかもしれません。
事実、スタッフの方に、「もっと練習積んで来いと言っとけよ」と苦笑いされました。
何はともあれ、全員怪我もなく終了できて何よりです。
ちなみに第2回大会から毎年3kmトリムに出場しているうちの長女は、今回は自己ベストの18分14秒をマーク。
練習では22分以上かかっていたマラソン初参加の長男も、大幅に縮めて18分59秒でゴール。
これで来年もっとヤル気出してくれれば。
夜は恒例のバーベキュー・・・ですが、寒さと強風のため活気がありません。
・・・なので写真もありません。
翌日は生憎の雨。
何もできません。
朝から酒を喰らってダラダラと過ごし、外出と言えば僅かな晴れ間を狙った阿波連集落までの買い物散歩と、宿近くの展望台へ上がったのみ。
これが阿波連集落を過ぎたあたりから始まる最後の難関。
最後の難関途中にある『島にまるな(ふるな?)』の看板。
ランナーには励みになりますが、送り仮名が足りません。
この蛇行路は、最後の難関を越えた後に続く、渡嘉敷集落までの緩い下り坂です。
ここを走っている時が一番幸せかなぁ・・・。
午後3時半、フェリーにて渡嘉敷を去ります。
時化で潮水かかりまくり。
那覇着後、久茂地のハワイアンバー『LOCOBlue』にてプチ打ち上げ。
来年に向けて意欲を確かめ合いつつ、これにて第5回 鯨海峡とかしき島一周マラソン大会終了。
今回は17名での参加です。
うち3名は初回から連続5回出場ということで、フェリーの優待券がもらえました。
強風のため、お出迎えも大人しめです。
選手受付でのんびりしてしまうと、参加賞のまぐろジャーキーが品切れになりゼリーをもらう羽目になってしまうため、今回は素早く下船して受付へダッシュ。
しかし主催者側も考えたようで、まぐろジャーキーかゼリーかを選手に選ばせていた去年とは違い、今回は両方をくれるという良策に出ていました。
ダッシュの意味ナシ(-_-;)
受付を済ますと、一旦宿へ。
宿は毎年のようにお世話になっているトカシキゲストハウスさん。
NAHAマラソンでテーピングの効果を実感した私は、今回はヒラメキサポーターなるものにチャレンジ。
果てさて、どう効果が現れるか。
会場ではスタート時間ギリギリまで陣取りに右往左往したため、アップもストレッチもナシ。
コースの変更はなさそうなのに、前大会までは20.901kmと表示されていたハーフの部の距離が、今年のパンフレットには21.0975kmと表示されています。
どちらが正しいんだろう?
※補足
この記事アップ後に、問い合わせていた事務局から回答をいただきました。
以前から挙がっていた「あと200m足らずでハーフの正式距離に達するので、どうにか伸ばしてほしい」という声に応え、今大会から正式な21.0975kmに伸ばしているそうです。
なので、今回からは堂々と『ハーフマラソンの部』と表記したんだそうです。
港部分と折り返し部分で調整したのかな?
天候的に史上最悪のコンディションの中、午後1時にハーフの部スタート。
雨こそ降らないものの、風が強烈です。
スタートから3km地点、最初の難関に差し掛かります。
ここから1kmほど登り坂が続きます。
そして4km地点からは勾配もレヴェルアップし、この坂が1km余りも続きます。
つまり2km余りも登りが続くわけです。
しかも単純計算で10%の勾配。
蛇行した山道なので先が見えない分、精神的苦痛も重くのしかかってきます。
次のコーナーさえ曲がれば・・・という期待を何度も裏切り、曲がっても曲がっても延々と登りが続きます。
それにしても、こんな強烈な登りで強烈な向かい風には、もう笑うしかありません。
5km地点を少し超えたあたりでようやく視界が開け、長い下り坂に突入します。
せっかくの絶景ポイントも、曇天のため迫力半減。
中間地点、折り返し地点ともに今年は順調で、去年よりも3分は縮めています。
折り返し後の難関、1km以上続く登り坂も、ガクンとペースは落ちたものの、なんとか走破。
このペースでいけば、念願の2時間切りも夢じゃありません。
さて、毎年痙攣が始まる鬼門の15km地点、つまり阿波連集落への下り坂へと差し掛かります。
さて、ヒラメキサポーターの効果やいかに!?
・・・来ました、痙攣!
ほんとに恒例行事の如く同じ場所。
サポーターの効果ナシ!
やはり次回からはテーピングだな。
とりあえずまだ軽いうちに集落に入ったあたりで立ち止まり、屈伸。
そうする間にも抜かれるので、2回屈伸しただけですぐに再スタート。
そしていよいよ最後の難関。
またまた1kmほど続く登り坂。
あと150mで登り終えるというところでとうとう痙攣もピークを迎え、ついに動けなくなりました。
十数秒ジッとしてみるが、治まる気配なし。
この辺りは10kmコースのランナーも入り乱れているので、どんどん抜かれて焦りもピーク。
大丈夫、痙攣はトモダチ、恐くない!
例年の如く、足の指がグーのまんま、引きずるように再々スタート。
あとは下りと平坦な道のみ。
どうにかもってくれ!
その後はどんなに痛くともなんとか止まらず、足のグーが治ったあたりでペースアップ。
良いペースです。
今回は下りではガンガン抜かれましたが、登りで抜かれたのはせいぜい2~3人。
そろそろ登りは得意分野になりつつあるようです。
そしていよいよゴール!
念願の2時間切り、1時間56分46秒を記録!
今回は2回ほど止まったものの、ノンウォークを達成。
給水も1回のみ。
しかし、去年より8分も縮めたはずなのに100位ってどういうこと!?
70位くらいには入ると思っていたのに・・・。
それほど全体的なレヴェルがアップしていたということでしょうか。
まぁ、それでも順調に成長しています。
集合地点で続々とゴールして来るメンバーを待っていると、アナウンスでうちのメンバーの呼び出しが。
何かあったのかと慌てて救護班へ向かうと、うちのメンバーのSNがリタイアし、足の痙攣が治まらないため、救護室で点滴を打っているとのこと。
本人は元気そうなので一安心。
それにしても、過去5回大会で数えるくらいしかいないリタイア者のうち、第2回大会に続いて今回もうちのメンバーからリタイア二人目が出るとは(^_^;)
それはそうと、あと一人が帰ってきません。
スタッフのやりとりに耳を澄ますと、「次のランナーが最終のようです。この方までは入れましょう」などと最終ランナーの情報がチラホラ。
もしやと思い、ゴールの小学校付近で待っていると、スタッフに伴走され(笑)、バスを引き連れて我がメンバーのYHがヨタヨタと走ってきました。
早歩きほどの速さですが、どうにか制限時間に間に合いそうです。
小学校の運動場に入るやいなや、スタッフらから大喝采。
YHは第2回大会でも確かブービーで喝采を浴びていたような・・・。
今回は寒い中での大会だったので、スタッフの拍手は、喝采というより“やっと終われる”という安堵だったのかもしれません。
事実、スタッフの方に、「もっと練習積んで来いと言っとけよ」と苦笑いされました。
何はともあれ、全員怪我もなく終了できて何よりです。
ちなみに第2回大会から毎年3kmトリムに出場しているうちの長女は、今回は自己ベストの18分14秒をマーク。
練習では22分以上かかっていたマラソン初参加の長男も、大幅に縮めて18分59秒でゴール。
これで来年もっとヤル気出してくれれば。
夜は恒例のバーベキュー・・・ですが、寒さと強風のため活気がありません。
・・・なので写真もありません。
翌日は生憎の雨。
何もできません。
朝から酒を喰らってダラダラと過ごし、外出と言えば僅かな晴れ間を狙った阿波連集落までの買い物散歩と、宿近くの展望台へ上がったのみ。
これが阿波連集落を過ぎたあたりから始まる最後の難関。
最後の難関途中にある『島にまるな(ふるな?)』の看板。
ランナーには励みになりますが、送り仮名が足りません。
この蛇行路は、最後の難関を越えた後に続く、渡嘉敷集落までの緩い下り坂です。
ここを走っている時が一番幸せかなぁ・・・。
午後3時半、フェリーにて渡嘉敷を去ります。
時化で潮水かかりまくり。
那覇着後、久茂地のハワイアンバー『LOCOBlue』にてプチ打ち上げ。
来年に向けて意欲を確かめ合いつつ、これにて第5回 鯨海峡とかしき島一周マラソン大会終了。
2010年02月09日
AVATAR
二度映画館へ足を運んでチケット買えず、三度目の正直でやっと『アジャパー』を観ることができました。
あれだけ騒がれた3Dですが、まだドラゴンパレスのアトラクの方が迫力あったような・・・
ま、3D映画初体験なので、どう進化したのかよく解らないけどね。
ただ、自分に向かって催涙弾が飛んできた時には、悔しいけど少し避けそうになったし、目の前に降りかかっているように感じる火の粉を、何度も手で振り払いそうにはなりましたが。
3D技術ばかりが目立って騒がれていますが、それを抜きにしても素晴らしい映画だったと思います。
小難しい批評は映画通ぶった人達と評論家に任すとして、単純にストーリー、映像美、迫力だけでも一見の価値はあるのではないでしょうか。
確かに先の読める単純なストーリーではありますが、サスペンスじゃあるまいし、このテの映画ではこれくらい単純明快な方が気楽に楽しめるのではないでしょうか。
ただ、哲学的にも重要なメッセージが込められており、スピリチュアルな部分もちゃんと勉強しているなと感じました。
一番感動したのが、惑星パンドラの描写。
美し過ぎです。
キャメロンさん、アナタ、『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』あたりの宮崎アニメの影響を受けたでしょ?という感はありますが、最新CGならではのリアルな映像で世界観の美しさが表現されていました。
あんな幻想的な世界があるなら、地球を離れてもいいかなと思えるほどです。
久々に後々まで好印象の残る、私好みの映画でした。
さらに、久々にDVDとサントラCDも買うかもです。
うちのテレビも3D対応してたらなぁ・・・。
今日のことわざ講座
【嘘から出た真(うそからでたまこと)】
《初めは嘘であったことが、偶然に本当のこととなる。》
もしもボックスとか。