双龍図
こんにちわ!管理人のウイスキーぼんぼんです。
今回は京都の
建仁寺へ行ってきました。
臨済宗建仁寺派大本山の寺院にして世界最古の禅寺であり、俵屋宗達の「風神雷神図」や、建仁寺創建800年を記念して描かれた「双龍図」が有名です。
拝観料を払えば、本坊や方丈内をあちこち見てまわれるうえに、枯山水様式の庭園も見ることが出来ます。「風神雷神図」はレプリカであれど、写真撮影OK。「双龍図」についても写真撮影OKです。あらゆる場所をカメラに収めることができ、美しい芸術品と併せて、観光にはたいへんおすすめなお寺です。
北門
本坊
建仁寺の境内はコンパクトにまとまっていて、北門から中に入って右手に本坊があります。この本坊に受付があって、拝観料500円を払うと中に入ることが出来ます。
風神雷神図
方丈に入って、まず参拝客が目にするのが、俵屋宗達の
「風神雷神図」です。
オリジナルの本物は京都博物館のほうに寄託されているのですが、レプリカであるこちらもなかなかの見ごたえです。金光りする屏風がたいへん美しかったです。
さらに歩を進めていくと、方丈庭園として枯山水の広がる外廊下に出ます。
「大雄苑」と呼ばれる枯山水で法堂の北側、方丈の南側に広がっています。かなり広々とした枯山水でした。
○△□乃庭
この建仁寺の方丈には、枯山水をはじめ大小さまざまな庭園を観賞できるのが特徴です。
中庭には
○△□乃庭と呼ばれる枯山水があります。
○は木、△は庭を囲む廊下や壁面の隅角部、□は井戸を指していてます。思想的な意味としては□で地、○で水、△で火を象徴しているといわれ、これは禅宗の四大思想に通づるものなのだそうです。庭自体は決して大きくありませんでしたが、奥の深い意味が込められているようです。
潮音庭
また
潮音庭は、中央部に三尊石、その東に坐禅石を配した庭園で、四周を廊下に囲まれているため、四方正面の庭園として楽しむことが出来ます。各辺の廊下でそれぞれ違った表情を見せるのが楽しいです。
冬場に訪れたので、木に葉っぱが付いていないのですが、これが紅葉シーズンだとたいへん良い風景になると思います。
法堂
双龍図
方丈を一通り見終わると、南にある出入り口から、法堂のほうへと侵入することができます。方丈とは別棟ですが、受付で拝観料を払っていないと入ることが出来ません。
この法堂に
双龍図があります。
堂内は大変暗いのですが、花頭窓から差し込む光が堂内をやさしく照らしていました。
天井一面に2匹の龍が描かれており、参拝客を見下ろす姿は圧巻です。
天井に描かれた龍の絵というと、
天龍寺の雲龍図などが有名ですが、あちらとは違ってこちらの建仁寺は柵があるので、龍の下をうろうろ歩き回ることはできません。
雲龍図
ちなみの方丈でも龍の絵を観ることが出来ます、襖に描かれた龍で
「雲龍図」と言うそうです。
これは安土桃山時代から江戸時代に活躍した絵師の海北友松による作ですが、重要文化財であるオリジナルをデジタル複製したものです。俵屋宗達の「風神雷神図」と同じ技術が導入されています。
方丈をあちこち歩いていると
「ここから降りないで下さい」という看板を発見。しかし向こうにはお堂が……
スリッパまで用意されていて、降りてよいのかどうなのか頭を抱える参拝客一同。
建仁寺 御朱印
これが
建仁寺の御朱印です。
本坊の受付の隣に授与所があって、そこでもらうことが出来ます。
解説シートによると、中央に書かれている
「拈華堂」は建仁寺の別称で、拈華微笑という禅語から来ているそうな。以心伝心と同意語らしく、建仁寺の歴史を語るうえで欠かせない言葉のようです。
目的の御朱印をもらって、建仁寺をあとにしたのでした。
清水寺から比較的近い場所にあるうえ、アクセスしやすいので観光にお勧めです。思ったより満足度の高い参拝となりました。
三門
【関連リンク】 建仁寺 The Oldest Zen Temple Kenninji http://www.kenninji.jp/index.html
北門
本坊
建仁寺の境内はコンパクトにまとまっていて、北門から中に入って右手に本坊があります。この本坊に受付があって、拝観料500円を払うと中に入ることが出来ます。
風神雷神図
方丈に入って、まず参拝客が目にするのが、俵屋宗達の
「風神雷神図」です。
オリジナルの本物は京都博物館のほうに寄託されているのですが、レプリカであるこちらもなかなかの見ごたえです。金光りする屏風がたいへん美しかったです。
さらに歩を進めていくと、方丈庭園として枯山水の広がる外廊下に出ます。
「大雄苑」と呼ばれる枯山水で法堂の北側、方丈の南側に広がっています。かなり広々とした枯山水でした。
○△□乃庭
この建仁寺の方丈には、枯山水をはじめ大小さまざまな庭園を観賞できるのが特徴です。
中庭には
○△□乃庭と呼ばれる枯山水があります。
○は木、△は庭を囲む廊下や壁面の隅角部、□は井戸を指していてます。思想的な意味としては□で地、○で水、△で火を象徴しているといわれ、これは禅宗の四大思想に通づるものなのだそうです。庭自体は決して大きくありませんでしたが、奥の深い意味が込められているようです。
潮音庭
また
潮音庭は、中央部に三尊石、その東に坐禅石を配した庭園で、四周を廊下に囲まれているため、四方正面の庭園として楽しむことが出来ます。各辺の廊下でそれぞれ違った表情を見せるのが楽しいです。
冬場に訪れたので、木に葉っぱが付いていないのですが、これが紅葉シーズンだとたいへん良い風景になると思います。
法堂
双龍図
方丈を一通り見終わると、南にある出入り口から、法堂のほうへと侵入することができます。方丈とは別棟ですが、受付で拝観料を払っていないと入ることが出来ません。
この法堂に
双龍図があります。
堂内は大変暗いのですが、花頭窓から差し込む光が堂内をやさしく照らしていました。
天井一面に2匹の龍が描かれており、参拝客を見下ろす姿は圧巻です。
天井に描かれた龍の絵というと、
天龍寺の雲龍図などが有名ですが、あちらとは違ってこちらの建仁寺は柵があるので、龍の下をうろうろ歩き回ることはできません。
雲龍図
ちなみの方丈でも龍の絵を観ることが出来ます、襖に描かれた龍で
「雲龍図」と言うそうです。
これは安土桃山時代から江戸時代に活躍した絵師の海北友松による作ですが、重要文化財であるオリジナルをデジタル複製したものです。俵屋宗達の「風神雷神図」と同じ技術が導入されています。
方丈をあちこち歩いていると
「ここから降りないで下さい」という看板を発見。しかし向こうにはお堂が……
スリッパまで用意されていて、降りてよいのかどうなのか頭を抱える参拝客一同。
建仁寺 御朱印
これが
建仁寺の御朱印です。
本坊の受付の隣に授与所があって、そこでもらうことが出来ます。
解説シートによると、中央に書かれている
「拈華堂」は建仁寺の別称で、拈華微笑という禅語から来ているそうな。以心伝心と同意語らしく、建仁寺の歴史を語るうえで欠かせない言葉のようです。
目的の御朱印をもらって、建仁寺をあとにしたのでした。
清水寺から比較的近い場所にあるうえ、アクセスしやすいので観光にお勧めです。思ったより満足度の高い参拝となりました。
三門
【関連リンク】 建仁寺 The Oldest Zen Temple Kenninji http://www.kenninji.jp/index.html