熊野参詣道
熊野三山とは、
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称です。
2004年にユネスコの
世界遺産に登録されたのも、まだまだ記憶に新しいところです。
今回は連休を利用して熊野三山のうちのひとつ、
熊野那智大社へ参拝に行ってきました。
熊野那智大社へは険しい
熊野参詣道を歩む必要があります。いわゆる熊野古道というやつで、決して楽な道のりではありません。
整備された国道のそばに駐車場があり、そこの脇からこの熊野参詣道へと立ち入ることができます。
夫婦杉
熊野古道へ入って間もなく、夫婦杉という大きな杉が佇立していました。
石畳の参道の両側にそれぞれ立っていて、なんと樹齢800年!
写真撮影スポットになっていて、参拝者の間で写真の撮り合いっこが開催されます。
夫婦杉を過ぎてしばらく歩いていると、なんと向こうから
平安衣装を着た女性が歩いてくるではありませんか!
まさかこの参道、時間を歪ませるような不思議な力が働いているのでは!?
…まあ当然そんなことはなくて、夫婦杉の手前に大門坂茶屋というお店が有り、なんでもそこで
平安衣装のコスプレができるそうでした。
これを着て参道を歩くことができるのだそうな。
ちなみに女性だけでなく男性にも男性用の衣装が用意して有り、コスプレ可能です。
わたしは雨が降っていたし、なんだか面倒くさかったので辞めておきました。晴れていたら多分コスプレしていました。
高野山、吉野山、鞍馬山、琴平山(金比羅山)…これまで訪れた霊山に楽な道のりはあったでしょうか?いいえありません(比叡山は楽だったけど!)。
この熊野古道も全く例外ではありませんっ!
体感的にはあの琴平山(金比羅山)の石段に匹敵するような過酷な道のりでした。
こんぴらさんは比較的緩やかな石段が数多く続いていた印象ですが、熊野古道はとにかく急な石段です。
石段にはかつてもっと苔がむしてたようなのですが、世界遺産に登録されてからというもの観光客が増えて、最近では苔が少なくなってきたのだとか。
地獄
先の見えない道のりに絶望を覚えながら無心に登っていきます。
汗がだくだくで死にそうです。
考えてみれば、あの平安衣装のコスプレをしてこんな険しい参道を歩けるわけがありません。
そもそも「熊野」――つまり「クマノ」のうちの「クマ」という言葉は「カミ(神)」という意味があるらしく、熊野とは神の野という完全なる神域を指す言葉だそうです。わたしのようなひよっこの人間が入る場所では無いのかもしれません。
しばらく歩いているとようやく鳥居が見えてきました。あの鳥居の向こうが熊野那智大社です。
熊野那智大社拝殿
あいにく雨が降っていたのですが、拝殿の手前には屋根付きの休憩スペースがあって、そこで雨をしのぐことができました。
拝殿の手前には護摩木があり、初穂料を収めた後にその護摩木を火の中へ投じて、そこから出た煙を身体に浴びるという流れです。
熊野那智大社 御朱印
御朱印もいただきました。
御朱印には巴の紋と「日本第一霊場」という判が押してあります。
熊野那智大社の御祭神は
熊野夫須美大神です。
八咫烏おみくじ 500円
授与所に
八咫烏のおみくじが授与されていたので、面白そうだったのでいただいてみることにしました。
八咫烏は熊野三山における神使のようで、熊野のシンボルとしても愛されているようです。
八咫烏といえばサッカー日本代表のエンブレムがイメージしやすいですが、参道を歩いている途中にあったお土産物屋さんには「中田英寿さんが来店しました!」という写真を置いているお店も有り、実際にサッカー選手も参拝に訪れているようでした。
おみくじの結果は「吉」でした。
烏の人形はそのまま飾っておけるので記念になります。オススメの授与品です。
【関連リンク】
熊野那智大社 那智御瀧 飛瀧神社 http://kumanonachitaisha.or.jp/
熊野那智大社へは険しい
熊野参詣道を歩む必要があります。いわゆる熊野古道というやつで、決して楽な道のりではありません。
整備された国道のそばに駐車場があり、そこの脇からこの熊野参詣道へと立ち入ることができます。
夫婦杉
熊野古道へ入って間もなく、夫婦杉という大きな杉が佇立していました。
石畳の参道の両側にそれぞれ立っていて、なんと樹齢800年!
写真撮影スポットになっていて、参拝者の間で写真の撮り合いっこが開催されます。
夫婦杉を過ぎてしばらく歩いていると、なんと向こうから
平安衣装を着た女性が歩いてくるではありませんか!
まさかこの参道、時間を歪ませるような不思議な力が働いているのでは!?
…まあ当然そんなことはなくて、夫婦杉の手前に大門坂茶屋というお店が有り、なんでもそこで
平安衣装のコスプレができるそうでした。
これを着て参道を歩くことができるのだそうな。
ちなみに女性だけでなく男性にも男性用の衣装が用意して有り、コスプレ可能です。
わたしは雨が降っていたし、なんだか面倒くさかったので辞めておきました。晴れていたら多分コスプレしていました。
高野山、吉野山、鞍馬山、琴平山(金比羅山)…これまで訪れた霊山に楽な道のりはあったでしょうか?いいえありません(比叡山は楽だったけど!)。
この熊野古道も全く例外ではありませんっ!
体感的にはあの琴平山(金比羅山)の石段に匹敵するような過酷な道のりでした。
こんぴらさんは比較的緩やかな石段が数多く続いていた印象ですが、熊野古道はとにかく急な石段です。
石段にはかつてもっと苔がむしてたようなのですが、世界遺産に登録されてからというもの観光客が増えて、最近では苔が少なくなってきたのだとか。
地獄
先の見えない道のりに絶望を覚えながら無心に登っていきます。
汗がだくだくで死にそうです。
考えてみれば、あの平安衣装のコスプレをしてこんな険しい参道を歩けるわけがありません。
そもそも「熊野」――つまり「クマノ」のうちの「クマ」という言葉は「カミ(神)」という意味があるらしく、熊野とは神の野という完全なる神域を指す言葉だそうです。わたしのようなひよっこの人間が入る場所では無いのかもしれません。
しばらく歩いているとようやく鳥居が見えてきました。あの鳥居の向こうが熊野那智大社です。
熊野那智大社拝殿
あいにく雨が降っていたのですが、拝殿の手前には屋根付きの休憩スペースがあって、そこで雨をしのぐことができました。
拝殿の手前には護摩木があり、初穂料を収めた後にその護摩木を火の中へ投じて、そこから出た煙を身体に浴びるという流れです。
熊野那智大社 御朱印
御朱印もいただきました。
御朱印には巴の紋と「日本第一霊場」という判が押してあります。
熊野那智大社の御祭神は
熊野夫須美大神です。
八咫烏おみくじ 500円
授与所に
八咫烏のおみくじが授与されていたので、面白そうだったのでいただいてみることにしました。
八咫烏は熊野三山における神使のようで、熊野のシンボルとしても愛されているようです。
八咫烏といえばサッカー日本代表のエンブレムがイメージしやすいですが、参道を歩いている途中にあったお土産物屋さんには「中田英寿さんが来店しました!」という写真を置いているお店も有り、実際にサッカー選手も参拝に訪れているようでした。
おみくじの結果は「吉」でした。
烏の人形はそのまま飾っておけるので記念になります。オススメの授与品です。
【関連リンク】
熊野那智大社 那智御瀧 飛瀧神社 http://kumanonachitaisha.or.jp/
私も、御朱印集めてばかりの素人なので、こちらの御朱印ネタはすごく勉強になります!