季節アルバム |
もう3月になってしまいましたが、今さらながら「冬に聴きたいアルバム10選」をやりたいと思います。この企画は年に4回、春夏秋冬ごとにやろうと思ってるので…。去年の年末には「クリスマスに聴きたい10曲」ということで、番外編的にクリスマスに特化した曲特集もやりましたが、今回は以前の「夏に聴きたいアルバム10選」、「秋に聴きたいアルバム10選」に続く第3弾です。アルバム全体を通して冬っぽさ出てるなーと思う作品ばかりを集めてみました。
※冬のイメージ
※冬のイメージ
The Postal Service / Give Up (2003)
"Nothing Better" by The Postal Service
上に貼った「冬のイメージ画像」はこのアルバム収録の「We Will Become Silhouettes」のシングルジャケットなんですが、そのせいかよくわからないけどこのアルバムは冬っぽさを感じます。それもただ「寒い」というだけじゃなくて、寒い中にもほっこりと温かいものを感じてるっていうイメージです。
Badly Drawn Boy / About A Boy OST (2002)
"Donna And Blitzen" by Badly Drawn Boy
こちらはイギリスのSSW、Badly Drawn BoyことDamon Goughによる、映画「About A Boy」の全編書き下ろしサントラ。この映画はちょっとクリスマスに関係してる、といってもヒュー・グラント演じる主人公が、父親のクリスマスソングの印税生活をしてるというくらいですが、アルバム全体として冬の澄んだ空気のロンドンの街並みを思い描かせてくれます。
The Delgados / Hate (2002)
"Coming In From The Cold" by The Delgados
さすがグラスゴーのバンドらしく、冬っぽさ出てます。が、こちらもどこか牧歌的でほっこり心温まるサウンド。男女混声、壮大なオーケストラ、ほどよい打ち込み、そしてプロデュースはデイヴ・フリッドマン。完璧です。
Travis / The Man Who (2000)
"Writing To Reach You" by Travis
このアルバムは、ジャケットからして寒いです。真冬のグラスゴー。雪解けの水を感じさせる「Driftwood」や、イギリス人が好きな曲投票では必ず上位に入る「Why Does It Always Rain On Me?」など名曲揃い。
Pet Shop Boys / Release (2002)
"Home And Dry" by Pet Shop Boys
このアルバムは彼らのアルバムの中でもアコースティック度が高め。そしてジョニー・マー(ex.The Smiths)がギターで参加してます。元々美メロに定評がある彼らだけに、アコースティック×哀愁エレポップの組み合わせは大成功だと思います。
A-ha / Foot of The Mountain (2009)
"Nothing Is Keeping You Here" by A-ha
「Take On Me」で有名な、あのA-haです。一発屋なんてとんでもない。彼らのこのラストアルバムは、少年のようなピュアなエモーションが詰め込まれた珠玉の名曲だらけです。彼らはノルウェー出身ですが、なぜ北欧出身アーティストはこういう哀愁美メロが得意なのでしょうか、不思議です。
Belle & Sebastian / Tigermilk (1999)
"My Wandering Days Are Over" by Belle & Sebastian
やはりベルセバは冬に合います。こちらは初期のファンの間でも特に人気が高いアルバム。この曲のようにトランペットの音とかあると、すごく冬っぽい雰囲気が出ると思います。その他の曲も生楽器の温もりある音とスチュワートの歌声がマッチして、冬に聴くと心温まります。
Sigur Rós / ( ) (2002)
"Untitled 1" by Sigur Rós
「冬に聴きたい」といえば彼らは外せないでしょう。アイスランドが世界に誇る孤高のバンド。寒い季節に寒い音楽を聴くの?と思うかもしれませんが、息を飲むほどの美しいサウンドは寒さをも忘れさせてくれます。
Mew / Frengers (2003)
"Comforting Sounds" by Mew
「Snow Brigade」なんて曲もあるし、クリスマスソングも入ってるので全体的に冬なイメージ。スウェーデンのシンガー、スティーナ・ノルデンスタム嬢が参加した曲もあり。「Comforting Sounds」はしんしんと降りつもる雪をイメージさせるギターと、雪景色が目の前に浮かぶような壮大なストリングスが魅力。
Mazzy Star / Among My Swan (1996)
"Flowers In December" by Mazzy Star
つい先日再結成を発表した、歌姫ホープ・サンドヴァル率いるサイケデリック・バンド。ホープ嬢は当時も今も変わらない美貌の持ち主(が、めちゃくちゃ性格悪いらしいです)。このアルバム全体が覆うほの暗いムードは、冬に家で塞ぎ込むにはぴったり。こういう舌っ足らずな女性ウィスパーボイスが大好きなのです。
"Nothing Better" by The Postal Service
上に貼った「冬のイメージ画像」はこのアルバム収録の「We Will Become Silhouettes」のシングルジャケットなんですが、そのせいかよくわからないけどこのアルバムは冬っぽさを感じます。それもただ「寒い」というだけじゃなくて、寒い中にもほっこりと温かいものを感じてるっていうイメージです。
Badly Drawn Boy / About A Boy OST (2002)
"Donna And Blitzen" by Badly Drawn Boy
こちらはイギリスのSSW、Badly Drawn BoyことDamon Goughによる、映画「About A Boy」の全編書き下ろしサントラ。この映画はちょっとクリスマスに関係してる、といってもヒュー・グラント演じる主人公が、父親のクリスマスソングの印税生活をしてるというくらいですが、アルバム全体として冬の澄んだ空気のロンドンの街並みを思い描かせてくれます。
The Delgados / Hate (2002)
"Coming In From The Cold" by The Delgados
さすがグラスゴーのバンドらしく、冬っぽさ出てます。が、こちらもどこか牧歌的でほっこり心温まるサウンド。男女混声、壮大なオーケストラ、ほどよい打ち込み、そしてプロデュースはデイヴ・フリッドマン。完璧です。
Travis / The Man Who (2000)
"Writing To Reach You" by Travis
このアルバムは、ジャケットからして寒いです。真冬のグラスゴー。雪解けの水を感じさせる「Driftwood」や、イギリス人が好きな曲投票では必ず上位に入る「Why Does It Always Rain On Me?」など名曲揃い。
Pet Shop Boys / Release (2002)
"Home And Dry" by Pet Shop Boys
このアルバムは彼らのアルバムの中でもアコースティック度が高め。そしてジョニー・マー(ex.The Smiths)がギターで参加してます。元々美メロに定評がある彼らだけに、アコースティック×哀愁エレポップの組み合わせは大成功だと思います。
A-ha / Foot of The Mountain (2009)
"Nothing Is Keeping You Here" by A-ha
「Take On Me」で有名な、あのA-haです。一発屋なんてとんでもない。彼らのこのラストアルバムは、少年のようなピュアなエモーションが詰め込まれた珠玉の名曲だらけです。彼らはノルウェー出身ですが、なぜ北欧出身アーティストはこういう哀愁美メロが得意なのでしょうか、不思議です。
Belle & Sebastian / Tigermilk (1999)
"My Wandering Days Are Over" by Belle & Sebastian
やはりベルセバは冬に合います。こちらは初期のファンの間でも特に人気が高いアルバム。この曲のようにトランペットの音とかあると、すごく冬っぽい雰囲気が出ると思います。その他の曲も生楽器の温もりある音とスチュワートの歌声がマッチして、冬に聴くと心温まります。
Sigur Rós / ( ) (2002)
"Untitled 1" by Sigur Rós
「冬に聴きたい」といえば彼らは外せないでしょう。アイスランドが世界に誇る孤高のバンド。寒い季節に寒い音楽を聴くの?と思うかもしれませんが、息を飲むほどの美しいサウンドは寒さをも忘れさせてくれます。
Mew / Frengers (2003)
"Comforting Sounds" by Mew
「Snow Brigade」なんて曲もあるし、クリスマスソングも入ってるので全体的に冬なイメージ。スウェーデンのシンガー、スティーナ・ノルデンスタム嬢が参加した曲もあり。「Comforting Sounds」はしんしんと降りつもる雪をイメージさせるギターと、雪景色が目の前に浮かぶような壮大なストリングスが魅力。
Mazzy Star / Among My Swan (1996)
"Flowers In December" by Mazzy Star
つい先日再結成を発表した、歌姫ホープ・サンドヴァル率いるサイケデリック・バンド。ホープ嬢は当時も今も変わらない美貌の持ち主(が、めちゃくちゃ性格悪いらしいです)。このアルバム全体が覆うほの暗いムードは、冬に家で塞ぎ込むにはぴったり。こういう舌っ足らずな女性ウィスパーボイスが大好きなのです。
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