「底辺層」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 底辺層とは

2024-12-14

anond:20241213175009

ならおまえが真っ先に底辺層で増えてろ

2024-12-13

anond:20241213174219

底辺層がしっかり増えないと人口バランスが悪くならないか

2024-11-25

anond:20241125133529

なるほど。

そもそも教育自体は行き渡ってるけど、そこにありつけてない底辺層がわめいている、ということ?

2024-11-24

anond:20241124165127

中卒か何か?一次史料へのアクセス方法も知らない底辺層丸出しで笑える

2024-11-23

日本における底辺層の数とSNS発狂について

精神障碍者知的障碍者は、日本に300万人以上、それに近い状態の方が、さらに500万人もいます

…そういう人達SNS発狂しているのです。

ですので気にする必要はありません。」

という知恵袋書き込みを見たから実際に調べてみた。

厚生労働省の最新の推計によると、2022年12月時点で日本には障害児・者が1164万6000人いるらしい。これは日本の全人口の約9.3%に相当する。

(https://fukushishimbun.com/series06/35530)

内訳:

精神障害者: 614万8000

知的障害者: 109万4000人

身体障害者: 423万人

(https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/r04hakusho/zenbun/siryo_01.)

これらの数字を合計すると、精神障害者と知的障害者の総数は約724万2000人となり、知恵袋書き込みの300万人を大きく上回っていることがわかる。衝撃。

あと障害者数は増加傾向にあるらしい。特に精神障害者数が大きく増加していて、5年前の調査と比べて56.6%も増加しているらしい。

知的障害者数も増加傾向にあって、2011年比較して約34万人も増加しているとのこと。

実際の知的精神障害者数だけでもこれほど多いのだから、それに近い層(=境界知能)の数はもう目も当てられないほど多いと思う。

そういった底辺層SNS発狂している。と思ったから、境界知能の数も調べてみた。

境界知能*」は、日本の全人口の約14%を占めているらしい。これは統計学的に見て、およそ7人に1人が該当する割合とのこと。

(https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/childcare/fOZ1P)

(https://mainichi.jp/articles/20230929/k00/00m/100/149000c)

具体的な数値で表すと、境界知能に該当する人は日本全体で約1700万人いるらしい。

前述の数と合わせたら約2400万人だね。

(https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/013/68/)

注※「境界知能」の定義としては、知能指数IQ)が70以上85未満の範囲に該当する人々のこと。この範囲は、平均的な知能(IQ 85〜115)と知的障害IQ 70未満)の間に位置する「グレーゾーン」とも呼ばれる。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%83%E7%95%8C%E7%9F%A5%E8%83%BD)

……沈黙。および合掌。

最近兵庫県知事選挙のこともあったけど、もうSNSのことは真に受けずに、上手く利用することだけを考えるようにするよ。

2024-11-12

anond:20241112182948

AI絵師は大半が底辺層なので

茶碗は増田が想定しているような仕事意味してなくて

SNSでのいいね数を意味してる

さらに言うと過激な反AI化することで絵を書くより多く反応を得られる麻薬

2024-11-01

幸せになったら苦しくなった

子供の頃、両親が不仲だった。

毎日の言い争い、俺への八つ当たり罵声皮肉etc.)が日常だった。

それが苦しくてね。

最初理不尽なことには言い返したりしていたが、怒りに怒りで返せばヒートアップするだけ。

そのうち感情を無にして、その場に存在しない空気になることで日々をやり過ごすようになった。

早く大人になって、誰にも八つ当たりされない安全生活をするのが夢だった。

社会に出て一人暮らしをしてみると、初めて安息を得た気がした。

いきなり怒鳴られることがないって素晴らしい。

ホームシック?なにそれおいしいの?

一人の生活があまりに心地良くて心底暮らしに満足した。

周囲の友人から寂しくないの?彼女作らないの?と頻繁に言われた。

俺は子供の頃に家の中で空気になることに徹した結果、寂しいという感情が無くなっていた。

寂しいから誰かと付き合うというのがよくわからなかった。

が、知り合いの伝手で彼女ができた。

彼女一人暮らしで、よく寂しいと言っていたが、その気持ちは正直よくわからなかった。

それでも何とか合わせていたが、自分家族幸せな話をする彼女と一緒にいることに段々違和感というか罪悪感のようなものを覚えて結局別れた。

また一人に戻ったが、やはり一人の空間安心で、それ以上を積極的に求める気にならなかった。

時が経ち、心身の異常でサラリーマン生活からドロップアウトしてしまった。

収入が落ち込み、生活場所もいわゆる底辺層になった。

しか一人暮らし空間があるだけで満足だった。

が、縁あって彼女ができ、結婚した。

彼女の家は裕福で、義両親は心にも余裕がある良い人たちだった。

何度も食事に誘われ、色々な話を交わすうち、ああこれが家庭なのかな?と微かな嬉しさを感じた。

周囲に子育ての話が多くなった。

一人のとき赤ん坊を見ても何も感じなかったが、とてもかわいいと思えるようになった。

残念ながらうちは子供を授からなかった。

街を歩けば小さい子が目につく。自然と笑みが溢れる。

そして、寂しいという感情が復活した。

同時に色々なことが苦しくなった。

昔は罵声を浴びない一人暮らしができただけで幸せを感じたが、今はそのような環境など当たり前になってなにも感じない。

それより子供のいない寂しさ、サラリーマン生活からドロップアウトしてしまった虚しさ、過去に付き合った人やそのような関係になる直前だった人たちの気持ちを汲んであげられなかったことへの申し訳なさ、若い頃にもっとこうすればよかった、ああすればよかった、と一挙に後悔が湧き出てきた。

自分はこんなに感情的な人間だったんだと今更気付いた。

そしてこの感情を処理するのがなかなかしんどい

昔は一人暮らしできただけで心底満足だったんだけどな。

2024-10-28

anond:20241028145323

俺は今のインターネット社会において、40代インターネットアクセスできないのはごく一部の教育的または経済的底辺層であるため、彼らだけがインターネットの言説に振り回されがちなB層からは外れる(そもそもインターネットアクセスできないから)、それより上の世代に行くほどインターネットへのアクセシビリティハードルは上がり、70代後半の団塊世代以降だと、インターネットアクセスできる(情報収集手段として使いこなせる)のは経済的教育的上位層(インテリ表現した。具体的には大卒以上ぐらいのイメージ)中心で、彼らのような経済的教育的上位層ですらネットリテラシーを見に着けないまま高齢化していったため新B層に含まれる。一方それ以下の層はそもそもウェブアクセスすらできないので、逆に新B層になりようがない、という話をしていたんだよ。

anond:20241028145323

俺は今のインターネット社会において、40代インターネットアクセスできないのはごく一部の教育的または経済的底辺層であるため、彼らだけがインターネットの言説に振り回されがちなB層からは外れる(そもそもインターネットアクセスできないから)、それより上の世代に行くほどインターネットへのアクセシビリティハードルは上がり、70代後半の団塊世代以降だと、インターネットアクセスできる(情報収集手段として使いこなせる)のは経済的教育的上位層(インテリ表現した。具体的には大卒以上ぐらいのイメージ)中心で、彼らのような経済的教育的上位層ですらネットリテラシーを見に着けないまま高齢化していったため新B層に含まれる。一方それ以下の層はそもそもウェブアクセスすらできないので、逆に新B層になりようがない、という話をしていたんだよ。

2024-10-17

就職氷河期をいまだに引きずってるけど

別につの時代就職失敗した人はいるし

氷河期だって何年も前のことなんだからそこからうまく復帰した人も多いしで

どの世代にもいる底辺層が変な大義名分得たつもりなだけよね

2024-10-15

anond:20241015170926

あ、ごめん。底辺層の男は使うかも。関わりないんで知らんけど。

でも国立大学教員とか、まともな組織代表みたいな肩書の男は使わないんだわ。

使うって主張するなら例を挙げてね。

2024-10-08

anond:20241008153913

常識で考えろ

増田底辺層が集まるまともじゃないサイトだけど

「まともな人ほど、増田たちの存在知識としてよく知っている」なんてことがあると思うか?

まともな人はまともじゃない存在を知ることなく生きるんだよ

2024-09-22

弱者男性弱者女性マッチングさせれば少子化解決じゃん

から

統計的結婚したら子供出来るってのは明らかなんだよ

結婚して一緒に住めば結局やることやっちゃうわけ

から、昔は家とか親の都合で決めてた結婚を、AIとかマッチングによって決めちゃえばいいだけだよな

先進的でかっこいいじゃん

嫌なら別れてまたすぐ次の相手見つければいい

あいつら弱者なんだからそれで文句言わないだろ

簡単解決方法あるんだからやれよ

追記

ワラワラ優生主義者わいてきて面白い

弱者じゃ子供を育てられないって言う決めつけ

おもろいな

そして、子供が減ってもっと弱者海外底辺層輸入してきて、バンバン国内犯罪されてるんだから

子供を育てることの責任が国や社会地域そしてあらゆる大人にある事を無視して、弱者自己責任と嘯く優生主義者

強者からだってどうしょうもないやつなんていくらでも生まれてるし、お前らみたいな優生主義者もその一人だろうが

まれてくる権利がないって言うなら、まずお前らが死んでみせろよって話

頭が悪いから自分が自滅の理屈を話してること分からないんだろうな

おもろー

2024-09-18

はてな民が知らない底辺人生+追記

はてな界隈では大学進学、東京正社員就職、が人生既定路線として語られています

しか現実には大学進学率は60%、東京の昼間人口は日本人口の13%に過ぎません。 

社会底辺を占める人々をはてな民認識していないのは社会階層化が進んだ結果でしょうか。

底辺層も日々普通に暮らし納税し、選挙では一票を持っています人生の夢や目標があります家族がいて子供を育てています

底辺層のexampleとしてわたしの来歴を書いておきます

と、大上段で書きましたが、本音奨学金をめぐる小泉進次郎氏や河野太郎氏の発言を聞いて底辺層が理解されていない現状・軽んじられている現状に苛立ち、一旦吐き出したい気持ちで書いておきます

他の党首候補の皆さんも同じですが、奨学金を借りる層を最底辺と思われている節がありますが、その下には借りることを諦める層もいるという話です。

わたしの生まれ

先祖は父方母方共に学がありません。

明治から大正にかけては博打打ち、物乞い自転車修理などをしており、ホームレスもいたそうです。

昭和に入ると建設作業員、工場労働トラックドライバーといった職業に就いていました。

戦災や仕事のために西日本転々とする中で、1991年平成3年)に中国地方の片田舎わたしが生まれました。

小学生時代

家が貧乏なので冬服を買えず、一年中半袖半ズボンでした。

通っていた公立小学校治安が悪く、男子生徒が徒党を組んで女性教諭暴行を働いていました。いじめも多く、暴行や、習字の墨を顔にかける、アルコールランプで服を燃やすといった事件が頻発しており、小3から小6は学級崩壊状態でした。

わたしイジメが怖いのでなるべく不良に関わらないように逃げ回っていました。昼休みは校舎の裏の木陰に隠れていました。

小6の算数教科書が半分くらいしか終わりませんでした。この傾向は中学まで続きました。

地域には公営団地が多く所得の低い世帯が多かったため、半袖半ズボントレードマークとなっている生徒はわたしの他にも数名いました。

中学時代

学級崩壊継続していました。不登校が学年の一割ほどにのぼっていました。

中2の頃に母が体を壊して働けなくなり、経済状況が一気に悪化しました。

1日3食食べられなくなったので、給食パンを持ち帰り夕食にしていました。土日やパンがない日は近所のミスタードーナツゴミ箱から廃棄のドーナツを拾って食べていました。

栄養不足のためか、朝礼や体育の授業で倒れることが頻繁でした。

父が電気部品組み立ての内職を持って帰ってくるので、毎晩手伝っていました。ノルマは1日500個で、2時間ほどかけて作ります家電メーカーに納入されていたとのことなので、皆さんのご自宅のエアコン冷蔵庫などにわたしが組み立てた部品が入っていたかもしれません。

同級生あいだではワンピースハンターハンターといった少年漫画マリオカートポケットモンスターといったテレビゲームが人気でしたが、わたし33歳の現在に至るまで一度も触れたことがありません。

高校時代

地元公立高校に進学しました。

給食がなくなったためミスタードーナツゴミ箱あさり毎日ルーティンになりました。なぜミスタードーナツなのかというと、家が近いことと、完成状態で捨てられていたためすぐに食べられたからです。たまに廃棄を入手できなかった日は別の飲食店をあたるか夕食抜きです。

電気部品の内職も毎晩続けていました。

大学」という施設があることを高校1年生のときに知りました。当時知っていた大学東京大学慶應大学の2校です。なぜ慶應かというと当時「学校へ行こう!」というテレビ番組でco-慶應という学生ラッパー活躍していたためです。

わたし自身大学に行くかは分かりませんでしたが、文系理系選択文系コースを選びました。

高校2年に上がると学校で全国模試を受けることになりました。毎回全国で2500番〜3000番くらいにランクインし、成績優秀者の冊子に名前が載りました。

模試を受ける際には志望校記載することになっています。そのときに初めて知ったのですが、大学というものは全国各地に数百校あるらしいと分かってきました。

担任先生大学進学を熱心に勧めてくれました。「もしかしたら東京大学京都大学にさえ進めるかもしれない」…と。大学進学すべきかわたしは迷いました。

担任は同時に奨学金制度を教えてくれました。

担任や、数学先生英語先生が私を放課後に呼び出して、食べ物飲み物をくれながら、大学進学するように勧めてくれました。

しかしわたしは大学進学しないことに決めました。理由は一点です。

ましてや、実はわたしは既に借金を背負っていました。貧乏公立高校学費を支払えないことから、親が銀行から毎月1万円借りており、計36万円を私が将来返済することになっていました。

加えて、担任が試算してくれたプランでは学費減免可能性あり)、実家を離れて暮らす生活費が合計毎月10万円ちかくにのぼり、本当にわたし想像できない金額でした。

学費減免可能性がある、最低でも半額は狙えるだろうとか、大学進学により生涯所得がうんと大きくなるといったことを教えてくれました。しか中学生の頃からミスタードーナツゴミ箱をあさったり電気部品の内職をしているわたしにとっては現実感のない話です。

想像できないほどの金額を返済できるのか。大学進学したとして就職でつまづいたらどうなるのか。この展望を全く持てないために大学進学しないと決めたのでした。

大学進学しないことを決めると、担任先生表計算ソフトの教本を無料で与えてくれました。放課後情報室のパソコン練習しました。

高卒就職活動はなぜか一社しか志望できないというルールが当時あり(現在も「一人一社制」という名前ルールが残っているようです)、わたし地元和菓子屋接客・兼・事務として就職しました。1学年440名中就職は2名で、他438名は大学等への進学という比率の高さに驚いたことを覚えています

社会

わたし就職して家計改善しました。

その後父母が鬼籍に入ると、わたし実家を離れていくつもの会社転々としています。今では全く別の職業生活しています

高校学費借金も返済し終えました。

身軽になった今、あのとき大学進学していれば違う人生があったのだろうかと想像することがあります

わたし借金を背負う覚悟がなかったといえばそれまでですが、やはり当時のわたしには覚悟不可能だったと思います未成年ができる決断ではない。

河野太郎氏は大学教育費を親負担ではなく本人負担に変えよと述べましたが、貧しい世帯は既に生活費も含めて全額本人負担です。むしろ本人が負担しきれないことが問題なのです。

小泉進次郎氏は必ずしも大学進学の必要はなく手に職を付けよと述べました。しか転職の多いわたしが言うことでないかもしれませんが、手に職系の仕事簡単ではありません。

大抵のひとは5年〜10年も同じ仕事を続ければ成長が止まりますしかも年齢を重ねると体に無理が出てきます。かといって独立して料理人自分の店を経営するとか、建設作業員がひとり親方として営業していくには「手に職」と別種のスキル必要となり、現場人間のうちそれができる者は一握りです。

残された道は若手・外国人材・機械化との低賃金チキンレースです。

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自己憐憫的な文章なっちゃった

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コメントを頂いてるので補足します。

2024-09-16

ブクマカ底辺男性が多そう

https://anond.hatelabo.jp/20240915022139

https://anond.hatelabo.jp/20240914091056

 

ソープに行くような層だから自力彼女もつくれない底辺男性層が多いのだろう。

まりブクマカ意見は、社会的底辺層の意見で主に形成されているということ。

 

から罵詈雑言が多く、即物的で、性欲の話にすぐに飛びつく。

そう考えれば納得がいった。

 

ブクマカの主なユーザー層は底辺なのだ

2024-09-09

anond:20240909122330

ロシア好景気らしい

ウクライナ侵攻で社会ゴミたる底辺層をすりつぶした結果、国家がさっぱりしたんだろうな・・・

2024-09-04

国立大学 理工系の50代教授日本大学研究力低下について書く

日本の注目論文数が世界13位であった」というニュースが今更ながら読売新聞に載っていたので、日ごろ思っていることを書いてみる

書いているのは 国立大学 理工系 50代 教授

出勤前のただのガス抜き

日本「質の高い」論文数はイランに次ぐ世界13位、過去最低でも文科省研究所「下げ止まりの傾向」…自然科学分野 : 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/science/20240903-OYT1T50055/

国立大学法人化されてから20年、日本大学における研究力の低下は歯止めがかからない。

研究力低下に対する危機感は、すでに10年以上前から言われていたが、文部科学省は長いことそれを認めなかった。

この記事のような明確なデータがようやく一般に見られるようになって、今になってあれこれ施策を出してきているが、どれもこれも遅きに失している。


大学研究力がここまで低下した理由は、個々の教員能力とかやる気問題ではなくて、完全に政策問題

個々の教員努力でどうにかなるものではないということをはじめに書いておく。


国の研究力は(国内研究者の数)×(研究時間)。あと金さえあれば向上する。

それがこの20年間、研究時間と金の両方が著しく減少している。

大学には金が無い、という話がネット上には溢れているのでここでは、教員研究時間が無いことについて書く。

現状、ほんとうに時間がない。まったくない。

わたしだってゆとりのある時間が確保できるのであれば、こんなところで愚痴を書かずに、ゆっくり腰を据えた研究をしている)


ではなぜ研究時間が減少したか


その原因の1つは明らかに教育改革(笑)」に時間を投入しすぎているから。

この20年間、大学教育改革w、教育改革w、教育改革w、そんなことばかり繰り返してきた。

これは、教育改革しないと文部科学省から予算が降りてこないからだ。

しかし、この教育改革(笑)と言うのは、ひたすらに教員時間を奪う。それによって研究時間は大幅に減った。


学生はおおよそ4年間大学に在籍するだけで卒業していくから、その変化は感じにくいだろうし、すでに卒業後の社会人には今の大学の実情が見えていないだろう。

この教育改革には、学部改組、新規学科開設、ディプロマポリシー明確化カリキュラムマップ整備(笑)シラバスの整備(笑)、成績評価厳格化学生からの不服申し立てへの対処法の整備、成績不振者のサポートリメディアル教育高校の内容の再教育)、海外留学支援インターンシップ支援情報リテラシー科目、データサイエンス科目の整備などなどがある。

反転授業アクティブラーニンググループ活動といった準備負荷の多い科目も増えた。


さら負担を増やしているのが入試改革だ。

一般入試で入ってくる学生はひたすらに減少し、推薦、AC入試、各種特別枠で入学してくる学生が大半を占めるような大学もある。

留学生枠も増え、編入の受入れも増えている。

一般入試を乗り越えていない学生は、基礎学力が怪しく学習習慣が身についていないケースも多い。おのずとサポート負担は増加し(成績の悪い学生は呼び出して面談をしないといけない)、講義レベルも下げざるを得ない。

アカハラパワハラは厳禁である。それようの講習も受けないといけない。学生に寄り添った学生日常生活支援メンタルサポート必要となってくる。

入試多様化入試業務の負荷増大に加え、オープンキャンパス高校訪問パンフレット整備、Webページ整備などの負荷も増やす(これらを教員がやっている)。


では、こういった教育改革によって大学卒業する人材の質は向上したか

おそらく底辺層落ちこぼれ層の救済には一定程度貢献したに違いない。まさに我が国が得意とする、足並みをそろえて仲良く卒業しよう。という理想の実現に近づいているわけである

(それでも、大学教育は手抜きであって学生は遊んでいる、といつになっても非難される)


これは尖った優秀な学生にとっては悲惨である

全体的に講義レベルは下がった。授業への出席が求められるようになった。

初年次には、分野横断総合的な学習が重視され、専門を深く学ぶ機会が先送りされた。

その一方で、早くからインターンに参加し就職活動に取り組むことがあたりまえになった。総じて、深い学びの機会は失われている。


では、大学院はどうか。

大学院の重点化、大学教育の実質化(笑)も、大学教員の負荷を確実に増やした。

修士学生は増加傾向にあるが、残念ながら修士程度の学生即戦力にはならない。

博士学生専任研究員が減少し、修士学生にも教員が手取足取り指導しなければならない。研究成果と言う面においては完全にマイナス生産性だ。

こうやって育てた修士学生博士へ進学してくれればありがたいが、そうはならずに多くは就職してしまう。

ここ数年の博士進学実績は低下基調だ。日本アカデミアは学生にも見限られている。


こういうった状況をスポーツ界に喩えるならば

国内トップクラススポーツ選手に対して、地元中学高校部活の面倒をみるのと同時にオリンピック出場を目指せと言うようなものだ。

ようするに、教育改革に力を入れれば研究力は下がる。

教育研究の両立と言えば響きがいいが、実現は無理なのだ


さて、今後の展望

これから少子化によって18歳人口が減少するため、ますます大学間の競争が激しくなる。一般入試を経ずに入学する学生が増えて学力は低下する。

活路を留学生に求めることになるため、ますます入試システムが複雑になり、学内には英語コース設立が求められる。これは、新しく学科を1つ開設するのと同等の労力(つまり時間)が奪われることになる。

ますます教育時間がとられ、研究時間は奪われる。


しかし、希望もある。

文部科学省財務省)もようやく現状打破の施策を立ち上げ始めた。

博士学生を増やすための支援を増やし、若手教員比率を高め、若手教員研究時間確保のための取り組みを大学に求め始めた。


そう、もはや若手ではない40代後半以降の氷河期世代アカデミアにおいても国の支援範囲外なのである

おそらく10年後には、我々氷河期世代アカデミアの凋落を招いた張本人であると後ろ指指されるであろう。

2024-09-01

anond:20240901161605

昔はネットリベラルの力が強かったんだよな

新しいツールネットを使えるのはリベラルだけで右翼存在しない左翼楽園だった

政府底辺層にもネットを利用させるようになってからどんどんネット治安が悪くなって次第にリベラルよりも右翼が幅を利かせるようになってきた

anond:20240831151259

マジレスするとまともな左翼勢力樹立して、キチガイカルト左翼養分になる底辺層を適度に救済していくことじゃないか

餌をやらなければ勝手に死に絶えるだろ

少子化対策の難しさ

それは優遇のし過ぎで増えすぎても困るということ

例えば子どもを産むだけで生活できるくらいの社会保障を作るとして、多くの家庭がその制度にぶら下がると原資がなくなり成り立たなくなる

だいたい、子どもを生み育てるだけで生きていける社会で親が子どもに十分な教育をし、将来の労働者として活躍できるように育てるかは微妙なところ

なので支援はするけど、子どもを産んだくらいで生活まで保障されるとは思うなよ、という姿勢必要になる

でも生活保障されないのに子どもなんて産めない!って言ってる層が生まなくて困っている

あくま子育て責任を親に持たせつつ、親が潰れない程度の支援提供しなければならないが、その塩梅はとても難しい

SNSの普及によって「子ども底辺にしたくない」と考える親が増え、中間層出生率も芳しくない

いま子どもを生んでいるのは、子ども底辺にしない自信のあるハイクラス層と、将来のことなんて考えられない底辺層がほとんどだろう

底辺層は最悪、福祉の世話になって生きればいいやというくらい将来性がないので、増えてもあんまり嬉しくない

しかし程々に賢く勤勉で、底辺中流労働者になってくれる層が悲観的になって子どもを生まない

これもうセレブSNS利用を禁止するくらいしか対策が思いつかないな

2024-08-29

anond:20240829210519

金持ち支援してるせいで、庶民底辺層を助けようという気にはならなくなる。

そして、金持ち支援自己満足意味の無いものほとんどなので、底辺層はほんの一部のサンプルしかからず大半が苦しんでいる。

でも、庶民金持ちのせいで底辺層を助ける気が無くなってる。

まり底辺層を苦しめてるのは金持ち

金持ちのくせに自らの快楽のために底辺層を殺す。

ほんま最低の連中ですわ、共産党

2024-08-21

anond:20240821122228

プログラミング目的にして金稼ぐなら起業した方がいいよなー

それかプライベートで充足させて仕事仕事で割り切って満足するか

どっちにしろ底辺層からしたらすげぇわがままに見えるよなw そいつらが時間単価1万寄越せといいながら、ラーメン1000円は高いだの鍵修理に5k円は高いだのぶー垂れてるんだぜ

2024-08-11

anond:20240811185044

中間層底辺層のために努力してこなかったツケだろうな

底辺のために働かない中間層なら無くて結構と思われたんだろう

中間層自分たち存在を維持するためにも底辺を救う努力をし続けなければいけなかったのに

2024-08-07

anond:20240807182729

文春が儲かって記者金一封やボーナスが弾む。

あとはメイン読者の底辺層は誰でもいいから上の人間が落ちてくれば喜ぶ。

2024-07-28

XのAIがどんなとんでもないものになるか楽しみ。

フェミやアンフェミ左翼ネトウヨロリコンアニオタチー牛ミソジニー反ワク陰謀論エトセトラから

どんなツイートを学ぶのだろうか?

一応、チェックボックスからオフに出来るらしいが、スマホからだとオフに出来ないと記事が出ていた。

ある程度リテラシーの高い人は当然オフにするだろうが、残念ながら反AI低能なので、ほとんどの人がAI学習に使われるだろう。

ってことは、なんというか、ありとあらゆる肥溜めの最底辺層から言語を学ぶわけで。

さて、XのAIがどんなものになるのか、本当に楽しみで仕方ない。

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