
大徳寺 高桐院
京都の
大徳寺には、2つの別院、22もの塔頭があります。
それぞれで御朱印がいただけるようで、ゴシュイニストにとっては絶好の狩場といえます。
しかし常時拝観可能な塔頭は龍源院・瑞峰院・大仙院・高桐院の4か院のみで、それ以外は「特別拝観」によって一般公開されるのを待つしかありません。
ちなみにそれぞれの塔頭で拝観料が取られるので、全収集するためにはそれなりの出費を覚悟した方が良いです。
今回はその22ある塔頭のうちの
高桐院というところを訪れてみました。塔頭のなかでもメジャーな方だと思います。
まず敷地内にはいって驚いたのが、木の葉っぱが青々と繁っていて、静寂としており、足を踏み入れると通りから空気が一変することです。

よく見ると赤く染まった葉っぱがありました。

わたしが訪れたのは9月のシルバーウィークで、秋と呼ぶにはまだまだ早い季節ですが、木々をよく見ると、ところどろこ既に紅葉が始まっているところもあり、秋の到来を間近に感じました。


陰影礼賛
高桐院の見どころといえば、やっぱり縁側から臨む庭園でしょう!
室内は暗いのですが、庭園には光が差し込んで明るいです。これこそまさに谷崎潤一郎の言う陰影礼賛の世界ではありませんか。侘び寂び感が素敵です。
紅葉の季節に来ると、さぞ綺麗なんだろうな、と思いつつも、そんなこと言い出したら、京都なんて秋にしかこれなくなるので、これはこれで目の前にある風景を楽しむことにします。



また、裏口(?)から庭園へと下りていくこともできます。
決して広くは無いんですが、苔がたくさん繁っていて、なんとも趣深い庭園が広がっていました。雨なんか降ると苔に水滴が付いて、また良い表情を見せてくれるかもしれません。躊躇せずに雨天決行しましょう。

細川ガラシャの墓

庭の隅にはお墓がありました。
なんとこれ、
細川ガラシャの墓だというのです。戦国武将の細川忠興の奥さんです。
たしか大阪城近くの越中井にはガラシャ夫人の辞世の句があったぞ、と思い出します。
お墓はここにあったのですね、と感動もひとしお。
しかし家に帰って調べてみると、細川ガラシャのお墓は、大阪の東淀川区の崇禅寺にもあるとか。おお…ガラシャ夫人、あなたはいま一体どこに…。

袈裟形のおりつくばい

そのほか、庭園にはさまざまな見どころスポットがあり、そのそれぞれに解説の書かれた立て看板があるので、じっくり観賞するにはピッタリです。

高桐院 御朱印
御朱印は拝観の際に御朱印帳を預けて、帰る時に返してもらう流れです。
拝観料が400円で、御朱印代は300円。計700円を見込んでおくと良いでしょう。

よく見ると赤く染まった葉っぱがありました。

わたしが訪れたのは9月のシルバーウィークで、秋と呼ぶにはまだまだ早い季節ですが、木々をよく見ると、ところどろこ既に紅葉が始まっているところもあり、秋の到来を間近に感じました。


陰影礼賛
高桐院の見どころといえば、やっぱり縁側から臨む庭園でしょう!
室内は暗いのですが、庭園には光が差し込んで明るいです。これこそまさに谷崎潤一郎の言う陰影礼賛の世界ではありませんか。侘び寂び感が素敵です。
紅葉の季節に来ると、さぞ綺麗なんだろうな、と思いつつも、そんなこと言い出したら、京都なんて秋にしかこれなくなるので、これはこれで目の前にある風景を楽しむことにします。



また、裏口(?)から庭園へと下りていくこともできます。
決して広くは無いんですが、苔がたくさん繁っていて、なんとも趣深い庭園が広がっていました。雨なんか降ると苔に水滴が付いて、また良い表情を見せてくれるかもしれません。躊躇せずに雨天決行しましょう。

細川ガラシャの墓

庭の隅にはお墓がありました。
なんとこれ、
細川ガラシャの墓だというのです。戦国武将の細川忠興の奥さんです。
たしか大阪城近くの越中井にはガラシャ夫人の辞世の句があったぞ、と思い出します。
お墓はここにあったのですね、と感動もひとしお。
しかし家に帰って調べてみると、細川ガラシャのお墓は、大阪の東淀川区の崇禅寺にもあるとか。おお…ガラシャ夫人、あなたはいま一体どこに…。

袈裟形のおりつくばい

そのほか、庭園にはさまざまな見どころスポットがあり、そのそれぞれに解説の書かれた立て看板があるので、じっくり観賞するにはピッタリです。

高桐院 御朱印
御朱印は拝観の際に御朱印帳を預けて、帰る時に返してもらう流れです。
拝観料が400円で、御朱印代は300円。計700円を見込んでおくと良いでしょう。