今か今かとライブの開始を待つ人でにぎわうアリーナ前
NANA MIZUKI LIVE GRACE 2011 -ORCHESTRA-1/23(2日目)セットリスト1.天空のカナリア
2.Tears' Night
3.undercover
4.ファーストカレンダー
5.テルミドール
6.PHANTOM MINDS
7.MARIA&JOKER
8.Justice to Believe
9.オルゴールとピアノと
10.LOOKING ON THE MOON
11.大好きな君へ
12.Astrogation
13.Orchestral Fantasia
14.ETERNAL BLAZE
15.Crystal Letter
16.Heart-shaped chant
17.深愛
【アンコール】
18.SUPER GENERATION
19.Sing Forever
【ダブルアンコール】
20.POWER GATE
NANA MIZUKI LIVE GRACE 2011 -ORCHESTRA- の2日目(1/23)の公演に参加してきました。
レポです。
記憶を元に書くので正確さは保証できませんが、がんばって書きます。
かなり長くなります。 さしあたってこの記事では公演のことのみ。
グッズもろもろのことは別に記事にします。
冒頭のムービーのあと、東京ニューシティ管弦楽団のみなさんと指揮者の藤野浩一さんの入場です。
10分遅れで始まったため、待ちきれない観客の熱気でアリーナは包まれていました。
青一色で統一されたサイリウムの海がスタンド席からよく見えました。
スタンド席のあちこちから「凄くきれい!」との声が上がります。 そしてオーケストラの演奏と共に登場したのがわれらが水樹奈々さん。
「天空のカナリア」を歌いながら、まるで空から舞い降りるかの如くワイヤーでステージ上に降り立ちます。
会場は青から一転、ウルトラオレンジに染まります。
続く「Tears' Night」でもウルトラオレンジの押せ押せムードが続きます。
「Tears' Night」のあとMC。
東京ニューシティ管弦楽団と藤野浩一さんの紹介がありました。
奈々さんが突然藤野浩一さんにマイクを渡しましたが、藤野浩一さんが実にユーモラスで会場が沸きました。
「奈々さんはサングラスをかけない」「奈々さんは口パクしない」などひとしきり奈々さんのことを褒めた後、「このライブが終わったらファンクラブに入会します」と発言!チーム水樹が一人増えた瞬間です。会場大盛り上がり!ちなみに藤野さんは奈々さんと会ってからまだ5回目とのことでした。
また藤野さんは「奈々さんが楽譜に書いたとおりにサイリウムが振られている!」とか「君たちは俺より良く曲を知っている!」とか、観客を持ち上げていたりもしました。
このMCのときに、奈々さんに対してお約束の「回って~」コールがありましたが、大人になって駆け引きを覚えた奈々さん(←本人言)、回ってくれませんでした。また回れる衣装があるとの事でそれまでお預け!
MCが終わった後はしっとりとした曲3曲。
「undercover」で大人でダークな女性、「ファーストカレンダー」で若くてかわいい女性を表現した後は、意外な曲がきました。
「テルミドール」です。
10代のころにリリースした楽曲で、これがオーケストラアレンジでよみがえります。すっかり大人になった奈々さんの歌声は、当時のものとはまた違ってしびれます。実質、奈々さんのデビューアルバムからこの曲がオーケストラアレンジで、しかもデビュー10年にして復活したのは嬉しいです。郷ひろみの「よろしく哀愁」
(←これも郷が10代のころにリリースした曲で、若さゆえ当事いろいろ言われた)ではありませんが、ここにきて完全に楽曲を自分のものにした感があります。感動しました。
しっとりしたあとは奈々さんのMC。奈々さんの口から紅白歌合戦のときの裏話が披露されます。
紅白の楽屋がSMAPの向かいで、楽屋から出るときにチラッチラッとSMAPの楽屋を覗き見たとか。服屋さんみたいにいっぱい衣装があったらしい。ちなみに奈々さんの隣は綾小路きみまろさんだったらしい。確か手ぬぐいをもらった?とか。
そしてそのMCからのつながりで「PHANTOM MINDS」を熱唱。
会場はウルトラオレンジに染まります。
でもこの曲って青がイメージカラーではありませんでしたか?意外に思いつつもわたしはUOは折らずに青色を振ることにしました。
ファンマイ終了後どこからともなく鳴り響くピストル音、「MARIA&JOKER」です。
ルパンや007的なイメージがある楽曲がオーケストラで壮大に奏でられます。『LIVE DIAMOND』で真っ赤なドレスでダンスによって演出された楽曲が、今回は演奏面でアレンジが加えられました。ここからますますヒートアップ!ここでわたしはウルトラオレンジを振ることにしました。
そして今回の最盛り上がり曲のひとつ「Justice to Believe」です。
新曲ではありませんが『LIVE MUSEUM』と同じく、
再び横浜アリーナでジャスビリが化けました! 今回正面ステージからトロッコ(ゴンドラ?)に乗って、後方に設けられた小さなステージに移動しながらの熱唱です(画像参照)。奈々さんはセンター席とアリーナC・Bの間の通路を移動しました。ちょうどスタンド東から応援していたわたしからは反対でしたが、サイリウムの動きで興奮の様子がよく分かります。観客歓喜です。もうウルトラオレンジがいくらあっても足りません。
今回の「Justice to Believe」は『LIVE MUSEUM』のときと同様間奏が長めの「MUSEUM STYLE」みたいでした。その間奏に入るコーラスが抜群に良くて、奈々さんの
「グレイススペシャルコーラス隊!!」という叫びとともに会場は
「ウオオオオオオオ!!」という熱狂の渦に陥ります。オーケストラの演奏にも圧倒されました。過去最高の「Justice to Believe」です。感動しました。
小さなステージに移動した奈々さん。
今回のライブでは基本的にチェリーボーイズとチームヨーダはいません。
しかし、チェリーボーイズの方は、要所要所で奈々さんに召喚される形でステージに上がりました。
「オルゴールとピアノと」の前に登場したのは、最初のひとりトム君です。セットアップでおめかししたトム君に会場からは容赦なく「回って~」コール。回されるトム君。
このあたりからアコースティックコーナーに突入です。
「オルゴールとピアノと」の後に召喚されたのが、
チョーさんと
イタルビッチさんです。
イタルビッチさん、今日のライブは奈々さんがワイヤーで吊るされているところが見たくて、ステージ正面奥で待っていたとの事。それに対して奈々さん「吊るされてたんじゃなくて飛んでたんだよ~」とツッコミ。
チェリボの面々が用意が整ったあと、そしてまた来ました懐かしの楽曲「LOOKING ON THE MOON」と「大好きな君へ」。とくに前者はファーストアルバムの楽曲です。
ここで奈々さんから「座って聴いて」との呼びかけが。
しかし、センター席の人から「座ったら奈々ちゃんが見えない」という声が上がり、立って応援する人も相当数いました。「それって、わたしが小さいから!?」と怒りつつも声は嬉しそうだった奈々さんに観客は沸きます。ちなみにわたしがいたスタンド席でも立って応援している人がかなりいました。
アコースティックコーナー終了後はチェリーボーイズも帰っていきました。ありがとうございました。
そして再び押せ押せモードの楽曲の始まりです。
最初は「Astrogation」。
ふたたびトロッコに乗った奈々さん。「Astrogation」を歌いながら、今度はアリーナF・Eの側の通路を通って正面ステージに帰還です。わたしの応援している側です。
アリーナFとEの間くらいのところでいったん止まって、全方位に顔を向けて歌う奈々さん。ライブDVDのオーディオコメンタリーでも言っていましたが、数千人と目を合わせるというのはホントのようで、このとき確実にわたしと目が会った。ストリングスの音が気持ちよく、跳んで振っての応援!もちろんサイリウムの色はウルトラオレンジです。
ステージに無事帰った奈々さん。
このあたりの前後関係がうろ覚えですが、ここで奈々さんがいったん裏にひっこんで、会場では映像+字幕で楽団の楽器が紹介されました。横浜アリーナってセンター席上部の天井にもモニターがあるから、スタンド席のわたしからも映像はしっかり鑑賞できました。その間も当然サイリウムは降り続けます。
ひととおり楽器の紹介が終わった後奈々さんが再登場。
まだまだ押せ押せの楽曲は続きます。
たぶんおおかたの人が今回のライブで必ず来ると思っていたであろう「Orchestral Fantasia」、「ETERNAL BLAZE」の今回の盛り上がり曲2曲です。会場は完全にウルトラオレンジの海と化します。とくに「ETERNAL BLAZE」の盛り上がりは異常でした。エタブレのあまりの光景にわたしの席の近くの女性は完全に泣いていたし、UOバルログをしていた男性2人組の応援にも異常なくらい熱がこもっていました。途中のコール「エッターナブレィィィス!!」の大絶叫は会場がひとつになった瞬間です。曲が終わった後も隣の席の男性は「エタブレやばい!」としきりに口にしていました。まさしくそのとおりです。水樹奈々最強アンセムをこの横アリで聴けた(応援できた)ことはとても嬉しい。この1曲を聴けただけで広島から遠征してきた甲斐があります。奈々さんありがとう! このあとはまたしっとり聴く曲の連続です。
ここでアルパ奏者の
上松美香さんがステージに呼ばれます。上松美香さんが「奈々ちゃんのことが、もうめちゃくちゃ好きで好きで(以下略)」と奈々ちゃんへの想いを熱く語ります。
さらにまたチェリーボーイズの召喚です。今回は
ケニーと
リュータンです。
チェリボ・上松美香さんの最強の布陣で「Crystal Letter」「Heart-shaped chant」「深愛」が披露されました。
(…よく考えると、ケニーとリュータンが出てきたのってオルファンの前?記憶が…。) このあたりから白色のサイリウムで会場が染まります。
「Heart-shaped chant」が個人的にはたいへん嬉しくて、あの最初の「風の中に~♪」のところの奈々さんの声の伸びが凄かった。みせつけてくれます。会場がプチ沸きます。実はライブ前にこの曲聞けたら良いな、と思っていた楽曲のひとつで、生で聴けてよかったです。
「深愛」に入る前に奈々さんからMC。
自叙伝『深愛』のことが話題に。
「書きあげるのにものすごく時間が掛かりました。少しずつ少しずつ書きました」。
ここで LIVE GRACE のプログラムは終わり。
ここからはアンコールです。
当然奈々さんが帰った後も「なーな!なーな!」という掛け声で奈々さんを呼びます。
しかし、ここで気になったのがアンコールをしない人(サイリウムを振らない人)が結構大勢いたこと。意外です。アンコールが聴きたく無いのならそれでもいいと思うけれど、それなら出て行ってもいいのでは?
アンコールは「SUPER GENERATION」「Sing Forever」の2曲。
スパジェネはやっぱり盛り上がります。ここでも会場はウルトラオレンジ染まり、みんな跳びまくりです。スパジェネは、奈々さん自身もオーケストラアレンジでどんな仕上がりになるのか楽しみだった楽曲とのこと。やっぱり奈々さん自身が作曲した楽曲だからね。
それから一転して「Sing Forever」。たしかこの曲が始まる前くらい
(前後関係記憶があやふやです。アンコールに入る前だったかも。すみません)に
「みんながわたしの名前を呼んでくれるのがうれしい」と奈々さん。
会場のあちこちから「奈々さん」「奈々ちゃん」の声があがります。男女関係なくみんな叫んでいました。
鳴り止まない客席からの呼び声に、奈々さん涙を流します。「今日は泣かないって決めてたのにな」。会場が涙に包まれます。 そして歌い終わってまた裏に引っ込む奈々さん。東京ニューシティ管弦楽団と指揮者の藤野浩一さんも引っ込みます。
まだ帰れないよ、といわんばかりに「もう1回!もう1回!」と会場からダブルアンコールの掛け声があがります。
その声が無事届き、奈々さん再登場。今度はTシャツ姿で奈々さんひとりでの登場です。
おなじみ「シャッス!」コールのあと「みんなで一緒に歌いたいけど何がいいかなぁ」と会場に問う奈々さん。その前に「とりあえず回って~」と回って~コール発動。
奈々さんTシャツ姿で回されます。Tシャツ姿で回る奈々さんを初めて見ました。
…で、何歌おうか?という問いに、会場からは「モガチョ!」「パワゲ!」などの声が上がります。「パワゲ!」の声が多かったかな?わたしは
「パワゲ!」と叫びました。
結果採用されたのは「POWER GATE」。アカペラとはいえ会場はウルトラオレンジに染まります。わたしの周りでは歌詞を覚えていない人が多かったけれど、もうみんな完全にノリです。もちろんわたしは完璧に歌ったけれどね。
歌い終わって周りのお客さんと芽生える謎の友情・一体感。これはホントにすばらしいと思う。みんな何かやり遂げた感のある表情です。
以上で NANA MIZUKI LIVE GRACE 2011 の2日目の公演は終了です。
最後は、ライブではお決まりの奈々さんからのプレゼントはありませんでした。
以前にはあった「MARIA&JOKER」などのダンスによる演出(チームヨーダのダンスだけではなく、奈々さん自身の激しいダンスも無かった)、それに「Justice to Believe」の殺陣の演出、それらが今回のライブでは一切排除されていたのが印象的です。チームヨーダも最後まで登場しませんでした。
開幕の「天空のカナリア」も上から降りてくるのみで、アカデミーのときの同曲やファイターのときの「Astrogation」のように会場を舞うようなことはしていません。最小限の演出にとどめている感じでした。ただ、会場をトロッコで移動するのはみんなと目を合わせたいという奈々さんらしい演出だし、これは良かった。
全開のゲームスのときみたいに
大演出で「見せた」というより、今回は大演奏で「聴かせた」という方がしっくりくるかもしれません。
すばらしいライブでした。
映像化がいまから楽しみです。
今回は自分にしては多めにUOを使いました(計10本)
【関連リンク】
内藤彰オフィシャルブログ » またまたビックリ!水樹奈々ライブ in 横浜アリーナ。 東京ニューシティ管弦楽団の常任指揮者のブログエントリー。今回招待者として見に来ていたみたいです。
ありがとう奈々さん
冒頭のムービーのあと、東京ニューシティ管弦楽団のみなさんと指揮者の藤野浩一さんの入場です。
10分遅れで始まったため、待ちきれない観客の熱気でアリーナは包まれていました。
青一色で統一されたサイリウムの海がスタンド席からよく見えました。
スタンド席のあちこちから「凄くきれい!」との声が上がります。 そしてオーケストラの演奏と共に登場したのがわれらが水樹奈々さん。
「天空のカナリア」を歌いながら、まるで空から舞い降りるかの如くワイヤーでステージ上に降り立ちます。
会場は青から一転、ウルトラオレンジに染まります。
続く「Tears' Night」でもウルトラオレンジの押せ押せムードが続きます。
「Tears' Night」のあとMC。
東京ニューシティ管弦楽団と藤野浩一さんの紹介がありました。
奈々さんが突然藤野浩一さんにマイクを渡しましたが、藤野浩一さんが実にユーモラスで会場が沸きました。
「奈々さんはサングラスをかけない」「奈々さんは口パクしない」などひとしきり奈々さんのことを褒めた後、「このライブが終わったらファンクラブに入会します」と発言!チーム水樹が一人増えた瞬間です。会場大盛り上がり!ちなみに藤野さんは奈々さんと会ってからまだ5回目とのことでした。
また藤野さんは「奈々さんが楽譜に書いたとおりにサイリウムが振られている!」とか「君たちは俺より良く曲を知っている!」とか、観客を持ち上げていたりもしました。
このMCのときに、奈々さんに対してお約束の「回って~」コールがありましたが、大人になって駆け引きを覚えた奈々さん(←本人言)、回ってくれませんでした。また回れる衣装があるとの事でそれまでお預け!
MCが終わった後はしっとりとした曲3曲。
「undercover」で大人でダークな女性、「ファーストカレンダー」で若くてかわいい女性を表現した後は、意外な曲がきました。
「テルミドール」です。
10代のころにリリースした楽曲で、これがオーケストラアレンジでよみがえります。すっかり大人になった奈々さんの歌声は、当時のものとはまた違ってしびれます。実質、奈々さんのデビューアルバムからこの曲がオーケストラアレンジで、しかもデビュー10年にして復活したのは嬉しいです。郷ひろみの「よろしく哀愁」
(←これも郷が10代のころにリリースした曲で、若さゆえ当事いろいろ言われた)ではありませんが、ここにきて完全に楽曲を自分のものにした感があります。感動しました。
しっとりしたあとは奈々さんのMC。奈々さんの口から紅白歌合戦のときの裏話が披露されます。
紅白の楽屋がSMAPの向かいで、楽屋から出るときにチラッチラッとSMAPの楽屋を覗き見たとか。服屋さんみたいにいっぱい衣装があったらしい。ちなみに奈々さんの隣は綾小路きみまろさんだったらしい。確か手ぬぐいをもらった?とか。
そしてそのMCからのつながりで「PHANTOM MINDS」を熱唱。
会場はウルトラオレンジに染まります。
でもこの曲って青がイメージカラーではありませんでしたか?意外に思いつつもわたしはUOは折らずに青色を振ることにしました。
ファンマイ終了後どこからともなく鳴り響くピストル音、「MARIA&JOKER」です。
ルパンや007的なイメージがある楽曲がオーケストラで壮大に奏でられます。『LIVE DIAMOND』で真っ赤なドレスでダンスによって演出された楽曲が、今回は演奏面でアレンジが加えられました。ここからますますヒートアップ!ここでわたしはウルトラオレンジを振ることにしました。
そして今回の最盛り上がり曲のひとつ「Justice to Believe」です。
新曲ではありませんが『LIVE MUSEUM』と同じく、
再び横浜アリーナでジャスビリが化けました! 今回正面ステージからトロッコ(ゴンドラ?)に乗って、後方に設けられた小さなステージに移動しながらの熱唱です(画像参照)。奈々さんはセンター席とアリーナC・Bの間の通路を移動しました。ちょうどスタンド東から応援していたわたしからは反対でしたが、サイリウムの動きで興奮の様子がよく分かります。観客歓喜です。もうウルトラオレンジがいくらあっても足りません。
今回の「Justice to Believe」は『LIVE MUSEUM』のときと同様間奏が長めの「MUSEUM STYLE」みたいでした。その間奏に入るコーラスが抜群に良くて、奈々さんの
「グレイススペシャルコーラス隊!!」という叫びとともに会場は
「ウオオオオオオオ!!」という熱狂の渦に陥ります。オーケストラの演奏にも圧倒されました。過去最高の「Justice to Believe」です。感動しました。
小さなステージに移動した奈々さん。
今回のライブでは基本的にチェリーボーイズとチームヨーダはいません。
しかし、チェリーボーイズの方は、要所要所で奈々さんに召喚される形でステージに上がりました。
「オルゴールとピアノと」の前に登場したのは、最初のひとりトム君です。セットアップでおめかししたトム君に会場からは容赦なく「回って~」コール。回されるトム君。
このあたりからアコースティックコーナーに突入です。
「オルゴールとピアノと」の後に召喚されたのが、
チョーさんと
イタルビッチさんです。
イタルビッチさん、今日のライブは奈々さんがワイヤーで吊るされているところが見たくて、ステージ正面奥で待っていたとの事。それに対して奈々さん「吊るされてたんじゃなくて飛んでたんだよ~」とツッコミ。
チェリボの面々が用意が整ったあと、そしてまた来ました懐かしの楽曲「LOOKING ON THE MOON」と「大好きな君へ」。とくに前者はファーストアルバムの楽曲です。
ここで奈々さんから「座って聴いて」との呼びかけが。
しかし、センター席の人から「座ったら奈々ちゃんが見えない」という声が上がり、立って応援する人も相当数いました。「それって、わたしが小さいから!?」と怒りつつも声は嬉しそうだった奈々さんに観客は沸きます。ちなみにわたしがいたスタンド席でも立って応援している人がかなりいました。
アコースティックコーナー終了後はチェリーボーイズも帰っていきました。ありがとうございました。
そして再び押せ押せモードの楽曲の始まりです。
最初は「Astrogation」。
ふたたびトロッコに乗った奈々さん。「Astrogation」を歌いながら、今度はアリーナF・Eの側の通路を通って正面ステージに帰還です。わたしの応援している側です。
アリーナFとEの間くらいのところでいったん止まって、全方位に顔を向けて歌う奈々さん。ライブDVDのオーディオコメンタリーでも言っていましたが、数千人と目を合わせるというのはホントのようで、このとき確実にわたしと目が会った。ストリングスの音が気持ちよく、跳んで振っての応援!もちろんサイリウムの色はウルトラオレンジです。
ステージに無事帰った奈々さん。
このあたりの前後関係がうろ覚えですが、ここで奈々さんがいったん裏にひっこんで、会場では映像+字幕で楽団の楽器が紹介されました。横浜アリーナってセンター席上部の天井にもモニターがあるから、スタンド席のわたしからも映像はしっかり鑑賞できました。その間も当然サイリウムは降り続けます。
ひととおり楽器の紹介が終わった後奈々さんが再登場。
まだまだ押せ押せの楽曲は続きます。
たぶんおおかたの人が今回のライブで必ず来ると思っていたであろう「Orchestral Fantasia」、「ETERNAL BLAZE」の今回の盛り上がり曲2曲です。会場は完全にウルトラオレンジの海と化します。とくに「ETERNAL BLAZE」の盛り上がりは異常でした。エタブレのあまりの光景にわたしの席の近くの女性は完全に泣いていたし、UOバルログをしていた男性2人組の応援にも異常なくらい熱がこもっていました。途中のコール「エッターナブレィィィス!!」の大絶叫は会場がひとつになった瞬間です。曲が終わった後も隣の席の男性は「エタブレやばい!」としきりに口にしていました。まさしくそのとおりです。水樹奈々最強アンセムをこの横アリで聴けた(応援できた)ことはとても嬉しい。この1曲を聴けただけで広島から遠征してきた甲斐があります。奈々さんありがとう! このあとはまたしっとり聴く曲の連続です。
ここでアルパ奏者の
上松美香さんがステージに呼ばれます。上松美香さんが「奈々ちゃんのことが、もうめちゃくちゃ好きで好きで(以下略)」と奈々ちゃんへの想いを熱く語ります。
さらにまたチェリーボーイズの召喚です。今回は
ケニーと
リュータンです。
チェリボ・上松美香さんの最強の布陣で「Crystal Letter」「Heart-shaped chant」「深愛」が披露されました。
(…よく考えると、ケニーとリュータンが出てきたのってオルファンの前?記憶が…。) このあたりから白色のサイリウムで会場が染まります。
「Heart-shaped chant」が個人的にはたいへん嬉しくて、あの最初の「風の中に~♪」のところの奈々さんの声の伸びが凄かった。みせつけてくれます。会場がプチ沸きます。実はライブ前にこの曲聞けたら良いな、と思っていた楽曲のひとつで、生で聴けてよかったです。
「深愛」に入る前に奈々さんからMC。
自叙伝『深愛』のことが話題に。
「書きあげるのにものすごく時間が掛かりました。少しずつ少しずつ書きました」。
ここで LIVE GRACE のプログラムは終わり。
ここからはアンコールです。
当然奈々さんが帰った後も「なーな!なーな!」という掛け声で奈々さんを呼びます。
しかし、ここで気になったのがアンコールをしない人(サイリウムを振らない人)が結構大勢いたこと。意外です。アンコールが聴きたく無いのならそれでもいいと思うけれど、それなら出て行ってもいいのでは?
アンコールは「SUPER GENERATION」「Sing Forever」の2曲。
スパジェネはやっぱり盛り上がります。ここでも会場はウルトラオレンジ染まり、みんな跳びまくりです。スパジェネは、奈々さん自身もオーケストラアレンジでどんな仕上がりになるのか楽しみだった楽曲とのこと。やっぱり奈々さん自身が作曲した楽曲だからね。
それから一転して「Sing Forever」。たしかこの曲が始まる前くらい
(前後関係記憶があやふやです。アンコールに入る前だったかも。すみません)に
「みんながわたしの名前を呼んでくれるのがうれしい」と奈々さん。
会場のあちこちから「奈々さん」「奈々ちゃん」の声があがります。男女関係なくみんな叫んでいました。
鳴り止まない客席からの呼び声に、奈々さん涙を流します。「今日は泣かないって決めてたのにな」。会場が涙に包まれます。 そして歌い終わってまた裏に引っ込む奈々さん。東京ニューシティ管弦楽団と指揮者の藤野浩一さんも引っ込みます。
まだ帰れないよ、といわんばかりに「もう1回!もう1回!」と会場からダブルアンコールの掛け声があがります。
その声が無事届き、奈々さん再登場。今度はTシャツ姿で奈々さんひとりでの登場です。
おなじみ「シャッス!」コールのあと「みんなで一緒に歌いたいけど何がいいかなぁ」と会場に問う奈々さん。その前に「とりあえず回って~」と回って~コール発動。
奈々さんTシャツ姿で回されます。Tシャツ姿で回る奈々さんを初めて見ました。
…で、何歌おうか?という問いに、会場からは「モガチョ!」「パワゲ!」などの声が上がります。「パワゲ!」の声が多かったかな?わたしは
「パワゲ!」と叫びました。
結果採用されたのは「POWER GATE」。アカペラとはいえ会場はウルトラオレンジに染まります。わたしの周りでは歌詞を覚えていない人が多かったけれど、もうみんな完全にノリです。もちろんわたしは完璧に歌ったけれどね。
歌い終わって周りのお客さんと芽生える謎の友情・一体感。これはホントにすばらしいと思う。みんな何かやり遂げた感のある表情です。
以上で NANA MIZUKI LIVE GRACE 2011 の2日目の公演は終了です。
最後は、ライブではお決まりの奈々さんからのプレゼントはありませんでした。
以前にはあった「MARIA&JOKER」などのダンスによる演出(チームヨーダのダンスだけではなく、奈々さん自身の激しいダンスも無かった)、それに「Justice to Believe」の殺陣の演出、それらが今回のライブでは一切排除されていたのが印象的です。チームヨーダも最後まで登場しませんでした。
開幕の「天空のカナリア」も上から降りてくるのみで、アカデミーのときの同曲やファイターのときの「Astrogation」のように会場を舞うようなことはしていません。最小限の演出にとどめている感じでした。ただ、会場をトロッコで移動するのはみんなと目を合わせたいという奈々さんらしい演出だし、これは良かった。
全開のゲームスのときみたいに
大演出で「見せた」というより、今回は大演奏で「聴かせた」という方がしっくりくるかもしれません。
すばらしいライブでした。
映像化がいまから楽しみです。
今回は自分にしては多めにUOを使いました(計10本)
【関連リンク】
内藤彰オフィシャルブログ » またまたビックリ!水樹奈々ライブ in 横浜アリーナ。 東京ニューシティ管弦楽団の常任指揮者のブログエントリー。今回招待者として見に来ていたみたいです。
ありがとう奈々さん