Fuji Rock & Summer Sonic |
ソニックマニアとサマーソニックに行ってきました。観たもの、食べたものの記録です。
【8/17 fri. SONIC MANIA】
ソニックマニア(以下ソニマニ)は2015年以来3年ぶり、サマーソニック(以下サマソニ)は2016年以来2年ぶりの参加。ソニマニは以前入場時に混雑した記憶があるので開演の1時間前くらいに到着すると、驚くほどスムーズに入場できた。今年はもしかしてお客さん少なめ?というわけで開演までの時間、先にご飯を食べることに。
ぐるっとひと通り見渡して気になったのは「カレーは飲み物。」のハングリーチキン&トマトカレー。メニューのところに「ボリューム爆発」とか書いてある…笑。以前秋葉原の同店に行ったことがあるんだけど、味は美味しかったしとにかくボリューム満点なのでこれを注文。ハングリーチキン単品は500円、トマトカレー単品が500円なのにこのセットが700円なのはかなり良心的だし、味・量どちらの面でも大満足。
食べ終わってまずはSONIC WAVEにてClean Bandit。サマソニにJess Glynneが出演するのでよもや期待してしまったけど、さすがに土曜日の大阪出演なので「Rather Be」での共演はなし。
早い段階でサクッと「Rather Be」が出たので一旦CRYSTAL MOUNTAINのCorneliusに移動。こちらはほぼ去年のフジと同じ感じだったけど、「Star Fruits Surf Rider」におけるミラーボールのような演出はフジでは体感できなかった屋内ならではの美しさだった。それにしてもこの曲、全然盛り上がってなくてびっくり。この曲でアガるのはもはやアラフォー以上世代だけなのか…?
Cornelius終演後再びClean Banditに戻ったけど、もともと10分押しで始まったこともあり終わり際の10分ほども観ることができた。サポート含め4名いる女性メンバーは赤い衣装で統一。演出も紙吹雪やジェットスモークなどド派手にやらかし、ステージ一発目にして彼らのライブ終演後はこのありさまに。
続いてSPACE RAINBOW BRAINFEEDER NIGHTのDorian Conceptに向かうと、到着した瞬間に終了。とりあえずFlying Lotus用の3Dメガネだけゲットしておいた。
CRYSTAL MOUNTAINに戻り次のNine Inch Nails待機。結構前方に行ったけど、どんどん人が押し寄せてきてすし詰め状態に。大量のスモークが焚かれるなか登場したトレント様、ブロッケン現象ライクなものを起こす。序盤から「Wish」や「March of the Pigs」などキラーチューンを畳み掛けてくるので、さすがに暑すぎ&密着状態すぎて途中で後方に避難したけど、最高にかっこよかった。終演後、「リトルジュースバー」でいちごけずりを食べた。
移動中にちらっと観たSONIC WAVEのMarshmelloはレーザー使いまくりのかなり派手な照明演出。にしてもこないだのフジのSkrillexといい、Yeah Yeah Yeahs「Heads Will Roll」のリミックスはほんとクラブ・アンセムとしてスピンされまくってるよなあ。
続いてSPACE RAINBOW BRAINFEEDER NIGHTのThundercatは混んでてあまり前方には行けなかったけど、変態ベーステクと変態ドラムテクを堪能。混んでると言っても、適度に人との間に空間を作れる程度なので全然快適ではある。
それからCRYSTAL MOUNTAINでのMy Bloody Valentineへ。まさか21世紀に入ってからマイブラを4回も観れるとは。「I Only Said」からスタートしたけど毎回この曲からな気が…。最初は出音のバランスがめちゃくちゃ悪くて、「これって音源を聴いたことない人が聴いたら全然別の曲に聞こえるんだろうなー」とかボンヤリ考えてた。我々は脳内で「音源に近い音」に補正されるけど、知らない人が聴いたら「メロディ不明瞭」「ヴォーカル不明瞭」「延々と同じフレーズ」「不協和音」のコンボだもんなあ。2、3曲目くらいで出音も整い始めたけど、すなわち轟音になってきたので会場で配られていた耳栓を装着。ちょっと音がモコッと聞こえるけど聴覚は大事ですからね。
4曲目には、何となくSex Pistolsっぽい雰囲気もあるガレージ・パンク路線の新曲も披露。新譜、本当に出るのかな。あまり期待せずに待とう。てか、「新曲やります」とかなんとか言えよ!笑
彼らの終演時間が迫る中、後半は「Soon」に「Feed Me With Your Kiss」ときて、そうかー、フェスだし出演時間の都合もあるし「You Made Me Realise」はもうやらないんだな、と思ったら最後の最後にやりやがった。しかもホロコースト・セクションもじゅうぶんにあり。15分くらい時間オーバーしたんじゃないだろうか。この曲はマウンテンの後方で聴いたんだけど、音の反響がある分前からも後ろからも轟音が来るのでめちゃくちゃうるさい。試しに耳栓を一瞬外してみたけどヤバかった。「ゴーッ」という音に加え、「キーッ」という高音域が加わるのだから、みんなちゃんと耳栓した方がいいよ、わりとマジで。
移動途中にSONIC WAVEでPetit Biscuitがやっていたけど、日曜日に観る予定なのでスルーしてSPACE RAINBOW BRAINFEEDER NIGHTにてFlying Lotus。先ほどゲットした3Dメガネを装着すると、思ったより凄い立体感!本当にオブジェクトがそこに浮かんでいるように見える精度高めの立体映像だった。Flying LotusがプロデュースしたKendrick Lamar「Wesley's Theory」とかもプレイ。
終わってからはCRYSTAL MOUNTAINで電気グルーヴ。すでに始まっているはずの時間だけど、15分から20分くらい遅れてスタート。そりゃそうだ、マイブラが予定よりあんな長くやったんだから。しかし電気グルーヴはこれまでも何度か観ているし、結構長い時間やっているので中抜けしてSONIC WAVEのUNKLE観てみようと早めに移動してしまったんだけど、UNKLEが思いのほかよくて結局最後まで観てしまった。なので電気グルーヴを観たのは10分くらい。
UNKLEはダウンテンポな曲が中心のイメージだったけど意外とアッパーで、かっこよかった。ジェイムス・ラヴェルが2分に一回は手拍子を煽るので疲れたけど。ラストには「こんな時間まで残ってくれて日本のオーディエンス最高!」みたいなこと言って喜んでた。
会場を出たのは5時過ぎ、辺りはすっかり明るくなって、しかも寒い。そしてあんなボリューミーな夕飯を食べたにもかかわらず小腹が空いてきたが、とりあえず早くシャワー浴びて寝たかったのでチャリをかっ飛ばして6時半頃就寝。マイブラで配ってた耳栓して寝たんだけど、耳栓の効果凄い。そのまま16時半まで寝てた。
【8/18 sat. MIDNIGHT SONIC】
さて、サマソニ土曜日のチケットは買っていなかったけど、夜はMIDNIGHT SONIC(以下ミッドナイト)へ。10時間寝たので疲労も回復、17時ごろに固焼きそばを食べ、さらに19時にトンカツを食べて出発。
ミッドナイト、かなり人が少ない印象。インディ色の強いアクトが多いので、土曜日のチケットを持っていた人も多くは帰ってしまったんだろうか。ちなみに自分と同様に日曜のチケットを持っていてオープン前からミッドナイトに並んだのは50人程度だったと思う。
まずはJUNGLE STAGEの「MIDNIGHT SPACE ODD」にてDYGL。このバンドは粗野な感じの声が好きだ。イギリスでレコーディングした新曲「Bad Kicks」について、タイトルはルー・リードの発言から取ったという説明がされたけど、曲調はThe Stoogesみたいでかっこよかった。
続いてSONIC STAGEの「MIDNIGHT SONIC」にて女王蜂。このバンドはアヴちゃんをはじめ個性的なメンバーが揃っているけど、曲は結構普通なのが勿体ない気がする。
それから今回のヘッドライナーとも言えるSparks。数年前のフジロックで観て以来。今回のセットリストに組まれた曲をあらためて聴くと、「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」のようなオッド・ポップというよりもメロディアスなエレポップという側面が目立った。「The Number One Song In Heaven」ではそれまで無表情にキーボードを奏でていたロンさんが例のダンスを披露、終わってからタオルで脇を仰ぐ仕草がかわいかった。あと、ステージ前で熱心にカメラを回していたのは現在Sparksのドキュメンタリー映画を製作中のエドガー・ライト監督だったみたい。
JUNGLE STAGE「MIDNIGHT SPACE ODD」にてyahyel。ヴォーカルにかかってるあの1オクターブ低いハーモナイズが入るエフェクトいいな。途中で水曜日のカンパネラのコムアイがゲスト出演し共演。
SONIC STAGE「MIDNIGHT SONIC」にてWolf Alice。音楽性は全く異なるけど紅一点ヴォーカルのいるバンドということで個人的にはParamoreと比べてしまうのだけど、比べるとちょっとキャッチーさとスター性に欠けてしまうかな。もちろん本人たちはそこは目指していないんだろうけど。あとベースの人、演奏しながら思いっきり背中から転倒してたけどパフォーマンス?事故?かなり痛そうだったけどその後照れ笑いしながら普通に演奏してたし謎だ。
ここでご飯。「長田タンク筋」のぼっかけ丼(700円)を食べた。すでに2時だけど飲食ブースはどこも営業していて、お客さんの数は少ないためどこも閑散としていたけど、だからって炊飯器の保温切っちゃダメでしょ。完全に冷めてた。
気を取り直してSONIC STAGE「MIDNIGHT SONIC」にて水曜日のカンパネラ。先ほどのyahyelのステージとは衣装チェンジして、ちょっとアジアンなスタイル。彼女はライブで必ず客席の方に飛び込んでくると思ったので中央の花道(?)の先で構えてたら案の定キター。
この後サングラスをオーディエンスに投げてたけど、あまりに寄り過ぎていたためにゲットできず。ちなみにこの時披露されたのが個人的に最も好きな曲「ウランちゃん」!これまで彼女らのライブを5、6回は観ているけど、この曲を聴けたのは初めてで嬉しかった。ラストの曲をやる直前、長い沈黙と長いMCがあったが、これまでのこと、これからのことを真摯に話していてなんか印象が変わった。ラストは再び中央通路の柵を超えてフロアを真っすぐに歩きはじめ、大勢の人に取り囲まれながら終始無言でフロアを抜け、隣のホールにある飲食ブースを抜け、トイレ奥の関係者通路へと去っていった。
水曜日のカンパネラの後は「Wakarimasen」が話題となったNY在住の日系人ラッパー、MIYACHIを観たかったのだけど、水曜日のカンパネラがだいぶ予定時間をオーバーしたのですでに終わってた。残念。
続いてSONIC STAGE「MIDNIGHT SONIC」にてMoodoïd。15分押しの4時スタート。フランス出身のこのユニットは水曜日のカンパネラと相互コラボしていて、先ほどの水曜日のカンパネラのステージでも共演していたので予想通りではあったけど途中でコムアイ登場。一日3ステージこなすってすごいな…しかも全部衣装変えてるし。Moodoïdはファンキーなポップで曲も演奏も良かったんだけど、Moodoïd君のとっちゃんぼうやなルックスにちょっとクスッとしてしまった。
コムアイとの共演曲終了後、翌日に備えて帰った。再び夜が明けてからの就寝だったけど、マイブラ耳栓のお陰でバッチリ熟睡。
【8/19 sun. SUMMER SONIC TOKYO DAY 2】
サマソニの開演自体は10:50からだけど最初の数アクトは初めからスルーするつもりで、11時頃に起きて朝ご飯を食べてからチャリで会場へ。あ、ちなみに実家が会場近くにあるので帰省がてら実家に泊めてもらい、親のチャリで会場に行ってるのです。サマソニ行くときは毎年このパターン。
最初のアクトはMOUNTAIN STAGEにてENDRECHERI。11人編成のファンク・バンドでかっこいい。剛くんがサングラスをずり下げたりシャツを後ろにはだけたりするだけで「キャー!!」と黄色い声援が上がるので自分も加わってみたりと楽しかった。しかし写真撮影してる40代くらいの女性がスタッフに注意されていたけど、その女性の目の前でライブ配信していた男性は何も注意されず。いいのかスタッフ?
続いてSONIC STAGEにてPetit Biscuit。こんなあどけないルックスなんだな…ちょっとしたディズニーアイドル顔。ギター弾いたり、わざわざマシン(シーケンサー?)をフロア側に向けて設置したりといろいろステージングを意識されてるご様子。
MOUNTAIN STAGEでのWalk The Moonは後方で座って休憩しつつ観た。キラーチューン「Shut Up And Dance」はやはり大盛り上がり。その後は「Cafe Habana TOKYO」でキーマカレーホットサンド(800円)を食べた。写真ではかなり美味しそうだったけど、うーん、パンがとってもイケてない。500円なら満足できたかもだけどこれで800円は正直高い。
ホットサンドを食べつつSONIC STAGEへ。Rex Orange County、めっちゃインディ系ながらかなりの人が集まってて、ゆとりはあるもののステージ後方まで人が集まっていたし、今年は数少なめなイケイケのオネーサンたちも多数。でもそれも納得で、キャップに短パン姿で無邪気っぽさ満点のアレックス・オコナー君はかわいらしいし、バックのアプリコットのイラストもかわいいし、何より楽曲が夏っぽくて最高。もしかしたら今後、エド・シーランみたいな売れ方するなんてこともあるのでは?とか思った。
MOUNTAIN STAGEに戻り、レキシを初めて観る。面白いというのは噂に聞いていたけど、軽妙洒脱なトークが本当に面白かった。そして後方までかなり埋まっている。「GET A NOTE」という曲は「下駄の音」に掛けたシャレだけど、ボブ・マーリーの「Get Up, Stand Up」の引用があったりと芸が細かい。
次はSONIC STAGEにてJorja Smith。毛先をピンクに染め、赤いドレス姿のJorjaに場内女子からは「かわいい!」の声が多数聞こえた。っていうかかっこいい。TLC「No Scrubs」のカバーも披露していたけど声質的にもベスト・マッチ。ナイスな選曲だと思った。
ここまでマウンテンとソニックを行ったり来たりしていたけど、ようやく外へ。BEACH STAGEでのTom Mischは、楽曲のムードと夕暮れ時のビーチが相性抜群。途中でトムのお姉さんか妹さんも登場。この日はソニマニ~サマソニ期間中としては一番暑かったけど、それでも今夏の猛暑の中ではだいぶ過ごしやすく、そんな気候のビーチはとても気持ち良かった。
さてそろそろ今年最初で最後のMARINE STAGEへ。Chance The Rapper、おそらくとても素晴らしいパフォーマンスになるんだろうなと思っていたけど案の定とても良かった。何よりオーディエンスの盛り上がりが凄かったと思う。正直マリンスタジアムのスタンドはチャンスがステージに登場した時点ではまだかなり空いていたし、アリーナも詰まっているのはPAら辺までだったと思う(前の方で観たのではっきりとはわからないけど、モニターで映し出された客席側映像の感じから)。でも前方はコアなファンが集まり、周囲の熱狂度はとても高いものだった。ゲストでReeseynemがわざわざMVと同じ衣装で登場し「What's The Hook」を披露。
ところでコーラス隊がみんなスタイルバラバラのラフな服装だったのはわざとかな。チャンスもラフだったし(パンツはウータンのロゴ入り)、自然体で飾らない姿勢が彼の人気の理由の一つなのかも。
チャンス後はJess Glynneまでの間、スタジアム近辺で何か甘いものでも食べようと思い、全お店を探し回ったけどかき氷しかない。なので諦め、Billboard JAPAN STAGEへ。このステージはフジロックのレッドマーキーの小さい版みたいな規模だけど、シャンデリアや赤い布の掛けられた天井など内装が凝っててかっこいい。Jess Glynneはステージ中央のお立ち台でキメポーズで登場、かっこいい。2曲目にしていきなり「Rather Be」やったけど、バンドアレンジ凄くかっこよかったし当然のごとく盛り上がった。
良きところで再びBEACH STAGEへ戻り、George Clinton & Parliament Funkadelic。ちょっと開演が押していたので脇にある白いソファでちょっと休憩、始まってからは前方で観た。コーラス&ダンサーの女性がなかなかホットでした。
10分ほど開始が押したのでGeorge Clintonを観る時間が少し短くなってしまったけど、そろそろ今回のラストアクト、Paramoreに移動開始。でもビーチ→メッセへはチャリ移動なので移動開始から7分後、開演5分前くらいにはSONIC STAGEに到着。初めて観るParamore、結論から言うと今年のソニマニ~ミッドナイト~サマソニ日曜の中でベスト・アクトだった。それまでベスト・アクトはChance The Rapperかな?と思っていたけど、まずプラチナブロンドにベレー帽(?)を被りピンクのジャケット姿で登場したヘイリーがかっこよすぎた。ジャケット脱いだらオーバーサイズ気味なTalking HeadsのTシャツ姿で、これもまた良い。
メガホン片手に歌われた「Ignorance」などではヘイリーが綺麗なハイキックを見せていたけど、この人めちゃくちゃ身体能力高いのね。動きは終始キレあったし、全挙動がかっこよかった。終盤はTシャツの裾を絞っていたけど、これもまた良い…とまあヘイリーばかりベタ褒めになってしまうけど、途中でヴォーカルも務めたザック・ファロのドラミングもかっこよかったな。彼のドラムは最近のポップな曲よりも初期の激しい曲の方が引き立つ。
そしてParamoreの素晴らしいパフォーマンスにより大歓喜のままにサマソニ2018終了。今年のサマソニ、トータル的にとても楽しめた。まずソニマニのアクトが豪華だったのと、サマソニは1日目よりも2日目の方が観たいアーティストが固まっていたのでソニマニ~ミッドナイト~サマソニ2日目という参加が可能だったこと。もしソニマニ~サマソニ1日目~ミッドナイトだったら体力的に無理だっただろうと思う。あと、日曜のタイムテーブルがかなり良くて、観たいアクトがほとんど被らずにうまく予定が組めたのも大きい(もちろん、Mike ShinodaやSt. Vincentなど諦めたものもいくつかあるけど)。そして3日間通してのベスト・アクトが最初Chance The Rapperかなと思わせておいて一番最後にParamoreがかっさらうという、フェスの流れとしては最高の感じで終わることができた。
というわけでベストアクトは
1. Paramore
2. Chance The Rapper
3. Nine Inch Nails
に決定!
さて、来年は20周年ということで3日間開催かな?(10周年の2009年は3日間開催)。今年は原点回帰ということでコアな洋楽ファンが喜ぶようなメンツだったけど、ここ数年のような集客規模には至らず、快適ではあったけど収益面で心配でもある。なので来年はお祝いの年でもあるし、メジャー/インディ、洋楽/邦楽、バンド系/ダンス系のバランスの取れた、万人受けする感じになるといいなと思う。あと2001年の第一回目サマソニに参加している自分としては、当時一番手とか二番手で登場したMuse、Coldplay、Sigur Rósが3日間のヘッドライナーだったら面白いんじゃないかと思うんですが。どうでしょうか清水社長!
【8/17 fri. SONIC MANIA】
ソニックマニア(以下ソニマニ)は2015年以来3年ぶり、サマーソニック(以下サマソニ)は2016年以来2年ぶりの参加。ソニマニは以前入場時に混雑した記憶があるので開演の1時間前くらいに到着すると、驚くほどスムーズに入場できた。今年はもしかしてお客さん少なめ?というわけで開演までの時間、先にご飯を食べることに。
ぐるっとひと通り見渡して気になったのは「カレーは飲み物。」のハングリーチキン&トマトカレー。メニューのところに「ボリューム爆発」とか書いてある…笑。以前秋葉原の同店に行ったことがあるんだけど、味は美味しかったしとにかくボリューム満点なのでこれを注文。ハングリーチキン単品は500円、トマトカレー単品が500円なのにこのセットが700円なのはかなり良心的だし、味・量どちらの面でも大満足。
食べ終わってまずはSONIC WAVEにてClean Bandit。サマソニにJess Glynneが出演するのでよもや期待してしまったけど、さすがに土曜日の大阪出演なので「Rather Be」での共演はなし。
早い段階でサクッと「Rather Be」が出たので一旦CRYSTAL MOUNTAINのCorneliusに移動。こちらはほぼ去年のフジと同じ感じだったけど、「Star Fruits Surf Rider」におけるミラーボールのような演出はフジでは体感できなかった屋内ならではの美しさだった。それにしてもこの曲、全然盛り上がってなくてびっくり。この曲でアガるのはもはやアラフォー以上世代だけなのか…?
Cornelius終演後再びClean Banditに戻ったけど、もともと10分押しで始まったこともあり終わり際の10分ほども観ることができた。サポート含め4名いる女性メンバーは赤い衣装で統一。演出も紙吹雪やジェットスモークなどド派手にやらかし、ステージ一発目にして彼らのライブ終演後はこのありさまに。
続いてSPACE RAINBOW BRAINFEEDER NIGHTのDorian Conceptに向かうと、到着した瞬間に終了。とりあえずFlying Lotus用の3Dメガネだけゲットしておいた。
CRYSTAL MOUNTAINに戻り次のNine Inch Nails待機。結構前方に行ったけど、どんどん人が押し寄せてきてすし詰め状態に。大量のスモークが焚かれるなか登場したトレント様、ブロッケン現象ライクなものを起こす。序盤から「Wish」や「March of the Pigs」などキラーチューンを畳み掛けてくるので、さすがに暑すぎ&密着状態すぎて途中で後方に避難したけど、最高にかっこよかった。終演後、「リトルジュースバー」でいちごけずりを食べた。
移動中にちらっと観たSONIC WAVEのMarshmelloはレーザー使いまくりのかなり派手な照明演出。にしてもこないだのフジのSkrillexといい、Yeah Yeah Yeahs「Heads Will Roll」のリミックスはほんとクラブ・アンセムとしてスピンされまくってるよなあ。
続いてSPACE RAINBOW BRAINFEEDER NIGHTのThundercatは混んでてあまり前方には行けなかったけど、変態ベーステクと変態ドラムテクを堪能。混んでると言っても、適度に人との間に空間を作れる程度なので全然快適ではある。
それからCRYSTAL MOUNTAINでのMy Bloody Valentineへ。まさか21世紀に入ってからマイブラを4回も観れるとは。「I Only Said」からスタートしたけど毎回この曲からな気が…。最初は出音のバランスがめちゃくちゃ悪くて、「これって音源を聴いたことない人が聴いたら全然別の曲に聞こえるんだろうなー」とかボンヤリ考えてた。我々は脳内で「音源に近い音」に補正されるけど、知らない人が聴いたら「メロディ不明瞭」「ヴォーカル不明瞭」「延々と同じフレーズ」「不協和音」のコンボだもんなあ。2、3曲目くらいで出音も整い始めたけど、すなわち轟音になってきたので会場で配られていた耳栓を装着。ちょっと音がモコッと聞こえるけど聴覚は大事ですからね。
4曲目には、何となくSex Pistolsっぽい雰囲気もあるガレージ・パンク路線の新曲も披露。新譜、本当に出るのかな。あまり期待せずに待とう。てか、「新曲やります」とかなんとか言えよ!笑
彼らの終演時間が迫る中、後半は「Soon」に「Feed Me With Your Kiss」ときて、そうかー、フェスだし出演時間の都合もあるし「You Made Me Realise」はもうやらないんだな、と思ったら最後の最後にやりやがった。しかもホロコースト・セクションもじゅうぶんにあり。15分くらい時間オーバーしたんじゃないだろうか。この曲はマウンテンの後方で聴いたんだけど、音の反響がある分前からも後ろからも轟音が来るのでめちゃくちゃうるさい。試しに耳栓を一瞬外してみたけどヤバかった。「ゴーッ」という音に加え、「キーッ」という高音域が加わるのだから、みんなちゃんと耳栓した方がいいよ、わりとマジで。
移動途中にSONIC WAVEでPetit Biscuitがやっていたけど、日曜日に観る予定なのでスルーしてSPACE RAINBOW BRAINFEEDER NIGHTにてFlying Lotus。先ほどゲットした3Dメガネを装着すると、思ったより凄い立体感!本当にオブジェクトがそこに浮かんでいるように見える精度高めの立体映像だった。Flying LotusがプロデュースしたKendrick Lamar「Wesley's Theory」とかもプレイ。
終わってからはCRYSTAL MOUNTAINで電気グルーヴ。すでに始まっているはずの時間だけど、15分から20分くらい遅れてスタート。そりゃそうだ、マイブラが予定よりあんな長くやったんだから。しかし電気グルーヴはこれまでも何度か観ているし、結構長い時間やっているので中抜けしてSONIC WAVEのUNKLE観てみようと早めに移動してしまったんだけど、UNKLEが思いのほかよくて結局最後まで観てしまった。なので電気グルーヴを観たのは10分くらい。
UNKLEはダウンテンポな曲が中心のイメージだったけど意外とアッパーで、かっこよかった。ジェイムス・ラヴェルが2分に一回は手拍子を煽るので疲れたけど。ラストには「こんな時間まで残ってくれて日本のオーディエンス最高!」みたいなこと言って喜んでた。
会場を出たのは5時過ぎ、辺りはすっかり明るくなって、しかも寒い。そしてあんなボリューミーな夕飯を食べたにもかかわらず小腹が空いてきたが、とりあえず早くシャワー浴びて寝たかったのでチャリをかっ飛ばして6時半頃就寝。マイブラで配ってた耳栓して寝たんだけど、耳栓の効果凄い。そのまま16時半まで寝てた。
【8/18 sat. MIDNIGHT SONIC】
さて、サマソニ土曜日のチケットは買っていなかったけど、夜はMIDNIGHT SONIC(以下ミッドナイト)へ。10時間寝たので疲労も回復、17時ごろに固焼きそばを食べ、さらに19時にトンカツを食べて出発。
ミッドナイト、かなり人が少ない印象。インディ色の強いアクトが多いので、土曜日のチケットを持っていた人も多くは帰ってしまったんだろうか。ちなみに自分と同様に日曜のチケットを持っていてオープン前からミッドナイトに並んだのは50人程度だったと思う。
まずはJUNGLE STAGEの「MIDNIGHT SPACE ODD」にてDYGL。このバンドは粗野な感じの声が好きだ。イギリスでレコーディングした新曲「Bad Kicks」について、タイトルはルー・リードの発言から取ったという説明がされたけど、曲調はThe Stoogesみたいでかっこよかった。
続いてSONIC STAGEの「MIDNIGHT SONIC」にて女王蜂。このバンドはアヴちゃんをはじめ個性的なメンバーが揃っているけど、曲は結構普通なのが勿体ない気がする。
それから今回のヘッドライナーとも言えるSparks。数年前のフジロックで観て以来。今回のセットリストに組まれた曲をあらためて聴くと、「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」のようなオッド・ポップというよりもメロディアスなエレポップという側面が目立った。「The Number One Song In Heaven」ではそれまで無表情にキーボードを奏でていたロンさんが例のダンスを披露、終わってからタオルで脇を仰ぐ仕草がかわいかった。あと、ステージ前で熱心にカメラを回していたのは現在Sparksのドキュメンタリー映画を製作中のエドガー・ライト監督だったみたい。
JUNGLE STAGE「MIDNIGHT SPACE ODD」にてyahyel。ヴォーカルにかかってるあの1オクターブ低いハーモナイズが入るエフェクトいいな。途中で水曜日のカンパネラのコムアイがゲスト出演し共演。
SONIC STAGE「MIDNIGHT SONIC」にてWolf Alice。音楽性は全く異なるけど紅一点ヴォーカルのいるバンドということで個人的にはParamoreと比べてしまうのだけど、比べるとちょっとキャッチーさとスター性に欠けてしまうかな。もちろん本人たちはそこは目指していないんだろうけど。あとベースの人、演奏しながら思いっきり背中から転倒してたけどパフォーマンス?事故?かなり痛そうだったけどその後照れ笑いしながら普通に演奏してたし謎だ。
ここでご飯。「長田タンク筋」のぼっかけ丼(700円)を食べた。すでに2時だけど飲食ブースはどこも営業していて、お客さんの数は少ないためどこも閑散としていたけど、だからって炊飯器の保温切っちゃダメでしょ。完全に冷めてた。
気を取り直してSONIC STAGE「MIDNIGHT SONIC」にて水曜日のカンパネラ。先ほどのyahyelのステージとは衣装チェンジして、ちょっとアジアンなスタイル。彼女はライブで必ず客席の方に飛び込んでくると思ったので中央の花道(?)の先で構えてたら案の定キター。
この後サングラスをオーディエンスに投げてたけど、あまりに寄り過ぎていたためにゲットできず。ちなみにこの時披露されたのが個人的に最も好きな曲「ウランちゃん」!これまで彼女らのライブを5、6回は観ているけど、この曲を聴けたのは初めてで嬉しかった。ラストの曲をやる直前、長い沈黙と長いMCがあったが、これまでのこと、これからのことを真摯に話していてなんか印象が変わった。ラストは再び中央通路の柵を超えてフロアを真っすぐに歩きはじめ、大勢の人に取り囲まれながら終始無言でフロアを抜け、隣のホールにある飲食ブースを抜け、トイレ奥の関係者通路へと去っていった。
水曜日のカンパネラの後は「Wakarimasen」が話題となったNY在住の日系人ラッパー、MIYACHIを観たかったのだけど、水曜日のカンパネラがだいぶ予定時間をオーバーしたのですでに終わってた。残念。
続いてSONIC STAGE「MIDNIGHT SONIC」にてMoodoïd。15分押しの4時スタート。フランス出身のこのユニットは水曜日のカンパネラと相互コラボしていて、先ほどの水曜日のカンパネラのステージでも共演していたので予想通りではあったけど途中でコムアイ登場。一日3ステージこなすってすごいな…しかも全部衣装変えてるし。Moodoïdはファンキーなポップで曲も演奏も良かったんだけど、Moodoïd君のとっちゃんぼうやなルックスにちょっとクスッとしてしまった。
コムアイとの共演曲終了後、翌日に備えて帰った。再び夜が明けてからの就寝だったけど、マイブラ耳栓のお陰でバッチリ熟睡。
【8/19 sun. SUMMER SONIC TOKYO DAY 2】
サマソニの開演自体は10:50からだけど最初の数アクトは初めからスルーするつもりで、11時頃に起きて朝ご飯を食べてからチャリで会場へ。あ、ちなみに実家が会場近くにあるので帰省がてら実家に泊めてもらい、親のチャリで会場に行ってるのです。サマソニ行くときは毎年このパターン。
最初のアクトはMOUNTAIN STAGEにてENDRECHERI。11人編成のファンク・バンドでかっこいい。剛くんがサングラスをずり下げたりシャツを後ろにはだけたりするだけで「キャー!!」と黄色い声援が上がるので自分も加わってみたりと楽しかった。しかし写真撮影してる40代くらいの女性がスタッフに注意されていたけど、その女性の目の前でライブ配信していた男性は何も注意されず。いいのかスタッフ?
続いてSONIC STAGEにてPetit Biscuit。こんなあどけないルックスなんだな…ちょっとしたディズニーアイドル顔。ギター弾いたり、わざわざマシン(シーケンサー?)をフロア側に向けて設置したりといろいろステージングを意識されてるご様子。
MOUNTAIN STAGEでのWalk The Moonは後方で座って休憩しつつ観た。キラーチューン「Shut Up And Dance」はやはり大盛り上がり。その後は「Cafe Habana TOKYO」でキーマカレーホットサンド(800円)を食べた。写真ではかなり美味しそうだったけど、うーん、パンがとってもイケてない。500円なら満足できたかもだけどこれで800円は正直高い。
ホットサンドを食べつつSONIC STAGEへ。Rex Orange County、めっちゃインディ系ながらかなりの人が集まってて、ゆとりはあるもののステージ後方まで人が集まっていたし、今年は数少なめなイケイケのオネーサンたちも多数。でもそれも納得で、キャップに短パン姿で無邪気っぽさ満点のアレックス・オコナー君はかわいらしいし、バックのアプリコットのイラストもかわいいし、何より楽曲が夏っぽくて最高。もしかしたら今後、エド・シーランみたいな売れ方するなんてこともあるのでは?とか思った。
MOUNTAIN STAGEに戻り、レキシを初めて観る。面白いというのは噂に聞いていたけど、軽妙洒脱なトークが本当に面白かった。そして後方までかなり埋まっている。「GET A NOTE」という曲は「下駄の音」に掛けたシャレだけど、ボブ・マーリーの「Get Up, Stand Up」の引用があったりと芸が細かい。
次はSONIC STAGEにてJorja Smith。毛先をピンクに染め、赤いドレス姿のJorjaに場内女子からは「かわいい!」の声が多数聞こえた。っていうかかっこいい。TLC「No Scrubs」のカバーも披露していたけど声質的にもベスト・マッチ。ナイスな選曲だと思った。
ここまでマウンテンとソニックを行ったり来たりしていたけど、ようやく外へ。BEACH STAGEでのTom Mischは、楽曲のムードと夕暮れ時のビーチが相性抜群。途中でトムのお姉さんか妹さんも登場。この日はソニマニ~サマソニ期間中としては一番暑かったけど、それでも今夏の猛暑の中ではだいぶ過ごしやすく、そんな気候のビーチはとても気持ち良かった。
さてそろそろ今年最初で最後のMARINE STAGEへ。Chance The Rapper、おそらくとても素晴らしいパフォーマンスになるんだろうなと思っていたけど案の定とても良かった。何よりオーディエンスの盛り上がりが凄かったと思う。正直マリンスタジアムのスタンドはチャンスがステージに登場した時点ではまだかなり空いていたし、アリーナも詰まっているのはPAら辺までだったと思う(前の方で観たのではっきりとはわからないけど、モニターで映し出された客席側映像の感じから)。でも前方はコアなファンが集まり、周囲の熱狂度はとても高いものだった。ゲストでReeseynemがわざわざMVと同じ衣装で登場し「What's The Hook」を披露。
ところでコーラス隊がみんなスタイルバラバラのラフな服装だったのはわざとかな。チャンスもラフだったし(パンツはウータンのロゴ入り)、自然体で飾らない姿勢が彼の人気の理由の一つなのかも。
チャンス後はJess Glynneまでの間、スタジアム近辺で何か甘いものでも食べようと思い、全お店を探し回ったけどかき氷しかない。なので諦め、Billboard JAPAN STAGEへ。このステージはフジロックのレッドマーキーの小さい版みたいな規模だけど、シャンデリアや赤い布の掛けられた天井など内装が凝っててかっこいい。Jess Glynneはステージ中央のお立ち台でキメポーズで登場、かっこいい。2曲目にしていきなり「Rather Be」やったけど、バンドアレンジ凄くかっこよかったし当然のごとく盛り上がった。
良きところで再びBEACH STAGEへ戻り、George Clinton & Parliament Funkadelic。ちょっと開演が押していたので脇にある白いソファでちょっと休憩、始まってからは前方で観た。コーラス&ダンサーの女性がなかなかホットでした。
10分ほど開始が押したのでGeorge Clintonを観る時間が少し短くなってしまったけど、そろそろ今回のラストアクト、Paramoreに移動開始。でもビーチ→メッセへはチャリ移動なので移動開始から7分後、開演5分前くらいにはSONIC STAGEに到着。初めて観るParamore、結論から言うと今年のソニマニ~ミッドナイト~サマソニ日曜の中でベスト・アクトだった。それまでベスト・アクトはChance The Rapperかな?と思っていたけど、まずプラチナブロンドにベレー帽(?)を被りピンクのジャケット姿で登場したヘイリーがかっこよすぎた。ジャケット脱いだらオーバーサイズ気味なTalking HeadsのTシャツ姿で、これもまた良い。
メガホン片手に歌われた「Ignorance」などではヘイリーが綺麗なハイキックを見せていたけど、この人めちゃくちゃ身体能力高いのね。動きは終始キレあったし、全挙動がかっこよかった。終盤はTシャツの裾を絞っていたけど、これもまた良い…とまあヘイリーばかりベタ褒めになってしまうけど、途中でヴォーカルも務めたザック・ファロのドラミングもかっこよかったな。彼のドラムは最近のポップな曲よりも初期の激しい曲の方が引き立つ。
そしてParamoreの素晴らしいパフォーマンスにより大歓喜のままにサマソニ2018終了。今年のサマソニ、トータル的にとても楽しめた。まずソニマニのアクトが豪華だったのと、サマソニは1日目よりも2日目の方が観たいアーティストが固まっていたのでソニマニ~ミッドナイト~サマソニ2日目という参加が可能だったこと。もしソニマニ~サマソニ1日目~ミッドナイトだったら体力的に無理だっただろうと思う。あと、日曜のタイムテーブルがかなり良くて、観たいアクトがほとんど被らずにうまく予定が組めたのも大きい(もちろん、Mike ShinodaやSt. Vincentなど諦めたものもいくつかあるけど)。そして3日間通してのベスト・アクトが最初Chance The Rapperかなと思わせておいて一番最後にParamoreがかっさらうという、フェスの流れとしては最高の感じで終わることができた。
というわけでベストアクトは
1. Paramore
2. Chance The Rapper
3. Nine Inch Nails
に決定!
さて、来年は20周年ということで3日間開催かな?(10周年の2009年は3日間開催)。今年は原点回帰ということでコアな洋楽ファンが喜ぶようなメンツだったけど、ここ数年のような集客規模には至らず、快適ではあったけど収益面で心配でもある。なので来年はお祝いの年でもあるし、メジャー/インディ、洋楽/邦楽、バンド系/ダンス系のバランスの取れた、万人受けする感じになるといいなと思う。あと2001年の第一回目サマソニに参加している自分としては、当時一番手とか二番手で登場したMuse、Coldplay、Sigur Rósが3日間のヘッドライナーだったら面白いんじゃないかと思うんですが。どうでしょうか清水社長!
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