大豊神社

　こんにちは！
　管理人のウイスキーぼんぼんです。

　2020年はねずみ年です。
　全国には狛ねずみがある神社や、ねずみにゆかりのあるお寺がいくつかあります。
　京都の哲学の道にほど近いところにある大豊神社もそのひとつで、狛犬ならぬ狛ねずみがいることで有名です。

　狛ねずみのある神社として、関西のローカルニュースでも初詣の様子が報道されていました。
　人が多そうだと思って、正月三が日は外して、1月の中旬ごろに訪れたのですが、それでも参道には参拝客による長い列が出来ていました。

　境内には、狛ねずみだけでなく、狛へび、狛さる、狛とびもいるそうです。
　せっかくなので、見て帰ろうと思います。

　鳥居をくぐって、境内右奥に狛ねずみのいる「大国社」があります。大国主命が祀られているお社です。
　やはり狛ねずみ目当ての参拝客が多いのか、この大国社に長い列が出来ていました。
　参拝客の話を聞くと、観光ツアーで来ている方もいるみたいでした。

　10分ほど待って、ようやくわたしも大国社へ参拝することが出来ました。

大国社


狛ねずみ（左側）


狛ねずみ（右側）

　大国社の両脇に、確かに狛ねずみがいました。
　うさぎなどは見たことあるような気がするのですが、ネズミなんて初めて見ました。

　右側と左側でポージングが違っていてかわいいです。
　参拝客もここぞとばかりにスマホで写真をパシャパシャと撮っていました。

狛へび


狛さる


狛とび

　狛ねずみのいる大国社を参拝したあと、参道を道なりに進んでいくと、狛へびが正面に現れます。
　さらに奥へと進んでいくと、狛さる、狛とびがいました。
　普通に参拝していれば普通にこれら3匹とは出会えることでしょう。

　ただ、この狛へび、狛さる、狛とびのいるエリアは人がいなくて少し閑散としていました。
　みなさん狛ねずみだけがお目当てのようです。

　授与所にも参拝客の長蛇の列。
　御朱印と御札の列が別れていて、どちらも同じくらい並んでいました。

豚汁　500円

　ちょうど初詣シーズンといこともあってか、境内には豚汁の炊き出しが行われていました。一杯500円。
　冷えた身体には悪魔的に染み入ります。美味しかったです。

　この大豊神社を参拝したあとに、哲学の道にあるお土産屋さんに寄ったのですが、そこの店員さんの話によると、12年前のねずみ年はここまで大豊神社に人は来ていなかったとのことです。
　みんなスマホやパソコンで「子年　初詣」とか「ねずみ　神社」といったキーワードで検索して、みんな同じ情報を得て、みんな同じこの大豊神社に集まったのではないか、と店員さんと一緒に推測するのでした。

　もちろん御朱印もゲットして帰りました。
　ねずみ年にねずみの神社の御朱印です。特に限定御朱印などは無いようでしたが、初めて参拝した神社ということもあって満足です。

　大きな神社ではありませんが、子年の今年はタイムリーなスポットだと思うので、ぜひ寄ってみましょう。
　近くにある哲学の道を南に行けば、島田荘司先生の『占星術殺人事件』にも登場した熊野若王子神社があります。おすすめの観光エリアです。