年間/半期ベスト[2012年] |
PUBLIC IMAGE REPUBLICプレゼンツ、2012年上半期のベストアルバムの上位10枚を発表します。
2012年1月1日から6月30日の間にリリースされたアルバムおよびEPで、自分が購入(CD/デジタル問わず)またはレンタルした作品が対象です。11位から20位まで(+12枚)はこちらの記事をご覧ください。
2012年1月1日から6月30日の間にリリースされたアルバムおよびEPで、自分が購入(CD/デジタル問わず)またはレンタルした作品が対象です。11位から20位まで(+12枚)はこちらの記事をご覧ください。
No.10 POP ETC / POP ETC
実は前作「Big Echo」はそこまで好きじゃないのです。いや、バンド自体は好きだし、「Excuses」「Promises」はめちゃくちゃ好きなのですが、アルバム単位では少しゆったりしすぎという印象でした。シンセポップやR&Bに接近した本作はキャッチーなメロディーはそのままに、アッパーなダンスチューンからしっとりとしたR&Bがあったりと、メリハリがあって飽きさせません。
POP ETC - "Halfway To Heaven"
No.9 The School / Reading Too Much Into Things Like Everything
60'sガールポップやスウェディッシュ・ポップ、女性ボーカルのギタポが好きな人ならハズレなしだと思います。曲自体は至ってシンプルですが、全曲メロディーがキャッチー。
The School - "That Boy Is Mine"
No.8 Perfume Genius / Put Your Back N 2 It
2010年の年間ベストアルバムで16位に選出された前作「Learning」も美しいメロディーとシンプルな演奏、そして何よりガラス細工のようにフラジールな歌声が印象的でした。本作は音質も格段にクリアになり音に厚みが増した分、彼の歌声もよりドラマティックに聴こえます。悲しいことがあったら、このアルバムを聴いて思いっきり泣くと心が浄化されるような気がします。
Perfume Genius - "Hood"
No.7 Soko / I Thought I Was An Alien
女優業もこなすフランスのSSW。今にも消え入りそうなか細いハスキーボイスを、ときおり感情むき出しに歌い上げる様がとてもエモーショナル。アルバムは全体的にドリーミーなフォークで、Beach Houseのようなチープなリズムマシンを使った曲からYouth Lagoonのような箱庭ドリーム・ポップが多いですが、この曲はそんな中でも最も感情爆発なロック・バラード。この曲の歌詞和訳をこちらに掲載しています。
Soko - "Destruction of The Disgusting Ugly Hate"
No.6 Now, Now / Threads
けだるい女性ボーカルとシューゲイズサウンドを聴かせる3人組。元々はNow, Now Every Children名義でもう少し粗めのローファイな音でしたが、本作はキーボードも多用して音も洗練。そしてこれまで以上にメロディーも哀愁を帯びた美メロに進化。Minipop、Mazzy Star、Sad Day For Puppetsなどのボーカルが好きな方にオススメ。
Now, Now - "Thread"
No.5 Fun. / Some Nights
すでに全米チャートで1位を獲得するなど大ヒット中。シアトリカルな雰囲気と現代風のシンセの調和具合が絶妙。MIKA、Queenなどが好きな方に。
Fun. - "Carry On"
No.4 The Cribs / In The Belly of The Brazen Bull
スティーヴ・アルビニとデイヴ・フリッドマンという最強のプロデューサー二人を迎えての5作目。爆裂ガレージパンクに泣きメロ全開で、これはまさに21世紀の「ピンカートン」。Weezer好き、特にピンカートン至上主義者(はい、私です)は必聴だと思います。
The Cribs - "Uptight"
No.3 Cloud Nothings / Attack On Memory
去年までローファイなギターポップだったのに、本作で突然グランジやポスト・ハードコア風に…といった説明は他でもされているのでもはや不要でしょうか。2012年のインディーロックシーンにおいて、最も「イマ」の空気を切り取った音を鳴らしていたのがこのアルバム。自分はNirvanaをリアルタイムで体験していないけど、「破壊的・刹那的でありながらもポップ」という観点からすると、音の衝撃度はそれに近かったんじゃないか、と思ってしまいます。
Cloud Nothings - "Wasted Days"
No.2 Beach House / Bloom
前作「Teen Dream」が各メディアから高い評価を得た後の4作目。正直、前作は越えていないと思います。しかし全体的にテンポは少しだけ速くなり、メロディーもポップに振り切れた印象。それでも崇高なアート性を失っていないのは、やはりひとえにヴィクトリア・ルグランの中性的なハスキーボイスによると思います。
Beach House - "Myth"
No.1 Internet Forever / Internet Forever
上半期の1位は再生回数から言っても内容から言っても、UK出身のこの3人組のデビューアルバムでした。とはいえ国内盤が出てないどころか、販売フォーマットがアナログとデジタルダウンロードのみなので未聴の方も多いかもしれません。詳しいことは以前にブログに記事書いてるので、こちら(Internet Forever記事へ)をご覧ください。また、彼らの貴重なインタビューの日本語訳はこちら(インディーロックのインタビューサイト「TOO EARLY?」へ)で読むことができます。音源は彼らのBandcampにてアナログ盤10ポンド、デジタルが6ポンドで販売されています。Team MeやJohnny Foreigner好きな方にオススメ。
Internet Forever - "Break Bones"
実は前作「Big Echo」はそこまで好きじゃないのです。いや、バンド自体は好きだし、「Excuses」「Promises」はめちゃくちゃ好きなのですが、アルバム単位では少しゆったりしすぎという印象でした。シンセポップやR&Bに接近した本作はキャッチーなメロディーはそのままに、アッパーなダンスチューンからしっとりとしたR&Bがあったりと、メリハリがあって飽きさせません。
POP ETC - "Halfway To Heaven"
No.9 The School / Reading Too Much Into Things Like Everything
60'sガールポップやスウェディッシュ・ポップ、女性ボーカルのギタポが好きな人ならハズレなしだと思います。曲自体は至ってシンプルですが、全曲メロディーがキャッチー。
The School - "That Boy Is Mine"
No.8 Perfume Genius / Put Your Back N 2 It
2010年の年間ベストアルバムで16位に選出された前作「Learning」も美しいメロディーとシンプルな演奏、そして何よりガラス細工のようにフラジールな歌声が印象的でした。本作は音質も格段にクリアになり音に厚みが増した分、彼の歌声もよりドラマティックに聴こえます。悲しいことがあったら、このアルバムを聴いて思いっきり泣くと心が浄化されるような気がします。
Perfume Genius - "Hood"
No.7 Soko / I Thought I Was An Alien
女優業もこなすフランスのSSW。今にも消え入りそうなか細いハスキーボイスを、ときおり感情むき出しに歌い上げる様がとてもエモーショナル。アルバムは全体的にドリーミーなフォークで、Beach Houseのようなチープなリズムマシンを使った曲からYouth Lagoonのような箱庭ドリーム・ポップが多いですが、この曲はそんな中でも最も感情爆発なロック・バラード。この曲の歌詞和訳をこちらに掲載しています。
Soko - "Destruction of The Disgusting Ugly Hate"
No.6 Now, Now / Threads
けだるい女性ボーカルとシューゲイズサウンドを聴かせる3人組。元々はNow, Now Every Children名義でもう少し粗めのローファイな音でしたが、本作はキーボードも多用して音も洗練。そしてこれまで以上にメロディーも哀愁を帯びた美メロに進化。Minipop、Mazzy Star、Sad Day For Puppetsなどのボーカルが好きな方にオススメ。
Now, Now - "Thread"
No.5 Fun. / Some Nights
すでに全米チャートで1位を獲得するなど大ヒット中。シアトリカルな雰囲気と現代風のシンセの調和具合が絶妙。MIKA、Queenなどが好きな方に。
Fun. - "Carry On"
No.4 The Cribs / In The Belly of The Brazen Bull
スティーヴ・アルビニとデイヴ・フリッドマンという最強のプロデューサー二人を迎えての5作目。爆裂ガレージパンクに泣きメロ全開で、これはまさに21世紀の「ピンカートン」。Weezer好き、特にピンカートン至上主義者(はい、私です)は必聴だと思います。
The Cribs - "Uptight"
No.3 Cloud Nothings / Attack On Memory
去年までローファイなギターポップだったのに、本作で突然グランジやポスト・ハードコア風に…といった説明は他でもされているのでもはや不要でしょうか。2012年のインディーロックシーンにおいて、最も「イマ」の空気を切り取った音を鳴らしていたのがこのアルバム。自分はNirvanaをリアルタイムで体験していないけど、「破壊的・刹那的でありながらもポップ」という観点からすると、音の衝撃度はそれに近かったんじゃないか、と思ってしまいます。
Cloud Nothings - "Wasted Days"
No.2 Beach House / Bloom
前作「Teen Dream」が各メディアから高い評価を得た後の4作目。正直、前作は越えていないと思います。しかし全体的にテンポは少しだけ速くなり、メロディーもポップに振り切れた印象。それでも崇高なアート性を失っていないのは、やはりひとえにヴィクトリア・ルグランの中性的なハスキーボイスによると思います。
Beach House - "Myth"
No.1 Internet Forever / Internet Forever
上半期の1位は再生回数から言っても内容から言っても、UK出身のこの3人組のデビューアルバムでした。とはいえ国内盤が出てないどころか、販売フォーマットがアナログとデジタルダウンロードのみなので未聴の方も多いかもしれません。詳しいことは以前にブログに記事書いてるので、こちら(Internet Forever記事へ)をご覧ください。また、彼らの貴重なインタビューの日本語訳はこちら(インディーロックのインタビューサイト「TOO EARLY?」へ)で読むことができます。音源は彼らのBandcampにてアナログ盤10ポンド、デジタルが6ポンドで販売されています。Team MeやJohnny Foreigner好きな方にオススメ。
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