※前回「ライブ1日目編」の続き。 いよいよ始まります。
エリア的には
水樹奈々史上最大規模のライブ「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013+」2日目。 そして今年の夏から続いていた「LIVE CIRCUS」のツアーファイナルです。
このエントリーでは1日目終演後から日本でのライブビューイングまでをまとめています。 正直まとまりを欠いていて長いので、掻い摘みながらぼちぼち読んでください。
ライブビューイングに参加された方も多いと思います。
ではどうぞ!
終演後の Legacy Taipei
水樹奈々さんの台湾ライブ1日目が終わったのが、現地時間でだいたい夜の11時。
そこから我々日本のファンクラブ会員はバスに乗り込み、ホテルへと帰ったのでした。
ライブ後の Legacy Taipei は興奮冷めやらぬ日本のファン、そして台湾のファンが帰りたがらずその場に残っていました。
しかし、時間が迫っている我々日本のファンクラブ会員は、最後に
「台湾最高!」「おつかれさまでした!」と叫んでその場を後にしました。
「またくるよー!」と言うと、
「かかってこ~い!」とおなじみのコールが日本語で台湾のファンから返ってき、とても感激。
ちなみにこの時点では、2014年に台湾ライブが開催されることは知らされていません。
これが今回宿泊したグリーン・ワールド・ソンジャン 洛碁-松江大飯店 の部屋。
2人部屋ですが、追加料金を払って1人で泊まったためとっても広々。
設備などは悪くありませんでした。
そのあとホテルに到着して、夕飯を食べて、お風呂に入って、荷物の片付けをして…あれやこれやしていたら、なんだかんだで深夜2時。
ちなみにわたしが参加していてたファンクラブツアーのコースは
(11月22日編)でも書きましたが、わたしは
「22日午後日本発 - 24午前台湾発」のコースを選択していたので、必然的に翌朝の起床時間も早くなります。
オフィシャルファンクラブツアーのスケジュール
5時集合!
翌朝のロビー集合時間が朝5時。
そのため朝4時くらいには起きておかないといけません。
ライブ後にもかかわらず睡眠時間2時間という過酷を極めるスケジュール。そして翌日の夜にはライブビューイングもあります。既に体力の限界に来ていたわたしは、ベッドの上で少しだけウトウトして集合時間を迎えたのでした。
8時30分発関空行き
しかしここでグッスリ眠るわけにはいきません!
なんたってライブビューイング!
ライブサーカスの最後の最後の大締めをしなければなりません。何が何でも参加です。 というわけで、半分眠りながら2日前に入国したのと同じ台湾桃園国際空港へバスで運ばれ、諸々の手続きをして飛行機の出発時刻を待ちます。
寵物先生『追捕銅鑼衛門:謀殺在雲端』
この時出発まで少し時間があったので、免税店をぶらぶらしみました。
お店の中には上手い具合に書店があり、そこへ寄ってみると、何とも幸運なことに
寵物先生の『追捕銅鑼衛門:謀殺在雲端』が売っているではありませんか!
とつぜん水樹奈々さんの話題から逸れて申し訳ないですが、この寵物先生(ミスターペッツ)は台湾の推理作家で日本の推理小説に影響を受けて文壇デビューした人です。
タイトルやイラストからも分かるとおり、日本のドラえもんを題材にした本格推理小説です。
水樹奈々さんや日本のアニメ・アニソンが好きで日本語を覚えた、という台湾の人をけっこう耳にしますが、それは推理小説でも実は同じなのです。日本の推理小説はたいへん優秀で、台湾語翻訳前に日本語で読みたい、という思いから日本語を修得した、という台湾の人もいるようです。 そんな寵物先生の『追捕銅鑼衛門:謀殺在雲端』ですが、まだ日本語には翻訳されていません。早急な翻訳が待ち望まれます。
ちなみにこの『追捕銅鑼衛門:謀殺在雲端』は940円でした。日本円が使えたので日本円で支払いました。
ミスターペッツの本が買えたことに少しウキウキしながら待っていると、あっという間に出発時間。
行きとおなじく帰国もチャイナエアラインを利用しました。
帰国のときの機内食
帰りも機内食が出ました。
行きのときにご飯料理を食べたので、帰りは
パスタにしてみました。フィッシュのパスタです。
ジュースはとりあえずのアップルジュース。
パスタソースに魚のフライがごろごろ入っていました。
そのほかじゃスモークチキンにポテトサラダ、カットリンゴにコッペパン。
デザートとして台湾名物の
パイナップルケーキも提供されました(画像左下)。
パイナップルケーキをもそもそと食べていると、それにしても台湾楽しかったな~、としみじみした気分になりました。
関西国際空港に到着し、電車に乗って目を閉じていると、まるで昨日のライブが夢のように感じられます。
幸せな気分になりながら、今夜のライブ会場である
TOHOシネマズなんばへと足を向けたのでした。
TOHOシネマズなんば
ここが今夜のライブ会場
今回ツアーに参加したファンクラブ会員の大阪組や、ツイッターの奈々さんファンには「TOHOシネマズなんば」より「なんばパークスシネマ」の方が人気のようでした。やっぱりハイソな梅田より日本橋近くの方が良いかと思い、わたしは丸井のほうにしたのですが、どうやらあてが外れました。
台湾公演2日目限定Tシャツ&ピンズ
映画館に行くと、売店でライブビューインググッズが売ってありました。
Tシャツは全サイズ揃っている上に、ピンズも売り切れ無しです。普通に買えました。
2日目のTシャツは
白色。
そしてピンズのデザインは
パイナップルを食べているナネットさん。
前日のライブで着ていた愛媛公演Tシャツは汗でびちゃびちゃなので使用できず!
所持している残るTシャツは大阪公演初日のTシャツのみなのですが、あいにくそのTシャツは“遺影Tシャツ”とまで言われたイケてないダークグレー色です。
となればライブビューイングに着て行くTシャツは、白色か臙脂色しかありません。
しかしやはりここは空気を読んで
白色を着て行くことにしました。
台湾のファンの人が作ってくれたコール本とうちわ
そして
うちわも持っていきました。
台湾のファンの人が作ってくれたうちわです。
こればっかりは帰国しても使いたかったです。アンコールのためにカバンに忍ばせておきました。
ついに開演!
「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013+」台湾公演ツアーファイナル!「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013+」@ Legacy Taipei (2日目)セットリスト
01. Gimmick Game
02. Lovely Fruit
03. POP MASTER
04. COSMIC LOVE
05. Love Brick
06. Get my drift?
07. 純潔パラドックス
08. BRIGHT STREAM
09. HappyGo-Round!
10. DISCOTHEQUE
11. POWER GATE
12. Naked Soldier
13. 革命デュアリズム
14. Vitalization
15. Preserved Roses
16. ETERNAL BLAZE
17. 愛の星
18. SCARLET KNIGHT
19. SUPER GENERATION
20. 深愛(台湾 Ver.)
21. innocent starter ライブビューイングは自分は前の方の席でした。
わたしがいたTOHOシネマズなんばでは、椅子の上に立って応援したりなどの危険な行為は禁止されていましたが、とくべつ跳ぶのが禁止という通達は無かったので、普通の奈々さんのライブどおり応援しました。
さいわいなことにわたしの隣の席は空席だったため、遠慮なく跳ぶことが出来ました。
このライブビューイングのチケット先行抽選は、7月に発売された「Vitalization」に付いていたシリアルナンバーから行なったもので、ファンクラブ特権は行使できませんでした。
そのためか客席を見渡すと、親子連れと思しき人や、中にはこれから映画でも観るかのようにポップコーンとジュースをひざの上に載せて座って開演を待っている、いわば“ライトなファン”も結構いました。
水樹奈々さんファン的立場から言えば、本台湾ライブのライブビューイングは、夏から続いていた「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013」の千秋楽。ツアーファイナルです。しかも台湾に行きたくても行けなかったパワーを有り余らせたファンも映画館の中には多くいたことでしょう。
当然そのようなファンにとって本ライブの位置づけは、奈々ライブ中でも重要度の高い公演でしょう。いつもどおり、いやいつも以上のテンションで本ライブに臨んだと想像できます。
このような
“マックスハイテンションの水樹奈々ファン”と、
“映画館のライブビューイングだしチケットも当たっちゃったし紅白歌手だしせっかくなので観てみよう、というお客さん”の2つの客層が結構はっきり分かれているように思いました。
自分は最初から最後までオールスタンディングで臨むつもりでしたが、MCでは着席し、バラード曲でも着席し、アンコールの“奈々コール”でも着席し…というような感じで、
たびたび汗が乾いてしまうシーンがありました。 そもそも最初からして、開演の音楽が流れ始めたときに「待ってました!」とばかりに威勢よく立ち上がったのですが、まわりは全然座ったままで、むしろ後ろの席の人が見えにくそうに首を傾けていました。
当然いつもどおり発狂してコールを掛けている人もいましたが、アジア各国同時生中継とはいえ映画館内のみに目を向けると、観客どうしの一体感がイマイチのライブだったように思います。
台湾ライブとセットリストも若干変わっていました。
SUPER GENERATION と
POP MASTER の順番が入れ替わり、
METRO BAROQUE が
純潔パラドックス に
PHANTOM MINDS が
BRIGHT STREAM に
Synchrogazer が
SCARLET KNIGHT に
想い(アカペラ) が
innocent starter に変更になっていました。
とくに前日に歌った「PHANTOM MINDS」は、台湾のファンから歓声が上がった楽曲で、少し勿体無い気もしましたが、実はこの「BRIGHT STREAM」台湾のアンケートでは全ナナソン中第4位の人気曲です。
革命デュアリズムのステージからの煙幕や、深愛(台湾 Ver.)、など基本的に前日の公演と演出は同じでした。ただ、奈々さんが自分のことをやたら
「奈奈(ナイナイ)さん」と言っていたのが印象的です。
カメラに向かって、ライブビューイング先の各国の映画館にむけて話したり、煽ったりているところはファン想いの奈々さんらしかったです。
現地の会場の Legacy Taipei 以外にいるファン――会場の外からコールを飛ばしているファン、各国の映画館からライブビューイングで応援しているファン、さらにライブビューイングにはいけなかったけれどそれでも遠くから応援しているファン――すべてのファンに奈々さんは話していました。このようなライブ会場の内と外に同時に目を向けたライブは異例ではないでしょうか。
まさにアジア全体がライブ会場のような錯覚を受けます。 アンコールの時には、スクリーンにたくさんのうちわが映し出されていました。台湾のファンが作ってくれた「水樹奈奈」と書かれたうちわです。
じぶんもいそいそとカバンからうちわを取り出し、いっしょにアンコールを掛けます。
そしてダブルアンコールのとき、やはりここで何かサプライズが来るとは自分も思っていました。
約束の合図「1,2,3,4,5,6,奈々ーー!」が聞こえたときにはまさかパワゲが来るとは思っていませんでした。途中までてっきりスパジェネかと思っていましたが、中盤あたりでパワゲと判明。
映画館のわたしの近くの席では「何か歌おうとしてんの?」「ぐだぐだ過ぎ」という声も聞こえてきましたが、そんなことよりも何回もあきらめずに「1,2,3,4,5,6,奈々!」コールを掛ける台湾のファンに感動しました。 もちろんパワゲと分かったときには自分も一緒に歌いました。
サプライズという点では前日とは違って、奈々さんもこの展開は折り込み済み、という感じで感涙にむせてはいませんでしたが、続くチェリーボーイズを率いての「innocent starter」のアコースティックパージョンには感動しました。
台湾ファンによるナナソン人気投票結果
この2日目のライブを振り返ると、台湾ファンに向けたナナソン人気投票の第1位、2位、3位、4位、6位、7位、8位、11位、18位を歌ったことになり、より台湾ファンに向けた内容になっていました。
そして、1日目とあわせると、台湾のアンケート上位10曲中実に8曲を歌ってくれるという台湾ファンに向けた内容になっていました。
というわけで、わたしの「LIVE CIRCUS 2013」もこれで無事終わりです。 ツアー開始当初は全く予想だにしなかった終わり方です。
愛媛公演のチケットを申し込んでいたときに、まさか自分が台湾に行けるとは思わなかったし、まさかこんなに大規模な公演で幕を閉じるとは思いませんでした。
昨年の「NANA MIZUKI LIVE UNION 2012」が日本のファンどうしの結束を強めたツアーであるのならば、今年の「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013」は国境を越えたアジアのファンどうしの結束を強めたツアーであるといえます。疑うべくも無く
明らかにパワーアップしている奈々さんのコンサート。 来年はどんな感動をもらえるのでしょう。楽しみです。奈々さんのファンは辞められないです。
奈々さん、感動をありがとうございました。
終演後の Legacy Taipei
水樹奈々さんの台湾ライブ1日目が終わったのが、現地時間でだいたい夜の11時。
そこから我々日本のファンクラブ会員はバスに乗り込み、ホテルへと帰ったのでした。
ライブ後の Legacy Taipei は興奮冷めやらぬ日本のファン、そして台湾のファンが帰りたがらずその場に残っていました。
しかし、時間が迫っている我々日本のファンクラブ会員は、最後に
「台湾最高!」「おつかれさまでした!」と叫んでその場を後にしました。
「またくるよー!」と言うと、
「かかってこ~い!」とおなじみのコールが日本語で台湾のファンから返ってき、とても感激。
ちなみにこの時点では、2014年に台湾ライブが開催されることは知らされていません。
これが今回宿泊したグリーン・ワールド・ソンジャン 洛碁-松江大飯店 の部屋。
2人部屋ですが、追加料金を払って1人で泊まったためとっても広々。
設備などは悪くありませんでした。
そのあとホテルに到着して、夕飯を食べて、お風呂に入って、荷物の片付けをして…あれやこれやしていたら、なんだかんだで深夜2時。
ちなみにわたしが参加していてたファンクラブツアーのコースは
(11月22日編)でも書きましたが、わたしは
「22日午後日本発 - 24午前台湾発」のコースを選択していたので、必然的に翌朝の起床時間も早くなります。
オフィシャルファンクラブツアーのスケジュール
5時集合!
翌朝のロビー集合時間が朝5時。
そのため朝4時くらいには起きておかないといけません。
ライブ後にもかかわらず睡眠時間2時間という過酷を極めるスケジュール。そして翌日の夜にはライブビューイングもあります。既に体力の限界に来ていたわたしは、ベッドの上で少しだけウトウトして集合時間を迎えたのでした。
8時30分発関空行き
しかしここでグッスリ眠るわけにはいきません!
なんたってライブビューイング!
ライブサーカスの最後の最後の大締めをしなければなりません。何が何でも参加です。 というわけで、半分眠りながら2日前に入国したのと同じ台湾桃園国際空港へバスで運ばれ、諸々の手続きをして飛行機の出発時刻を待ちます。
寵物先生『追捕銅鑼衛門:謀殺在雲端』
この時出発まで少し時間があったので、免税店をぶらぶらしみました。
お店の中には上手い具合に書店があり、そこへ寄ってみると、何とも幸運なことに
寵物先生の『追捕銅鑼衛門:謀殺在雲端』が売っているではありませんか!
とつぜん水樹奈々さんの話題から逸れて申し訳ないですが、この寵物先生(ミスターペッツ)は台湾の推理作家で日本の推理小説に影響を受けて文壇デビューした人です。
タイトルやイラストからも分かるとおり、日本のドラえもんを題材にした本格推理小説です。
水樹奈々さんや日本のアニメ・アニソンが好きで日本語を覚えた、という台湾の人をけっこう耳にしますが、それは推理小説でも実は同じなのです。日本の推理小説はたいへん優秀で、台湾語翻訳前に日本語で読みたい、という思いから日本語を修得した、という台湾の人もいるようです。 そんな寵物先生の『追捕銅鑼衛門:謀殺在雲端』ですが、まだ日本語には翻訳されていません。早急な翻訳が待ち望まれます。
ちなみにこの『追捕銅鑼衛門:謀殺在雲端』は940円でした。日本円が使えたので日本円で支払いました。
ミスターペッツの本が買えたことに少しウキウキしながら待っていると、あっという間に出発時間。
行きとおなじく帰国もチャイナエアラインを利用しました。
帰国のときの機内食
帰りも機内食が出ました。
行きのときにご飯料理を食べたので、帰りは
パスタにしてみました。フィッシュのパスタです。
ジュースはとりあえずのアップルジュース。
パスタソースに魚のフライがごろごろ入っていました。
そのほかじゃスモークチキンにポテトサラダ、カットリンゴにコッペパン。
デザートとして台湾名物の
パイナップルケーキも提供されました(画像左下)。
パイナップルケーキをもそもそと食べていると、それにしても台湾楽しかったな~、としみじみした気分になりました。
関西国際空港に到着し、電車に乗って目を閉じていると、まるで昨日のライブが夢のように感じられます。
幸せな気分になりながら、今夜のライブ会場である
TOHOシネマズなんばへと足を向けたのでした。
TOHOシネマズなんば
ここが今夜のライブ会場
今回ツアーに参加したファンクラブ会員の大阪組や、ツイッターの奈々さんファンには「TOHOシネマズなんば」より「なんばパークスシネマ」の方が人気のようでした。やっぱりハイソな梅田より日本橋近くの方が良いかと思い、わたしは丸井のほうにしたのですが、どうやらあてが外れました。
台湾公演2日目限定Tシャツ&ピンズ
映画館に行くと、売店でライブビューインググッズが売ってありました。
Tシャツは全サイズ揃っている上に、ピンズも売り切れ無しです。普通に買えました。
2日目のTシャツは
白色。
そしてピンズのデザインは
パイナップルを食べているナネットさん。
前日のライブで着ていた愛媛公演Tシャツは汗でびちゃびちゃなので使用できず!
所持している残るTシャツは大阪公演初日のTシャツのみなのですが、あいにくそのTシャツは“遺影Tシャツ”とまで言われたイケてないダークグレー色です。
となればライブビューイングに着て行くTシャツは、白色か臙脂色しかありません。
しかしやはりここは空気を読んで
白色を着て行くことにしました。
台湾のファンの人が作ってくれたコール本とうちわ
そして
うちわも持っていきました。
台湾のファンの人が作ってくれたうちわです。
こればっかりは帰国しても使いたかったです。アンコールのためにカバンに忍ばせておきました。
ついに開演!
「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013+」台湾公演ツアーファイナル!「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013+」@ Legacy Taipei (2日目)セットリスト
01. Gimmick Game
02. Lovely Fruit
03. POP MASTER
04. COSMIC LOVE
05. Love Brick
06. Get my drift?
07. 純潔パラドックス
08. BRIGHT STREAM
09. HappyGo-Round!
10. DISCOTHEQUE
11. POWER GATE
12. Naked Soldier
13. 革命デュアリズム
14. Vitalization
15. Preserved Roses
16. ETERNAL BLAZE
17. 愛の星
18. SCARLET KNIGHT
19. SUPER GENERATION
20. 深愛(台湾 Ver.)
21. innocent starter ライブビューイングは自分は前の方の席でした。
わたしがいたTOHOシネマズなんばでは、椅子の上に立って応援したりなどの危険な行為は禁止されていましたが、とくべつ跳ぶのが禁止という通達は無かったので、普通の奈々さんのライブどおり応援しました。
さいわいなことにわたしの隣の席は空席だったため、遠慮なく跳ぶことが出来ました。
このライブビューイングのチケット先行抽選は、7月に発売された「Vitalization」に付いていたシリアルナンバーから行なったもので、ファンクラブ特権は行使できませんでした。
そのためか客席を見渡すと、親子連れと思しき人や、中にはこれから映画でも観るかのようにポップコーンとジュースをひざの上に載せて座って開演を待っている、いわば“ライトなファン”も結構いました。
水樹奈々さんファン的立場から言えば、本台湾ライブのライブビューイングは、夏から続いていた「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013」の千秋楽。ツアーファイナルです。しかも台湾に行きたくても行けなかったパワーを有り余らせたファンも映画館の中には多くいたことでしょう。
当然そのようなファンにとって本ライブの位置づけは、奈々ライブ中でも重要度の高い公演でしょう。いつもどおり、いやいつも以上のテンションで本ライブに臨んだと想像できます。
このような
“マックスハイテンションの水樹奈々ファン”と、
“映画館のライブビューイングだしチケットも当たっちゃったし紅白歌手だしせっかくなので観てみよう、というお客さん”の2つの客層が結構はっきり分かれているように思いました。
自分は最初から最後までオールスタンディングで臨むつもりでしたが、MCでは着席し、バラード曲でも着席し、アンコールの“奈々コール”でも着席し…というような感じで、
たびたび汗が乾いてしまうシーンがありました。 そもそも最初からして、開演の音楽が流れ始めたときに「待ってました!」とばかりに威勢よく立ち上がったのですが、まわりは全然座ったままで、むしろ後ろの席の人が見えにくそうに首を傾けていました。
当然いつもどおり発狂してコールを掛けている人もいましたが、アジア各国同時生中継とはいえ映画館内のみに目を向けると、観客どうしの一体感がイマイチのライブだったように思います。
台湾ライブとセットリストも若干変わっていました。
SUPER GENERATION と
POP MASTER の順番が入れ替わり、
METRO BAROQUE が
純潔パラドックス に
PHANTOM MINDS が
BRIGHT STREAM に
Synchrogazer が
SCARLET KNIGHT に
想い(アカペラ) が
innocent starter に変更になっていました。
とくに前日に歌った「PHANTOM MINDS」は、台湾のファンから歓声が上がった楽曲で、少し勿体無い気もしましたが、実はこの「BRIGHT STREAM」台湾のアンケートでは全ナナソン中第4位の人気曲です。
革命デュアリズムのステージからの煙幕や、深愛(台湾 Ver.)、など基本的に前日の公演と演出は同じでした。ただ、奈々さんが自分のことをやたら
「奈奈(ナイナイ)さん」と言っていたのが印象的です。
カメラに向かって、ライブビューイング先の各国の映画館にむけて話したり、煽ったりているところはファン想いの奈々さんらしかったです。
現地の会場の Legacy Taipei 以外にいるファン――会場の外からコールを飛ばしているファン、各国の映画館からライブビューイングで応援しているファン、さらにライブビューイングにはいけなかったけれどそれでも遠くから応援しているファン――すべてのファンに奈々さんは話していました。このようなライブ会場の内と外に同時に目を向けたライブは異例ではないでしょうか。
まさにアジア全体がライブ会場のような錯覚を受けます。 アンコールの時には、スクリーンにたくさんのうちわが映し出されていました。台湾のファンが作ってくれた「水樹奈奈」と書かれたうちわです。
じぶんもいそいそとカバンからうちわを取り出し、いっしょにアンコールを掛けます。
そしてダブルアンコールのとき、やはりここで何かサプライズが来るとは自分も思っていました。
約束の合図「1,2,3,4,5,6,奈々ーー!」が聞こえたときにはまさかパワゲが来るとは思っていませんでした。途中までてっきりスパジェネかと思っていましたが、中盤あたりでパワゲと判明。
映画館のわたしの近くの席では「何か歌おうとしてんの?」「ぐだぐだ過ぎ」という声も聞こえてきましたが、そんなことよりも何回もあきらめずに「1,2,3,4,5,6,奈々!」コールを掛ける台湾のファンに感動しました。 もちろんパワゲと分かったときには自分も一緒に歌いました。
サプライズという点では前日とは違って、奈々さんもこの展開は折り込み済み、という感じで感涙にむせてはいませんでしたが、続くチェリーボーイズを率いての「innocent starter」のアコースティックパージョンには感動しました。
台湾ファンによるナナソン人気投票結果
この2日目のライブを振り返ると、台湾ファンに向けたナナソン人気投票の第1位、2位、3位、4位、6位、7位、8位、11位、18位を歌ったことになり、より台湾ファンに向けた内容になっていました。
そして、1日目とあわせると、台湾のアンケート上位10曲中実に8曲を歌ってくれるという台湾ファンに向けた内容になっていました。
というわけで、わたしの「LIVE CIRCUS 2013」もこれで無事終わりです。 ツアー開始当初は全く予想だにしなかった終わり方です。
愛媛公演のチケットを申し込んでいたときに、まさか自分が台湾に行けるとは思わなかったし、まさかこんなに大規模な公演で幕を閉じるとは思いませんでした。
昨年の「NANA MIZUKI LIVE UNION 2012」が日本のファンどうしの結束を強めたツアーであるのならば、今年の「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013」は国境を越えたアジアのファンどうしの結束を強めたツアーであるといえます。疑うべくも無く
明らかにパワーアップしている奈々さんのコンサート。 来年はどんな感動をもらえるのでしょう。楽しみです。奈々さんのファンは辞められないです。
奈々さん、感動をありがとうございました。