阪神甲子園球場
9月22日(木)に阪神甲子園球場にて行われた、
水樹奈々さんの
NANA MIZUKI LIVE PARK 2016 に行ってきました。
奈々さんのライブでは珍しい1日のみのライブです。
事前物販はすでに済ませていたので、なにも早起きせずに開場時間にあわせて行けばよかったのですが、やっぱり早めに会場の雰囲気を味わっておきたかったのと、わたしが奈々さんのライブに参加するのは1年ぶりというわけで、気が急いてしまいます。
阪神電車 甲子園駅
朝の10時ごろに最寄り駅の
甲子園駅に到着です。
天気が心配でしたが、曇り空で雨はまだ降っていませんでした。
駅の南側の出口のすぐそばにはテントが張ってあって、そこでデイリースポーツの販売がされていました。
なんでも、今回の甲子園ライブを特集した限定版の新聞が出るとのことで、多くの人が買い求めていました。駅前なので水樹奈々ファン以外の一般の方も買っているようでした。
デイリースポーツ限定版
奈々様っ!
わたしも早速購入です。
一部200円。
オールカラーの豪華版です。
今回の甲子園ライブについてのインタビューも掲載されていたのですが、詳しい内容や演出は秘密とのこと。ただ、ジェット風船を飛ばすタイミングは、野球の7回裏にあわせて、ライブの7曲目で飛ばすとのコメントが有りました。
球場周りをグルっとまわってみたのですが、事前に公式ホームページで通達があったような待機列形成の制限は見受けられませんでした。2,500人規模の待機列が出来ていたようです。
ライブ当日は天候が悪かったため、物販でも急遽レインポンチョの販売が行われました。
買い求めるお客さんが多かったのか、真っ先に売り切れていました。
ファンクラブカウンター
ファンクラブカウンター前の列
物販のテントのそばにはファンクラブカウンターが別に設けられていました。
こっちにもささやかながら列が形成されていました。
何やら皆さん熱心に写真を撮っているようです。わたしも並んでみることに。
奈々さんのメッセージ入りポスター
なんということでしょう、奈々さんのメッセージ入りポスターがあるではありませんか!
事前物販には無かったものです。
わたしも写真をパシャリです。
さらにファンクラブカウンターから奥まったところには御本尊がありました。
事前物販のときよりなんだか豪華になっています。
木々の間から差す光が神々しさを演出です。
ナネットさん
グッズは既に購入済みなので、ブラブラ歩いただけで特に用事はありません。
歩いているとお腹が空いてきたので、ファンクラブカウンターのすぐ北に出店されていた焼き鳥屋で腹ごしらえです。1本350円。
ナネットさんを想いながら食べるとなんだか美味しいです。
人だかり
焼き鳥を食べていると、人だかりを発見!
何やら中心には白い頭が見え隠れしています。
ナネットさん
来ました!焼き鳥…じゃなくてみんなのアイドル、
ナネットさんです!
ちょうどナネットさんのコスプレをされている方もタイミングよく同じ場所にいたので、奇蹟のコラボレーションをみんなで撮影です。
コスプレをされている方がナネットさんに近づくと、スタッフの方に注意されていましたが、なかなか面白くて場が盛り上がりました。特に羽目を外して絡んでいた訳ではないので問題ないと思います。面白かったです、粋な趣向ありがとうございました。
甲子園素盞嗚神社(タイガース神社)
といいつつも、まだお昼を回ったところ。開場時間までまだまだ時間が有ります。
そこで、以前お参りした甲子園素盞嗚神社(タイガース神社)へもう一回行ってみることにしました。甲子園の南西に隣接している神社です。
以前に書いた絵馬
まだありました
絵馬を眺めてみると、
以前ここを参拝したときに書いた絵馬がまだ吊り下がっていました。しかも目立つところに!
恥ずかしかったのですが、よくよく見ると、わたしが書いたように奈々さんの甲子園ライブ成功を願う絵馬が他にもたくさんかかっていました。
今一度拝殿で甲子園ライブの成功を願って神社を後にしたのでした。
雨宿り
午後2時ごろ、ついに大粒の雨が降り始めました。
いたるところから悲鳴が上がります。
一旦止んだかと思えば、いきなり土砂降りがきたりと安定しません。
西の山を見てみるとすっかり雲に覆われていて、まだまだ降りそうな予感がします。
そんな不安な中ついに
開場時間になります。
ライブの間だけで良いのです。
どうか雨が降りませんように!
NANA MIZUKI LIVE PARK 2016 セットリスト
<OPENING MOVIE>
M-01. アオイイロ
M-02. POWER GATE
M-03. It's Only Brave
M-04. Naked Soldier
M-05. SCARLET KNIGHT
M-06. アンティフォーナ
<Cherry Boys コーナー>
M-07. POP MASTER
M-08. 76th Star
M-09. Summer Sweet
M-10. コイウタ。
<TEAM YO-DA コーナー>
M-11. The NEW STAR
M-12. Faith
M-13. TRANSMIGRATION
M-14. 熱情のマリア
<SHORT MOVIE>
M-15. STARTING NOW!
M-16. レイジーシンドローム
M-17. 7COLORS
M-18. STAND UP!
M-19. MASSIVE WONDERS
M-20. ETERNAL BLAZE
M-21. アパッショナート
M-22. BRAVE PHOENIX
<<ENCORE>>
M-23. Fun Fun★People
※六甲おろし
M-24. You have a dream
M-25. ミラクル☆フライト
M-26. 恋想花火
<<W ENCORE>>
M-27. JET PARK
理想:ウキウキ気分でライブ参戦
グッズもいっぱい買ったし、フル装備でライブ参戦だ!と最初は意気揚々としていたのですが、やっぱり雨がいつ降るかわからないので、いつでもレインポンチョをサササッとかぶれるように装備は縮小です。結局キャップもバットもハチマキも持っていきませんでした。
雨って濡れるだけじゃなくて、テンションまで下がってくるから嫌です。
現実
今回わたしは
3塁側のアルプス席から観戦しました。
以前
甲子園のスタジアムツアーというのに参加した時に、球場内の屋内通路を通った覚えがあるので、ひとまずその通路で雨対策の準備をしてアルプス席へと行こうと思ったのですが、そうは行きませんでした。
3塁側のアルプス席へは13号門から入場するのですが、13号門をくぐると、狭い通路があってその向こうはすぐ屋外です!もっとゆっくり準備ができるのかと思ったら全然違いました。その狭い通路でひとまずレインポンチョをかぶってカバンをポリ袋にいれて防水対策をした上でアルプス席へと向かいます。
事前にアルプス席はとてつもなく狭いと聞いていたので荷物は最小限です。
席の下にむりやり押し込めます。
幸い通路側の席だったので、スポーツドリンク(500ml)は席の横側と階段の間にできたくぼみにはめ込む感じで寝かせて固定です。ライブ中は当然通路側にずれて応援しました。そうでなきゃまともにペンライトを振れないくらい狭いです。
座席・ステージ構成 こんな感じ?
3塁側アルプス席へ着いてまずびっくりしたのが、ステージをとてつもない鋭角から望むことになることです。
ステージの造りとして、左右に大きな画面があって、中央の少し奥まったところにサポートバンドのチェリーボーイズの楽器が収まっていたと思われるのですが、その楽器がさっぱり見えません。当然チェリーボーイズたちの演奏なんかも見えやしません。
また、正面ステージにあったらしい「LIVE PARK」という電飾も見ることが出来ませんでした。家に帰ってネットのニュース写真をみて初めてそういうものがあるのを知りました。
これは完全に
見切れ席というやつでは無いのか、と腹立たしくなります。ファンクラブ先行で取得したチケットです。
そういえば以前、LIVE CIRCUS の愛媛公演でもステージ上の象の乗り物が全く見えず腹が立ったことを思い出します。
わたしの周りの席からも、グラウンド席中央の通路に囲まれた席とこっちのアルプス席が同じ値段なのが信じられない、とブーブー言っているのが聞こえました。残念ながら同感です。
+++
さすが奈々さん、晴れ女といわれるだけあって、開場からライブ後半に至るまではまとまった雨が降ってきませんでした。
レインポンチョを着ていると、当然通気性が無いためやたらと暑いのでさっさと脱いでしまします。
オープニングムービーの全て、そう全てです。
今回の甲子園ライブも
オープニングムービーで開幕です。
奈々さんのブログで「日常的なシーンをフィーチャー」しているとあったとおり、オープニングも奈々さんの日常が描かれていました。
朝起きて着替えて公園に出かけると、チェリーボーイズみんなが奈々さんを待っていた、というような内容でした。
途中パジャマを着替えるシーンで会場がどよめきます。
アオイイロ
1曲目
「アオイイロ」!早速のサプライズです!
ステージから7色の大量の風船が空に放たれます。フワフワと風に乗って、遠く彼方へと飛んでいきました。
これが青空だったらどんなに良かったことか、と思うのですが、屋外でしかできない演出に早速感激です。
序盤、ライブの定番アッパー曲
「POWER GATE」や
「SCARLET KNIGHT」を惜しみなく出しつつも、
「It's Only Brave 」「Naked Soldier 」「アンティフォーナ」など比較的新し目の曲でつなぎます。
最初の3曲の後MCが入ったのですが、「アオイイロ」「POWER GATE」そして「It's Only Brave」の
「止められない情熱 青空に解き放とう」であるとか、初っ端から青空が似合う楽曲で固められた印象です。
サポートバンドのチェリーボーイズの紹介では、先日チーム水樹で敢行されたらしい
富士登山のことが話題になりました。
ファイヤー、リューたん、ゆたぽん(マーティンも?)が確か富士山登頂に成功したそうで、チョーさんが8.5合目、ケニーが7合目まででリタイアとのことでした。
ケニー曰く、
奈々さんの「奈々」と7合目の「7」をあわせたそうで、
「7合目ですが何か?むしろ(チーム水樹として)こうあるべきではないのかと思います」と開き直って会場を沸かせるのでした。
この富士山トークが割りかし面白くて、ユタポン曰く、一番張り切ってスイスイ登っていたのは奈々さんだそうです。どうやら奈々さん、早くこの辛い登山を終わらせようという一心からハイスピードで登っていったそうです。それがすごいんですよね~。奈々さんの武勇伝が語られたのでした。
このチェリーボーイズの紹介が全員終わったところで、リューたんからアナウンスがあります。
「ここで皆さんには風船を膨らませて頂きたいのです、焦らなくてもいいですからね」「この風船を膨らませるのには少しコツがいりまして、膨らませられないという人は周りの人に膨らませてもらいましょう」 そうです、
いよいよジェット風船の出番です!
入場時に全員にひとつずつ配布されたジェット風船
ジェット風船は入場時にお客さん全員に配布されました。
公式サイトでは「青色/無地」という表現がされていて、「青色」と「無地」が配布されるものと勘違いしている方がいましたが、そうではなく「無地の青色」の風船が一つだけ配られました。
今回は物販でもジェット風船が500円で販売されていたので、せっかくなのでわたしは物販のやつを膨らませてみることにしました。
リューたんが言うようにこいつを膨らませるのには少しコツが要ります。
野球よりサッカー派なわたしですが、以前広島にいたときに会社の付き合いでカープ観戦に何度か行ったことがあるので、何故かジェット風船はお茶の子さいさいで膨らませます。
しかし調子にのって膨らませていると、
大爆発! 周りのお方、びっくりさせて申し訳ないです。
2つめを急いでふくらませることにしました。
本当ポケットに2つ風船を忍ばせておいて良かったです。やっぱり水樹ブルーがふさわしいのでしょうか。青色の方はこんどは割れずに膨らませました。
割れた風船
実際皆さん青色がほとんどでしたね。9割5分くらいが青色で、たまに黄色がポツポツいるくらいでした。赤や白はわたしが見た範囲ではいませんでした。
そしてステージ上には風船を持った奈々さんも登場!
浴衣姿でした!
動きにくそうな衣装でしたが、軽快にステージを右へ左へと動いていました!
POP MASTER
7曲目
「POP MASTER」のイントロ、奈々さんの「1!2!1・2・3・GO!」の合図とともにみんなでジェット風船を打ち上げます。
ジェット風船が青色だったのはこういう意味があったのですね。会場が青色に染まります。いままでペンライトやサイリウムで青色に染めていた楽曲ですが、
この甲子園ライブでは全く別のやり方で青色に染めることに成功です!感動しました!
その後、
チームヨーダの紹介がありました。
チームヨーダのなかではベテランの
MIKAさんが結婚されたとの報告がありました。ライブで初めて知りました。いつのまに…。
YUMEKOさんにつづいて結婚ラッシュです。ひょっとしたら奈々さんもそう遠くない日に…あわわわわ…。
チームヨーダの紹介が終わった後、奈々さんの登場となるのですが、ここで
少しトラブルがありました。
照明が暗転してからしばらくステージから何も反応がありません。
しばらく待っても奈々さんが登場しないので、会場からは奈々コールがあがります。
しばらくコールをかけていると「みんなおまたせ~」という掛け声とともに、奈々さんが登場しました
なんと
虎柄の露出度の高い衣装で正面ステージの高台から浮島のステージへとスイーッと
ターザンのように滑空して登場です!
ぽつぽつ雨が降っていた時だったので、天候によるトラブルかもしれません。なんのトラブルだったのかは分かりませんでしたが、無事奈々さんが登場して安堵します。
後のMCで、この衣装はうる星やつらのラムちゃんを意識したとのことです。もちろん阪神タイガースの虎の意味もあります。
+++
今回の甲子園ライブでは
「セットリスト投票企画」というものが事前に行われました。
◆セットリスト候補曲
「夏に聴きたいダンスソング」
1. through the night
2. keep your hands in the air
3. Faith
4. PRIDE OF GLORY
5. Gimmick Game
6. HIGH STEPPER
7. GUILTY 夏に聴きたいダンスソングと題して、われわれ水樹奈々ファンの投票によって7曲のうちの一番人気の歌が当日ライブで歌われるという企画。ライブ当日まで結果は分かりません。
わたしは「Gimmick Game」に投票したのですが、結果は
「Faith」が一番人気だったようです。「Faith」も一時期かなりハマっていたので、この結果は嬉しいです。
「Faith」の後は
「TRANSMIGRATION」です。
ナナさん曰くなんでも
阪神タイガースの「虎」と「トラマイ」の「トラ」を掛けたのだとか。
+++
ダンスナンバーの後はいよいよ
ショートムービーです。
このショートムービーはオープニングムービーの続きで、チェリーボーイズのみんなと公園に集合した後、公園のゴミ拾いを敢行します。ゴミ袋がいっぱいになって、公園のくずかごにもゴミが入らないため、奈々さんはこのゴミを利用して何かを思いつきます。
この奈々さんのアイデアはムービーの最後まで伏せられていて、それまではチェリーボーイズや奈々さんがせっせとゴミをかき集めてそれを積み上げていくシーンが描かれます。
途中、奈々さんとは別のあるひとりの女性が登場し、奈々さんにあるアイテムを託します。このキーパーソンを演じたのが、声優の
上坂すみれさんという方で、なにやらすごく人気の声優さんみたいです。映像にその顔が映った時は会場から大きな歓声があがりました。
そしてムービー終盤、遂にゴミを使って作られたものが明らかにされます。奈々さんやチェリーボーイズの背丈の何倍もある
大きな恐竜が出来上がっていました!
その恐竜へ上坂すみれさんからもらったパワーアイテムを奈々さんがはめ込んだところでムービーは終了です。
STARTING NOW!
まだあの曲が来ていません!
「NANA MIZUKI LIVE PARK 2016」の山場となる楽曲は
「STARTING NOW!」です!
ムービーから飛び出したかのように、ステージの上手側から大きな恐竜が登場しました!その上には奈々さんが乗っています!
途中
口から煙を吐いたり、身体が光りだしたり、まるでシンゴジラのようです。だめだー!おしまいだー!
「STARTING NOW!」はライブで初めて聴きます。
「STARTING NOW!STARTING NOW!」というコールの勢いが抜群に気持ち良く、ライブで化ける楽曲です。まだまだポテンシャルを秘めている感じがするので、今後のツアーでも定番曲にして育てていくべきだと思います。
上手側からぐるっとわたしのいる3塁側(下手側)に恐竜が歩いてくるのに、結構時間がかかって、わたしのところに来たときには
「7COLORS」が歌われました。タオル曲です。恐竜の身体が光りまくってるのにタオル曲はないだろーと思ってペンライトを引き続き振るのでした。
このあとのMCで、奈々さんによると
この恐竜は「ジュラシック・パーク」をイメージしたものなんだそうです。「ゴジラ」という言葉は一言も出てきませんでした。わたしが勝手に勘違いしていただけのようです。たしかに「パーク」で恐竜と言えばスピルバーグ監督の方ですよね~。
そしてこのMCで重大発表がありあました。
2016年12月21日12thアルバム発売決定です! 収録楽曲はすでに収録中で、春くらいから既にもう制作に取り掛かっているとのことです。
今まで短期集中で制作していたものを今回は少し変えてじっくり時間を掛けて制作しているとのことです。
たしかに最近のアルバムのアマゾンレビューなんかでは、急ごしらえのせいでクオリティが伴っていないのではないか、といった論調のレビューをよく見かけますし、期待できそうです。個人的にはリード曲(1曲目)はぜひ上松氏でお願いしたいところです。
そしてさらに奈々さんから嬉しいプレゼント!
そのニューアルバムの中から、特別に
新曲初披露してくれました。
「STAND UP!」です!
これも奈々さんらしい応援歌でした。応援歌は応援歌でも、まさに甲子園のような「野球」や「スポーツ」というワードを連想する楽曲です。聴いていると、なんか
曲の一部が「グーチョキパーで何つくろう」に聞こえていけなかったのですが気のせいでしょうか。
さらにMCでは「なのは」についても触れました。
最近は「ViVid」がメインとなっていますが、奈々さんが演じたほうの高町なのはとフェイト・テスタロッサの物語の方も近々動きがあるみたいで、続々と新情報が出てくるはず、とのことです。会場から歓声が上がりました。
その「なのは」にちなんだ楽曲、いわゆるなのは曲から
「MASSIVE WONDERS」「ETERNAL BLAZE」が披露されます。
ついに「マシワン」が来ました。何かの間違いなのではないか、と驚いたたと同時に嬉しかったです。昔すごく聴きまくっていた楽曲なのですが、最近再び何故かまたハマってしまってよく聴いている楽曲です。
「宇宙の宝石 朱く染める
奇跡の種(つぶ) 拾い集めて
まだ見えぬ未来-よる-の先に
伝えに行く想像-まぼろし-を破り
情熱的な言葉はいらない
今、ここにいること それが僕の答え-真実-」
(MASSIVE WONDERS)
「黒天-真夜中-の蒼に溶けて流れてく涙の粒」
(ETERNAL BLAZE) 思えばこのあたりからおかしくなっていたのかもしれません。
いままでかろうじて雨が降らずに保っていた空がどんよりと重たくなっていきます。
アパッショナート
※土砂降りの雨で前を見るのが困難だったため、事実関係に誤認のある可能性があります
「MASSIVE WONDERS」あたりから続く奈々さんの歌声が天を揺らし続けたためか、「アパッショナート」後半で遂に大粒の雨が降り始めました。 まるで空が今まで雨を降らすのを我慢していたかのような土砂降りで、目を開けているのも困難です。
もはやこれまで…。
BRAVE PHOENIX
※土砂降りの雨で前を見るのが困難だったため、事実関係に誤認のある可能性があります
がしかし!
まるでこの雨を予見したかのような楽曲が続きます。
「終わりは始まりの唄」というフレーズが象徴するような
不屈の楽曲「BRAVE PHOENIX」が豪雨を蹴散らします。
後に、水樹奈々さんはこの時のことをブログで以下のように書いています。
>まさにフェイトちゃんが技を繰り出す時のシチュエーション!!
>これは決戦へ挑む彼女の気持ちにシンクロしている!!
>と、一気に力が漲り、全力全開で歌うことが出来ました!!
(2016.09.22付 水樹奈々公式ブログより) 「MASSIVE WONDERS」「ETERNAL BLAZE」で天を揺らした後、「アパッショナート」による天の災厄からの「BRAVE PHOENIX」の成就は、意図したライブ演出では実現できないものであり、水樹奈々のライブでも指折りの名場面になったのではないかと思います。雨でも結果オーライといった感じです。
+++
「BRAVE PHOENIX」が最後の楽曲で、その後アンコール、ダブルアンコールとひたすら奈々さんの名前を叫び続けます。
六甲おろし
アンコールではサプライズ!
なんと奈々さん、
サックスを披露します。
「Fun Fun★People」と阪神タイガース(甲子園)にちなんで
「六甲おろし」をサックスで演奏してくれました。
サックスと言えば、サポートバンド・チェリーボーイズのファイヤーです。
やはり奈々さんはファイヤーに弟子入りして、5月ごろからみっちり練習したそうです。
ファイヤー曰く
「音を出すだけで何か月もかかるのに、挑戦したい楽曲が「Fun Fun★People」!「Fun Fun★People」はボクたちでも難しいんですよ~」とお弟子さんの様子を語るのでした。
奈々さんの演奏たるや、初心者とは思えないほど堂々としていました。
そして何より感動したのが、土砂降りの中、合羽を着ず舞台衣装で臨んでいることと、雨を嫌がる素振りを見せない点です。わたしのいたアルプス席側には大きな画面があって、そこには奈々さんの顔が時折アップで映されるのですが、演奏中の真剣な表情と、演奏が終わった後の笑顔――これしかわたしは見ていません。
そもそもライブが始まる前に、合羽を着ようかどうしようかいろいろ考えていた自分が恥ずかしくなります。
デイリースポーツ限定版
球場の外で販売されていたデイリースポーツのインタビューが頭に浮かびます。
「日々積み重ね」「1ミリずつ」 久しぶりに奈々さんのライブに参加しましたが、いろいろ我が身に置き換えて反省する点が出てきてしまいますね。水樹奈々ライブってこれなんですよね。最近「SMASHING ANTHEMS」や「STARTING NOW!」などひたすら応援歌をリリースしてきた奈々さんですが、奈々さんを生で見ることで得られる歌の説得力は大きいです。
今回は悪天候の中という、辛いことを共有する同じ当事者としてお客さんはライブに参加することになっただけに、より奈々さんのプロ根性や真面目なところが分かり合えたのではないかと思います。
素晴らしいライブでした。ありがとうございました。
終演後の阪神甲子園球場
阪神電車 甲子園駅
朝の10時ごろに最寄り駅の
甲子園駅に到着です。
天気が心配でしたが、曇り空で雨はまだ降っていませんでした。
駅の南側の出口のすぐそばにはテントが張ってあって、そこでデイリースポーツの販売がされていました。
なんでも、今回の甲子園ライブを特集した限定版の新聞が出るとのことで、多くの人が買い求めていました。駅前なので水樹奈々ファン以外の一般の方も買っているようでした。
デイリースポーツ限定版
奈々様っ!
わたしも早速購入です。
一部200円。
オールカラーの豪華版です。
今回の甲子園ライブについてのインタビューも掲載されていたのですが、詳しい内容や演出は秘密とのこと。ただ、ジェット風船を飛ばすタイミングは、野球の7回裏にあわせて、ライブの7曲目で飛ばすとのコメントが有りました。
球場周りをグルっとまわってみたのですが、事前に公式ホームページで通達があったような待機列形成の制限は見受けられませんでした。2,500人規模の待機列が出来ていたようです。
ライブ当日は天候が悪かったため、物販でも急遽レインポンチョの販売が行われました。
買い求めるお客さんが多かったのか、真っ先に売り切れていました。
ファンクラブカウンター
ファンクラブカウンター前の列
物販のテントのそばにはファンクラブカウンターが別に設けられていました。
こっちにもささやかながら列が形成されていました。
何やら皆さん熱心に写真を撮っているようです。わたしも並んでみることに。
奈々さんのメッセージ入りポスター
なんということでしょう、奈々さんのメッセージ入りポスターがあるではありませんか!
事前物販には無かったものです。
わたしも写真をパシャリです。
さらにファンクラブカウンターから奥まったところには御本尊がありました。
事前物販のときよりなんだか豪華になっています。
木々の間から差す光が神々しさを演出です。
ナネットさん
グッズは既に購入済みなので、ブラブラ歩いただけで特に用事はありません。
歩いているとお腹が空いてきたので、ファンクラブカウンターのすぐ北に出店されていた焼き鳥屋で腹ごしらえです。1本350円。
ナネットさんを想いながら食べるとなんだか美味しいです。
人だかり
焼き鳥を食べていると、人だかりを発見!
何やら中心には白い頭が見え隠れしています。
ナネットさん
来ました!焼き鳥…じゃなくてみんなのアイドル、
ナネットさんです!
ちょうどナネットさんのコスプレをされている方もタイミングよく同じ場所にいたので、奇蹟のコラボレーションをみんなで撮影です。
コスプレをされている方がナネットさんに近づくと、スタッフの方に注意されていましたが、なかなか面白くて場が盛り上がりました。特に羽目を外して絡んでいた訳ではないので問題ないと思います。面白かったです、粋な趣向ありがとうございました。
甲子園素盞嗚神社(タイガース神社)
といいつつも、まだお昼を回ったところ。開場時間までまだまだ時間が有ります。
そこで、以前お参りした甲子園素盞嗚神社(タイガース神社)へもう一回行ってみることにしました。甲子園の南西に隣接している神社です。
以前に書いた絵馬
まだありました
絵馬を眺めてみると、
以前ここを参拝したときに書いた絵馬がまだ吊り下がっていました。しかも目立つところに!
恥ずかしかったのですが、よくよく見ると、わたしが書いたように奈々さんの甲子園ライブ成功を願う絵馬が他にもたくさんかかっていました。
今一度拝殿で甲子園ライブの成功を願って神社を後にしたのでした。
雨宿り
午後2時ごろ、ついに大粒の雨が降り始めました。
いたるところから悲鳴が上がります。
一旦止んだかと思えば、いきなり土砂降りがきたりと安定しません。
西の山を見てみるとすっかり雲に覆われていて、まだまだ降りそうな予感がします。
そんな不安な中ついに
開場時間になります。
ライブの間だけで良いのです。
どうか雨が降りませんように!
NANA MIZUKI LIVE PARK 2016 セットリスト
<OPENING MOVIE>
M-01. アオイイロ
M-02. POWER GATE
M-03. It's Only Brave
M-04. Naked Soldier
M-05. SCARLET KNIGHT
M-06. アンティフォーナ
<Cherry Boys コーナー>
M-07. POP MASTER
M-08. 76th Star
M-09. Summer Sweet
M-10. コイウタ。
<TEAM YO-DA コーナー>
M-11. The NEW STAR
M-12. Faith
M-13. TRANSMIGRATION
M-14. 熱情のマリア
<SHORT MOVIE>
M-15. STARTING NOW!
M-16. レイジーシンドローム
M-17. 7COLORS
M-18. STAND UP!
M-19. MASSIVE WONDERS
M-20. ETERNAL BLAZE
M-21. アパッショナート
M-22. BRAVE PHOENIX
<<ENCORE>>
M-23. Fun Fun★People
※六甲おろし
M-24. You have a dream
M-25. ミラクル☆フライト
M-26. 恋想花火
<<W ENCORE>>
M-27. JET PARK
理想:ウキウキ気分でライブ参戦
グッズもいっぱい買ったし、フル装備でライブ参戦だ!と最初は意気揚々としていたのですが、やっぱり雨がいつ降るかわからないので、いつでもレインポンチョをサササッとかぶれるように装備は縮小です。結局キャップもバットもハチマキも持っていきませんでした。
雨って濡れるだけじゃなくて、テンションまで下がってくるから嫌です。
現実
今回わたしは
3塁側のアルプス席から観戦しました。
以前
甲子園のスタジアムツアーというのに参加した時に、球場内の屋内通路を通った覚えがあるので、ひとまずその通路で雨対策の準備をしてアルプス席へと行こうと思ったのですが、そうは行きませんでした。
3塁側のアルプス席へは13号門から入場するのですが、13号門をくぐると、狭い通路があってその向こうはすぐ屋外です!もっとゆっくり準備ができるのかと思ったら全然違いました。その狭い通路でひとまずレインポンチョをかぶってカバンをポリ袋にいれて防水対策をした上でアルプス席へと向かいます。
事前にアルプス席はとてつもなく狭いと聞いていたので荷物は最小限です。
席の下にむりやり押し込めます。
幸い通路側の席だったので、スポーツドリンク(500ml)は席の横側と階段の間にできたくぼみにはめ込む感じで寝かせて固定です。ライブ中は当然通路側にずれて応援しました。そうでなきゃまともにペンライトを振れないくらい狭いです。
座席・ステージ構成 こんな感じ?
3塁側アルプス席へ着いてまずびっくりしたのが、ステージをとてつもない鋭角から望むことになることです。
ステージの造りとして、左右に大きな画面があって、中央の少し奥まったところにサポートバンドのチェリーボーイズの楽器が収まっていたと思われるのですが、その楽器がさっぱり見えません。当然チェリーボーイズたちの演奏なんかも見えやしません。
また、正面ステージにあったらしい「LIVE PARK」という電飾も見ることが出来ませんでした。家に帰ってネットのニュース写真をみて初めてそういうものがあるのを知りました。
これは完全に
見切れ席というやつでは無いのか、と腹立たしくなります。ファンクラブ先行で取得したチケットです。
そういえば以前、LIVE CIRCUS の愛媛公演でもステージ上の象の乗り物が全く見えず腹が立ったことを思い出します。
わたしの周りの席からも、グラウンド席中央の通路に囲まれた席とこっちのアルプス席が同じ値段なのが信じられない、とブーブー言っているのが聞こえました。残念ながら同感です。
+++
さすが奈々さん、晴れ女といわれるだけあって、開場からライブ後半に至るまではまとまった雨が降ってきませんでした。
レインポンチョを着ていると、当然通気性が無いためやたらと暑いのでさっさと脱いでしまします。
オープニングムービーの全て、そう全てです。
今回の甲子園ライブも
オープニングムービーで開幕です。
奈々さんのブログで「日常的なシーンをフィーチャー」しているとあったとおり、オープニングも奈々さんの日常が描かれていました。
朝起きて着替えて公園に出かけると、チェリーボーイズみんなが奈々さんを待っていた、というような内容でした。
途中パジャマを着替えるシーンで会場がどよめきます。
アオイイロ
1曲目
「アオイイロ」!早速のサプライズです!
ステージから7色の大量の風船が空に放たれます。フワフワと風に乗って、遠く彼方へと飛んでいきました。
これが青空だったらどんなに良かったことか、と思うのですが、屋外でしかできない演出に早速感激です。
序盤、ライブの定番アッパー曲
「POWER GATE」や
「SCARLET KNIGHT」を惜しみなく出しつつも、
「It's Only Brave 」「Naked Soldier 」「アンティフォーナ」など比較的新し目の曲でつなぎます。
最初の3曲の後MCが入ったのですが、「アオイイロ」「POWER GATE」そして「It's Only Brave」の
「止められない情熱 青空に解き放とう」であるとか、初っ端から青空が似合う楽曲で固められた印象です。
サポートバンドのチェリーボーイズの紹介では、先日チーム水樹で敢行されたらしい
富士登山のことが話題になりました。
ファイヤー、リューたん、ゆたぽん(マーティンも?)が確か富士山登頂に成功したそうで、チョーさんが8.5合目、ケニーが7合目まででリタイアとのことでした。
ケニー曰く、
奈々さんの「奈々」と7合目の「7」をあわせたそうで、
「7合目ですが何か?むしろ(チーム水樹として)こうあるべきではないのかと思います」と開き直って会場を沸かせるのでした。
この富士山トークが割りかし面白くて、ユタポン曰く、一番張り切ってスイスイ登っていたのは奈々さんだそうです。どうやら奈々さん、早くこの辛い登山を終わらせようという一心からハイスピードで登っていったそうです。それがすごいんですよね~。奈々さんの武勇伝が語られたのでした。
このチェリーボーイズの紹介が全員終わったところで、リューたんからアナウンスがあります。
「ここで皆さんには風船を膨らませて頂きたいのです、焦らなくてもいいですからね」「この風船を膨らませるのには少しコツがいりまして、膨らませられないという人は周りの人に膨らませてもらいましょう」 そうです、
いよいよジェット風船の出番です!
入場時に全員にひとつずつ配布されたジェット風船
ジェット風船は入場時にお客さん全員に配布されました。
公式サイトでは「青色/無地」という表現がされていて、「青色」と「無地」が配布されるものと勘違いしている方がいましたが、そうではなく「無地の青色」の風船が一つだけ配られました。
今回は物販でもジェット風船が500円で販売されていたので、せっかくなのでわたしは物販のやつを膨らませてみることにしました。
リューたんが言うようにこいつを膨らませるのには少しコツが要ります。
野球よりサッカー派なわたしですが、以前広島にいたときに会社の付き合いでカープ観戦に何度か行ったことがあるので、何故かジェット風船はお茶の子さいさいで膨らませます。
しかし調子にのって膨らませていると、
大爆発! 周りのお方、びっくりさせて申し訳ないです。
2つめを急いでふくらませることにしました。
本当ポケットに2つ風船を忍ばせておいて良かったです。やっぱり水樹ブルーがふさわしいのでしょうか。青色の方はこんどは割れずに膨らませました。
割れた風船
実際皆さん青色がほとんどでしたね。9割5分くらいが青色で、たまに黄色がポツポツいるくらいでした。赤や白はわたしが見た範囲ではいませんでした。
そしてステージ上には風船を持った奈々さんも登場!
浴衣姿でした!
動きにくそうな衣装でしたが、軽快にステージを右へ左へと動いていました!
POP MASTER
7曲目
「POP MASTER」のイントロ、奈々さんの「1!2!1・2・3・GO!」の合図とともにみんなでジェット風船を打ち上げます。
ジェット風船が青色だったのはこういう意味があったのですね。会場が青色に染まります。いままでペンライトやサイリウムで青色に染めていた楽曲ですが、
この甲子園ライブでは全く別のやり方で青色に染めることに成功です!感動しました!
その後、
チームヨーダの紹介がありました。
チームヨーダのなかではベテランの
MIKAさんが結婚されたとの報告がありました。ライブで初めて知りました。いつのまに…。
YUMEKOさんにつづいて結婚ラッシュです。ひょっとしたら奈々さんもそう遠くない日に…あわわわわ…。
チームヨーダの紹介が終わった後、奈々さんの登場となるのですが、ここで
少しトラブルがありました。
照明が暗転してからしばらくステージから何も反応がありません。
しばらく待っても奈々さんが登場しないので、会場からは奈々コールがあがります。
しばらくコールをかけていると「みんなおまたせ~」という掛け声とともに、奈々さんが登場しました
なんと
虎柄の露出度の高い衣装で正面ステージの高台から浮島のステージへとスイーッと
ターザンのように滑空して登場です!
ぽつぽつ雨が降っていた時だったので、天候によるトラブルかもしれません。なんのトラブルだったのかは分かりませんでしたが、無事奈々さんが登場して安堵します。
後のMCで、この衣装はうる星やつらのラムちゃんを意識したとのことです。もちろん阪神タイガースの虎の意味もあります。
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今回の甲子園ライブでは
「セットリスト投票企画」というものが事前に行われました。
◆セットリスト候補曲
「夏に聴きたいダンスソング」
1. through the night
2. keep your hands in the air
3. Faith
4. PRIDE OF GLORY
5. Gimmick Game
6. HIGH STEPPER
7. GUILTY 夏に聴きたいダンスソングと題して、われわれ水樹奈々ファンの投票によって7曲のうちの一番人気の歌が当日ライブで歌われるという企画。ライブ当日まで結果は分かりません。
わたしは「Gimmick Game」に投票したのですが、結果は
「Faith」が一番人気だったようです。「Faith」も一時期かなりハマっていたので、この結果は嬉しいです。
「Faith」の後は
「TRANSMIGRATION」です。
ナナさん曰くなんでも
阪神タイガースの「虎」と「トラマイ」の「トラ」を掛けたのだとか。
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ダンスナンバーの後はいよいよ
ショートムービーです。
このショートムービーはオープニングムービーの続きで、チェリーボーイズのみんなと公園に集合した後、公園のゴミ拾いを敢行します。ゴミ袋がいっぱいになって、公園のくずかごにもゴミが入らないため、奈々さんはこのゴミを利用して何かを思いつきます。
この奈々さんのアイデアはムービーの最後まで伏せられていて、それまではチェリーボーイズや奈々さんがせっせとゴミをかき集めてそれを積み上げていくシーンが描かれます。
途中、奈々さんとは別のあるひとりの女性が登場し、奈々さんにあるアイテムを託します。このキーパーソンを演じたのが、声優の
上坂すみれさんという方で、なにやらすごく人気の声優さんみたいです。映像にその顔が映った時は会場から大きな歓声があがりました。
そしてムービー終盤、遂にゴミを使って作られたものが明らかにされます。奈々さんやチェリーボーイズの背丈の何倍もある
大きな恐竜が出来上がっていました!
その恐竜へ上坂すみれさんからもらったパワーアイテムを奈々さんがはめ込んだところでムービーは終了です。
STARTING NOW!
まだあの曲が来ていません!
「NANA MIZUKI LIVE PARK 2016」の山場となる楽曲は
「STARTING NOW!」です!
ムービーから飛び出したかのように、ステージの上手側から大きな恐竜が登場しました!その上には奈々さんが乗っています!
途中
口から煙を吐いたり、身体が光りだしたり、まるでシンゴジラのようです。だめだー!おしまいだー!
「STARTING NOW!」はライブで初めて聴きます。
「STARTING NOW!STARTING NOW!」というコールの勢いが抜群に気持ち良く、ライブで化ける楽曲です。まだまだポテンシャルを秘めている感じがするので、今後のツアーでも定番曲にして育てていくべきだと思います。
上手側からぐるっとわたしのいる3塁側(下手側)に恐竜が歩いてくるのに、結構時間がかかって、わたしのところに来たときには
「7COLORS」が歌われました。タオル曲です。恐竜の身体が光りまくってるのにタオル曲はないだろーと思ってペンライトを引き続き振るのでした。
このあとのMCで、奈々さんによると
この恐竜は「ジュラシック・パーク」をイメージしたものなんだそうです。「ゴジラ」という言葉は一言も出てきませんでした。わたしが勝手に勘違いしていただけのようです。たしかに「パーク」で恐竜と言えばスピルバーグ監督の方ですよね~。
そしてこのMCで重大発表がありあました。
2016年12月21日12thアルバム発売決定です! 収録楽曲はすでに収録中で、春くらいから既にもう制作に取り掛かっているとのことです。
今まで短期集中で制作していたものを今回は少し変えてじっくり時間を掛けて制作しているとのことです。
たしかに最近のアルバムのアマゾンレビューなんかでは、急ごしらえのせいでクオリティが伴っていないのではないか、といった論調のレビューをよく見かけますし、期待できそうです。個人的にはリード曲(1曲目)はぜひ上松氏でお願いしたいところです。
そしてさらに奈々さんから嬉しいプレゼント!
そのニューアルバムの中から、特別に
新曲初披露してくれました。
「STAND UP!」です!
これも奈々さんらしい応援歌でした。応援歌は応援歌でも、まさに甲子園のような「野球」や「スポーツ」というワードを連想する楽曲です。聴いていると、なんか
曲の一部が「グーチョキパーで何つくろう」に聞こえていけなかったのですが気のせいでしょうか。
さらにMCでは「なのは」についても触れました。
最近は「ViVid」がメインとなっていますが、奈々さんが演じたほうの高町なのはとフェイト・テスタロッサの物語の方も近々動きがあるみたいで、続々と新情報が出てくるはず、とのことです。会場から歓声が上がりました。
その「なのは」にちなんだ楽曲、いわゆるなのは曲から
「MASSIVE WONDERS」「ETERNAL BLAZE」が披露されます。
ついに「マシワン」が来ました。何かの間違いなのではないか、と驚いたたと同時に嬉しかったです。昔すごく聴きまくっていた楽曲なのですが、最近再び何故かまたハマってしまってよく聴いている楽曲です。
「宇宙の宝石 朱く染める
奇跡の種(つぶ) 拾い集めて
まだ見えぬ未来-よる-の先に
伝えに行く想像-まぼろし-を破り
情熱的な言葉はいらない
今、ここにいること それが僕の答え-真実-」
(MASSIVE WONDERS)
「黒天-真夜中-の蒼に溶けて流れてく涙の粒」
(ETERNAL BLAZE) 思えばこのあたりからおかしくなっていたのかもしれません。
いままでかろうじて雨が降らずに保っていた空がどんよりと重たくなっていきます。
アパッショナート
※土砂降りの雨で前を見るのが困難だったため、事実関係に誤認のある可能性があります
「MASSIVE WONDERS」あたりから続く奈々さんの歌声が天を揺らし続けたためか、「アパッショナート」後半で遂に大粒の雨が降り始めました。 まるで空が今まで雨を降らすのを我慢していたかのような土砂降りで、目を開けているのも困難です。
もはやこれまで…。
BRAVE PHOENIX
※土砂降りの雨で前を見るのが困難だったため、事実関係に誤認のある可能性があります
がしかし!
まるでこの雨を予見したかのような楽曲が続きます。
「終わりは始まりの唄」というフレーズが象徴するような
不屈の楽曲「BRAVE PHOENIX」が豪雨を蹴散らします。
後に、水樹奈々さんはこの時のことをブログで以下のように書いています。
>まさにフェイトちゃんが技を繰り出す時のシチュエーション!!
>これは決戦へ挑む彼女の気持ちにシンクロしている!!
>と、一気に力が漲り、全力全開で歌うことが出来ました!!
(2016.09.22付 水樹奈々公式ブログより) 「MASSIVE WONDERS」「ETERNAL BLAZE」で天を揺らした後、「アパッショナート」による天の災厄からの「BRAVE PHOENIX」の成就は、意図したライブ演出では実現できないものであり、水樹奈々のライブでも指折りの名場面になったのではないかと思います。雨でも結果オーライといった感じです。
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「BRAVE PHOENIX」が最後の楽曲で、その後アンコール、ダブルアンコールとひたすら奈々さんの名前を叫び続けます。
六甲おろし
アンコールではサプライズ!
なんと奈々さん、
サックスを披露します。
「Fun Fun★People」と阪神タイガース(甲子園)にちなんで
「六甲おろし」をサックスで演奏してくれました。
サックスと言えば、サポートバンド・チェリーボーイズのファイヤーです。
やはり奈々さんはファイヤーに弟子入りして、5月ごろからみっちり練習したそうです。
ファイヤー曰く
「音を出すだけで何か月もかかるのに、挑戦したい楽曲が「Fun Fun★People」!「Fun Fun★People」はボクたちでも難しいんですよ~」とお弟子さんの様子を語るのでした。
奈々さんの演奏たるや、初心者とは思えないほど堂々としていました。
そして何より感動したのが、土砂降りの中、合羽を着ず舞台衣装で臨んでいることと、雨を嫌がる素振りを見せない点です。わたしのいたアルプス席側には大きな画面があって、そこには奈々さんの顔が時折アップで映されるのですが、演奏中の真剣な表情と、演奏が終わった後の笑顔――これしかわたしは見ていません。
そもそもライブが始まる前に、合羽を着ようかどうしようかいろいろ考えていた自分が恥ずかしくなります。
デイリースポーツ限定版
球場の外で販売されていたデイリースポーツのインタビューが頭に浮かびます。
「日々積み重ね」「1ミリずつ」 久しぶりに奈々さんのライブに参加しましたが、いろいろ我が身に置き換えて反省する点が出てきてしまいますね。水樹奈々ライブってこれなんですよね。最近「SMASHING ANTHEMS」や「STARTING NOW!」などひたすら応援歌をリリースしてきた奈々さんですが、奈々さんを生で見ることで得られる歌の説得力は大きいです。
今回は悪天候の中という、辛いことを共有する同じ当事者としてお客さんはライブに参加することになっただけに、より奈々さんのプロ根性や真面目なところが分かり合えたのではないかと思います。
素晴らしいライブでした。ありがとうございました。
終演後の阪神甲子園球場
LIVEお疲れ様でした!
私もLIVEPARK参戦組です!
実はLIVEPARKが決まった時から、単語検索でこちらのブログは拝見させて頂いてました( ̄▽ ̄)
私も3塁側アルプス席でした
とても近かったんだとビックリです(笑)
確かにあの角度からは私もセットが良くわからなかったです。
チェリボの演奏なんて、前に出ない限り全然見えませんでしたし…
まぁ、楽しかったので、次のLIVEに期待ですね!
あと、前にこちらでタイガース神社?のブログも拝見させて頂いていたので、私も御朱印を頂く事が出来ました!
そうゆう神社があるの知らなかったので、良かったです♪
奈々さんの事だけではなく、私が最近始めた御朱印の事も色々書いて頂いてるので、本当に参考になります(´・Д・)b
内容も面白いですし、お気に入りにいれてるので、これからもよろしくです!