BEST TRACKS OF 2012 [20位-11位]

年間/半期ベスト[2012年]

2012年にCD購入／デジタル購入／フリーDL／レンタルした音楽の中から、ベストトラック20曲を発表します。もしかしたらシングルなどで2012年以前に発表されたものもあるかもしれませんが、詳しく把握していないのであくまで「2012年リリースのアルバムまたはEPの収録曲」から選びました。今回は20位から11位まで。

まずは次点の3曲から。

The Maccabees - "Ayla"
from "Given To The Wild"
【YouTube】The Maccabees - "Ayla"
ピアノのリフレインが何とも美しい。

Lana Del Rey - "Million Dollar Man"
from "Born To Die"
【YouTube】Lana Del Rey - "Million Dollar Man"
デビューアルバムも「Paradise EP」もいい曲ばかりだったけど、一番彼女らしい雰囲気が出ていると感じたのはこの曲。

The School - "It's Not The Same"
from "Reading Too Much Into Things Like Everything"
【YouTube】The School - "It's Not The Same"
アルバムは全編キャッチーで捨て曲ナシ。そんな中でも異彩を放っていたのが唯一マイナー調のこの曲。

続いて20位から11位まで。

No.20 Blood Red Shoes - "Je Me Perds"
from "In Time To Voices"

いきなり激しいのから行きます。アタリ・ティーンエイジ・ライオットではありませんよ！この曲と「Cold」はめちゃくちゃよかったのですが、残念ながらアルバムはイマイチでした…。

No.19 Taylor Swift - "State of Grace"
from "Red"

本作で初めて彼女のアルバムをちゃんと聴いたけど、オープニングを飾るこの曲が良すぎました。ギターの音とか曲調がめちゃくちゃU2っぽいのも◎

No.18 The Cribs - "Chi-Town"
from "In The Belly of The Brazen Bull"

これまで彼らに全然興味なかった(どちらかというと好きではなかった)けど、スティーヴ・アルビニがプロデュースしたこの曲で見事にハマりました。

No.17 Azealia Banks - "Jumanji"
from mixtape "Fantasea"

2013年はこういうカッコいいヒップホップとたくさん出会いたいです。彼女のデビューアルバムも来年リリース予定。

No.16 Hannah Cohen - "Don't Say"
from "Child Bride"

甘く優しい歌声の女性シンガー。初めて聴いた時に即買いしたけど、今のところモンチコン！くらいしか取り上げてる媒体を見たことがありません。なぜだろう…。

No.15 Porcelain Raft - "Drifting In And Out"
from "Strange Weekend"

サイケデリック・エレクトロ・ポップ。この曲はメロディーもいいのだけど、ドラムが非常に好きなのです。

No.14 Jonathan Boulet - "You're a Animal"
from "We Keep The Beat, Found The Sound, See The Need, Start The Heart"

ドカドカゴロゴロしたドラムにシューゲばりの分厚いギターノイズ、そしてアンセミックなコーラス。2012年、最も高揚感と躍動感に満ちた曲でした。

No.13 Godspeed You! Black Emperor - "Mladic"
from "'Allelujah! Don't Bend! Ascend!"

約20分という長尺ながら一切の無駄なし。完璧な展開と構成を持つ混沌としたサイケ・パンクナンバー。

No.12 Speech Debelle - "Studio Backpack Rap"
from "Speech Therapy"

前作(デビュー作)が2009年のマーキュリープライズを受賞した彼女。ソウルやハウス、トリップホップなどいろんな側面があるので純粋なヒップホップアルバムとは言い難いけど、所謂ヒップホップ／ラップミュージックの中では最も良かった。特に先行シングルのこの曲はラップの切れ味も素晴らしいし、トラックも最高にカッコいい。

No.11 Crystal Castles - "Sad Eyes"
from "(Ⅲ)"

新作「(Ⅲ)」のなかで一番ダサい曲。90年代に○イベックス所属のJ-POPアーティストが出してそうなトラック。しかし(だからこそ)好き。

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