年間/半期ベスト[2020年] |
2020年の年間ベスト・ソング40曲を選びました。対象は「2020年に発表されたアルバムまたはEPに収録されている曲で、音源を所持している曲」となります。シングルは対象外で、YouTubeやSpotifyなどストリーミングで聴いただけの音源も対象外です。前年までに発表されていたシングル曲、リード曲などは例年は省いてましたが、公開日を調べるのが面倒なので省くのをやめ、去年すでにストリーミングで聴いていた曲も敢えて入れるようにしました。
選出方法としては、まず各アルバムから最も好きな曲を選出。ただし1曲に絞るのが難しい場合は無理せず複数曲を候補に加え、そこから順序を決めるという方法を採りました。なので上限は設けていませんがだいたい1アーティストあたり1曲か2曲程度に収まっています。
20位からは、YouTubeもしくはBandcampに公式音源が上がっている場合のみ埋め込みあり。末尾にSpotifyプレイリストも貼っておきました。
No.40 Lido Pimienta - "No Pude"
No.39 Poppy - "Sit / Stay"
No.38 Grimes & i_oz - "Violence"
No.37 Jess Williamson - "Smoke"
No.36 Miley Cyrus - "Midnight Sky"
No.35 Kelly Lee Owens - "L.I.N.E."
No.34 The Killers - "Caution"
No.33 Grimes - "My Name is Dark (Art Mix)"
No.32 赤い公園 - "chiffon girl feat. Pecori"
No.31 Baauer - "Aether"
No.30 Karin. - "最終章おまえは泣く"
No.29 Soccer Mommy - "Yellow Is The Color of Her Eyes"
No.28 銀杏BOYZ - "GOD SAVE THE わーるど"
No.27 The Weeknd - "Hardest To Love"
No.26 Svalbard - "Open Wound"
No.25 THE NOVEMBERS - "薔薇と子供"
No.24 HEALTH, 100 gecs - "Power Fantasy"
No.23 Dorian Electra - "Ram It Down feat. Mood Killer, Lil Mariko & Lil Texas)
No.22 100 gecs - "gec 2 Ü (Danny L Harle Harlecore Remix)"
No.21 The Weeknd - "Save Your Tears"
No.20 100 gecs - "xXXi_wud_nvrstøp_ÜXXx (Remix) [feat. Tommy Cash & Hannah Diamond]"
No.19 青葉市子 - "Dawn in the Adan"
No.18 沖縄電子少女彩 - "耳切坊主"
No.17 リーガルリリー - "1997"
No.16 羊文学 - "砂漠のきみへ"
No.15 あいみょん - "マシマロ"
No.14 The Flaming Lips - "Mother Please Don't Be Sad"
No.13 Enter Shikari - "( The Dreamer's Hotel )"
No.12 BUCK-TICK - "忘却"
No.11 ゲスの極み乙女。 - "問いかけはいつもためらうためにある"
No.10 あいみょん - "そんな風に生きている"
No.9 THE PINBALLS - "ブロードウェイ"
No.8 IC3PEAK - "Я целую твой труп"
No.7 BUCK-TICK - "凍える(Crystal CUBE ver.)"
No.6 沖縄電子少女彩 - "IC3"
No.5 Charli XCX - "claws"
No.4 ゲスの極み乙女。 - "哀愁感ゾンビ"
No.3 Karin. - "命の使い方"
No.2 HEALTH, Youth Code - "Innocence"
No.1 THE NOVEMBERS - "Dead Heaven"
上位10曲のみコメント。
1位はTHE NOVEMBERSで、アルバムのリード曲である「薔薇と子供」も25位にランクインしているけど、うねるシンセベースと小林祐介の絶叫がかっこいい「Dead Heaven」を選んだ。2位はエレクトロ・ノイズ・バンドHEALTHとハードコア・EBMバンドYouth Codeによるコラボ曲ですでに2018年に公開されていた曲だけど、序文に書いたように今年リリースされたアルバム収録曲なので選出対象にした。THE NOVEMBERSと同様にエレクトロとハードコア、絶叫と穏やかなヴォーカルの融合という点で、だいぶ共通項のある1位&2位になったと思う。
一転して3位のKarin.は現在19歳の女性シンガーソングライターで、ソングライティング能力の高さには唸るばかり。お世辞にも歌唱力の高いシンガーではないけど、個性と表現力の面で非常に魅力ある歌声だと思う。4位と11位のゲスの極み乙女。は作曲能力、アレンジ能力の面で群を抜いてセンスが良いと感じた。イメージ悪いけど川谷絵音は本当に才能あるし、バンドメンバー全員プレイヤビリティが高い。5位のCharli XCXは2019年のアルバムがイマイチだったけど、今回はあまり深く考えずに短期間でやりたいようにやった結果、本来のCharliらしさが出せたと思う。変に既存のポップ・ミュージックにハマろうとしないくらいがちょうどいい。
6位の沖縄電子少女彩は独自の世界観を持った才能豊かなエクスペリメンタル・アーティスト。MV込みで好き。7位のBUCK-TICK「凍える」はシングルのカップリングVer.よりもアルバムVer.の方がエレクトロニカっぽさと耽美さが加わっていて好み。8位は沖縄電子少女彩「IC3」の元ネタでもあるロシアのデュオIC3PEAKで、ゴシック&ダークな世界観が非常に好み。ロシア語で歌われている点も高ポイント。9位のTHE PINBALLSは個人的には最近あまり刺さりにくかったシンプルなロックンロール系の音でありながら、この曲には特別なものを感じた。ミッシェル&ブランキ―のマインドの継承者とも言えるかも。あいみょんは10位と15位に2曲がランクイン。「そんな風に生きている」はアルバムのラストを飾る牧歌的な哀愁脱力ナンバーで、ソングライティング能力の高さにあらためて感心させられた。また、そんな曲調でありながら歌詞は「どん底に落ちた女のふりして/適当に頭を撫でられ/食べていく」となかなかにエグかったりする。
次回は2020年のベスト・アルバムをアップします。ラインナップとしてはこのベスト・ソングとそんなに大きくは変わらないかな。
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