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ルーヴル美術館

2日目は,朝イチでルーヴル美術館に行ってきました。前回は日中の人の多さを見物したので,今回は9時の開館ちょうどを狙ってみました。娘のことを考えると,並んでいる時間が最短なのはどの時間帯かといつも考えてしまいます。

地下鉄の駅から入ってみると,開館5分前でこのくらいの列の長さでした。案の定(?)中国人7~8人にぞろぞろと割り込まれたのですが,現地でチケット購入行列に並ばずに済むように事前にネットで購入していたので,心穏やかにやり過ごせました。我々の後ろにいた観光客は,やれやれというような表情をしていましたが(^^;)

9時を過ぎて開館になると,スムーズに列は流れ,それぞれチケットカウンターや目当ての建物に分散していきました。我々がまず向かったのは,「モナ・リザ」が展示されているドゥノン(Denon)翼です。のんびりとはいきませんが,しっかり見ることはできました。スリが多いので監視員がいるのですが,朝からおしゃべりに花を咲かせています。

反対側ではもっと盛大に・・・。これでもスリを監視するには人手が足りなすぎるとストライキを起こすそうです(^^;)

「モナ・リザ」はちょっと遠いだけでなく,ガラスでカバーされてしまっていて,細かいところまではわかりませんでした。これでは印刷物を見るのと同じなので,ちょっと残念でした。

逆に感動的だったのは,「ナポレオンの戴冠式」です。およそ幅が9m,高さが6mあり,こんなに大きな作品だとは知りませんでした。人物の表情一つ一つまでよく見えて,おもしろかったです。

「ナポレオンの戴冠式」が展示されている部屋から階段のあるホールに出ると,「サモトラケのニケ」が展示されていました。

ナイキファンとしては,社名とロゴマークの由来となった女神ニケとその翼を実際に見ることができて,ちょっと嬉しかったです。

そして,ベビーカーを押しながら回っていたので,エレベーターを最大限に活用して,階下のシュリー(Sully)翼にある「ミロのヴィーナス」へ。こちらは思ったよりも小さくて意外でした。これでルーヴルの「三大至宝」は制覇です。

ここまでで開館後およそ40分です。「三大至宝」を見るだけなら,パリ出張の合間の3時間とかでルーヴルに行くことは可能そうですね。

10時に近づくにつれて団体客も増えてきて,いよいよ動きづらくなってきました。

ここからは,個人的に好きな古代エジプト美術部へ。ここは空いていて,娘をベビーカーから下ろして適当に遊ばせながら見て回ることができました。

「ラムセス2世の巨像」。いつかエジプトに行ってみたいですが,ちょっと気合いと覚悟が必要ですね。

娘は最近,動物を覚えてきたのですが,この像を見て「ピッピ」と言っていました。確かに顔が鳥です(^^;)

こちらのスフィンクスは,「ニャンニャン」です。確かにライオンはネコ科ですからね。

そして,古代オリエント美術部へ行き,「ハンムラビ法典」。古代の展示は,まさに世界史の資料集ツアーという感じでした。

「ハンムラビ法典」も「ミロのヴィーナス」同様,案外小さかったですが,裏側にも文字が刻まれているのは知りませんでした。

娘が飽きてグズグズになってきたので,展示見物はここで終了です。

ナポレオン・ホールに出ると結構な人出で,チケット売り場にも行列ができていました。

ルーヴルを出てからはセーヌ対岸のオルセーを眺め,天気がよくなってきたのでチュイルリー公園を散歩しました。そして,コンコルド広場から地下鉄に乗ってモンパルナスに向かい,夕方にはナントに戻りました。

次回は,今回天気が悪く見送ったモンマルトルに行ってみたいと思います。

テーマ : フランス旅行
ジャンル : 旅行

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Author:R.S.
好きなものは,クルマ,温泉,キャンプ,旨い食べ物,旨い酒,水泳,映画です。

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