T・Bホール
水樹奈々さんのニューアルバム
『SUPERNAL LIBERTY』発売記念イベントの握手会に行ってきました。
本日2014年4月26日大阪会場の13:30からの回です。
場所は大阪の心斎橋にある
T・Bホールというところ。
『SUPERNAL LIBERTY』というアルバムは奈々さんの原点である歌謡曲や演歌を盛り込んだアルバムであり、さらに10枚目という節目のアルバム、というわけで奈々さんの歌手活動の原点に立ち返るような場所が握手会の会場となっているようです。
この大阪のT・Bホールは奈々さんとどういう関係があるのかな、と調べてみると、
2001年にシングルの「Heaven Knows」の発売記念イベントをこの場所で行なったようです。セットリストはアンコールを含めて全7曲のこぢんまりとしたライブだったようです。
開場はお昼すぎでしたが、10時半ごろにはもう人がパラパラとT・Bホールの前にいました。
家から比較的近場の会場ということもあり、自分もそのくらいの時間についたのですが、さすがにまだ早すぎだったので、コメダ珈琲でモーニングを食べつつ開場を待ったのでした。
12時くらいにふたたびT・Bホールの前に戻ってくると、すでに人は大勢いました。
そのなかに、昨年奈々さんの台湾ライブを見に一緒にファンクラブツアーに参加した方がいたので声を掛けてみると、「また当選ですか」「お互い運が良いですね」という話になりました。
並んでいるお客さんの中には古参と思われるおじさまのほかにも若い女性の姿もちらほら見え、さまざまなジェネレーションの坩堝と化していました。このようなファン層だけ見ると、誰のファンなのかなかなか想像が出来ませんね。丁度ランチタイム直撃だったため、コンビニのお弁当を持ったOLやリーマンが物珍しそうに我々を見ていました。その中には写メを撮っている人もいて、我々は完全に見世物状態に。
事前通達があったように、当選メール、顔写真つき身分証明書、CDに封入されていたID番号カードの3つが無いと入場が出来ませんでした。入念にチェックされ、ここまで厳しいチェック体制は奈々さんのイベントでは自分は初めて経験します。
しかし、カバンを開けて持ち物検査はされませんでした。
イイッ!!(・∀・) イイッ!!(・∀・)
今回のイベントの主旨は握手会です。
しかし、上記身分証明3点セットの確認が終わった後には座席番号の書かれた紙を渡されました。握手会だけでは終わらないような予感がします。
自分は11列目の11番目のカードをいただきました。イイッ!!(・∀・) イイッ!!(・∀・)
これは入場順ではなく完全にランダム配布です。入場時にシャッフルされたと思われるカードの山の上から順に配布されていました。
(★後ほど座席イラスト挿入) 会場は地下で、まさにイベント会場と呼ぶにふさわしいこぢんまりとした空間があり、そこに白い椅子が整然と並べられていました。
だいたい横16席、縦13列ほどでした。1回の公演で208人ほど収容でしょうか?思ったより少ない印象でした。
というわけなので自分は後方支援です。しかし前方のステージはよく見えました。
ちなみに落選した人でも、当選した友人を見送りに来ている人もちらほらいたようです。また、会場には入れずともファンレターを届けに来た人もいたようです。割と奈々さんを身近に感じるイベントでした。
開演まで会場内には『SUPERNAL LIBERTY』に収録されている楽曲が流れていました。
ひとしきりお客さんが集まったころに、丁度わたしの2つ前(9列11番)の茶髪のイケメンが
「開演前に1,2,3,4,5,6、奈々~というコールをやりたいと思うのですがどうでしょうか?」という呼びかけを行ないました。奈々さんの握手会前の緊張をほぐす意味合いもありなかなか良い趣向だと思い、会場のお客さんの大勢が賛同して、みんなで
「1,2,3,4,5,6、奈々~」というコールを掛けました。コール自体はあっさり終わったのですが、それをきっかけに緊張がほぐれたのか、隣近所の席の奈々さんファンと声を掛けあって打ち解けます。
それから少し待つと、会場のBGMが止み、照明が落ち、待ってました!
キングレコード第三クリエイティブ本部長三嶋章夫プロデューサーがステージの上に登場しました。
さすが水樹奈々の生みの親、肩書きに風格を感じますが、会場からは猛烈なアキオコールが炸裂し、アキオさん苦笑いです。
「自己紹介させろ」とアキオさんの突っ込みが入り、自己紹介が終わると、この大阪会場のT・Bホールが奈々さんのゆかりの地であることが紹介され、当時のコンサートに参加されたお客さんがいるのか確認すると、わたしの前の方(10列11番)が手を挙げるのでアキオさんが驚きます。自分もビックリしました。11番に座るお客さんはすごいな!と感心するのであります。アキオさんが「古参ですね」と喜びます。そのあとアキオさんの年齢の話になり、その流れで会場の中でアキオさんと同じ40代の人がいるのか確認を取ると、チラホラと手があがります。10代から40代の男女を問わず手広くカバーする水樹奈々さん、すごいぜ!とさらに感心するわたしでした。
(★後ほど簡単なイラスト挿入) というようなアキオさんトークの後は、お待ちかね
水樹奈々さんの登場です!
会場からは大きな歓声が上がります。
奈々さんはノースリーブで完全に夏の装いです。(おいおいそのお洋服でこのあと握手会かよ、ますます緊張するぜ)と先のことを気にして頭が沸騰しそうになっていました。
発売記念イベントといっても握手会だけではあれなので、スピーカーもあるわけだし、歌を歌っていただける流れになりました。この大阪T・Bホールで歌うにふさわしい楽曲はあれしかありません。
「Heaven Knows」です。
-MV- Heaven Knows 投稿者 utadalove
サイリウムを持って来ている人は少なかったです。
後ろから見ていても、振っている人が少なかったので、周りのお客さんの様子が見えない前半分に座る人は遠慮して振っていない人が結構いました。後ろほうでは思いっきり振っている人も中にはいました。
しかし
「Heaven Knows~♪」というコールはみんなで全力全開です。会場内のお客さんがひとつになりました。
そのあとは歌うのが初披露となる『SUPERNAL LIBERTY』収録の
「FATE」です。ゆったり聴けるラブソングです。
そのあとアキオさんが再登場して、奈々さんの歌はこれで終わりであることを告げると会場から「え~」という声があがります。本イベントのメインは握手会であることをお客さんたちに確認させ、奈々さんは握手会の準備のためステージから退場しました。
そこから握手会開始までアキオさんの“ツナギ”が入ります。
本当は『SUPERNAL LIBERTY』を買った人全員と握手会を行ないたかったことや、
昨日YAMAHA音楽ホールで行なわれた握手会(コンサート)の模様はYouTubeに“近未来”に公開されること、さらに
5月に発売される『NANA MIZUKI LIVE CIRCUS×CIRCUS+×WINTER FESTA』に一介のサラリーマンであるわたし(アキオさん)の歌が収録されてしまうことなどがお客さんに通達されました。
握手会の注意事項も念を押されました。
「頭をなでて!」「○○の声をやって!」「一緒に写真を撮って!」「サインして!」という注文は一切禁止で、完全に握手のみを行なうこと。さらに握手中、危険防止のために
「カバンの中をさぐらないこと」「握手前にアルコール消毒を行なうこと」などが言われました。みなさん緊張してアキオさんの注意を聞き入ります。アキオさんは申し訳なさそうに言っていましたが、わたしとしては嫌な気持ちはせずにどちらかというと、ビッグアイドルと握手するってこういうことなのか、といたく感心していました。
握手会は帰りぎわに行なわれました。握手をしたらそのままさようならです。
握手は座席の後ろに座る人から順番に行なわれました。比較的早く自分の番がまわってきました。
前の方のお客さんは少しまつことになるので、その間もアキオさんは必死に場を繋ぎます。そのときにお客さんの質問コーナーが設けられました。
「Q.ライブフライトのツアーバスの日程はいつ公開になるのか?」「A.詳しくはWebで」といった事務的な質問にもアキオさんは対応します。
ホールの出口手前でスタッフさんから手にアルコールを吹きかけられます。
驚いたことにホールの扉の外、すぐそこに奈々さんが立っているではありませんか。
一人ずつ間仕切りのあるスペースに行って握手…というのではなく割と奈々さんの近くで順番を待つことになったので、結構長時間奈々さんを凝視できました。
自分の番がまわってくると、このときばかりは本当に緊張して、右手と右足を一緒に出しながら歩いて奈々さんの前に立ちます。ひとりあたり30秒くらいは時間が取れたので、奈々さんの大ファンであること、いつも奈々さんの曲で元気をもらっていることと、あと感謝の言葉と、少し時間が余ったので、奈々さん大好きです///といって退場しました。あまり長時間奈々さんの手を握っているとスタッフに早く手を離せとわんばかりに軽く場所を移動させられます。
いろいろと言うことは考えていたのですが、奈々さんを前にすると絶対に舌が回らないと確信し、絶対に言っておきたい感謝の言葉をいくつかの短文で言うことに変更しました。
奈々さんの手はふっくらとしていて、大勢の人と握手をするためかあまり力を入れて握ってきませんでした。こちらもぎゅっと握るのはおこがましいと感じソフトタッチです。
奈々さんを間近で見ると確かに小柄でしたが、女性としてはこのくらいではないかな、というような感じもします。しかしこの小柄な女性が東京ドームを満員に出来るポテンシャルを秘めていて、その人とこうやって手を握っていることを考えると手の震えが止まりません。奈々さんの手からその熱を感じます。
奈々さんは常に満面の笑顔で、わたしと握手をしているあいだずっとわたしの目を見つめてきました。わたしは気の利いたことが言えず、おそらく奈々さんにとっては今まで幾度と無く聞いた言葉の繰り返しだったと思われるのですが、「ありがとう」とか「これからもよろしく」であるとか、わたしの一言一言をきちんと聞いてくれ、言葉を返してくれました。だからこそ余計に緊張しました。
とにかく大変緊張して恥ずかしかったのですが、直接感謝の言葉を言えた事が何よりも満足です。
多忙の中3日間握手会に時間を割いていただいて、ファンとして恐悦至極の極みでございます。有難う御座いました。