2010年代前半総括 |
2010年代前半総括企画の第三弾、ベストトラック100位から11位に続いてはTOP10です。過去5年間に入手した推定5,000曲近い音源の中から選ばれた、最もお気に入りの10曲。
がその前に、今回TOP100以内に惜しくも入らなかった50曲(実質101位から150位相当の楽曲)を、順位付けなしで書き記しておきたいと思います。
Anamanaguchi - "MEOW"
Endless Fantasy (2013)
Arcade Fire - "Reflektor"
Reflektor (2013)
BiS階段 - "好き好き大好き" (戸川純 cover)
BiS階段 (2013)
Chelsea Light Moving - "Burroughs"
Chelsea Light Moving (2012)
Cloud Nothings - "Forget You All the Time"
Cloud Nothings (2011)
Crocodiles - "Bubblegum Trash"
Endless Flowers (2012)
Crystal Castles - "Celestica"
Crystal Castles Ⅱ(2010)
Crystal Castles - "Baptism"
Crystal Castles Ⅱ(2010)
CSS - "La Liberacion"
La Liberacion (2011)
Destroyer - "Chinatown"
Kaputt (2011)
Ellie Goulding - "Every Time You Go"
Bright Lights (2010)
Foster the People - "Helena Beat"
Torches (2011)
Girls - "Vomit"
Father, Son, Holy Ghost (2011)
Glasvegas - "You"
Euphoric /// Heartbreak (2011)
Gypsy and the Cat - "Time to Wonder"
Gilgamesh (2011)
Kanye West - "On Sight"
Yeezus (2013)
Katy Perry - "Unconditionally"
Prism (2013)
Kid Cudi, Best Coast & Rostam Batmanglij - "All Summer"
[non-album track] (2010)
The Knife - "Full of Fire"
Shaking the Habitual (2013)
Lana Del Rey - "Million Dollar Man"
Born To Die (2012)
Lana Del Rey - "Video Games"
Born To Die (2012)
LCD Soundsystem - "Home"
This Is Happening (2010)
M.I.A. - "Only 1 U"
Matangi (2013)
M83 - "New Map"
Hurry Up, We're Dreaming (2011)
Magic Kids - "Hey Boy"
Memphis (2010)
OGRE YOU ASSHOLE - "フェンスのある家"
homely (2011)
OGRE YOU ASSHOLE - "ロープ"
homely (2011)
OK Go - "This Too Shall Pass"
Of The Blue Colour of the Sky (2010)
Paramore - "Ain't It Fun"
Paramore (2013)
Passion Pit - "Hideaway"
Gossamer (2012)
Porcelain Raft - "Drifting in and Out"
Strange Weekend (2012)
The Psychic Paramount - "N6"
Ⅱ (2011)
PUP - "Reservoir"
PUP (2013)
Rihanna - "Diamonds"
Unapologetic (2012)
Royal Blood - "Out of the Black"
Royal Blood (2014)
Run the Jewels - "Close Your Eyes (And Count to Fuck)
feat. Zack de la Rocha"
Run the Jewels 2 (2014)
The School - "It's Not the Same"
Reading Too Much into Things Like Everything (2012)
Selena Gomez & the Scene - "My Dilemma"
When the Sun Goes Down (2011)
Sharon Van Etten - "Serpents"
Tramp (2012)
She & Him - "I Could've Been Your Girl"
Volume 3 (2013)
Sigur Rós - "Brennisteinn"
Kveikur (2013)
Skrillex - "Scary Monsters and Nice Sprites"
Scary Monsters and Nice Sprites (2010)
Sky Ferreira - "Omanko"
Night Time, My Time (2013)
Warpaint - "Shadows"
The Fool (2010)
Weezer - "The British Are Coming"
Everything Will Be Alright in the End (2014)
Weezer - "Ruling Me"
Hurley (2010)
Wild nothing - "Bored Games"
Gemini (2010)
キノコホテル - "すべて売り物" (Aunt Sally cover)
マリアンヌの逆襲 (2013)
キノコホテル - "Fの巡回"
マリアンヌの呪縛 (2014)
大森靖子 - "子供じゃないもん17"
洗脳 (2014)
以上惜しくもTOP100からは漏れてしまった50曲でした。ではいよいよTOP10です。
[10] Bat for Lashes - "Laura"
The Haunted Man (2012)
[9] The Naked and Famous - "Punching in a Dream"
Passive Me, Aggressive You (2011)
[8] Crystal Castles - "Sad Eyes"
(Ⅲ) (2012)
[7] Neon Indian - "Hex Girlfriend"
Era Extraña (2011)
[6] The Killers - "Miss Atomic Bomb"
Battle Born (2012)
[5] Soko - "Destruction of the Disgusting Ugly Hate"
I Thought I Was an Alien (2012)
[4] Birdy - "Skinny Love" (Bon Iver cover)
Birdy (2011)
[3] Arcade Fire - "Afterlife"
Reflektor (2013)
[2] Beach House - "Wishes"
Bloom (2012)
[1] Cloud Nothings - "Wasted Days"
Attack on Memory (2012)
以上、こんな感じです。1位は先日「2010年代前半、音楽関連で大きな変革をもたらした18のこと」の記事の中でもひとつの項目として扱ったCloud Nothingsの2012年作『Attack on Memory』から9分近いパンク・ナンバー「Wasted Days」。初めて聴いた時の衝撃やライブでのかっこよさ、その後に与えた影響とかを考えると1位はもうこれしかないって感じです。
あと作業中は全く意識してなくて後から気付いたのですが、TOP3(Cloud Nothings、Beach House、Arcade Fire)がベストアルバムとベストトラックで、順番こそ異なるものの同じメンツになりました。好きな曲が入っている=好きなアルバムになるのは当然と言えば当然なのですが、3曲ともベストトラックの曲が収録されているのとは別の作品がベストアルバムのTOP3になってるっていうのも面白いです。この3組はベストアルバムではTOP11内に2作品ずつ入れてきているし、やはり自分の中で2010年代前半におけるベスト・アーティストって感じがします。
というわけで、統計データ取りたがりな(これは職業柄のせいでもある)性格なので、自分の好きな音楽の傾向について調べてみました。
■ベストトラック150位内に最も多くランクインしたアーティスト
同率1位・・・Arcade Fire、Crystal Castles (ともに6曲)
同率3位・・・Beach House、Cloud Nothings (ともに5曲)
5位・・・神聖かまってちゃん (4曲)
同率6位・・・Kanye West、M.I.A.、Weezer (ともに3曲)
TOP3には入らなかったものの、Crystal Castlesの存在も外せないです。解散してしまいましたが…。
■ベストトラックが多くリリースされた年
※それぞれTOP50、TOP100、TOP150でみた場合
TOP150で見ると、2010年、2011年、2012年はほぼ同率で、2013年が最も多く2014年が最も少なかったです。でもTOP50で見ると2013年は最も少なく2014年は割合が増えています。2014年は一番最近なので、「好きな曲」として消化されている曲がまだ少ないものの、鮮度が高いので上位に集中したということでしょうか。2013年は当時の年間ベストアルバムの記事でも書いた【佳作は多かった】【上位40枚を5段階で評価するとしたら、"5"が付くのはArcade Fireとmay.eのみで、他38枚はどれも僅差で"4"】【「これは絶対年間ベスト1位だろ!」みたいな作品にはあんまり出会えなかった】ということが如実にあらわれてるなあと。
ちなみに「ベストアルバムTOP50」でも同様に調べてみると、
2010年・・・7作
2011年・・・12作
2012年・・・7作
2013年・・・17作
2014年・・・7作
でした。やはり2013年は数としては多いです。2010年は7作品ながら全てTOP21位内にランクインし、さらに1位2位も独占しています。最も時間が経過している年のため、非常に好きな作品はそのままの評価で残り、それ以外は「過去のもの」として立ち消えた感があります。
■洋楽と邦楽どちらが好きか
主義としてどちらの方が好きということはないのですが、結果だけを見た場合やはり圧倒的に洋楽でした。買うのも同じくらいの割合で洋楽メインなので、これは当然の結果と言えます。
■電子音系と生音系どちらが好きか
半々ぐらいかな?と思ったんですが生音系の方が多い結果に。といっても、これは定義付けるのが難しいものもありました。バンドでギターが入ったりしているけどドラムが打ち込みだったりシンセ入りまくっているものが多かったので…。そういうったものはだいたい「生音系」に入れてしまったため、厳密に言うと「電子音系」「生音系」「電子音+生音混合系」がそれぞれ同率くらいになるはず。
■ボーカル
男声、女声、男女混声、あるいはインストのどれが好きか?ちょっとわかりづらいですが男声47%、女声41%、男女混声8%、インスト4%となっています。自分では女性ボーカルが好きな認識でいたのですが、ちゃんと調べてみるとわずかに男性ボーカルの方が多いんですね。意外でした。インストは思ったより少なかったですね。
ということで、なかなか骨の折れる作業だったけど楽しかったです。また5年後にやりたいですね(笑)。
がその前に、今回TOP100以内に惜しくも入らなかった50曲(実質101位から150位相当の楽曲)を、順位付けなしで書き記しておきたいと思います。
Anamanaguchi - "MEOW"
Endless Fantasy (2013)
Arcade Fire - "Reflektor"
Reflektor (2013)
BiS階段 - "好き好き大好き" (戸川純 cover)
BiS階段 (2013)
Chelsea Light Moving - "Burroughs"
Chelsea Light Moving (2012)
Cloud Nothings - "Forget You All the Time"
Cloud Nothings (2011)
Crocodiles - "Bubblegum Trash"
Endless Flowers (2012)
Crystal Castles - "Celestica"
Crystal Castles Ⅱ(2010)
Crystal Castles - "Baptism"
Crystal Castles Ⅱ(2010)
CSS - "La Liberacion"
La Liberacion (2011)
Destroyer - "Chinatown"
Kaputt (2011)
Ellie Goulding - "Every Time You Go"
Bright Lights (2010)
Foster the People - "Helena Beat"
Torches (2011)
Girls - "Vomit"
Father, Son, Holy Ghost (2011)
Glasvegas - "You"
Euphoric /// Heartbreak (2011)
Gypsy and the Cat - "Time to Wonder"
Gilgamesh (2011)
Kanye West - "On Sight"
Yeezus (2013)
Katy Perry - "Unconditionally"
Prism (2013)
Kid Cudi, Best Coast & Rostam Batmanglij - "All Summer"
[non-album track] (2010)
The Knife - "Full of Fire"
Shaking the Habitual (2013)
Lana Del Rey - "Million Dollar Man"
Born To Die (2012)
Lana Del Rey - "Video Games"
Born To Die (2012)
LCD Soundsystem - "Home"
This Is Happening (2010)
M.I.A. - "Only 1 U"
Matangi (2013)
M83 - "New Map"
Hurry Up, We're Dreaming (2011)
Magic Kids - "Hey Boy"
Memphis (2010)
OGRE YOU ASSHOLE - "フェンスのある家"
homely (2011)
OGRE YOU ASSHOLE - "ロープ"
homely (2011)
OK Go - "This Too Shall Pass"
Of The Blue Colour of the Sky (2010)
Paramore - "Ain't It Fun"
Paramore (2013)
Passion Pit - "Hideaway"
Gossamer (2012)
Porcelain Raft - "Drifting in and Out"
Strange Weekend (2012)
The Psychic Paramount - "N6"
Ⅱ (2011)
PUP - "Reservoir"
PUP (2013)
Rihanna - "Diamonds"
Unapologetic (2012)
Royal Blood - "Out of the Black"
Royal Blood (2014)
Run the Jewels - "Close Your Eyes (And Count to Fuck)
feat. Zack de la Rocha"
Run the Jewels 2 (2014)
The School - "It's Not the Same"
Reading Too Much into Things Like Everything (2012)
Selena Gomez & the Scene - "My Dilemma"
When the Sun Goes Down (2011)
Sharon Van Etten - "Serpents"
Tramp (2012)
She & Him - "I Could've Been Your Girl"
Volume 3 (2013)
Sigur Rós - "Brennisteinn"
Kveikur (2013)
Skrillex - "Scary Monsters and Nice Sprites"
Scary Monsters and Nice Sprites (2010)
Sky Ferreira - "Omanko"
Night Time, My Time (2013)
Warpaint - "Shadows"
The Fool (2010)
Weezer - "The British Are Coming"
Everything Will Be Alright in the End (2014)
Weezer - "Ruling Me"
Hurley (2010)
Wild nothing - "Bored Games"
Gemini (2010)
キノコホテル - "すべて売り物" (Aunt Sally cover)
マリアンヌの逆襲 (2013)
キノコホテル - "Fの巡回"
マリアンヌの呪縛 (2014)
大森靖子 - "子供じゃないもん17"
洗脳 (2014)
以上惜しくもTOP100からは漏れてしまった50曲でした。ではいよいよTOP10です。
[10] Bat for Lashes - "Laura"
The Haunted Man (2012)
[9] The Naked and Famous - "Punching in a Dream"
Passive Me, Aggressive You (2011)
[8] Crystal Castles - "Sad Eyes"
(Ⅲ) (2012)
[7] Neon Indian - "Hex Girlfriend"
Era Extraña (2011)
[6] The Killers - "Miss Atomic Bomb"
Battle Born (2012)
[5] Soko - "Destruction of the Disgusting Ugly Hate"
I Thought I Was an Alien (2012)
[4] Birdy - "Skinny Love" (Bon Iver cover)
Birdy (2011)
[3] Arcade Fire - "Afterlife"
Reflektor (2013)
[2] Beach House - "Wishes"
Bloom (2012)
[1] Cloud Nothings - "Wasted Days"
Attack on Memory (2012)
以上、こんな感じです。1位は先日「2010年代前半、音楽関連で大きな変革をもたらした18のこと」の記事の中でもひとつの項目として扱ったCloud Nothingsの2012年作『Attack on Memory』から9分近いパンク・ナンバー「Wasted Days」。初めて聴いた時の衝撃やライブでのかっこよさ、その後に与えた影響とかを考えると1位はもうこれしかないって感じです。
あと作業中は全く意識してなくて後から気付いたのですが、TOP3(Cloud Nothings、Beach House、Arcade Fire)がベストアルバムとベストトラックで、順番こそ異なるものの同じメンツになりました。好きな曲が入っている=好きなアルバムになるのは当然と言えば当然なのですが、3曲ともベストトラックの曲が収録されているのとは別の作品がベストアルバムのTOP3になってるっていうのも面白いです。この3組はベストアルバムではTOP11内に2作品ずつ入れてきているし、やはり自分の中で2010年代前半におけるベスト・アーティストって感じがします。
というわけで、統計データ取りたがりな(これは職業柄のせいでもある)性格なので、自分の好きな音楽の傾向について調べてみました。
■ベストトラック150位内に最も多くランクインしたアーティスト
同率1位・・・Arcade Fire、Crystal Castles (ともに6曲)
同率3位・・・Beach House、Cloud Nothings (ともに5曲)
5位・・・神聖かまってちゃん (4曲)
同率6位・・・Kanye West、M.I.A.、Weezer (ともに3曲)
TOP3には入らなかったものの、Crystal Castlesの存在も外せないです。解散してしまいましたが…。
■ベストトラックが多くリリースされた年
※それぞれTOP50、TOP100、TOP150でみた場合
TOP150で見ると、2010年、2011年、2012年はほぼ同率で、2013年が最も多く2014年が最も少なかったです。でもTOP50で見ると2013年は最も少なく2014年は割合が増えています。2014年は一番最近なので、「好きな曲」として消化されている曲がまだ少ないものの、鮮度が高いので上位に集中したということでしょうか。2013年は当時の年間ベストアルバムの記事でも書いた【佳作は多かった】【上位40枚を5段階で評価するとしたら、"5"が付くのはArcade Fireとmay.eのみで、他38枚はどれも僅差で"4"】【「これは絶対年間ベスト1位だろ!」みたいな作品にはあんまり出会えなかった】ということが如実にあらわれてるなあと。
ちなみに「ベストアルバムTOP50」でも同様に調べてみると、
2010年・・・7作
2011年・・・12作
2012年・・・7作
2013年・・・17作
2014年・・・7作
でした。やはり2013年は数としては多いです。2010年は7作品ながら全てTOP21位内にランクインし、さらに1位2位も独占しています。最も時間が経過している年のため、非常に好きな作品はそのままの評価で残り、それ以外は「過去のもの」として立ち消えた感があります。
■洋楽と邦楽どちらが好きか
主義としてどちらの方が好きということはないのですが、結果だけを見た場合やはり圧倒的に洋楽でした。買うのも同じくらいの割合で洋楽メインなので、これは当然の結果と言えます。
■電子音系と生音系どちらが好きか
半々ぐらいかな?と思ったんですが生音系の方が多い結果に。といっても、これは定義付けるのが難しいものもありました。バンドでギターが入ったりしているけどドラムが打ち込みだったりシンセ入りまくっているものが多かったので…。そういうったものはだいたい「生音系」に入れてしまったため、厳密に言うと「電子音系」「生音系」「電子音+生音混合系」がそれぞれ同率くらいになるはず。
■ボーカル
男声、女声、男女混声、あるいはインストのどれが好きか?ちょっとわかりづらいですが男声47%、女声41%、男女混声8%、インスト4%となっています。自分では女性ボーカルが好きな認識でいたのですが、ちゃんと調べてみるとわずかに男性ボーカルの方が多いんですね。意外でした。インストは思ったより少なかったですね。
ということで、なかなか骨の折れる作業だったけど楽しかったです。また5年後にやりたいですね(笑)。
- 関連記事
-
- 2010年代前半ベストトラックTOP100[10位→1位] 2015/03/30
- 2010年代前半ベストトラックTOP100[100位→11位] 2015/03/29
- 2010年代前半ベストアルバムTOP50 2015/03/08
- 2010年代前半、音楽関連で大きな変革をもたらした18のこと 2015/03/07
次のページ |
新着 |
[PLAYLIST] K-POP MIX 2024
Exclusive Interview with moë - English Trans.
新譜リリース情報(2025年1月)
2024年 年間ベスト・アルバムTOP40
2024年 年間ベスト・ソングTOP100
2024年に観た映画 BEST10
Hakoniwa Chart's 2024 Best 100 Songs
2024年旧譜ベスト・アルバムTOP5
Interview : moë
Albums of the Month (2024年12月)
Exclusive Interview with moë - English Trans.
新譜リリース情報(2025年1月)
2024年 年間ベスト・アルバムTOP40
2024年 年間ベスト・ソングTOP100
2024年に観た映画 BEST10
Hakoniwa Chart's 2024 Best 100 Songs
2024年旧譜ベスト・アルバムTOP5
Interview : moë
Albums of the Month (2024年12月)
タグ |