Albums of the Month |
6月に初聴きした音源まとめです。5月にリリースされたOneohtrix Point Neverの新譜『Age of』が2018年の初購入CDだったけど、あれから新譜をぽつぽつ購入。にしても、狙ったわけではないのに女性Voばっかだな…。
First Aid Kit / Ruins (2018)
★★★★★
今年のコーチェラのライブストリーミングで観たけど、あのシチュエーションにジャスト過ぎた。トラディショナルなカントリー・サウンドはやっぱり最高。2人の声質もハーモニーの美しさも本当に素晴らしい。6月聴いた中でベスト。
First Aid Kit - "Fireworks"
Superorganism / Superorganism (2018)
★★★★☆
今年一番期待してた新人のデビュー作。Deerhoof、The Go! Team、The Avalanchesの折衷感覚、90'sグランド・ロイヤル勢のDIY精神、90's後期~00's前期のThe Flaming Lipsのヘロヘロ&カラフル・ポップ感覚の融合とでも言えそう。が、緊急地震警報のサンプリングは…(イカン)。
Superorganism - "Night Time"
Beach House / 7 (2018)
★★★☆☆
『Bloom』リリース時、このバンドは次のアルバムを出す頃には例えばフジロックのホワイト・ステージのヘッドライナーを務めるような存在になると思っていた。でも次の『Depression Cherry』、そして『Thank Your Lucky Stars』は「揺り戻し」みたいな雰囲気があって、実際そのような存在にはならなかった。2015年のその2作はこのブログでも年間ベストの1位と2位に選んだけど、何となく手詰まり感のようなものを感じていた。そして去年のB面集リリース。これは過去を清算し、リスタートするためのものだと思った。つまり次回作はガラッと変えてくる…と勝手に期待していた。
で、どうだったか?お、こうきたか。というよりは、え、こっちでいいの?の方が強いかな。1曲目「Dark Spring」を聴いて、確かにガラッと変えてきたなと思った。でもいくつかの曲は「今さらシューゲ風ですか?」みたいな感じで、独創性がやや薄れたような印象。
Beach House - "Lemon Glow"
Jorja Smith / Lost And Found (2018)
★★★★★
この人のアルバム出たら買う!と思ってから一年半くらいは経ったか、ようやくデビュー・アルバムがリリース。決して新しくはないスタイルだけど、90'sヒップホップ・ソウルなテイストが世代的にはたまらない。特にピアノを主体にした泣きメロ「Tomorrow」は、ソングライティング力の高さが際立っていると思う。
Jorja Smith - "Blue Lights"
Tinashe / Joyride (2018)
★★★★☆
まず、ジャケがかっこいい。ただ音はジャケに負けない攻撃性や妖しさのようなものがもう少しあっても良かったかな。
Tinashe - "No Drama feat. Offset"
Lily Allen / No Shame (2018)
★★★★★
女性ソロのポップ・シンガー百花繚乱の時代ではあるけど、音楽性や声、キャラ、ルックス含めトータル的に一番好きなのはこの人。相変わらず南国テイストの取り入れ方とか上手くて、1st『Alright, Still』の頃をちょっと思い出させた。
Lily Allen - "Lost My Mind"
Christina Aguilera / Liberation (2018)
★★★★☆
いやーやはりこの人の声好きだわ。ただどうしても超名盤『Back To Basics』と比べてしまうんだよな…。まあ内容的にもセールス的にもパッとしなかった『Bionic』『Lotus』に比べたらめちゃくちゃいいけど。
にしても、アートワークがかなり挑発的だ。ジャケ内にセミヌード写真を入れつつ、パッケージ裏ジャケに込められたメッセージはかなり強烈。歌詞対訳などは読んでいないけど、『Liberation』というタイトル、アートワーク、そして女の子たちが「I wanna be…」と連呼するインタールードなどから、女性の解放をコンセプトにしていることは明らか。
Christina Aguilera - "Accelerate feat. Ty Dolla $ign, 2 Chainz"
Mourn / Sorpresa Familia (2018)
★★★★★
まず、ギターもドラムも音がかっこよすぎる。そしてヴォーカルもかっこいい。それでこの和やかな家族写真みたいなジャケ。ずるい。
Mourn - "Barcelona City Tour"
渡辺美里 / BIG WAVE (1993)
★★★★☆
今月の渡辺美里。小室哲哉提供曲がない!そして岡村ちゃんと小林武史要素強め。「いつか きっと」はリアルタイム以来久しぶりに聴いたけどいい曲。「Audrey」はマイケル・ジャクソン「Rock With You」のオマージュと思しきパートがあって興味深かった。
★★★★★
今年のコーチェラのライブストリーミングで観たけど、あのシチュエーションにジャスト過ぎた。トラディショナルなカントリー・サウンドはやっぱり最高。2人の声質もハーモニーの美しさも本当に素晴らしい。6月聴いた中でベスト。
First Aid Kit - "Fireworks"
Superorganism / Superorganism (2018)
★★★★☆
今年一番期待してた新人のデビュー作。Deerhoof、The Go! Team、The Avalanchesの折衷感覚、90'sグランド・ロイヤル勢のDIY精神、90's後期~00's前期のThe Flaming Lipsのヘロヘロ&カラフル・ポップ感覚の融合とでも言えそう。が、緊急地震警報のサンプリングは…(イカン)。
Superorganism - "Night Time"
Beach House / 7 (2018)
★★★☆☆
『Bloom』リリース時、このバンドは次のアルバムを出す頃には例えばフジロックのホワイト・ステージのヘッドライナーを務めるような存在になると思っていた。でも次の『Depression Cherry』、そして『Thank Your Lucky Stars』は「揺り戻し」みたいな雰囲気があって、実際そのような存在にはならなかった。2015年のその2作はこのブログでも年間ベストの1位と2位に選んだけど、何となく手詰まり感のようなものを感じていた。そして去年のB面集リリース。これは過去を清算し、リスタートするためのものだと思った。つまり次回作はガラッと変えてくる…と勝手に期待していた。
で、どうだったか?お、こうきたか。というよりは、え、こっちでいいの?の方が強いかな。1曲目「Dark Spring」を聴いて、確かにガラッと変えてきたなと思った。でもいくつかの曲は「今さらシューゲ風ですか?」みたいな感じで、独創性がやや薄れたような印象。
Beach House - "Lemon Glow"
Jorja Smith / Lost And Found (2018)
★★★★★
この人のアルバム出たら買う!と思ってから一年半くらいは経ったか、ようやくデビュー・アルバムがリリース。決して新しくはないスタイルだけど、90'sヒップホップ・ソウルなテイストが世代的にはたまらない。特にピアノを主体にした泣きメロ「Tomorrow」は、ソングライティング力の高さが際立っていると思う。
Jorja Smith - "Blue Lights"
Tinashe / Joyride (2018)
★★★★☆
まず、ジャケがかっこいい。ただ音はジャケに負けない攻撃性や妖しさのようなものがもう少しあっても良かったかな。
Tinashe - "No Drama feat. Offset"
Lily Allen / No Shame (2018)
★★★★★
女性ソロのポップ・シンガー百花繚乱の時代ではあるけど、音楽性や声、キャラ、ルックス含めトータル的に一番好きなのはこの人。相変わらず南国テイストの取り入れ方とか上手くて、1st『Alright, Still』の頃をちょっと思い出させた。
Lily Allen - "Lost My Mind"
Christina Aguilera / Liberation (2018)
★★★★☆
いやーやはりこの人の声好きだわ。ただどうしても超名盤『Back To Basics』と比べてしまうんだよな…。まあ内容的にもセールス的にもパッとしなかった『Bionic』『Lotus』に比べたらめちゃくちゃいいけど。
にしても、アートワークがかなり挑発的だ。ジャケ内にセミヌード写真を入れつつ、パッケージ裏ジャケに込められたメッセージはかなり強烈。歌詞対訳などは読んでいないけど、『Liberation』というタイトル、アートワーク、そして女の子たちが「I wanna be…」と連呼するインタールードなどから、女性の解放をコンセプトにしていることは明らか。
Christina Aguilera - "Accelerate feat. Ty Dolla $ign, 2 Chainz"
Mourn / Sorpresa Familia (2018)
★★★★★
まず、ギターもドラムも音がかっこよすぎる。そしてヴォーカルもかっこいい。それでこの和やかな家族写真みたいなジャケ。ずるい。
Mourn - "Barcelona City Tour"
渡辺美里 / BIG WAVE (1993)
★★★★☆
今月の渡辺美里。小室哲哉提供曲がない!そして岡村ちゃんと小林武史要素強め。「いつか きっと」はリアルタイム以来久しぶりに聴いたけどいい曲。「Audrey」はマイケル・ジャクソン「Rock With You」のオマージュと思しきパートがあって興味深かった。
- 関連記事
-
- Albums of the Month (2018年9月) 2018/09/30
- Albums of the Month (2018年8月) 2018/08/31
- Albums of the Month (2018年7月) 2018/07/31
- Albums of the Month (2018年6月) 2018/07/01
- Albums of the Month (2018年5月) 2018/06/01
- Albums of the Month (2018年4月) 2018/04/30
- Albums of the Month (2018年3月) 2018/03/31
次のページ |
新着 |
[PLAYLIST] K-POP MIX 2024
Exclusive Interview with moë - English Trans.
新譜リリース情報(2025年1月)
2024年 年間ベスト・アルバムTOP40
2024年 年間ベスト・ソングTOP100
2024年に観た映画 BEST10
Hakoniwa Chart's 2024 Best 100 Songs
2024年旧譜ベスト・アルバムTOP5
Interview : moë
Albums of the Month (2024年12月)
Exclusive Interview with moë - English Trans.
新譜リリース情報(2025年1月)
2024年 年間ベスト・アルバムTOP40
2024年 年間ベスト・ソングTOP100
2024年に観た映画 BEST10
Hakoniwa Chart's 2024 Best 100 Songs
2024年旧譜ベスト・アルバムTOP5
Interview : moë
Albums of the Month (2024年12月)
タグ |