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朝日新聞から総索引(2002年~)

●朝日新聞から索引
【番外編】 キラキラ星見っーけ
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●2002年
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【3月】
02-3-1 同社長によると、移転話は札幌市、札幌ドームからの打診から始まった。(朝刊/21面)

【4月】
02-4-1 しかし、振りかわりを「自信がなかった」という王は、20分の推敲(すいこう)の末、敲(たた)くのではなく、推(押)しを選んで黒81。(朝刊/29面)
02-4-2 朝刊/4面から。田中真紀子前外相が秘書疑惑の問題で、まず政党の幹部が自ら襟を正すべきだとして「隗より始めよ」と発言した。このシーンが昨晩からテレビのニュースで繰り返し流されている。この諺の本来の意味は「身近なところから始める」で、「率先垂範」の意味で用いるのは誤用のはず。手元の「成語林」では、本来の意味から「転じて」ではあるが「率先垂範」の意味も認めている。「広辞林」もほとんど同じ扱い。困ったもんだ。すでにこんなことになっているのね。しかも、今回の露出の多さを考えると、ほとんどトドメになる気がする。
02-4-3 この紙の上には、1という数字がA個、2という数字がB個、3という数字がC個、1から3まで以外の数字がD個書いてある。(夕刊/6面)
02-4-4 しかし、ヤンキースの守護神、リベラに150キロを超える球で内外角を揺さぶられたイチローは、最後は高め球に振り遅れて空を切った。(朝刊/12面)

【5月】
02-5- 朝刊/9面の書評欄で、小谷野敦(東大非常勤講師)が『常識として知っておきたい日本語』(柴田武/幻冬舎)を取り上げている。「穏当な解説にほっこり」と題して穏便な書き方をしているが、相当毒を含んでいる。この文体は参考になるかも。
02-5-2 上位との差を縮めて、意気揚々と本拠に戻った近鉄だが、最下位ロッテに足元をすくわれた。(朝刊/17面)
02-5-3 かけ率は、日本の公営ギャンブルのように、客の人気で決まるのではなく、会社側がそれぞれ判断して設定する。(夕刊/22面)

【6月】
02-6-1 前回王者は74年大会から開幕戦に登場するようになった。90年大会では、やはりアフリカ勢のカメルーンがアルゼンチンの足をすくった。(朝刊/1面)
02-6-2
 以前にもメモした「パズルワーク」(夕刊/4面)の今回の出題は覆面算。
02-6-3 朝刊/12面から。日本語熱の高まりに対応して八重洲ブックセンター本店では、1か月ほど前から約30種類の日本語本を並べたコーナーを設けている。ブームの皮切りと見られているのは『声に出して読みたい日本語』(齋藤孝/草思社)。8か月で110万部売れたとか。
02-6-4 仕事のゲラから。
02-6-5 朝刊/20面から。サッカーのコラム中で「一丸になって」という表現が使われていた。書き手は前日本監督の岡田武史さんだから、根拠にするのは危険だけど。一般の慣用句は「一丸となる」。字面を眺めていると、「一丸になって」でもいい気がしてくる。
02-6-6 朝刊/1面から。 慣用句の理解が低下していることを伝える文化庁の調査。とくに若年層の理解度が低い言葉として10例があげられている。
  1)つとに2)けんもほろろ3)よんどころない4)言わずもがな5)ゆゆしき
  6)とみに7)水ももらさぬ8)いたたまれない9)心もとない10)おもむろに

【9月】
02-9-1 朝刊/20面から。家庭欄に週1回、五木寛之が「みみずくの夜メール」というエッセイを連載している。
02-9-2 宮地は、水着キャンペーンモデル出身なだけに健康的で、ヒロインを明るく演じている。(朝刊/40面)
 
【10月】
02-10-1 朝刊29面から。宮崎健二(知りません)氏の「J-culture-NOW!」というコラムが、「少年マガジン」と「少年ジャンプ」の部数が再逆転したことを伝えている。


●2003年(1~11月)
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【1月】
03-1-1 いつものクイズ欄(夕刊6面)に、小町算の問題が出ていた。
  〇〇〇9〇〇÷〇〇〇=2003
 空欄には1~8が入り、すでに書き入れてある9を含めると1~9になる。
03-1-2 枝にすれば万の単位になるであろう読みに費やした考慮時間は、前譜△3六歩の15分と見られる。(朝刊25面)

【2月】
03-2-1 投書欄(朝刊14面)に「大学生の文章 本当にひどい」というタイトルの投稿が掲載されていた。書き手は会社員の伊藤由紀さん(東京都大田区 32歳)。おもしろいので全文を引く。

【3月】
03-3-1 独走中の千代大海が、過去の幕内対戦成績で10勝1敗だった若の里に足元をすくわれた。(朝刊16面)
03-3-2 ●仕事のゲラから昨年末から葬儀絡みの本に関わっていて、いろいろとおもしろい発見があった。
03-3-3 いつかメモしようと思って保存しておいたマンガから。
『モーニング』2003 No.7 「よしえサンち」(須賀原洋行)
03-3-4 『スペリオール』2003 No.5~6 青木雄二のコラム「銭道」(第55~56回)
 知り合いのライター税務調査をされた実話を紹介している。
03-3-5 『スペリオール』2003 No.7 魚柄仁之助のコラム「儲け道」(lesson50)
 東京に進出して一杯100円を謳い文句に話題になっているさぬきうどんの店の訪問レポート。
03-3-6 同じ号の「漫歌アニマル系」第57回(相原コージ)
 4コママンガの「顔」という作品に久しぶりにのけぞってしまった。

【4月】
03-4-1 2人がしのぎ合うことは、日本柔道界に大きなプラスだ。(朝刊16面)
03-4-2 日本語の問題ではないけれど、信じられないほどバカな話が夕刊14面に紹介されていたのでメモしておく。タイトルが「中国にバス放流 賛否の声」。

【5月】
03-5-1 また、当時の担任が少女の悩みを聞いたり、部の顧問が、部員を集めて「仲良くするように」と言い聞かせるなどしたりしたため「関係は良好になった」とも説明した。(朝刊34面)※「片たり」

【6月】
03-6-1 6月10~13日「朝日新聞」(朝刊「声」面)から(10日12面、ほかは14面)。
 いろいろなテーマを「四話形式」で取り上げるコーナー。6月10~13日のテーマは「変わる将棋」。

【8月】
03-8-1 夕刊17面から。11日の朝刊が休みだったため、10日と11日(前半)の夏の甲子園大会(第85回全国高校野球選手権記念大会)の結果を伝えている。問題の記事は、10日の岩国(山口)対羽黒(山形)戦の試合結果。「羽黒、足元すくわれた」と大きな見出しが躍る。
03-8-2 朝刊7面から。言葉の問題ではないが、気になった記事。経済面に「足元揺らぐNTT」という大きな見出しが躍る。

●2003年12月~2004年6月
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【2003年12月】
03-12-1 とはいえ、日本には比較的くみしやすい顔合わせになった。(朝刊21面)
03-12-2 朝刊10面から。 紀文食品が調べた「好きな鍋料理」のランキング。
03-12-3 鉄道が並行して走っている時に経営者が第一に考えるのが、お客を取られないようにすることではないだろうか。(朝刊12面)
・星空の輝く下
・雰囲気が流れる
・しつらえ 

●2004年
【1月】
04-1-1 テレビ欄(朝刊40面)の番組紹介で「恋の至極は忍ぶ恋」というタイトルが目に止まる。
04-1-2 朝刊11面から。ADSLの利用件数が1000万件を超えたそうな。商用化が始まってわずか3年でのできごととのこと。
04-1-3 独走の予感が漂う。(朝刊18面)
  美食を味わえる。
04-1-4 テレビ欄(朝刊36面)の番組紹介で「女性7人の痛快活躍劇」というタイトルが目に止まる。
04-1-5 産婦人科医の謝国権氏の訃報(朝刊35面)が出ていた。「性生活の知恵」の著者らしい。同書は60年に刊行されて200万部を超えるベストセラーになり、アメリカ、ヨーロッパ、中国などでも出版されたとのこと。この書名ぐらいは記憶にあったけど、驚いたことがいくつか。

【2月】
04-2-1 投書欄(朝刊14面)を読んでいて思わず笑ってしまった。母が用意してくれた合格弁当を持って受験に臨んだ人の話。合格弁当の中身は、ごまめ、ウナギ、かまぼこ、クリと白ご飯。「頭文字」(日本語の場合もこの言い方でいいのかね)を並べると「ごうかく」になる。事情を知らない当人は、持参したふりかけをかけてしまい、「ふごうかく」弁当にしてしまう。これじゃネタです。
04-2-2 バイエルンに押され気味だったレアルは粗い守備の弱点を突かれ、足元をすくわれるところだった。(朝刊19面)

【3月】
04-3-1 「勉強への価値観薄らぐ」という見出しが目につく。(夕刊18面)
04-3-2 「(荒川の首位に)すごくうれしかったです。しーちゃんが好きです」(朝刊17面)。
04-3-3 大阪市港区の鳴門部屋宿舎で記者会見した萩原は「とてもうれしいです」と喜びを表した。(夕刊17面)

【4月】
04-4-1 岡田監督には、すっかり巨人打線はくみしやすしの印象を与えてしまった。(朝刊20面)
04-4-2 「朝日新聞」の夕刊15面の記事を見て、なんかイヤーな気持ちになる。(中略)イヤーな気持ちになったのは、まったく別な次元。人質のひとりだった高遠菜穂子さんの著作が異例の増刷になったらしい。

【5月】
04-5-1 6試合負けなしだった市原を突き放す、決勝点となった。(朝刊17面)
04-5-2 中畑コーチら首脳陣は、各ポジションごとの選手配置を協議した。(夕刊17面)
04-5-31安打に終わった小久保は「いつものように制球がアバウトじゃなかった」と舌を巻いた。(朝刊17面)
04-5-4 主役はこの日も、常時先発出場できない、いら立ちを、ファンへのメッセージに込めた。(朝刊12面)

【6月】
04-6-1 読書欄の「ベストセラー快読」(朝刊13面)。『愛してるって、どう言うの?』(高遠菜穂子)を取り上げている。まあ、内容に関してはどうでもいい。書き手の岡崎武志氏は、適当にオチョクりながら一応評価している。なんでこういう本を紹介するんでしょ。
04-6-2 囲碁の観戦記(朝刊24面)から2点。
  5勝1敗でトップを走る張栩への追跡者決定戦である。
  ありきたりの書き方をすれば、どちらも負けられないのである。
04-6-3 夕刊12面から。マンガ家の二ノ宮知子のインタビュー記事
04-6-4 当時の松坂は中村やロッテ・黒木らとしのぎ合っていた。(朝刊15面)


●2004年7~12月
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【7月】
04-7-1 10代でゲームソフト会社を立ち上げた飯野氏は「天才ゲームクリエーター」の名をほしいままにし、若くして億万長者になった。(朝刊31面)
04-7-2 ライト攻撃が、面白いように決まり、バックアタックは止められなかった。(朝刊16面)
04-7-3 「チームを維持できないと言い出し、問題を引き起こされた方が何を言い出すんだ、と思う」(朝刊17面)
04-7-4 朝刊34面から。文化庁が29日に発表した「国語に関する世論調査」の結果が紹介されている(30日の記述参照)。

【8月】
04-8-1 3年ぶりのタイトルへ膨らむ期待とともに、新たな大記録を射程圏にとらえた。(朝刊15面)
04-8-2 7日の朝日新聞(朝刊27面)に、女優のりりィのインタビューが出ている。 ついでだから気になっていたことをメモしておく。「少年マガジンスペシャル」(月刊)で連載されていた『新・コータローまかりとおる!』(正確には最後にLだかRだかがついていた)が惨たらしく打ち切りになった。

【9月】
04-9-1 パネリストや観客が支持した、至極の満点メニューとは何か。(朝刊40面)
04-9-2 「きまじめに見てはいけない番組」というのがあると思う。後ろに引いたり、斜に構えたり。視聴者は自分なりの“距離”を取りながら見ているはず。(朝刊36面)
04-9-3 久しぶりのスクランブル体制で2週間ほど、キッチリ地獄を見せてもらった。それにしても、若いライターの質って、どうしようもないレベルまで低下してる。
04-9-4 ビッ一番ビックリしたのは「平家派」。光GENJIの弟分だったらしい。こんメンバーが、城島、国分、野口。前の2人は現TOKIO。残りの野口が反町隆史のことらしい。
04-9-5 マンガネタをもう少し。このところ、気になったことがいくつかある。
 モーニングで連載中の「エマージング」(外薗昌也)。コミックの第1巻が22日発売になる。つまり同日発売(23日は祝日)の第11話とつながるって、こんなの前例あるんだろうか。04-9-6 三国志をテーマにしたマンガが立て続けに2つ始まった。別にモーニングで『蒼天航路』が最終盤になるのを待っていたわけじゃないだろうが。
 ちなみに池上遼一は、9月9日発売号のモーニングでも、『ベステイア』の連載を始めている。こちらは他誌で連載されたものを焼き直すようだが、原作なしで大丈夫なんでせうか。 文学作品のマンガ化でよく判らないのがビッグコミックスペリオール連載中の『こころ』(榎本ナリコ)。どこまで原作に忠実なのか、記憶が定かではない。
04-9-7 ついでだからマンガネタを続ける。ビッグコミックスペリオールNo.19の『医龍』(原案・永井明/画・乃木坂太郎)で拾った言葉ネタ。嘔吐時の出血の原因の多くは「マロリー・ワイス症候群」らしい。
04-9-8 6月に発売された別冊モーニング2号(9月発売予定の第3号はどうなった)に、「会社の汁」(花くまゆうさく)という4コマが載っている。作風に関してはコメントしにくい。「ネットの書き込み=便所の落書き」

【10月】
04-10-1 投書欄(朝刊14面)に「変化する言葉 基準示す責任」というタイトルで、「放送タレント松尾貴史」(東京都新宿区 44歳)」という人の投書が掲載されていた。

【11月】
04-11-1 番数だけはこなしても、相手はくみしやすい格下ばかり。(朝刊19面)
04-11-2 朝刊12面に「Mac、大学で人気上昇中」って記事が出ている。

【12月】
04-12-1 既存球団の価格帯は気にせず、我々の価値観を見極めたい。(朝刊16面)


●2005年~2007年4月
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●2005年
【1・2月】
05-1-1 ヨタ話。「ボイス・オーバー」
05-2-1 朝刊1面から。ヨタ話。一太郎のジャストシステムと松下電器産業の間の訴訟。
05-2-2 夕刊1面から。文化審議会の国語分科会が、常用漢字の見直しを提言。

【4月】
05-4-1 「三者三論」(朝刊17面)のテーマは「近ごろ、日本語が変?」。取り上げられているのは、「私って言葉とかにうるさいじゃないですか」といった用法。

【6月】
05-6-1 生活面の投書欄(朝刊23面)に、「無洗米は既洗米では?」というタイトルのおもしろい投書があった。
05-6-2 朝刊23面から。常用漢字表の再検討がスタートしたことを伝えている。

【7月】
05-7-1 黒35でFとして、次に黒41から決められれば理想形だが、白はGに飛んで足元をすくってくる。(朝刊17面)

【8月】
05-8-1 朝刊37面から。ビブロス社が発行している「マガジンエルフィックス」誌上で、「全国統一オタク検定試験」という企画があったらしい。
05-8-2 囲碁欄と将棋欄の間にある「棋信」(朝刊27面)というコラムに05年版「レジャー白書」の数字が引用されている。04年の囲碁は人口450万人で、将棋人口は840万人。05-8-3 スポーツ欄のコラム(朝刊19面)のタイトルに〈「殴るな」なぜ守られぬ〉とある。

【9月】
05-9-1 実にテンポのいい投球だった。1球とて、同じ球がない。(夕刊13面)


●2006年
【3月】
06-3-1 足元をすくわれた米国のスター軍団は悲痛だ。(朝刊17面)

【11・12月】
06-11-1 気を抜けば、足元をすくわれかねない。(朝刊16面)

06-12-1 韓国との戦いを意識しすぎると足元をすくわれる。(朝刊16面)


●2007年
【1月】
07-1-1 朝刊11面に、「漢字、世につれ」という1ページの記事が掲載されている。一部の漢字を伝統的な「康熙字典体」にするんだって。
07-1-2 新聞の書体がかわることに対応すると思われるミニ連載「漢字とつきあう」が始まる。笑ったのは「葛」の字。

【4月】
07-4-1 夕刊9面に大食い界のアイドルギャル曽根のデータが出ている。「162cm、45kg、BMI 16.7で、理想体重より14kg少ない」とのこと。
07-4-2 朝刊14面にマンガの『ハチワンダイバー』が紹介されている。「将棋、囲碁、麻雀など盤上の勝負を描いたマンガは少なくない」とある。

【5月】
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07-5-1 「患者様」という呼び方が病院ですっかり定着した。しかし、好きで病気になったわけでもないのに、違和感を感じる人もいる。もともと患者の立場を尊重した医療の実現などを意識して使われ始めた言葉だが、「日本語としておかしい」という指摘もあり、「患者さん」に戻す病院が出てきた。(朝刊1面)
07-5-2 大ヒット作『天才柳沢教授の生活』『不思議な少年』の背景を紐解き、豊穣な物語世界を紹介する。(朝刊1面)
07-5-3 頭の体操になって、壮快感が残った。(朝刊・25面)
07-5-4 今年6月に実施された「日本語検定」が注目されている。(夕刊9面)
07-5-5 朝刊37面の「ことば談話室」のテーマは「更なる」。ある文章読本が「誤用」と決めつけているのを目にして以来、気になっている。内容を箇条書きにしておく。
07-5-6 「ライアーゲーム」(土曜、フジ)は、見るたびによい意味で期待を裏切られる。

【6月】
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07-6-1 おでん缶は、東京都新宿区の人気ラーメン店「麺屋武蔵」店主の山田雄さん(54)が開発し、食品企画会社UMAI(千代田区)と自販機大手フジタカ(京都府長岡京市)が共同で製造・販売。1缶300円前後で売られている。(夕刊15面)
07-6-2 いい意味で期待を裏切りたい(17面/将棋欄)
07-6-3 水曜日は大阪城へと足を伸ばした。(17面/囲碁欄)

【7月】
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07-7-1 「ここで足元をすくわれたら一気に落ちるからね」(朝刊16面)
07-7-2 先場所不覚を取った安美錦にまたも足元をすくわれた。(朝刊15面)
07-7-3 一票では変わらないと斜に構える御仁がいるが、棄権の零票ではなお変わらない。(朝刊1面)
07-7-4 特に20代は斜に構え、頑張るなんてかっこ悪いと思っていた。(23面)
07-7-5 早川が左手中指のけがで登録を抹消され、2軍で打率2位と結果を残していた角中に白羽の矢が立った。(21面)

【8月】
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07-8-1 だから、というわけではなかろうが、問題発覚後、先月30日の成田空港に戻ってきた時も、理事長に謝罪した国技館でも本人はぶぜんとした表情。行いを悔いたというより、ふてくされているようにさえ見えた。(朝刊19面)
07-8-2 朝刊37面の「ことば談話室」。今回のテーマは、〈文末の「(笑)」〉。
07-8-3 この試合を含め、最近7試合で被本塁打は7。過去3シーズンの年間被本塁打は12~14本だから、やや打たれすぎだ。(朝刊15面)
07-8-4 先発の右腕山井にマウンドまで来て一言檄(げき)を飛ばし、左の林と勝負させた落合監督。(朝刊11面)
07-8-5 1回から2死満塁の好機を作るなどしていたが、要所では橋本の時に100キロを切る緩い変化球に、苦しめられていた。(夕刊3面)
07-8-6 ホッピーをあらかじめ焼酎で割った新商品は(朝刊別刷b1面)
07-8-7 自ら「ラッキー」という16勝目は難産のたまものだった。(朝刊17面)

【9月】
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07-9-1 ともに1回戦で負けているので、もうこれ以上は負けられない。(朝刊27面)
07-9-2 だが、結末を予想できない真剣勝負は東京ドームのファンをくぎづけにした。(夕刊1面)
07-9-3 攻守のバランスの取り方が難しい、濃密なせめぎ合いが続いている。(朝刊20面)

【10月】
07-10-1 近年の「心のとりで」になっている順位戦の不調は、忸怩(じくじ)たるものがあるだろう(朝刊25面)
07-10-2 嫌いな言葉の双璧は「生き様」と「こだわり」だ。(朝刊31面)
07-10-3 ロッテが緊迫感のあるしのぎ合いを制した。(朝刊14面)
07-10-4 150キロ台の直球に多彩な変化球を持ち、制球力も良い。普通に投げれば2勝は堅く、流れは日本ハムに傾く。(朝刊18面)
07-10-5 今年の12球団で監督がチームを一番把握している日本ハムと中日が日本シリーズに駒を進めた。(朝刊27面)

【12月(11月はお休み)】
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07-12-1 高砂親方は「(中略)」とぶぜんと話した(朝刊38面)
07-12-2 ヨタ話
07-12-3 そう斜に構えなくても、という向きもあろう。(朝刊1面)
07-12-4 指了図の●9五銀には驚いた。文字通り、序盤の勝負手だ。


●2008年
【1月】
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08-1-1 ☆5七歩成の場面ではすでに先手のリードが消え、ヨリが戻っていたのだ。
08-1-2 今回は足をすくわれた感じ
08-1-3 府警生活経済課ハイテク犯罪対策室の調べによると、大学院生は昨年10月から11月にかけて、無断でテレビで放映されているアニメ画像を使ったウイルスを作成。

【2月】
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08-2-1 恐妻家ぶりを嘆く同僚たちを尻目に、亭主風を吹かす壇上吾朗。
08-2-2 (前略)など角界に課題は山積みだ
08-2-3 ヨタ話
08-2-4 (前略)「今の守備じゃあ、試合に出してもらえるレベルじゃないのはわかっています」
 この発言に、しかし、僕は中田の才能を感じる。
08-2-5 ヨタ話

【3月】
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08-3-1 難易度高いです。
08-3-2 羽生以外のA級棋士(名人を含む)同士の昨年1年間の対戦を合算すると、木村は15勝7敗で堂々の勝率第1位。
08-3-3 華々しく立ち回ってギリギリの勝負になるのだが、タッチの差で押し切られてしまう。
08-3-4 飛車が横に逃げると、先手王が△1六角▲3九玉△1七馬で詰むのが痛い。
08-3-5 最終回も、満身のパンチを打ち込んだ。
08-3-6 去年よりも目標は一つ上の日本一。
08-3-7 先発に復帰する上原にグライシンガー、内海に高橋尚で1カードに2人ずつ勝ちを計算できる左右の先発投手が立てられる。

【4月】
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08-4-1 満を持して打ち込んだ黒45を、陳は軽視していたようだ。
08-4-2 ヨタ話

【5月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-178.html
08-5-1 日ごろは他人事節の目立つ福田首相も、ギョーザには「断じてうやむやにできない」と強い言葉を繰り返した。
08-5-2 ヨタ話
08-5-3 田中律子と筧利夫をリーダーに各4人ずつの女性チームと男性チームに分かれて競う。
08-5-4 韓国に苦杯
08-5-5 外四つとなったが、「遠い上手より近くの上手」の格言が生きる。
08-5-6 白鵬 連敗阻止
08-5-7 ダックスは各サイズごとに、毛によっても短毛のスムース、長毛のロング、剛毛のワイヤーに分けられる。
08-5-8 ろとは白ではなく、もちろん黒。白黒をずばりといわないこの言い回し、狭い碁界だけの比較的新しい表現かと思ったら、300年も昔の元禄時代のこっけい俳諧にあると読者が教えてくれた。
 〈ろのまけとばかりはゆるせ碁の助言〉
 助言は「じょごん」と読む。

【6月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-191.html
08-6-1 〈「満塁男」対決、仁志に軍配〉
08-6-2 フル回転していた救援陣を休ませることができたのは大きい。
08-6-3 12球団ダントツの最下位
08-6-4 坂井は次ラウンドで同じ星の山田規三夫九段と対戦する。
08-6-5 これぞ主夫の鏡
08-6-6 「(相手が)くみしやすそうだったから」
08-6-7 大国の名を欲しいままにする
08-6-8 ゾッとする話
08-6-9 フインキ話
08-6-10 断トツの最下位
08-6-11 日本、米に苦杯
08-6-12 正座の前傾姿勢で目をしばたいて敵陣をにらみ……
08-6-13 7月2日から始まるドラマ~

【7月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-201.html
7-1 万葉の昔から、日本人はウナギに目がない。だが生態には謎が多かった。どこで生まれるのかも分からない。形とぬめりの連想から「山芋変じてウナギになる」と言われたりする。古代ギリシャの哲人アリストテレスも首をひねった。悩んだ末に「大地のはらわた」から生まれると書き残している。
7-2 生き様 カッコいい
7-3 食べ物とオトコのためなら手段を選ばない槇子の、文字通り漫画のような役どころに山田がうまくはまって切れ味がいい。
7-4 図は互いに86分と63分という大長考で1筋を突き合った後、先手がやおら角を換え後手の桂頭を狙った局面
7-5 唇をかむ朝青龍の脇で再び、大歓声が起こった。
7-6 場所前の出げいこでは足元をすくわれている。
7-7 母国の情勢不安が理由だが、「治安のことをオレに聞くのか」とぶぜん。二重に不機嫌になった。
7-8 「朝青龍王国」の終息は、確実に近づいている。
7-9 先駆者とは苦難の道に挑み続ける人のこと。野茂まさに。成功と富を手にしながら引退の言葉が「悔い残る」とは。凄い。
7-10 (前略)漫画原作らしい、いかにも戯画的な役どころだ。/「うんこ」、なんてせりふを悠然と言ってのけなければならない。真顔ではダメで、おちゃらけてもいけない。「その境目が難しいですね
7-11 モデル出身のイメージが強いが、張りのある声とキレのある踊りを見せるシンガーでもある。
7-12 先手か後手かは各対局ごとに振り駒で決まるが、(後略)
7-13 和のしつらえで、美しく暮らす
7-14 イニングを追うごとに調子を上げる松坂が、6回、相手打線に完全につかまった。
7-15 後半戦2試合目の先発。前回は、低迷するマリナーズから勝利をあげていた。この日はア・リーグ最高勝率を誇るエンゼルス。松坂は「うちとは違ういい野球をするチーム」。

【8月】
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8-1 「危ないかな」。ロビーから5mほど上った男性がそう感じた時、突然「ガクン」と揺れがあった。途端に上から人が落ちてきた。自分も体の左側を下にするかたちで落ち始めた。
8-2 アパートではおれが洗濯、(三男)和毅が食事、(次男)大毅が掃除をした。8-3
23日 体操、卓球や重量挙げなど、得意の競技・種目で金メダルを量産した。
8-4 (前略)森内の強固な受けで形勢のヨリが戻った。
8-5 いずれもプロ間で評価が高い若手ばかり。アマが1次予選突破に大きく近づくか、中堅プロがストッパーの役割を果たすか(後略)

【9月】
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9-1 官と民のせめぎあい
9-2 岡部は、あくまでキザでソフト。普段「やんちゃなマッチ」とのイメージが強いが、今回は演技力抜群の八木を見守る穏やかな父性がいい。
9-3 一方でコーエー側もテクモに秋波をおくったという。
9-4 その電撃的な勝ちっぷりは、まるで北京五輪のウサイン・ボルトの走りを見るようだった。
9-5 ヨタ話 「漫画人気でも雑誌苦戦」
9-6 中国 金メダル量産
9-7 「底が知れるだけに、腹が立つわね」。敗れたマリナーズのイチローが嫌みを言いたくなるほど、派手な喜び方だった。
9-8 ヨタ話朝刊 「TVレビュー」(「恋空」)
9-9 「メリルは身売り バンカメに」
9-10 側近や身内も信じられず、やがて占師のご託宣を仰ぐ日が訪れる。
9-11(忘れ物) 芸能レポーターの梨元勝さんは「役者不足。論争してみせて盛り上げようとしているけど、結論の見えているレコード大賞」

【10月】
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10-1 7月、右ひじに違和感を覚えて降板。
10-2 リーグ断トツの最下位(朝刊19面)※6-3/6-10参照。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=851937145&owner_id=5019671
10-3 成り切った平が見事。雛形はそこまで吹っ切れてなく、ちょっとイタい(見ているほうがつらい)。レギュラーの進行役ダンディ坂野はもっとイタいが、全体に漂う脱力感との組み合わせの中で、洗練されるか淘汰(とうた)されるかするだろう。
10-4 北区に参上、赤羽イナゴ
10-5 これが満身の一着だった。※3-5参照
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=762037061&owner_id=5019671
10-6 圧倒的な孤独を抱える現代の若者を支えるのは、純粋に人を愛する気持ち。堀北真希=写真左=が演じるヒロイン秋山佳音が、過酷な運命にさいなまれながらも、愛をよりどころに前向きに生きていく姿を描く。
10-7 ▲4三歩成を見た木村はやおら背筋を伸ばし、右のこぶしを堅く握った。※7-4参照。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=886931303&owner_id=5019671
10-8
23日
 白々と夜が明けた対局室で、二つの魂がせめぎあっている。※9-1参照。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=949206025&owner_id=5019671
08-10-9 夕刊4面に将棋のA級順位戦の話が出ている。

【11月】
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08-11-1 b4面に「生命保険が破綻」の見出し。ちょっとメモしておこう。
08-11-2 郷田の心が折れ、指了図は鈴木が大優勢になった。(朝刊23面)
08-11-3 ▲5一歩成を見た郷田はやおら背筋を伸ばし、ハアーッと深いため息をついた。(朝刊14面)
08-11-4 「心が切れてしまったのかと思う。(後略)」(朝刊19面)
08-11-5 きら星の話(朝刊1面)。
08-11-6 渡辺監督は、試合後のミーティングで選手たちにこうゲキを飛ばしたという。(朝刊23面)
08-11-7 朝刊1面にパナソニックが三洋電機を子会社化する記事がのっている。08-11-8 逆王手
08-11-9 大相撲の元大関栃東親方(32)=写真=が九州場所3日目の11日、現役時代の2年前に知り合った元会社員守田有希さん(31)との婚約を発表した。(朝刊19面)
08-11-10 朝刊27面に情報誌の苦戦ぶりを伝える記事がのっている。
08-11-11 朝刊33面に「ボードゲーム」の解説が出ている。
08-11-12 戦後すぐのこと、酒の席などで、やおら腕をまくり上げては自分で打っていた。(朝刊1面)
08-11-13 欠番?
08-11-14 朝刊36面に「梶原一騎は終わらない」って記事が出ている。
08-11-15 同部屋は横綱照国、大関清国らが輩出した名門だが、伝統のしこ名になるかは未定。(朝刊22面)
08-11-16 ドラフト制度についてはアマの有力選手がいきなりメジャー挑戦を表明したのを受けて「人材流出にドラフト危機感」(9月27日付3面)という解説記事で、日米球界の問題点をあぶり出しました。(朝刊8面)
08-11-17 だが、精神科医である横山章光・帝京科学大准教授(人間動物関係学)は、事件とペットロスを結びつけることに違和感を感じる。(夕刊13面)
08-11-18 動物に「死亡」という丁寧な表現を使うことに違和感のある人は多いのでは?(朝刊37面)

【12月】
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08-12-1 規則変更 後押し 高橋3位 ジャンプ一発勝負(夕刊3面)
08-12-2 柳としては、白56の急所に迫っていじめれば、よりが戻ると判断したのだろう。(朝刊16面)
08-12-3 入れず打てず決まられず(朝刊s1面)
08-12-4 『私は隗になりたい』 派遣切り避けたいと賞与返上一番に申し出た役員の物語。隗より始めよ、今時皆無の涙の感動作。(夕刊1面)※02-4-1参照。
08-12-5 ▼歌舞伎の市川団十郎さん(62)の血液型が、AからOに変わったそうだ。(朝刊1面)
08-12-6 フグのすしが出ると2人は独特な食べ方を披露する。(朝刊32面)
08-12-7 故人を含め、指してみたい相手は誰ですか。この質問に、羽生善治さん、森内俊之さんらプロ棋士の多くが同じ名を挙げている。(「天声人語」)


●2009年
【1月】
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09-1-1 そんな折、出版社に勤める郷田の同級生が事件の新事実を書き込んだ、という原稿が盗まれる。(朝刊36面)
09-1-2 「バカでも一つのことに打ち込めば、成功出来ることを子供たちに教えたかった」という彼の言葉が意味深かった。(朝刊23面)
09-1-3 男性棋士から金星(朝刊33面)
09-1-4 制球力は一級品で、日本より外角に広いストライクゾーンは有利だが、17勝した06年と比べれば、速球は140キロ台後半が前半に、得意のカットボールも140キロ台が、130キロ台に落ちてきているのも不安材料だ。(朝刊15面)
09-1-5 初日から2連敗以上した昭和以降の6人の新大関で、勝ち越したのは2人だけだ。(朝刊16面)
09-1-6 (前略)ここにあるのは、まさに純粋な「友情・努力・勝利」の物語なのだ。
 たとえ一度失敗しても、挫折しても、あきらめずに思い続けるまっすぐな情熱と、復帰を待っていてくれる人がいれば、人はまた立ち直って歩き続ける。これは、一度は挫折した作家・末次由紀にとっても、見事な復活戦である。(夕刊12面)
09-1-7 どんな球種でもストライクが取れるのが上原の強みだ。(朝刊19面)
09-1-8 朝刊の文化面に、3回にわたって「新常用漢字表(仮称)」に関する記事が出ている。21日が23面、22日が23面、24日が32面。読んでて頭が痛くなった。そんなことしてなんの意味があるんだよ。これ以上余計なことしなくていいから。

【2月】
09-1-9(忘れ物) 
1月31日
「(前略)坂井くんは手厚く打って、細かい碁にもっていくのを得意としています。地で先行されては坂井くんの好みではありません」と趙善津解説者。(朝刊27面)

 囲碁の観戦記。内藤由起子記者。何回読んでも意味がわからない。だってフツーは「手厚く打って」たら、「地で先行され」るもんだよ。「手厚く打って」「地で先行され」ないなんてことができたら無敵だろうな。どういう意味で書いてんだろ。

【2月】
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09-2-1 A級順位戦50局以上の対局者の中で勝率1位は誰か?
 将来のことは分からないが、現時点で1位は森内。2位があの升田幸三で3位と4位を羽生と谷川が争う。2度の降級経験を持つ郷田も直近4期のA級では22勝11敗という好成績を挙げている。
 つまり、本局は順位戦を大の得意分野とする棋士2人の対戦なのだ。どちらも抜群の持久力と瞬発力を兼ね備えている。(朝刊22面)
09-2-2 日本で最も安打を期待できる選手の一人だろう。ヤクルトの青木だ。(朝刊19面)
09-2-3 毎回力のこもった肉弾戦が特徴で、序中盤のせめぎあいにはつらつとした妙味がある。本局も早い動きでプラスアルファを探り合う、面白い駆け引きになった。(朝刊10面)
※08-10-8/08-9-1/07-9-3参照
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=949206025&owner_id=5019671
09-2-4 △6五桂に、満を持した鈴木は▲4四角~▲5一飛成で決めに出る。(朝刊25面)
※08-4-1参照。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=792129745&owner_id=5019671
09-2-5 「水道料金の督促を逆恨(さかうら)みした男が市長を脅迫」。ある日の原稿だが、「逆恨み」に疑問の声が上がった。
 どの辞書も、1)恨みに思う人から逆に恨まれること2)人の好意を曲解してかえって恨むこと、としている。市長が男に恨みや好意を抱いていたとは思えず、表現を変えてもらった。
 ところが昨年の朝日新聞を調べると、先の原稿と同じ筋違いやお門違いの意味で「逆恨み」を使った記事の方が多い。
 広辞苑編集部の平木靖成さんは「08年の第6版に載せた『逆切(ぎゃくぎ)れ』は一方的に怒り出す時によく使われる。この場合『逆』の意味はないとも言え、辞書と違う『逆恨み』の使い方は、これと似ている」と指摘する。
 一方、日本国語大辞典の佐藤宏さんは「人の意図や予想、常識とは『逆に』解釈して恨むという使い方。2)の『好意を曲解』が変化したもの」と言う。
 お二方とも「誤用とは言い切れない」そうだ。この用法、辞書に加わる日も近いと見たが、どうだろう。(板垣茂)(朝刊37面)
09-2-6 総額は前年(1億1614万円)を下回ったが、2位とは2倍近い差が開いた。(夕刊4面)


【3月】
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09-3-1 4期ぶりの参加の小県は、いずれも好局の勝利という評判だ。(夕刊4面)

09-3-2 「参考人聴取が政界の具になることは避けたい」という。(夕刊1面)

09-3-3 米国でも一丸になってがんばる(朝刊21面)

09-3-4 「西松建設」から民主党・小沢代表の資金管理団体「陸山会」への違法献金事件に絡んで、東北地方のゼネコン側の談合組織が受注調整する際、秋田県発注の工事でも、小沢代表側の意向に配慮していた疑いがあることが関係者の話でわかった。(朝刊1面)

09-3-5 朝刊34面に「新常用漢字表をよむ」というコラムがのっている。書き手は早稲田大学の野村雅昭教授。エラい人らしいけど、内容がないうえに、「笑っちゃう」といったフレーズを無理に使ったりして妙に品がない。(←オ・マ・エ・が・言・う・な)

09-3-6 ▲△ 今泉さんが奨励会退会 制度創設後、奨励会三段リーグ編入試験に初めて合格した今泉健司三段(35)が、規定の4期以内に四段になることが出来なかったため、退会となった。最高成績は11勝7敗だった。(夕刊4面)

09-3-7 これもメモ。朝刊40面のテレビの番組紹介欄に竹田さをり記者の記事がのっている。この記者は、最近ネットで話題になっているらしい、とにかく文章のトーンが妙。今回の記事を見ても「なぜか埼玉の戸田市で開かれた」「最近グイグイ出てきている」「設定の複雑さがすばらしい」「我が家の言語生活にも採り入れたい」etc.……とにかく妙な表現の見本市。今後も注目したい。

09-3-8 決勝進出がかかった戦いも、肌寒い中、ケガを恐れてか体を張ったプレーはなかった。こんな戦い方をする限り、米国が頂点に立つ日は遠いだろう。(朝刊21面)

09-3-9 観光地や利用客にとってはありがたい話だが、料金システムはいたって複雑。(朝刊1面)

09-3-10 朝刊37面の「ことば談話室」のテーマは「教鞭をとる」。大堀泉記者。「教鞭をとる」の話はたいした話ではない。もともと「鞭(むち)」のわけがなく、指示棒の類いだろう。実態がなくなったうえに、常用漢字表の前身である当用漢字表の段階で「鞭」の字が採用されなかったから、実質上「言葉狩り」にあった。このコラムはけっこうおもしろかったが、今回が最終回らしい。ε= (´∞` ) ハァー

09-3-11 支度部屋では「こういう優勝があるのかな、という感じ。うれしいです」。そして、「全勝できるかどうかは分からないが、千秋楽までがんばることですね」。いつも通り静かな口調だった。(朝刊22面)


【4月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-338.html

 今月は「誤用ではないけれど……」という表現が多い。限界? 否定はできない(泣)。

09-4-1  天声人語
・大層な 
・性別の取り違い
・提案箱は「パンダが見たい」との声であふれた 微妙だけど、〈提案箱には「パンダが見たい」との声があふれた〉が自然な日本語では。

 そういう些細なことは大した問題ではない。不快なのは、ウマく書こうとして外している表現が鼻につくから。
〈命をつないでのやり繰りは大変〉〈子どもと数字は正直だ〉〈天寿も定年もない「80歳のネズミ」が出ずっぱり〉
 ……フツーに書かんかい。

09-4-2  阪神の先発石川はクイック投法が速くなくマスクをかぶる狩野は肩が強くない。(朝刊21面)

09-4-3  天才肌ゆえ、これまであまり見なかったビデオにもかじりついた。(朝刊23面)

09-4-4  企業で働いていた邦之(中居正広)は不況の折、職を失う。(朝刊15面)

09-4-5  開幕から全試合に先発出場し、安打のなかったのは3試合だけ。打率は上昇を止めない。(朝刊18面)

09-4-6  1面に東京書籍の広告が出ている。書名は『最新 歴史でひも解く鉄道の謎』。「紐解く」と書こうとして、「紐」が常用漢字表外であることが気になるなら、こうするしかない。だったら「ひもとく」にしなよ。東京書籍って、辞書なんかも多数出してるシッカリした出版社だと思っていた。もはや幻想なのねorz。
2)【「紐解く」と「繙く」の違い】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=18459809


【5月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-381.html

09-5-1  ドラマに目の肥えた主婦向けの枠なので、さすがに一歩先を行っている。若年イケメンを大人数そろえる手法はもう飽きた。だから34歳の金子昇=写真右=ひとりをじっくり。さらに、ニューハーフという設定で、もうひとひねり。(朝刊32面)

09-5-2 「鷹」「碍」など追加して…新常用漢字試案へ一般意見

09-5-3  詰むか詰まないか、ネット中継を観戦中の多くのプロ棋士たちも舌を巻く難解さだったが、後手玉はかろうじて助かっていた。(朝刊14面)

09-5-4  朝刊23面の「文化特捜隊」に関しては下記(mixi日記5月21日)で書いた。

09-5-5  尊敬する貴乃花(現親方)の連勝記録を越え、「申し訳ないです」。(朝刊23面)

09-5-6  相変わらずのマスコミからの心無い報道に胸を痛めながらも、一馬(中井貴一)の励ましでビト(松本潤=写真右)や花(新垣結衣=同左)は宗助の汚名を返上するために奔走する。(朝刊24面)

09-5-7  小久保一矢 6連勝(朝刊23面)


【6月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-456.html

09-5-8(忘れ物)
31日  確かに、北山さんの投稿に〈テンポの速い文体が空気の粘っこさを薄めていますが〉とあるとおり、書きようによってはドロドロの煮詰まった関係になってしまいそうです。(朝刊14面)

09-6-1
3日  極めつきは12回。(朝刊19面)

09-6-2
16日  プロレスを手元の広辞苑でひくと、「興行として行う職業レスリング」という簡潔な記述がある。この「興行性」の強さから朝日新聞の朝刊スポーツ面にプロレスは取り上げられなくなった。
(中略)
 力道山から馬場、猪木と受け継がれてきた「プロレスの時代」が三沢の死で幕を下ろすことになるのだろうか。
(朝刊17面)

09-6-3(しなさそう)&09-6-4(~とすべき)
19日  本局後、棋界では「▲5八玉に△8四飛は成立しなさそう。△4一玉とすべき」という見解に落ち着いている。(朝刊25面)

09-6-5
21日 「天声人語」への悪態。
「夏時間を採り入れても、戸外での余暇に慣れぬ身は帰宅後の斜陽を持て余そう。」
「仕事柄か、年のせいか、早起きの癖がついた。」。「年のせいで早起きの癖がついた」
「早朝の明るさを無駄にする」

09-6-6
25日  勢力争いが激しく、一歩間違えれば足元をすくわれかねない現代の将棋界で、その健在ぶりを示した。(朝刊38面)

09-6-7
26日  プロレスに関するメモ。朝刊39面。


【7月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-541.html

09-7-1(11日から実施する)&2(従来より)
8日  下記参照。(夕刊15面)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-607.html


09-7-2
10日  琴欧州とけいこでしのぎを削りあい、汚名返上の気概を感じさせるのは地元・愛知県出身の琴光喜。(朝刊19面)

09-7-3
11日  矢倉の定跡形はもう終盤の変化まで煮詰まっている。(朝刊25面)

09-7-4
18日  ケガや体に違和感を感じたときは無理せず休むという共通認識も大きい。(朝刊b4面)

09-7-5
20日  センスの乏しい稀勢の里が唯一、巧みさを見せる左突き落とし。
(中略)
相手をなめた部分があったのか、それとも9月で29歳になる横綱の衰えが、集中力という面で出てきたのだろうか。
(中略) 
盤石の全勝ターンを見せた白鵬とは好対照な、雨の名古屋の中日だった。
(朝刊29面)

09-7-6
26日 右肩上がり「下降線」(朝刊19面)

09-7-7
27日  プロ野球のペナントレースは28日から後半戦に入る。(朝刊19面)


【8月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-599.html

09-7-8(忘れ物)
7月31日  ご想像通り、主人公の葵(福田紗紀=写真)はメードだけに「家宅捜索」するのは当然。(朝刊36面)

09-8-1
5日 与太話

09-8-2
11日 与太話 読者が決める手みやげのアンケート

09-8-3
18日 「新常用漢字表(仮称)」の話


【9月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-683.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1297640465&owner_id=5019671

09-9-1
1日  西横綱朝青龍は先場所、自身初めて、皆勤して3場所連続で優勝を逃した。(朝刊25面)

09-9-2
9日  新常用漢字表の話。

09-9-3
10日  彦一(草☆剛)は晶(夏川結衣)と涼太(加藤清史郎)のマンションにいた。(朝刊25面)

09-9-4
22日  朝刊13面に大相撲の結果が出ている。高見盛と阿覧の取り組みでマゲをつかむ「反則」があったらしい。取り組み結果の表の表記は下記のとおり(上の写真参照)。
  高見盛 反則 阿覧
 解説記事の見出しは「高見盛 反則勝ち」

09-9-5
13日  メモです。朝刊14面で見た雑誌の動向の話。

09-9-6
26日  コンビニ最大手セブン―イレブンは10月から販売期間が従来より1.5~6倍長い「チルド弁当」などを首都圏で発売。(朝刊1面)


【10月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-750.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1325422941&owner_id=5019671

09-10-1
11日  「めんつゆに加えるカツオだしの煮出し方にコツがある。少し薄味にしています」(朝刊33面)

09-10-2
15日  天声人語。「連綿たるアナログである人の営み」「デジタル的に対処」「ときに定規を手放した方が」「可能性の芸術」「描く」

09-10-3
18日  『第三版 悪文』の話。

09-10-4
14日  高級店ながら、おでん店「万ん卯(まんう)」(大阪市北区)、串カツ店「六覺燈(ろくかくてい)」(同市中央区)も一つ星に選ばれた。(朝刊38面)

09-10-5
11日  まさに上り調子の時、足元をすくわれた。(朝刊21面)

09-10-6
24日  志田未来のインタビュー記事。「ばっかりなので」「楽しいです」「暑いなあと」「感じです」「楽しい」「ひねくれた役」「やってみたい」「ないです」
※09-5-5 「申し訳ないです」http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1183137654&owner_id=5019671


【11月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-860.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1351657721&owner_id=5019671

09-11-1
11日  大会直前にけがをした若手のホープ、狩野に代わり招集された26歳。(朝刊25面)

09-11-2
14日  SMAPがんばりますっ!!二度と見れないマル秘未公開リクエストSP(朝刊40面)

09-11-3
14日  朝刊b5面に向井理のインタビュー記事がある。「09-11-2」のネタがどこにあるのか探して目についた。書き手は“あの”竹田さをり記者。会話の語尾だけを拾う。「ないです」「店長です」「あった」「忙しかったです」「違う」「わけじゃない」「守らない」「近い」「もやもやする」「模索中」マットーなデス・マス体になっているのは、たった1か所だけ。それはさすがに……。

09-11-4
27日  全国紙の毎日新聞社が、地方紙を中心にニュースを配信する共同通信社に来年4月から加盟することになった。(朝刊1面)

●今月の読書から
『天声人語1』

09-11-5
 そのように愛読されている理由はいろいろあろう。
 まず、文章の素晴らしさである。(〈「天声人語」刊行にあたって〉)

09-11-6
 外部団体がその自主性を求める空気は昨今ようやく昂まり来った。(p24.)

09-11-7
 それよりやや遡(さかのぼ)った頃、デモクラシーの名において滔々(とうとう)たる物質的利益の主張と追求とが一世を風靡(ふうび)した時、これも人並み優れた道徳家であった、亡き吉野作造博士はその独有の民本主義、人道主義の立場から、インテリの主張はもっと精神的なもっと品の良いものを含むべきことを要望したことがある。(p.64)

09-11-8
高根の花(p.66)

09-11-9
 千二百九十五字の常用漢字が国語審議会で内定したが、これは国語問題の応急薬で、国語革命の根本問題はまだ残っている。それにしても漢字を覚えるために浪費されたエネルギーが、いくらかでも学問の内容に向けられるようになるのは喜ばしい。
 朕の字は一先ず残されたが御名御璽の璽がなくなった。英語では朕に相当するウィ(アイの複数形)というのが古典的に使われることがあるが、普通には皇帝でも鍛冶屋でも「私」は「アイ」に変わりはない。朕から始まって私僕俺余予吾妾など多過ぎる。薨の字を残したのは「死」にもやはり階級制を残す気か。飢餓の字を残すとは迷惑至極。キガの事態を無くする事が先決だ。進駐の字も、民主化さえ実現すれば自然消滅する。内閣が先頭に立って反民主をやっては、進駐の字も事実も残る。(p.78)
 
09-11-10
 新憲法の口語体の文章も初めの翻訳調にくらべて非常によくなったが、まだむずかしい字がよほど残っている。たとえば福祉、隷従、払拭、威嚇、享受、拷問、弾劾、報酬、遵守、虞などである。国語審議会の常用漢字も、憲法にある字まで除くわけにゆかぬので、憲法の用字とにらみ
合わせている有り様だ。、一字でもやさしく整理してもらいたい。(p.106)

09-11-11
 水のヒーロー古橋広之進の名を知らぬ若者はいないとしても、二十代の青年男女でかつての「輝ける労農党首」の面目を知らぬ者は少なくなかろう。(p.155)

09-11-12
 沈黙している大部分の国民は、今さら東条らのカストリ的、璽光尊的迷句に酔うとは思われない。(p.179)

09-11-13
十年後には日本人の平均寿命もよほどよくなるかも知れない。(p.190)
 当時の平均寿命は、よくなったり悪くなったりしたらしい。意味はわかるけどさ。

09-11-14
(前略)パン・アメリカン・ワールド・エアウェイズは同九月から日米航路に就航しているし、(後略)(p.215)

09-11-15
五星紅旗の五星は、漢満蒙蔵回の五族を表したものかと思ったがそうではなく、一つの大きな金の星は新中国を指導する中共を象徴し、それを弧にとりまく四つの小金星は、労働、農民、小資本、民族資本の四階級を組み合わせたもので、階級国旗である。(p.258)

09-11-16
 永井瓢斎の登場で天声人語の声価は大いに上がり、洛陽の紙価を高からしめた。(p.266)


【12月】
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09-12-1
1日  亀田興毅は、もう偽悪の仮面をかぶる必要がなくなっていた。悪ぶるそぶりもなく、内藤に「素直にありがとうといいたい」と話した。(朝刊18面)

09-12-2
3日  夕刊1面の連載記事「ニッポン人脈記」のタイトルは〈「碍」の字で社会は変わる〉。中心になっているのは「障」の文字について発信を続ける豊田徳治郎さんの話。 http://d.hatena.ne.jp/tokujirou/

09-12-3
15日 この時、各一門2人ずつ理事を出していた勢力図に変化が生じ、2000年、02年まで3期連続連続投票に。(朝刊17面)

09-12-4
15日  夕刊2面にアスパラクラブ会員が選んだ干物のベストテンがのっている。
1)ホッケ(北海道・羅臼)/2)アジ(静岡・沼津)/3)シシャモ(北海道・鵡川)/4)キンメダイ(千葉・銚子)/5)イカ一夜干し(新潟・佐渡)/6)若狭ガレイ(福井・小浜)/7)タコ(兵庫・明石)/8)カワハギ(千葉・房総)/9)クサヤ(東京・新島)/10)ハタハタ(秋田・象潟)

09-12-5
17日  朝刊15面の「CM天気図」。こども店長こと加藤清史郎と、ポニョこと大橋のぞみの話。「困ったときには子どもか動物を使え」が鉄則のCM界でも、この2人の人気は突出しているらしい。2010年前半くらいまではこの流れだろうな。

09-12-6
19日 物語に息づく明るいニヒリズムが「大丈夫。君って意外に愛されてるよ」「つべこべ言わず、とにかく生きろ!」と檄(げき)を飛ばしてくれる。(朝刊40面)

09-12-7
31日  レコ大またEXILE (朝刊30面)

【2010年1月】
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10-1-1
7日
米大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に5度輝くなど、史上最高の左腕の一人と言われるランディ・ジョンソン投手(46)が5日、引退を表明した。(朝刊18面)

10-1-2
12日
よく言われる言葉の意味がこのドラマを見て腑(ふ)に落ちた。(朝刊32面)

10-1-3
14日
強烈な頭突きで当たると、ぶっとい上腕でグイッと押す。四つ相撲全盛期に、最後まで押し相撲を貫いた。(朝刊21面)

10-1-4
25日
昨年の日本勢最多勝の一人は、年6場所すべて8勝7敗の魁皇。晩年の37歳を超える人材は少ない。(朝刊12面)

●今月の読書から
『天声人語3』
10-01-5
ということは米極東軍政策の歯車の中に巻きこまれる可能性もふえるということである。(p.17)

10-01-6
戦争未亡人の貧しい人なのに、同じ恵まれない境遇の人々にあっさり気前よくお福分けをしている。(p.46)

10-01-7
長い間御苦労様でしたが、ワンマンの名をほしいままにして、やりたい放題をやってきたのだから、悔いはあるまい。(p.47)

10-01-8
 将棋のお好きな天皇さまと皇太子さまに、将棋連盟から名誉初段をさし上げようという話も、お受けにならず、投了となった。
 連盟側は先手で端歩を突いたきり、双方とも長考に入ったままだったが、王手にならず、勝負それまで。さすがの名人、高段者らも、宮中の王将に近づく定跡を知らず、側近の金銀飛車角を手に入れる法もなく、詰め手が見付からなかったらしい。まずヘボ将棋というところ。(p.77)

10-01-9
ダレスさんはノートを繰りながらパリとウィーンに使いした模様を語り(後略)(p.88)
 手元の辞書には「使い」に「使いする」の形はない。当時はこうも言ったのかな? それとも「使者」として行ったことなんだろうか。

10-01-10
朝露もしとどなもぎたてを手にした時の、掌に痛い刺の感触。あのなんともいわれぬ新鮮感が忘れられなくて、土に手をよごすのもいとわぬ気持ちになるのだ。(p.95)

10-01-11
もしも即興的な思い付きだとしたら、真夏の夜の夢でしかない。(p.103)

10-01-12
 一出版社が“円本”や“新書版”を出すと、どこもかしこも同じようなものを出して共食いするばかりが能じゃあるまい。一つの週刊雑誌が何か新しい編集方針をうちだすと、どの週刊誌もみんな真似するなんてのも見苦しい。(p.103)

10-01-13
南極には地衣類やコケやキノコ類があり、海底に水草のあることは分かっていたが、顕花植物を発見したのは非常な驚きで、地球温暖化のしるしではないかといわれる。(p.142)

10-01-14
新聞の写真を見ると、あどけない可愛い少女ばかりで、こんなばからしい騒ぎで踏みつぶされて死んだり怪我したのでは、気の毒を通りこして人生の意味がない。(p.147)

10-01-15
“乱闘も公務”になったり、連夜の“待合政治”がたたって国会の廊下で脳出血で倒れたなんてまで“公務”になりかねない。(p.153)

10-01-16
この録音の中で一人の原爆娘は言った。(p.165)

10-01-17
ことしも五月十日から愛鳥週間がはじまった。(p.171)

10-01-18
 芭蕉が「おもしろうてやがてかなしき」といったように、鵜がせっせとのんだアユを首の輪でのみこみもならず、ゲロゲロと吐き出させられるのは、すさまじきもの。(p.170)

10-01-19
かつて台湾からの帰国者は、たくさんの家財道具まで得ち帰ることを許され、まるで引っ越しのようだった。(p.174)

10-01-20
土用のうしの日はうなぎ屋の書き入れどき(p.183)

10-01-21
 p.186の〈あの頃の米ソの内幕〉。こういうのって常識なんだろうか。少なくとも当方は知らなかった。

10-01-22
先入主(p.213)

10-01-23
マラソン競走に短距離のような走り方をして、百メートルで息をきった形だ。(p.226)

10-01-24
「御存知」とは相手方につける敬語だということをゴゾンジないとみえる(p.243)

10-01-25
 電車に乗り降りする時のアナウンスは「オ乗りの方は、降りる人がすむまで、入り口を広くあけてお待ちください」というのがきまり文句のようだ。乗る方にだけオをつけて、降りる方は呼び捨てだ。オオリと重なるからだろうが、両方ともオを省いてもよかろう。オミアシ、オミオツケというごていねいなのもある。(p.244)

10-01-26
 今までは米軍におんぶしている部分も多かったわけだが、(後略)(p.280)

10-01-27
日本ても春を待つ二月に何かお祭りがほしい気もする。(p.285)

10-01-28
日本海では李ラインのおかげでアジ、サバ、カマボコ用の魚などが不自由になってきた。(p.296)

10-01-29
きょう十日から婦人週間がはじまる。(p.303)

10-01-30
といっても、二十秒に一人生まれているのだからお盛んなものだ。死亡は四十二秒に一人。三十九秒に一人の自然増である。(p.310)


【2月】
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10-2-1
3日
 管理体制も甘かった。パソコンの数は各課ごとに台帳で管理しているが、導入ソフトの種類やライセンスの有無は記載していない。(朝刊29面)

10-2-2
18日
起爆剤自任(朝刊25面)

10-2-3
19日
584与四死球は12球団でダントツの最多だった。(朝刊18面)

10-2-4
25日
25日(日本時間26日)のフリーで、日韓ライバル物語は最終章を迎える。(朝刊1面)


【3月】
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10-2-5(忘れ物)
2月28日
 震源近くは電話がほとんど通じない状態で、現地の状況ははっきりしておらず、被害は相当な規模に及んでいるおそれがある。(朝刊1面)

10-3-2
18日
「埼玉県警、ポスター回収」(夕刊15面)。誤用とは関係ないけど、一応言葉の問題なのでメモしておく。

10-3-3
21日
 生と死がせめぎ合う命の現場で奮闘する看護師に密着するドキュメンタリー。(朝刊40面)

10-3-4
22日
 都府県が主体となって建設を進める「補助ダム」のうち、前原誠司国土交通相の要請を受け入れ、建設の是非を再検証すると決めたのは、すでに建設中止を決めたものをのぞく55ダムのうち、現時点で25ダムと、全体の半数以下にとどまることが朝日新聞社の調べでわかった。(朝刊1面)

10-3-5
23日
 残念な言葉を聞いた。「全国で恥をかいた。末代までの恥。(悔しいのは)21世紀枠に負けたことです」。開星の野々村監督のコメントだ。(朝刊22面)


●今月の読書から
『お言葉ですが…9) 芭蕉のガールフレンド』高島俊男
10-3-6  p.47~のテーマは〈ケンケンガクガク?〉。

10-3-7 p.112のテーマは〈文ちゃん文ちゃん〉。

10-3-8【引用部】
 その際だいじなのは「漢字で考えない」ということですね。「字をかく」のは「書く」で「かゆいところをかく」のは「掻く」だからこれは別のことばだ、などというのはいけません。日本語の本体は漢字である、と思いこみ、何かと言えば漢字を持ち出すのは有害無益、考えまちがい、とこれは毎度申している通りです。(p.136)

10-3-9 p.145~のテーマ〈ファミレス敬語はマニュアル敬語〉。
【引用部】
〈…「こちらケチャップになります」(これからケチャップになるのか)「カレーでよろしかったでしょうか」(何故過去形?)「1000円からお預かりします」(どっからじゃい)といった、いわゆるファミレス敬語に不愉快な思いをしている人も多いだろう。実際、TBSラジオ「アクセス」でこの問題を取り上げたら……〉(p.145~146)

10-3-10 p.202~のテーマは〈佐々成政の峠越え〉。
【引用部】
西暦年次は元号に便宜的に対応させたものであり、和暦年月日から換算した年度ではない。(p.206)
 そう考えないと、西暦と和暦では微妙なズレがある。もう少し怖いことを書くと、たとえば1278年が和暦で何年なのかは、簡単には判断できない。対照表とかを見ればわかると思うが、1278年は建治4年でもあり、弘安元年でもある。正確にはどちらなのかを調べるには、もっと細かい対照表が必要になる。そこまでしている編集者やライターはどのくらいいるんだろう。

10-3-11【引用部】
 この本にかぎらず、概して日本の学者文人は説教を垂れるのが好きなようだ。日本の随筆は支那の学者の随筆を模倣したものだが、あちらのにはそんな野暮なのはめったにない。
 支那でも日本でも、随筆は読みもののなかで最も講習なものである。日本の事情は鴎外が『ヰタ・セクスアリス』で「馬琴京傳の小説を卒業すると随筆讀になるよりほかない」と言っている通りだ。説教は高級ではない。(p.230)

10-3-12【引用部】
 これは、テレビ局の人が若い熱意とテレビの威光をたよりにガムシャラに調べて書いた本である。なにぶん基礎がないこともあり、率直に言って甚だあぶなっかしい。最もいけないのは「何事も手を尽くして調べればわかる」と思いこんでいることだろう。(p.289)

10-3-13【引用部】
 金田一春彦先生が学生のころ、国語学をやりたいと父京助に相談した時京助は、それはよいがやってはいけないものが三つある、とその筆頭に語源の研究をあげた。「たいていコジつけだ、学者仲間からは相手にされない」と言ったそうである。(『父京助を語る』補訂版。ちなみにあとの二つは詩の韻律と国語系統論)。(p.291)


【4月】
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10-4-1
1日
よりが戻る(朝刊29面)
08-01-01剣記者
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08-08-04大川慎太郎記者
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-202.html
08-12-2内藤由起子記者
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10-4-2
5日
 足技の応酬に担ぎ技を交えたせめぎ合いは互角。(朝刊21面)
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10-4-3
5日
「なし崩しリーダー」が増殖(朝刊30面)
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10-4-4
9日
事業に手を出しては失敗する破天荒な父・時次郎(西田敏行=同前列左)、しっかり者の長女・政子(柴咲コウ=同後列中央)らが、貧しくとも笑顔を失わず、歴史上の人物や出来事と様々なかかわりを持ちながら生き抜いていく。(朝刊36面)
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10-4-5
9日
三浦さんの指し手は名人の手を全部否定するようで、非常に強い。(朝刊34面)

10-4-6
21日
 黒87のツギを、趙はたいそう嘆いた。(朝刊17面)

10-4-7
21日
腕に覚えのある読者なら、ぴんとくるはずだ。

10-4-8
23日
 白56が手づよい抵抗だった。(朝刊18面)

●今月の読書から
『お言葉ですが…10) ちょっとヘンだぞ四字熟語』高島俊男
10-4-9 p.17~のテーマは〈官官接待 言語道断〉。
【引用部】
 最も語数が多いらしく「類書を凌ぐ約五、六〇〇項目」といばっている三省堂編集所編『新明解四字熟語辞典』は、凡例で六分類してある。ごく圧縮してご紹介すると、�現代社会、�日本の成句、�中国典籍、�仏教語、�之(の)入り、�訓読語、である。
 右の�は「背水之陣」のように之がはいっているもの、�は「灯火可親」のような通常は訓読みするものである。この��あたりが境界線らしく、和語(訓読み)を含むものはとらない、ときめてある辞典もある。たしかにどこかで歯どめをかける必要はあるでしょうね。(p.19)

10-4-10 p.70~のテーマは〈茂吉と兼常博士の大ゲンカ〉。
【引用部】
菓子は喰ふてうまかつたら、その上何にもいふ事はありません。菓子がわかるといふやうな事は意味のない事です。音楽は耳で喰ふ菓子のやうなものです。(p.70) 
【引用部】
 もっとも、小生が好きだというくらいだから、こんな穏健なことばかり言っていた先生ではない。しょっちゅう過激なことを言っては物議をかもした。右の発言だってみようによってはかなり過激なのである。(p.70)

10-4-11 p.167~のテーマは〈補助動詞が多すぎる〉。
【引用部】
 衝撃的と申したのは、いまの人は補助動詞を多用する、むかしの人はめったにもちいない、という事実を、自分がこれまで意識したことがなかったからです。たしかに、「とんぼがとまる」は「とまっている」をも包含していたのでした。(p.169)

10-4-12 p.174~のテーマは〈連中、老中、女中〉。
【引用部】
 人を呼ぶ(指して言う)語にふくまれる敬意は時とともに減ずる。人は他人を呼ぶにしばしばその実際の身分よりすこし上の呼称をもってし、やがてそれが一般化する故である。「奥様」がよい例である。(p.178)

10-4-13【引用部】
 いま日本で、だれでも知っていて名が体をあらわしていない言葉の双璧は「小説」と「高等学校」でありましょう。(p.190)

10-4-14【引用部】
  山峡のとおく入りきていでる湯の丘のはずれにけうも親しむ(p.213)

10-4-15【引用部】
 なお日本には、マウリッツより先に織田信長が長篠で「三段射ち」をやったという話があるが、それは大ウソなのだそうですよ。(p.245)

10-4-16【引用部】
 隊員たちが幅広にきりりと締めた鉢巻の、日の丸の右(向って左)に大きな「誠」の字が見える。(p.271~272)


【5月】
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10-5-1
松井秀、記録目前
「疲れないです」(朝刊19面)

10-5-2
 注目のキムタク社長は、結果を出すために他人とはっきり一線を引く「嫌なやつ」。(朝刊32面)

10-5-3
感染、小動物も関与か(朝刊1面)

10-5-4&10-5-5
24日
“忍”の一字でじっとチャンスを待つ、三浦の辛抱強さがよく表れている。(朝刊11面)
  私はね通学団の団長よ新入生の世話が楽しみ
  むらさきのえんどうの花いっぱいよちょうになってとぶといいなあ

10-5-6
26日(水)付「天声人語」

 微妙な話をいくつか。以下は5月20日放映のテレビドラマ『素直になれなくて』から採集した。
10-5-7
奮発しちゃった

10-5-8
働きづめ

10-5-9
(取り巻き連中が)オレが捕まったら蜘蛛の子を散らすようにいなくった

オマケ※公開制限あり
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10-5-10
耳触りがいい

10-5-11
存亡の危機
 これは下記の13)参照。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-58.html

10-5-12
お蔭さま

10-5-13
極め付け
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-456.htmlの09-6-1。


【6月】
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1526848373&owner_id=5019671

10-6-1
▲2六飛で3枚目の銀を渡し、ここは森内も自信のない形勢と感じていた。(朝刊15面)

10-6-2
 そんな喫緊の対策が成功した根底には、チームに蓄積された4年間の経験がある。(朝刊1面)

10-6-3
イングランド、役者不足(朝刊35面)

10-6-4
2010年6月19日(土)付「天声人語」

10-6-5
2010年6月27日(日)付「天声人語」
「口に蜜あり腹に剣あり」

10-6-6
2010年6月29日(火)付「天声人語」


【2010年7月】
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10-7-1
ロッベンが復帰した攻撃は強さを増したが、従来の飽くなき攻撃欲は抑え、攻守のバランスに気を配っている(朝刊14面)。

10-7-2
 世界ランク2位のスペインと31位のパラグアイ。南米の一角が崩れるとすれば最も可能性の高いカードだが、期待通りの攻撃力を発揮できていないスペインにとって、堅守のパラグアイはやっかいな相手になる。(朝刊14面)

10-7-3
積極的な守備からすばやい攻めを狙うパラグアイにとって日本よりかみ合わせがいい。(朝刊14面)

10-7-4
試写を見ながら、ほおに何度も熱いものがつたった。(朝刊40面)

10-7-5
 ミュラーのヘディングシュートは、通常なら足の届く範囲でも取れない。(朝刊33面)

10-7-6
前がかりなスペインとはかみ合わせがいい。(朝刊24面)

10-7-7
 福地会長は「やっぱり相撲の灯を消したくないですよ。なにも意気がって相撲の中継をやめることが我々の本意じゃない」と理解を求めた。(朝刊39面)

 「申し上げておきますけれども、今回の措置は不祥事に伴う異例中の異例の措置。苦渋の選択ですよ」

10-7-8
右肩下がりの不透明な時代だからこそ、あえて上を向いて生きることの大切さを思い出させてくれる。(朝刊40面)

10-7-9
破天荒でも、それが新鮮(朝刊31面)

10-7-10
 一応新聞つながり。以前ちょっと書いた毎日新聞の『RT』の見本誌がポスティングされていた。こんなものがいつまで続くのだろう。
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10-7-11
コンビニ各社は、わざと入り口から遠い棚に陳列。客を店の奥まで引き入れ、長い時間店内にとどめる「マグネット(磁石)商品」にしている。ファミリーマートではこのマグネット効果もあって、最近はおにぎりの売れ行きも好調という。(朝刊12面)
 レジャーでは、プールや避暑地への日帰り旅行が人気を集める。東京23区で最大のプール「としまえん」(練馬区)では17日からの3連休の利用者数が前年比4割増。
 夏休みの国内旅行の予約も好調で、JTBによると、北海道が前年比5%増、沖縄が同8%増という。(朝刊12面)

10-7-12
 ヨタ話「バッタソフト」。


【2010年8月】
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10-8-1
5日
中央でお互い の石がせめぎ合った中盤、勝負どころを迎える。(夕刊7面)
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10-8-2
 8月からプロ試験が始まるので、気持ちを切り替えて頑張りたい。
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10-8-3
11日
千日手局から数えて、すでに100手を超えているが、両者はさらに100手以上、指しに指した。(朝刊19面)


【9月】
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【8月の忘れ物】
10-8-4
31日
 もう一つは阿部に白羽の矢を立てたアクスリアクソーン氏の「審査」だ。(夕刊11面)

10-8-5
31日
ネット見て欲しくなった(夕刊13面)

【9月】
10-9-1
2日
その体で、はるかに大きい相手を攻めては右上手の豪快な投げで倒し、守っては土俵際で根が生えたように動かず、「かかとに目がある」といわれた。(朝刊24面)

10-9-2
2日
この巡業が若三杉(後の大豪)、若秩父らの「七若」台頭をまねく。(朝刊24面)

10-9-3
18日
だが、175センチ、68キロの力士を目指すにはきゃしゃな少年に声をかける親方はなかなか現れなかった。(朝刊39面)

10-9-4
19日
すべて完璧というわけにはいかない。(朝刊38面)

10-9-5
25日
 朝刊21面に、イチローの10年連続200本安打に関するピート・ローズの談話がある。村上尚史記者。人間性がうかがえるコメントがチラホラある。


【10月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1605.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1613434796&owner_id=5019671
10-10-1
7日
亜大は東浜(2年、沖縄尚学)が粘り強い投球を展開し、青学大の福島(2年、大阪桐蔭)との投げ合いを制した。(朝刊23面)

10-10-2
7日
7回まで無失点で念願の初勝利を飾り、「うれしいです」と喜んだ。(朝刊23面)

10-10-3
8日
 その後も日曜朝の番組に出演し、世間に「喝」を入れ続けた人生だった。(朝刊25面)

10-10-4
17日
 仕事はビジネスと言い切る敏腕獣医師が、舌鋒(ぜっぽう)鋭く飼い主の痛いところをつく。(朝刊34面)


【11月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1726.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1631167853&owner_id=5019671
10-11-1
9日
映像流失 是か非か(朝刊1面)

10-11-2
9日
黒白つけがたい難しい問題。(朝刊1面)

10-11-3
9日
仮に海保の人だとすると、船長の処分が不透明な形だったことに対して義憤にかられ、確信犯的に投稿したことがうかがえる。(朝刊1面)

10-11-4
16日
「最後まで、とにかく勝つぞという気持ちだけだった。横綱の連勝を止めたけれど、実感はまだわかないですよ」(朝刊1面)

10-11-5
16日
 九州場所番付発表の1日。「誰とやっても勝つつもり。どっからでも来い」。泰然と言い放った。(朝刊19面)

10-11-6
27日
 朝刊b9面で、ファイナンシャルプランナーの八ツ井慶子さんが「お宝保険」の解説をしている。これが非常にわかりやすい。●●生命に送ってやろうか。

10-11-7
27日
 テレビ東京が8日に放映したバラエティー番組「月曜プレミア!主治医が見つかる診療所」で、野菜や果物を発酵させた酵素飲料を使用した断食の経験者として出演し、減量に成功したなどと話した女性は、その飲料を売る会社の社長だったことが26日明らかになった。(朝刊37面)


【12月】
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1648660068&owner_id=5019671

10-12-1&2
19日
 土門親子のもめ事に巻き込まれ、大けがを負った愛犬、バルザックの手術は難易度の高いものだった。(朝刊32面)

10-12-3
21日
 言葉の問題ではない。朝刊の38面に家系図作成に関する記事が出ている。無資格でつくることが行政書士法違反にあたるかが争われたとか。

10-12-4
22日
「一番警戒していた侵入ルートで感染が出た。この先を考えると、ゾッとする」(朝刊39面)


【2011年1月】
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11-01-1
11日
 初日の把瑠都に続き、魁皇と琴欧州に土がついた。横綱と優勝を争うのが大関の存在意義なのに、勝ちっ放しは初のカド番で連勝した自分だけになった。「このまま引っ張って頑張りたいですね」と言う日馬富士も、しかし、その表情は曇りがちだ。(朝刊21面)

11-01-2
11日
 稽古再開は年末から。(朝刊21面)

11-01-3
11日
他の大関陣がふがいなく、横綱が過去7敗(18勝)を喫して最も苦手とする26歳も不安な状況では、場所の興味は早々の薄まってしまう。
(朝刊21面)

11-01-4
16日
 夕食休憩入りした指了図の局面。防戦一方の三浦の心を折るような、次の一手は?(朝刊17面)

11-01-5
21日
角界の格言に「遠い上手より近くの上手」とあるように、相手の肩が邪魔で力が伝わらない。(朝刊25面)

11-01-6
22日
折れぬ日本 成長の証し
みんな心が折れそうだった。
(夕刊9面)

11-01-7
23日
勝てば勝つほど、苦しさもひとしおだよ。(朝刊19面)

11-01-8
23日
 朝刊35面。記者不明。コラムタイトルは「暮らし達人 モンジロー」でいいのだろうか。かなり大きなスペースでビジネスメールの常識を説明している。小見出しの〈件名・「以上」・♪注意〉は、「べからず集」。

11-01-9
24日
「(心が)折れてしまっては、勝てない」(朝刊19面)

11-01-10
26日
 市橋被告が26日に幻冬舎から発売する「逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録」で明らかにした。(朝刊38面)

11-01-11
27日
相手の丸山忠久九段も3勝しか挙げておらず、互いに「負けられない」戦いだ。(夕刊11面)


【2月】
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11-02-1
3日
ある親方は春場所を翌月に控えた時期の発覚に「何でこのタイミングで……」と頭を抱えた。(朝刊3面)

11-02-2
3日
 臨時理事会では、「賭博事件と関係なく、警察に立件される見通しのないメール内容がなぜ表に出るのか」「通信の秘密はないのか」と怒りをあらわにする親方もいたという。(朝刊3面)

11-02-3
3日
 過去、八百長については元力士が証言したり、週刊誌が疑惑を報じ、裁判になるなど、何度も取りざたされてきた。(朝刊3面)

11-02-4
3日
「協会存亡の危機では」と問われた理事長は「私もそういう認識でいる」と苦渋の表情で語った。(朝刊30面)

11-02-5
16日
だから相撲 だけど相撲(朝刊23面)

11-02-6
21日
 時間に余裕があった山下は7分を費やし、黒183(8の十二)とダメを詰めてあぶない橋を乗り越えた。(朝刊21面)


【3月】
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11-03-01
12日
「みなし児のバラード」(朝刊e1面)

11-03-02
14日
身重の妻亡くした美容師(朝刊14面)


【4月】
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11-04-1
4日
 昨夏の全国選手権決勝で興南(沖縄)に1―13で大敗。記憶は色あせない。(朝刊13面)

11-04-2
6日
昨季の盗塁数34は12球団で断然最下位だった。(朝刊14面)

11-04-3
27日
候補手を煮詰めてはアッサリはずされるという繰り返しに、検討陣からはため息がもれ喚声が上がった。(朝刊31面)

11-04-4
27日
「1手指したほうがよく見える」の声がここかしこから聞こえたが、個々に尋ねると封じ手以降は後手側を持ちたいという意見が大勢を占めた。(朝刊31面)

11-04-5
27日
押しも押されもせぬ球界のエースとなった男が、しみじみと振り返った(朝刊17面)

11-04-6
29日
頑張れ、とは絶対に書きたくなかった。(朝刊27面)

11-04-7
29日
 ブームを反映するように、将棋マンガも花盛り。『ハチワンダイバー』の監修を努める鈴木八段は、ストーリーに合った棋譜作りに頭を悩ます毎日だ。八段は作品中にも登場するのだが、「本物より格段に強いのにバカな勝負に明け暮れるので気恥ずかしい」と苦笑する。本局記録係の天野貴元三段(石田和雄九段門下)は『ひらけ駒!』の監修担当。こちらは将棋の魅力にハマっていく母子を描くほのぼの系である。(朝刊28面)


【5月】
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11-04-8
4月30日
最善の注意を払った。(朝刊15面)

11-05-1
4日
 4月下旬。国技館内で立ち話をしていた、ある親方の携帯電話が鳴った。(朝刊12面)

11-05-2
4日
 どうか簡単に「がんばれ」なんて言わないでください。せめて「負けるな」と、そっと肩を抱いてください。(朝刊10面)

11-05-3
4日
 著名な料理研究家の写真が出題されると「ご飯を食べる人」という珍解答が生まれ、司会の紳介は爆笑する。(朝刊18面)

11-05-4
5日
もうひとりの1敗組の山下敬吾とともに、3人が挑戦者争いを演ずると見るのが妥当だが、もつれる可能性大あり。(朝刊20面)

11-05-5
8日
KO勝利とはいえ、日本人初の3階級制覇の「実力」を証明するには役者不足だった。(朝刊21面)

11-05-6
10日
(キャプション)
約50人が避難して命をとりとめた(朝刊39面)
(見出し)
「津波避難ビル」命救う
(リード)
このビルに命を救われた住民もいる。内閣府は指定基準の見直しが必要かを検討したうえで、全国的な普及を目指す方針だ。

11-05-7
11日
これまで直接対決は5試合で互いに2勝ずつ。(朝刊25面)

11-05-8
17日
石川、由規、館山と中心となる3投手がそろって勝っている点からも、大崩れしなさそうだ。(朝刊18面)

11-05-9
26日
5年以上先発ローテーションを守り続ける勤続疲労は、否めない。(朝刊25面)

11-05-10
28日
(見出し)
来月から乗り物の一部再開(朝刊27面)
(本文)
 東京ドーム(文京区後楽)は27日、遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」にある乗り物のうち、観覧車など10機種で6月1日に営業を再開すると発表した。


【6月】
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11-06-1&2
3日
指名打者として先発から外れる機会も増えてきた。(朝刊21面)

11-06-3
3日
強力打線と救援陣の不振が要因になっている。(朝刊21面)

11-06-4
12日
白は24とカカリまで足を伸ばした。(朝刊16面)

11-06-5
12日
 自分の書いた文章で相手の共感を呼び起こすことは、実は非常に難易度が高い。(朝刊14面)

11-06-6
18日
 羽生は「私は署名するだけなので特に違和感は感じませんでした」。(朝刊14面)

11-06-7
18日
「問題ない」「ぞっと」(朝刊39面)

11-06-8
22日
 「自信があります」と胸を張るのが技の難易度を評価するDスコア。(朝刊23面)

11-06-9
23日
 第69期将棋名人戦は、森内九段が最終局を制して奪取した。朝刊2面の「ニュースがわからん!」で、7番勝負の3連勝3連敗の最終局の結果がまとめてある。

11-06-10
23日
40代は調子に違和感を感じてくる時期。(朝刊38面)

11-06-11
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2011年6月6日(月)付「天声人語」


【7月】
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11-07-1
次の一手に、検討陣はたいそう感心した。(朝刊10面)

11-07-2
永世名人対決の掉尾(ちょうび)を飾る一戦は、6月21日、22日に甲府市の「常磐ホテル」で行われた。(朝刊37面)

11-07-3
 リーグには防御率1点台に6人がひしめく。その中にあって日頃から「先発で最後まで投げ切るのが目標」と口にする最年少の22歳。ただ勝っただけでは満足しない、エースの雰囲気がある。(朝刊23面)

11-07-4
 黒35は43の置きが狙い。△の揚げ足をとった好手に見えて、実は問題だったという。(朝刊16面)

11-07-5
7月5日(火)付「天声人語」
できようか

11-07-6
7月19日(火)付「天声人語」
沢選手の話がニュースになったときに「澤」の間違いと書いていた人がたくさんいた。
〈ゴール枠の「好守備」〉
〈頼れる沢主将がすべてを元に戻した〉
「示し合わせたような右足一発」
「押しに押され」


【8月】
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11-07-7
31日
 父の非情を当てこすり、斜に構えた秀忠像が見どころの一つだ。(朝刊36面)

11-08-1
6日
 朝刊e1-e2面に「黒ネコのタンゴ」の話がのっている。南島信也記者。いやー。トリビア満載でおもしろく読ませてもらった。

11-08-2
7日
 充実一途の屋敷は、2筋を突き捨てた図の局面で温めていた新手を見せた。(朝刊26面)

11-08-3
7日
大食漢実った
持田高校新V(朝刊16面)

11-08-4
7日
食を太くして1年で約10キロ増(朝刊16面)

11-08-5
22日
語彙・読解力検定
語力検定(朝刊20面)

11-08-6
20日
 ゆえに▲1六歩のような細やかな工夫が評価されるのである。(朝刊12面)

11-08-7
24日
「せっかく新潟で投げることができたのに、いい投球をみせることができずに申し訳ないです」(朝刊24面)

11-08-8
27日
被災地で首相と接した人たちに、受け止めを聞いた。(朝刊39面)

11-08-9
27日
そんな主人公を「マイナスをプラスに変えようとする力がすごい。やると決めたら、周囲にちゃんとお願いをして意志を貫こうとする。真っすぐな生き方が好きですね」と見る。(朝刊b5面)

11-08-10
27日
 話しぶりが気さくで、良い意味で肩の力が抜けている人だ。(朝刊b5面)

11-08-11
30日
井山名人「力が及ばず」(夕刊9面)

11-08-12
31日
政争の具、やめて(朝刊39面)


【2011年9月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2160.html

11-09-1
10日
「羽生を震わせた男」の勝負勘(朝刊b1面)

11-09-2
13日
 夕刊8面。碁聖位を奪取した羽根直樹九段の記事。伊藤衆生記者。珍しい棋士で、タイトル戦で連勝や連敗を繰り返しているらしい。相撲の業界用語で「ツラ相撲」と呼ばれるヤツだが、一般にはなんて言うんだろう。

11-09-3
16日
「国語世論調査」の話。(朝刊38面)

11-09-4
 17日の「天声人語」が「国語世論調査」を取り上げている。
 これが感動的なまでに悲惨。

11-09-5
21日
 朝刊26面にマンガの書評がある。気になったのが、『BE BLUES!~青になれ~』の紹介文。
「3種類以上の球技を描くおそらく史上初のマンガ家だろう」とのこと。考え込んでしまった。

11-09-6
27日
 昭和・平成のワイドショーの中から至極のネタをよりすぐり、テーマごとのVTRを基に秋吉久美子、大島麻衣、西川史子、柳原可奈子ら“女子会”のメンバーたちがトークを繰り広げる。(朝刊18面)


【2011年10月】
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11-10-1
1日
「打たれてみれば当然でも、ちょっと気がつかないな」と検討陣は賞賛の山だった。 (朝刊25面)

11-10-2
5日
 なのに政権をとって2年、3代目の内閣になっても、「今後、検討していく」というばかり。(朝刊2面)

11-10-3&4
6日
 フィリピンで第2次世界大戦中に戦没した旧日本兵などの遺骨収集で対象外の骨が混入した可能性が指摘された問題で、事業を所管する厚生労働省は5日、現地で収集された鑑定前の遺骨に、フィリピン人や女性・子どもとみられるものが多数含まれていた、との検証結果を発表した。(朝刊1面)

 すでに日本に持ち帰られた遺骨については、フィリピン政府側の証明書があることを理由に「すべて日本兵のものと考えている」との見方を示す一方、違う骨の混入の可能性は「完全に否定できない。遺族に疑念を持たれている」とも説明。(朝刊1面)

11-10-5
 世界体操関連の記事で、「難易度」の使用例がザクザク出てきた。
技の難易度を表すDスコア(13日/朝刊26面/記者不明)
技の難度点(Dスコア)は(14日/朝刊22面/遠藤幸一)
跳馬で難易度(Dスコア)を落とし、出来栄え(Eスコア)を重視した(15日/朝刊33面/藤島真人)

11-10-5
2011年10月23日(日)付「天声人語」


【2011年11月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2222.html

11-11-1
8日
 弟子のイワシに食べ方など、箸の上げ下ろしまで口を出す角界随一のうるさ型。
(朝刊25面)

11-10-2
9日
春遠からず 吉報待つ球児(朝刊29面)

11-10-3
27日
指揮官の檄に奮起(朝刊25面)

11-11-4
2011年11月13日(日)付「天声人語」

ちゃぶ台返し、と聞いて昭和の人気野球漫画「巨人の星」を思い出す方もおられよう。
わが世代には懐かしい
「鶴の一声」
理非
疑問視する声も飛ぶ

11-11-5
2011年11月20日(日)付「天声人語」

言葉の誤用例の定番に「役不足」がある。
米兵は犯罪をおかしても基地に逃げ込めばすんだ。



【2011年12月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2300.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1809249374&owner_id=5019671

11-12-1
15日
「肝臓」と「レバー」の使い分け
カッコの使い方

11-12-2
21日
だが、これらのお金は、燃料費や廃炉の費用には使えない。(夕刊1面)

11-12-3
2011年12月3日(土)付 「天声人語」
 言葉遊びの類いを表わす言葉がいくつか出てくる。
「シャレ」「パロディー」「もじり」「本歌取り」
 ほかに「地口」「語呂合わせ」なんてのもある。たぶん「シャレ」と「ダジャレ」はまったくの別物。


【2012年1月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2301.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1818140034&owner_id=5019671

12-01-01
1日
 久保は中飛車に振ってから▲6六歩(図)と角道を止め、得意とする角交換を辞さない構えを避けた。(朝刊37面)

12-01-02
5日
 平田容疑者が出頭前の大みそかの夜、警察庁のオウム真理教特別手配容疑者の専用フリーダイヤルに電話をかけたとしている件で警視庁の捜査本部は4日、「現時点ではその記録はない」と話した。(朝刊39面)

12-01-03
7日
向井理演じる荒くれ者の英介は、降りかかる困難にハングリー精神で立ち向かう。(朝刊b6面)

12-01-04
11日
無頼の空気を漂わせる刑事に永作の不敵な笑みがよく似合う。(朝刊40面)

12-01-05~10
14日
 日本食に合うと評判な甲州種ブドウの白ワイン。(05)
 異業種からの参入者にとって、畑の借り方すらわからない。(06)
 高野さんは、故郷の荒れていくブドウ畑を憂えてブドウづくりを始めていた。(07)
 だから、ワイン好きな人は、ブドウ栽培から醸造まで一貫して取り組みたいと考える人が多い。(08)
 高野さんには時々、地元農家が高齢を理由にブドウ畑を管理してほしいという相談が舞い込む。(09)
比較的質のいいブドウが採れたり、耕作依頼が来たりする畑は傾斜地が多い。高齢になればなるほど傾斜地の作業がきつくなるためだ。(10)



【2012年2月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2340.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1826097110&owner_id=5019671

12-02-01
3日
 そんな企業がある一方、全体で見ると売り上げは右肩下がりだという。(朝刊37面)

12-02-02
11日
そして白62と足もとをすくったのが河野流小太刀のさえだった。(朝刊16面)

12-02-03
27日
■無職ランナー、特大ホームラン
 苦しかった。藤原新は足のマメとけいれんに苦しんでいた。でも、ある思いが力をくれた。「ロンドン(五輪)、(賞品の)BMW、賞金」。望み通り、400万円と副賞の車を手に入れ、五輪も確実にした。
 よく言えば「異端児」、悪く言えば「変わり者」。(朝刊1面)


【2012年3月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2363.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1834147372&owner_id=5019671

12-03-01
10日
取材中、アハハハと何度も爆笑。(朝刊16面)

12-03-02
15日
識者ら「ルールなし崩し」
ルールを決めても、発言力の大きな巨人がなし崩しにし、球界も容認してしてしまう。
(夕刊19面)

12-03-03
16日
 ぶぜんとした顔で入った風呂場から2度、叫び声が響いてきた。(朝刊25面)

12-03-04
18日
右肩下がりに備え切実
右肩下がりの時代、金銭や経済を知り、生活に生かす力は欠かせない。
(朝刊1面)

12-03-05
1日
 東京の西友赤羽店で中国産米の試食・販売があった9日、試食した和久津一子さん(70)は、違和感を感じなかった。(朝刊1面)

12-03-06
29日
彼らのようなベテランの良さは、コーチが言いにくいことを言えるところ。(朝刊別刷1面)


【2012年4月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2380.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1841632229&owner_id=5019671

12-03-06
31日
 戦後、団塊の世代と共に成長したマンガ市場だが、出版科学研究所によると昨年、マンガ雑誌の推定販売部数は16年連続で減少し、単行本売上高もここ16年で最低となった。「日本が世界に誇るコンテンツ」は足元で先細りが続いている。(夕刊be evening4面)

12-04-01
3日
 清張作品ではラストが雑なことが割とあるが、本作品は違う。“女の本性”を「これでもか!」と描き切った、まさに清張ワールド。(朝刊38面)

12-04-02
5日
在学中に白羽の矢
(朝刊28面)

12-04-03
5日
(記)(朝刊27面)

12-04-04
28日付「天声人語」
http://www.asahi.com/paper/column.html
================================引用開始
 エーゲ海のミロス島で、農夫がその大理石像を見つけたのは1820年の春。両腕は欠けるも、体重は右に、視線は左に向けて、額から伸びた鼻筋が美しい。フランスの外交官らの機略で、「ミロのビーナス」はルーブル美術館の至宝に落ち着いた▼以来、原則として門外不出である。例外は1964年、日本への旅だった。手前みそながら、仏政府にかけ合い、東京と京都で展示を企てたのは朝日新聞だ。一点のみの美術展を、172万人が訪れた▼わが国にも誇れる女神像がある。こちらは純然たる祖先の作である。山形県で20年前に出土した「縄文のビーナス」が、土偶では四つ目の国宝に決まり、きょうから上野の東京国立博物館で公開される▼4500年前、縄文中期の逸品だが、現代彫刻の趣がある。国宝に推した文化審議会は「土偶造形の一つの到達点」と評した。縄文人(びと)からの贈り物と喜ぶのは、所蔵する山形県の吉村美栄子知事だ。「豊穣(ほうじょう)の祈りや再生の意味がある土偶が国宝となり、東北の再生にもつながる」と▼ミロのビーナスの倍の歳月を知り、渡航歴はすでに本家をしのぐ。フランス、中国、ドイツ、英国をめぐり、縄文文化の豊かさを伝えてきた。文化使節としての実績は国の宝にふさわしい▼素焼きの立像に向き合えば、大胆な捨象(しゃしょう)の美を思うはずだ。次いで土の香り、祝祭のさざめきだろうか。じんわりと、五感に太古がこみ上げる。時をせき止めて、縄文の匠(たくみ)を守り通した国土に、改めて感謝したい。
================================引用終了

12-04-05
30日
 各階級ごとの世界ランキング22位に入っていない加藤と石井はロンドン五輪に出場できない。(朝刊19面)


【2012年5月】
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12-05-01
17日
目を見張るような内容。(朝刊22面)

12-05-02
26日
酸いも甘いも知り尽くした38歳左腕が最下位チームの暗い雰囲気を変えてみせた。(朝刊21面)

12-05-03
29日(朝刊1面)
「お会いする以上、乾坤一擲(けんこんいってき)だ。一期一会のつもりで説明したい」

12-05-04
30日
内閣府の関係者は「裏金が動く蓋然(がいぜん)性の高い公益申請は、認められないでしょう」と釘を刺した。(朝刊21面)

12-05-05
31日
 なし崩しに再稼働しようとしている。だが、脱原発依存の流れは変わらない。(朝刊1面)


【2012年6月】
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12-06-1
1日
 日本最古といわれる顔文字がある。「(^_^)」。1986年6月20日、パソコン通信「アスキーネット」の障害者向け電子掲示板に登場した。
 聴覚障害者団体の理事をしている若林泰志(55)が、ハンドルネーム(愛称)の下に署名のつもりで書き入れた。
(夕刊1面)

12-06-02
6日
 多くの選手が飛ばない統一球に悩む中、48本ものアーチをかけた昨年9月以来、自身3度目の4試合連発。(朝刊17面)

12-06-03
7日
「僕が支えなきゃ」貯金53万円で2700票

12-06-04
9日
アリスの『遠くで汽笛を聞きながら』の話

12-06-05
11日
 亡くなったのは、東京都東久留米市……(夕刊1面)

12-06-06
14日
後手の勝利は第6局が初めて。先手勝率はシリーズで8割を超えた。(朝刊38面)

12-06-07
15日
「一人負け」
 朝刊9面。

12-06-08
18日
 東京・浅草から橋で隅田川をこえれば、墨田区は本所。
(中略)
 隅田川の向こう、浅草は派手でいいなあ。その先にある銀座、渋谷もいいなあ。
(夕刊1面)
 
12-06-09
20日
 磯村健太郎記者。朝刊15面の剛力彩芽のインタビューに驚く。

12-06-10
23日
「敵の投手のビデオを穴が開くほど見て研究している」(朝刊18面)

12-06-11
27日
「これまでで最も厳しい場所の一つになったが、千秋楽まで優勝争いに絡めたのは良かった」(朝刊24面)


【2012年7月】
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12-07-01
1日
 8年前に妻をなくした木下圭介(豊川悦治=写真左)は、大手企業を辞めて金属加工会社に転職。仕事場の離れで7歳の娘美雨(芦田愛菜=同右)と快活に暮らしていた。(朝刊40面)

12-07-02
1日
 主題歌まで歌い、いつも通り余裕たっぷりの人気子役・芦田に触発された豊川の演技が見ものだ。(朝刊40面)

12-07-02
1日
 主題歌まで歌い、いつも通り余裕たっぷりの人気子役・芦田に触発された豊川の演技が見ものだ。(朝刊40面)

12-07-03
2日
白26と足もとをすくわれ(朝刊4面)

12-07-04
3日
 AKIRAの体つきの良さに目がいってしまう。(朝刊36面)

12-07-05
9日
大英博に日本から再び破天荒な民俗学者がやってきた。(夕刊1面)

12-07-06
12日
 ミズーリ州カンザスシティーのカウフマン・スタジアムで10日に行われたが、日本選手でただ一人、選ばれたア・リーグのダルビッシュ(レンジャーズ)に登板機会は巡ってこなかった。(朝刊27面)

12-07-07
13日
 1歳違いの両者は自他ともに認める好敵手同士(朝刊37面)

12-07-08
16日
互いの校歌も練習してきた。(朝刊38面)

12-07-09
21日
先発斎藤も、制球が高めに甘く入ったところを痛打された。(朝刊27面)

12-07-10
21日
 「子役は大成しない」「名選手、名監督にあらず」「旗手は金メダルを取れない」「子ども動物(の映画やテレビCM)には勝てない」……。(朝刊b3面)

12-07-11
31日
【女子】
57キロ級準決勝
松本薫 優勢 パピア(仏)
57キロ級決勝
松本薫 反則勝 カプリイオリウ(ルーマニア)
    5分17秒



【2012年8月】
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12-08-01
3日付「天声人語」
「ウルトラC」はすっかり定着し、辞書にも収まっている
当時の難易度はA、B、Cのみで、最難のCを超える究極の大技を意味した。

12-08-02
12日
石田は日本代表のスーツも支給されない。選手村にも入れない。(朝刊19面)

12-08-03
15日
右打者2人に対して、右腕の福は続けて外角へ制球する。(夕刊9面)

12-08-04
24日
選抜大会の決勝で計5安打を浴びた3番田村、4番北條は、9回の田村の中前安打だけに抑え込んだ。(朝刊21面)

12-08-05
24日
 29日からは渡辺明王座・竜王(28)に挑戦する王座戦五番勝負が開幕する。(朝刊37面)

12-08-06
21日付「天声人語」
 「魚というやつは面白い」と食通の魯山人(ろさんじん)は言う。「じっと目を放さずに見つめていると、なかなか焼けない。ちょっとよそ見をすると、急いで焦げたがる」。無人の領土も似ていて、政治が「放置」してきた尖閣諸島が黒煙を上げている。

12-08-07
28日
 登板過多からくる勤続疲労なのか、今年は救援投手の故障が目立つ。(夕刊9面)

12-08-08
30日
ダントツ2位のプライドがあるからね。(朝刊23面)

12-08-09
31日
絶対に落とせない一戦を任された先発ウルフ。
落とせない一戦を託された勝ち頭の内海が4回までに3失点とふるわない。(朝刊25面)


【2012年9月】
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12-09-01
1日
瀬古利彦や佐々木七恵をはじめ、陸上長距離で1980年代に多くの五輪代表が輩出した名門が、約60年の歴史に幕を閉じる。(朝刊22面)

12-09-02
6日
18歳で初タイトルを取り、天才の名をほしいままにした屋敷だが、当時と今では別人だ。(朝刊19面)

12-09-03
9日
実戦の△8六桂は文字通りの切り札だが、▲9三歩成りの飛車取りがその攻めを緩和している。(朝刊17面)

12-09-04
11日
「潮時と思った」(朝刊14面)

12-09-05
12日
抜け目なく点を取れたのは大きい。(朝刊32面)

12-09-06
15日
 今期のパ・リーグを代表する左腕同士の投げ合い。(朝刊23面)

12-09-07
16日
生き様に一本の太い芯が通った。(朝刊18面)

12-09-08
29日
「天声人語」が気になった。
【平成23年度「国語に関する世論調査」に対する疑問】
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【2012年10月】
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12-10-01
15日
 武田には、長身から投げ下ろす直球とともに、武器として大きく曲がるカーブがある。(夕刊10面)

12-10-02
13日
 日馬富士も白鵬も不知火型。この型の横綱は、なぜか長続きしないという縁起(えんぎ)の悪い言い伝えがあった。でも、白鵬は、すでに貴乃花に並ぶ歴代5位の22度の優勝を果たしていて、良くない伝説を打ち破っている。(夕刊6面)

12-10-03
17日
難易度の高い心臓手術の専門集団“チーム・バチスタ”。(朝刊26面)

12-10-04
17日
 4月から3本連続のドラマ主演となる武井咲が、破天荒で空回りな19歳を演じる。(朝刊40面)

12-10-05
20日
世論調査(よろんちょうさ)(夕刊6面)

12-10-06
20日
 世論調査でどんな項目(こうもく)を尋(たず)ねるかは年によって違(ちが)うけど、だいたい5〜10年ごとに同じ項目を聞いて、答えの変化を比(くら)べている。(夕刊6面)

12-10-07
20日
 本来は「とんでもないです」「とんでもないことでございます」と言うべき表現を「とんでもございません」と言うのも、5年前に審議会が出した「敬語(けいご)の指針(ししん)」で「問題ない」とされた。(夕刊6面)

12-10-08
20日
 慣用句(かんようく)の誤用(ごよう)も毎回話題になる。今回の調査では、本来「なよなよしている」という意味の「にやける」を「薄笑(うすわら)いを浮(う)かべている」と誤解(ごかい)している人が76%、「惜しいと思う者を手放す」と言う意味の「割愛(かつあい)する」を「不必要なものを切り捨てる」という意味で使う人が65%になった。(夕刊6面)

12-10-09
20日
 氏原さんによると、慣用句や故事成句(こじせいく)の場合は誤用が広まると本来の意味が意識され、敬語や漢字の読み方のように80%、90%までになることはないそうで、誤用が認められた例はないという。(夕刊6面)

12-10-10
23日
 菅野が敷かれたレールに乗って、プロ生活を送りたいと考えているのとは、真逆の進み方だ。(朝刊17面)

12-10-11
20日
 撮影で大変だったのは、「AKB史上最高の難易度」(大島優子さん)という28枚目のシングル「UZA」の振り付けを、AKBメンバーとサラリーマン役のダンサーたちが一緒にシンクロして踊ることでした。(朝刊18面)

12-10-12
26日
 ともに今季Bクラスに終わったオリックスと広島は1位抽選に2回も外れ、後手に回ったのは否めない。(朝刊26面)

12-10-13
30日
 成人して12年。日本酒はなんとなく敷居が高くて、飲む機会がほとんどなかった。まさかこんなにも身近で、おいしいものだとは。(朝刊12面)

12-10-14
31日
“自作自演”のピンチを切り抜け、中継ぎの柱の自信が増した。(朝刊23面)



【2012年11月】
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12-11-01
2日
将棋盤に向かってばかりだと煮詰まりやすい(朝刊21面)

12-11-02
9日
藤川は「熟慮を重ねた 末、やはり長年の目標に挑戦したいという気持ちは強く、考えが変わることはなかった」と球団を通してコメントした。(朝刊25面)

12-11-03
13日
 白鵬のように、横綱は格の違いを前面に出すことで、立ち合いを自分に合わさせる特権を握っている。(朝刊26面)

12-11-04
13日
一息にそう語ると、不機嫌そうに背中を向けた。(朝刊26面)

12-11-05
16日
「顔立ちは瓜二つでも内面は真逆」(朝刊34面)

12-11-06
17日
大相撲モスクワ公演(夕刊9面)

12-11-07
22日
白鵬豹変(朝刊23面)

12-11-08
3日
 言葉の問題ではないが、朝刊17面の「耕論──ネットで文字は売れるか」という全面記事がおもしろかったので、メモしておく。
 過激なのは中川氏の発言。
================引用開始
 私は、ネットにニュースをアップする編集者です。言葉は悪いですが、あえて言います。日々の仕事は、押し寄せるバカとの闘いです。恐ろしいことに、ネットはバカに発信力を与えてしまった。こちらのちょっとした物言いに「傷つく人がいたら、どうするんですか!」と妙な義憤にかられて怒る。騒ぎに便乗し、サイトを炎上させて喜ぶ。以前は無視しとけばよかったが、今はバカの意見が拡散する。結局、まともにやってるこっちが謝罪するはめになる。
================引用終了

 こういう意見が定説になりつつあるんだろうな。困ったことに、ほかにもいろいろなタイプのバカがいる。当方が知る例でイチバンの……(以下略)


【2012年12月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2648.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1886938819&owner_id=5019671

12-12-01
14日
存亡の危機に、同社は動揺を隠せない(朝刊1面)

12-12-02
17日
自民党が単独過半数(241議席)を大幅に上回る議席を獲得し(朝刊1面)
【ギブアップかも──過半数を大きく上回る】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1885002920&owner_id=5019671

12-12-03
17日
 これは失望の反動が生んだ、たまさかの圧勝にすぎないかもしれない。与党で再可決できると慢心し民心が離れれば、どうなる。すでに2大政党が過去一度ずつ経験した、衆院選の次に参院選で信認とりつけに失敗し政治の統治力を失う混迷が再現されかねない。(朝刊1面)

12-12-04
21日
さらには石原代表の出演が終わると開口一番「どうも石原さんは、相手によって態度を変えるようですね」。


【2013年01月】
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1891017709&owner_id=5019671

13-01-01
24日
 工夫はしている。立ち合い後のいなしを多用してみたり、仕切り前の塩まきの強さを変えてみたり。今場所は、この日も狙った前みつだ。(朝刊25面)

13-01-02
27日
「自分は煮詰め抜かないと成長できない」(朝刊25面)

13-01-03
28日
 ネタがないんで、28日付の「天声人語」を転載する。
 当方も母親が「お茶を作っているところ」は見たことがない。実家は静岡の茶農家ではないんで。これってホントの話なんだろうか。


【2013年02月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2768.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1894269268&owner_id=5019671

13-02-01
2日
「天声人語」のムチャクチャぶりがネットで評判になっていたことはすでに書いた。
【出ネ/144「凍えるピザ配達員にはキンキンの缶ビールを渡すのが感動的」 朝日新聞の感覚がズレていると話題にwwwww】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1891510081&owner_id=5019671
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2701.html


13-02-02
2日
 頭脳スポーツである将棋は一般には、40代からは選手としては下り坂というのが常識だった。しかし羽生・森内世代は七つあるタイトルのうち六つを占める。若い世代で唯一気を吐くのが渡辺だ。竜王戦では羽生を2回退け、9連覇中だ。(夕刊10面)

13-02-03
11日
 少したりとも緩むことができないとの気持ちが結城にあったのだろう。(朝刊4面)


【2013年03月】
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13-03-01
5日
「いいね!キャンパス」ってご存知ですか?(朝刊20面)
 広告。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2479.html

13-03-02
15日
三下り半(朝刊14面)

13-03-03
19日
「テレビ市場 存在薄れる日本」(朝刊1面)

13-03-04
20日
 豪放磊落というか。島根県の隠岐の島出身、隠岐の海は昔ながらのお相撲さんだ。(朝刊23面)

13-03-05
22日
 前ヤンキースの新外国人2人の獲得で貧打の代名詞を返上。(朝刊27面)
 竹園隆浩記者。楽天の戦力分析の記事。「貧打の代名詞」って何? あえていうなら「代名詞の貧打を返上」だろうな。フツーに書くなら、元々の文は〈楽天の代名詞になりつつあった「貧打」を返上〉くらいだろう。これを「貧打の代名詞を返上」と書けるか否か。

13-03-06
26日
 八百長問題で弟子を処分されたある親方は、こう漏らした。「このまま八百長問題が風化してくれることを願っていた。大相撲が持ち直してきたのに、面倒になってしまった……」(朝刊38面)


【2013年04月】
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13-04-01
22日
阿部は今季でも、調子が上がり切らない宮国に、思い切りのよさを出させるために試合途中で直球主体の配球に切り替えるなど上手にリードしている。(朝刊19面)

13-04-02
22日
近い将来、人と電脳の「頂上決戦」があるかも知れず、わくわくとはらはらが胸中でせめぎ合う(朝刊1面)


【2013年05月】
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13-05-01
7日
 上田は最強の相手の一人だったはずだ。(夕刊6面)

13-05-02
17日
 「負けは負け」。日馬富士が、ぶぜんとした表情で振り返った。(朝刊21面)

13-05-03
21日
宴の中盤、沈んだ心に追い打ちをかける一皿が出てきた。「初めて見た」と振り返るほどの大きな生け作り。優勝に向けて部屋が用意してくれたマダイだった。(朝刊21面)

13-05-04
27日
ただ京都・大阪から1時間以上かかり、所蔵品は規格書、学術書、博士論文、アジア言語資料などが主だから、これはこれで敷居が高い。(朝刊31面)

13-05-05
27日
地域図書館で使われるカバーごと透明な樹脂で覆う方式は、長期保存に向かないから、だそう。
(朝刊31面)


【2013年06月】

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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1906015474&owner_id=5019671
13-06-04
4日
「天声人語」
「なるほど」の使い方はスルー。
 この記事に関して「魔法使いにさせて下さいといって魔法使いになる」はヘンって指摘があったらしい。
 この「姑息」は誤用だろうな。

13-06-05
4日
 ↑の「天声人語」の続き。
やはり戦争を知るOB、野中広務・元幹事長も「要件から変えるのは姑息(こそく)なやり方だ」と批判している。(朝刊1面)

13-06-06
15日
現役晩年は酷使による肩痛に悩まされ、29歳で引退した。(朝刊23面)

13-06-07
16日
それまでは各球団ごとに契約しており、メーカー4社のボールが使われていた。(朝刊39面)

13-06-08
26日
一方、目立った選手はおらず、監督から「下手くそ」と言われ続けた桜美林。(朝刊28面)

13-06-09
24日
さわりだけだが、人気の神髄に触れた気がした。(朝刊23面)

13-06-10
29日
どうにも気になる口癖(朝刊b2面)


【2013年07月】
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13-07-01
3日
だが、6月11日の練習に寝坊して約1時間遅刻。(朝刊17面)

13-07-02
4日
 院長の借金といい、好青年だったジャンボの豹変(ひょうへん)ぶりといい、謎だらけ。(朝刊40面)

13-07-03
9日
 なし崩しという御旗(みはた)の下に再稼働の進軍ラッパが響く。(夕刊1面)

13-07-04
7日
きょうはノーア ウトから四球を出したりする先発投手(戸村)だから、こんなゲーム展開もありえる。(朝刊23面)

13-07-05
9日
集英社の漫画のある巻を、アマゾンが紙と電子版を同時発売したところ、紙の92日後に電子版を発売した巻と比べ、約3倍売れたと強調した。(夕刊3面)

13-07-06
12日
いい意味で期待を裏切ってほしい。(朝刊36面)

13-07-07
14日
  昨年11月の夜、ここからオフィス機器大手リコーの元社員の男性(当時46)が身を投げた。(朝刊2面)


【2013年08月】
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1910872483&owner_id=5019671

13-08-01
17日
 「2S+ポスト案」は、各ステージごとに優勝争いで盛り上がりが期待できるほか、スポンサーの獲得にもつながりやすい。(朝刊24面)

13-08-02
17日
当時のJT は優勝どころか、4強に入るのも大変な思いをしたこともあって、鳥肌が立ったことを覚えています。(朝刊22面)

13-08-03
19日
しかし、速球は19勝し、沢村賞を獲得した一昨年の方が力があった、との見方が大方だった。(朝刊19面)

13-08-04
29日
1次リーグで各チーム9試合ずつ戦い、上位5チームと開催国の日本を合わせた計6チームが決勝ラウンドに進出。(朝刊24面)

13-08-05
30日
若侍、いざ初の世界一へ(朝刊24面)


【2013年09月】
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13-09-01
8日
「天声人語」から。
================引用開始
 「黒(くろ)歴史」という言葉を最近知った。人に言えない、知られたくない過去、なかったことにしたい失敗などをいう。もともと人気アニメで使われていた用語が、意味を転じつつ俗語として広がったらしい。
================引用終了

 知らなかった。「黒歴史」って、アニメ発祥なのね。そりゃ由緒正しい言葉とは思わなかったけど、こんなに古いのか。

13-09-02
8日
「汚染水、コントロールされてる」(朝刊1面)

13-09-03
11日
初土俵から昭和期以降最速の所要3場所で幕内昇進を果たした遠藤(22)は今場所、最も注目される力士の一人だ。(朝刊23面)

13-09-04
14日
勝てばプロの道、敗者は去る 年齢制限、崖っぷちの2人対局 将棋三段リーグ
 勝者は夢をつなぎ、敗者は退会を余儀なくされる――。将棋のプロ棋士養成機関「奨励会」のリーグ最終戦で、関係者が「記憶にない」と口をそろえる「鬼勝負(おにしょうぶ…(夕刊11面)

13-09-05
17日
「天声人語」から。
枝葉を払うことの大切さは、分野によらず道を究めた第一人者がこもごも指摘している。
(朝刊1面)
余分なことは忘れた方がいい。大事なことも忘れていい。思い出せればいい。その方が独創的な発想が出てくる、と。
(朝刊1面)

13-09-06&07
21日
双方の石がせめぎ合い、石の死活も絡む局所戦が続いた。(朝刊37面)

13-09-08
「天声人語」から。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2870.html

13-09-09
26日
右辺でせめぎ合い (夕刊14面)

13-09-10
27日
なし崩し警戒(朝刊38面)

13-09-11
28日
最後まで、ぶぜんとした表情は崩さなかった。(朝刊22面)


【2013年10月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2899.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1915104626&owner_id=5019671

13-10-01
5日
 電通の調査では、ラジオの広告費は2004年にインターネットに抜かれ、右肩下がり。(夕刊12面)

13-10-02
7日
ここはありきたりだが、体操男子の大車輪の活躍に拍手を送りたい。(天声人語)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1914283617&owner_id=5019671
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2883.html

13-10-03
8日
先発投手が手にできるパ・リーグのタイトルのうち、一つだけ手にできなそうなのがある。(夕刊7面)

13-10-04
10日
この一手によって深刻なせめぎ合いと読み比べに巻き込み、名人のヨセコウの誤算と、白62(11の十四)の名手の見落としを呼んだ。(朝刊25面)

13-10-05
12日
でも競争のない「かけっこ」には疑問も感じるのだそう。(朝刊b5面)

13-10-06
15日
9月4日に開幕した第1局は、序盤から積極的に仕掛けた中村が先勝。(夕刊9面)

13-10-07
15日
中村は今期王座戦の挑戦者決定トーナメントで、佐藤康光九段(44)、森内俊之名人(43)、郷田真隆九段(42)といった「羽生世代」のトップ棋士を連破して挑戦権をつかんだ。(夕刊9面)

13-10-08
19日
独自性を問われる生き残り競争の中、大辞泉が追究するのは「生きのよさ」だ。電子版は4カ月に1回、2千~3千語を増やしている。(夕刊1面)

13-10-09
20日
〈本の舞台裏〉競争入札で出版社を選ぶ

13-10-10
21日
なかなか代役が気まらず、最後は経験豊富な38歳のベテランに白羽の矢が立った。(朝刊15面)

13-10-11
24日
強肩ぶりに定評がある。(朝刊25面)

13-10-12
27日
「家族とはいえ別の人格者」(朝刊38面)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1914822246&owner_id=5019671

13-10-13
30日
難易度は低めだが、中には意外な発見も。(朝刊40面)


【2013年11月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2900.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1916973218&owner_id=5019671

13-11-01
9日
(辞書いいね!)敬語のお辞典

13-11-02
25日
暴力団観戦問題に野球賭博事件、八百長事件と不祥事が立て続けに起き、大相撲は存亡の危機に立たされた。(朝刊13面)

13-11-03
30日
「天声人語」からいくつか。

識者の意見を聞いて議論をさらに深めるのかと思いきや、ただのアリバイ作り。(朝刊1面)

13-11-04
30日
「やり方が姑息(こそく)で拙速。法案そのものを象徴しているようだ」(朝刊1面)

13-11-04
30日
コラムニストのブルボン小林さん(41)は以前、コーラと言われて渡された麦茶を飲んで「うぇっ」と驚いた。(朝刊1面)


【2013年12月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2954.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1918873600&owner_id=5019671

13-12-01
15日
 中国では2008年、有害物質メラミンの入った中国産粉ミルクで乳児が亡くなる事件が発生。(朝刊39面)


【2014年01月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2955.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1920815972&owner_id=5019671

14-01-01
12日
〝殺しの仕事〟を引退し、老人ホームに入居した下嶋(北大路欣也)。ある夜、彼が命を奪った兄貴分の菊池(勝野洋)の幽霊が現れる。下嶋に菊池は、ホームの看護師、沙織(木南晴夏)の命を救うため、彼女と不倫関係にある医師の川西(萩原聖人)を殺す仕事を頼む。(朝刊24面)

14-01-02
18日
 実際的な挑戦権争いからの脱落と、残留を目指すせめぎ合い。(朝刊26面)

14-01-03
21日
それでも、まるで隙のない取り口で一気に押し出し、土つかずの10連勝。(朝刊21面)

14-01-04
23日?
トンネルの内部以外が車線変更禁止になるのは珍しいという。

14-01-05
29日(朝刊37面)
実際の運賃は各社ごとに国交省に申請するが、上限の運賃にする会社が多いとみられる。

14-01-06
18日(朝刊b4面)
http://www.asahi.com/articles/ASFDN64FGFDNUCFI00K.html
(be report)乱発される「大丈夫」の研究

【2014年02月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2979.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1922419500&owner_id=5019671

14-02-01
15日
 すぐれた作品は社会批評としての射程が長い。(朝刊40面)

14-02-02
19日
別の委員から「そういう物言いはおかしい」と反発する声があがり、浜田健一郎委員長がぶぜんとして「終わります」と委員会を打ち切ったという。(朝刊38面)

14-02-03
21日
 東京都の舛添要一知事は21日、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が、浅田真央選手について「大事な時には必ず転ぶんですよね」と述べたことに対し「若干困ったことだ。今後はおっしゃらない方がいいとやんわり進言したい」と苦言を呈した。(夕刊19面)

14-02-04
19日
知識や権威筋によらず自分の感性に頼り切るあたり、この人らしく潔い。(「天声人語」)

14-02-05
23日
動詞形の張るを手元の辞書でひくと、もともとは糸や布などをたるみのないように延ばしたり広げたりすることらしい(天声人語)


【2014年03月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3003.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1924102425&owner_id=5019671

14-03-01
8日
大震災 亡くなった方
(県警の発表。敬称略)
 【岩手県】水留恵(19)=大槌町
(朝刊37面)
 もう3年がたつのに、いまだにこういう記事がときどき出る。淡々と言葉に関してだけ。
たしか朝日新聞はずーっと「亡くなられた方々」と書いていたと思う。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1921.html
 今回は単数なので、「方々」が「方」になるのはわかる。しかし「亡くなられた」を「亡くなった」にした理由が不明。敬度を下げた?
 ネット検索すると、下記があった。
【東日本大震災で亡くなられた方々】
http://www.asahi.com/special/10005/namelist.html
 タイトルは「亡くなられた方々」なのに、都道府県別だと「北海道で亡くなった方々」になる。何も考えてない?


14-03-02
22日
破天荒な脇役たちの輝き(朝刊e1面)
 中島鉄郎記者。おなじみの「破天荒」。見出しにでかでかと。本文中は「ろくでもない脇役」になっている。


【2014年04月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3023.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1925701294&owner_id=5019671

14-04-01&02
4日
将棋の王道また見られる(朝刊21面)
互いに自然な手を重ね、王道を行くようで、美しいと感じます。 (朝刊21面)
【よくある誤用17── これもおなじみ 逆王手 王道 煮詰まる】
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n121351


14-04-03&04
8日
原監督も「生きが良くてすばらしい。後々にしのぎを削りあえるいい選手」と、賛辞を惜しまなかった。(朝刊26面)


【2014年05月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3028.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1927324413&owner_id=5019671

14-05-01
3日
しきりに目をしばたいて▲3七歩。(朝刊31面)


14-05-02
5日
くみしやすしと見たからではない(朝刊26面)
 春秋子記者。囲碁の観戦記。誤用なのか許容なのか、もはやわからない(泣)。


14-05-03
6日
書籍や新聞、ネットなど10以上の出典から一字一句変えずに切り張りし、かつ意味の通る内容に仕上げなければならないため、実は難易度が高い。(朝刊20面)


【2014年06月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3048.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1928792989&owner_id=5019671

14-06-01
10日
食事会で立会人の加藤一二三九段が、プロのタイトル戦で内容が悪かった棋士に「顔を洗って出直した方がいい」と言った逸話を披露し、「誤用なんだけど、僕はダメな時は顔を洗ってさっぱりした方がいいと、前向きの意味なんです」と語った。(夕刊6面)


14-06-02
14日
 NHKの朝ドラ「花子とアン」に帝大生で社会運動家の宮本龍一役で16日から登場、仲間扮する蓮子と恋に陥る。(朝刊26面)


14-06-03
1日
日本は術中にはめられていく(朝刊1面)


14-06-03
1日
誰よりも危険な存在にゴール正面に居座られ、ほかの選手や地域への注意が散漫になった。(朝刊1面)


14-06-04
16日
存分に悔しい。(朝刊1面)


14-06-05&06
17日
院生とは、プロをめざして修行する子どもたちのこと。(夕刊6面)


14-06-07&08
21日
ビール業界の競争は激しい。同時に国税当局とのせめぎあいも熾烈(しれつ)だ。(朝刊1面)


【2014年07月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3058.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1930240509&owner_id=5019671

14-07-01
6日
「お酒は少し飲みたいです」(朝刊25面)

14-07-02
15日
「ヨチヨチルーム」「保育園」から「大学院」まで様々なコーナーに分かれ、作品の難易度は、初心者向けから棋士でも容易に解けないものまで様々だ。(夕刊6面)

14-04-05
10日
 ▲3六歩が利かない唯一のタイミングで△1四角を打った屋敷の才覚に運命の女神はほほ笑みかけた。しかし次の瞬間、女神はソッポを向いてしまった。
 単に打った△4七香が敗着。女神に後ろ髪はなく、あとは行方が押し切った。(朝刊16面)

14-04-06
13日
これで2試合15回無失点。四球もそれぞれ一つずつ。(朝刊29面)

14-06-09
24日
 長く愛されている番組だが、トークの応酬の中から濃いエピソードを引き出すさんまの話術やテンポの良さは変わらず、まるで職人芸だ。(朝刊40面)

【2014年8月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3075.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1931704084&owner_id=5019671

14-08-01
26日
 お金は1口千円から募った。(夕刊7面)

14-08-02
28日
読み比べ合戦(朝刊25面)

14-08-03
28日
 アマゾンが今春、出版各社に提示し、夏から順次始めている。出版社がアマゾンに支払う販売手数料の高さ、電子書籍の品ぞろえの充実度などに応じて出版社を4ランクに分け、ランク上位の社の電子書籍をホームページ上で目立たせたり、読者の購入履歴などに応じて「おすすめ」としてメールなどで紹介しやすくしたりする仕組み。(朝刊1面)


【2014年09月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3125.html

14-09-01
6日
ただ、感染が全国的に急速に広がる可能性は少ないとみている。(朝刊1面)

14-09-02
6日
 日本での歴史をひもとくと、何度か大きなブームがあったことがわかる。(朝刊b3面)

14-09-03
10日
錦織 新時代の主役(朝刊1面)

14-09-04
10日
結果は準優勝でしたが、錦織選手はよく頑張りました。(朝刊31面)

14-09-05
20日
俺は期待半分、そして残りの半分は「へ! どーせこんなもんはよ!」とハスに構えつつ、一口かじってみた。(朝刊e3面)

14-09-06
28日
 そういう流れの中で居飛車党の渡辺が後手番で振り飛車を多用しだしたのが目を引く。(朝刊31面)

14-09-07
28日
前日は目の前の鶴竜が立ち合いの変化に自滅。(朝刊20面)

14-09-08
28日
満を持して右下手をつかむと、引きつけて一気の寄り。(朝刊20面)

14-09-09
29日
初の2時間切りも遠い未来とも言えなそうだ(朝刊13面)

14-09-10
29日
亡くなられた方々(朝刊1面)


【2014年10月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3176.html

14-10-01
3日
ここぞで一丸になれなかった。(朝刊23面)

14-10-02
6日
 バラバラなある言葉を並び替える問題や、チーム全員で力を合わせてクロスワードを埋めていく問題など計5ラウンド勝負。(朝刊36面)

14-10-03
7日
他人事ではない(朝刊24面)

14-10-04
21日
名人戦と同じ顔ぶれ(夕刊6面)


【2014年11月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3177.html

14-11-01
24日
初優勝から8年半でつかんだ大殊勲。(朝刊15面)

14-11-02
24日
千代の富士との2人の先輩と比べ、際だつのが優勝30度目以降のペース。(朝刊15面)


【2014年12月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3212.html

14-12-01
2日
ただし、難易度は高い。(朝刊21面)
 村上尚史記者(ダラス)。バスケットの記事。やはり「難度」じゃないとおかしい。


【2015年01月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3213.html
15-01-01
19日
手帳の上手な活用法 出費や体調、見える化で管理(朝刊33面)


【2015年02月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3236.html

15-02-01
8日
人気サイトが雪崩をうって参入する超人気ブリのワケ(朝刊27面)

15-02--02
10日
訳ありのメンバーを集めた史上〝最濃〟の格付けがスタートする。(朝刊22面)

15-02-03
16日
野生動物の動き、つかめ データ駆使、被害「見える化」(朝刊19面)

15-02-04
20日
真っ赤なポスターを貼りだした店が目につく。(朝刊1面)

15-02-05
20日
その行動は「爆買(ばくが)い」とも呼ばれる。(朝刊1面)


【2015年03月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3258.html

15-03-01
3日
終局後、藤井は「しょうがない。3年前にB級2組に落ちた時は『なんで落ちるんだろう』という思いもあったが、今期は内容も悪く、普通に落ちた。潮時っていうことですかね」と話した。(夕刊6面)

15-03-02
11日
栃煌山は相手が消えてしまったかのように、土俵に飛び込んでいった。(朝刊23面)

15-03-03
12日
子ども(朝刊1面&3面)

15-03-04
15日
痛めた靭帯を取り除き、健康な腱を移植する手術。(朝刊30面)

15-03-05
15日
航空券の値段(朝刊30面)
 言葉の問題ではなく、ちょっとメモ。

15-03-06
25日
内川は8年連続打率3割という右打者では落合を抜く快挙にも挑む。(朝刊23面)


【2014年04月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3278.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1925701294&owner_id=5019671

14-04-01&02
4日
将棋の王道また見られる(朝刊21面)

14-04-03&04
8日
原監督も「生きが良くてすばらしい。後々にしのぎを削りあえるいい選手」と、賛辞を惜しまなかった。(朝刊26面)


【2015年05月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3279.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942780393&owner_id=5019671

15-05-01
13日
言葉は時代で変わる

15-05-02
14日
一礼した後、駒を打つ音が部屋に響いた。(朝刊30面)

15-05-03
24日
かつてはタイトルをほしいままにしたものの、ここ1、2年はタイトルからごぶさた。(朝刊24面)

15-05-04
24日
風呂から上がり、奥の定位置に向かう際、大勢の報道陣に囲まれていた照ノ富士には一目もくれなかった。(朝刊22面)

15-05-05
25日
白鵬ぶぜん(朝刊23面)

【2015年06月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3283.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943671129&owner_id=5019671

13-10-14
理由は金属疲労。


【2015年07月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3284.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1944642161&owner_id=5019671

15-06-01
20日
絶歌は完全な独創だ。同じ字を用いた熟語でも「絶望」とか「悲歌」という既存の、地味な言葉を彼は選べない。ただの「絶望」では到底、自分の気持ちを言い表せない、と。(夕刊3面)

15-07-01
【デス・マス体の文末に変化をつける方法】〈2〉
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12047400859.html

15-07-02
 「後手の対策が進歩して、矢倉は主流の4六銀・3七桂型が組みにくくなった。そのため、名人戦で出た藤井矢倉や脇システム、急戦矢倉が増え、角換わりにする将棋も多くなった」と本局の解説、村山慈明七段は言う。(朝刊10面)

15-07-03
21日
ただ、このタイムでは、五輪は活躍できない。(朝刊13面)


【2015年08月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3299.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1945619164&owner_id=5019671
15-08-01~02
7日
 オコエ選手は3列縦隊の先頭で大きく腕を振った。「スタンドから大きな拍手がおきるたびに鳥肌が立った」と楽しんだ様子。(朝刊28面)

15-08-03~05
27日
 岩手・花巻東高の先輩、菊池との今季初の投げ合いでもあった。「相手投手は意識しない」。対戦するのはあくまで打者なんだと、平常心を装っていた21歳は試合後、「いつもより先に点をあげたくないと思っていました」と本音を明かした。(朝刊18面)


【2015年09月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3313.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1946545815&owner_id=5019671
 古いメモを発掘。

15-06-02
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12034654082.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1942748608

15-07-04
参考図、腰の高い△をとがめて、黒1と足もとをすくいたいという。(朝刊24面)

15-07-05
54と低姿勢ながら逆に白が黒の足もとをすくった形。(朝刊24面)

15-07-06
 普段から難易度の高い球を打っていれば、試合のときに楽に感じる。(朝刊22面)

15-07-07
8日
 配偶者の呼称をめぐるやり取り。「嫁」の本来の意味は「息子の妻」じゃなかったっけ。そこにふれなくていいのだろうか。一般には「嫁」⇔「婿」で、「家内」⇔「主人」では。なぜ、「嫁」「主人」を並べて考えるのだろう。これじゃネットの蒟蒻問答とかわらない(泣)。

15-09-01
しかも、野球賭博や八百長問題など不祥事が続き、大相撲存亡の危機の時には一人横綱として責任を背負ってきた。(朝刊23面)

15-09-02~04
24日
スコットランドは試合開始から油断も隙もなく、まなじりを決して挑んできた。(朝刊17面)


【2015年10月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3327.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1947439446&owner_id=5019671

15-09-05
28日
これについて横綱は、前半戦から左肩が痛んでいたことを明かし(後略)(夕刊9面)

15-10-01
3日
 現在、日常会話で「きがえる」と言う人が圧倒的に多い。が、今でもズボンや靴を「はきかえる」ように、上着も正式には「きかえる」だった。(朝刊b3面)

15-10-02
3日
難易度が高いなあ」(朝刊24面)

15-10-03
14日
 首位打者の川端、最多本塁打の山田、最多打点の畠山が並ぶヤクルト打線は強力だ。だが、巨人戦はチーム打率2割2分5厘に抑えられた。(朝刊18面)

15-10-04
24日
大リーグ史上最長
現役最長(朝刊b4面)

15-10-05
30日
 堂々と、力強く。日本一に王手がかかった一戦でも、その投げ様は全くぶれなかった。(朝刊25面)


【2015年11月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3348.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1948260576&owner_id=5019671
15-11-01
7日
一方で何が起こってもいいようにと、回しを締め直したのは覚えている。(朝刊23面)

15-11-02
10日
訂正して、おわびします
 ▲8日付歌壇俳壇面で長谷川櫂選の2句目「訪れるものとても無き鵙(もず)の贅」の「贅」は「贄(にえ)」の誤りでした。選評を含め、編集部が入力する際に間違えました。」(朝刊38面)

15-11-03
22日
白鵬の変化にぶぜん。(朝刊22面)

15-11-04
29日
 28日の日記で書いた羽生選手の記事。
【血がにじむような練習──ちょっとしたケガでも血くらいにじむ(←オイ!)】
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12100788478.html


【2015年12月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3349.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1949085757&owner_id=5019671

15-12-01
13日
「名人」の称号を名乗る棋士は、毎回およそ2年がかりで決まっている。(朝刊34面)

15-12-02
26日
恥じらいなんてかなぐり捨て、何よりも笑いを!と、顔をゆがめ、はっちゃきに跳び、走り、動く。プロ中のプロ。私はこういうプロな仕事が大好きだ。(朝刊30面)

15-12-04
28日
ビートたけし演じる談志=写真右=の、弟子への破天荒な指導が談春(二宮和也=堂左)の視点で語られる。(朝刊28面)

15-12-05
28日
彼がギャフンと言わされる場面には胸がすいた。(朝刊28面)

15-12-06
28日
 最初のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプで着氷に失敗しても、浅田の心は切れない(朝刊13面)

15-12-07
5日
(朝刊b3)
(ことばの食感)熱情のタンゴ? 中村明


【2016年01月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3350.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1949966347&owner_id=5019671
16-01-01
25日
日本人力士の優勝は、2006年は初場所の大関栃東以来、10年ぶり。(朝刊1面)
 竹園隆浩記者。資料として。


【2016年02月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3351.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950710087&owner_id=5019671
16-02-01
1日
福士は日本陸上競技連盟が定めた派遣設定記録の2時間22分30秒を切り、初のマラソンでの五輪代表入りに大きく前進した。(朝刊15面)

16-02-02
5日
破天荒「勉強しなくていい」(朝刊27面)

16-02-03
14日
 今季開幕前に改修されたジャップ台の助走路は、近年多い長くなだらかなタイプとは「真逆」(高梨)。(朝刊23面)


【2016年03月~06月】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3373.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1954466822&owner_id=5019671

16-03-01&02
10日
 米IT企業グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界で最も強い棋士の一人、韓国の李世ドル(イセドル)九段(33)の第1局対決が9日午後、ソウル市内のホテルで行われ、アルファ碁が勝利した。対局は15日まで全5戦行われる。(朝刊37面)

16-03-03
10日
世界トップレベルに1戦でも勝ったということは、チェスや将棋に続き、人工知能にとってより難易度の高い囲碁でも人間のプロに追いついたということだ。(朝刊37面)

16-03-04
11日
ずっと、このボールでやっていくんだと思えば違和感は感じない。(夕刊10面)

16-03-05
13日
 米IT企業グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界で最も強い棋士の一人、韓国の李世ドル(イセドル)九段(33)の第3局が12日午後、ソウル市内のホテルで行われ、アルファ碁が3連勝した。(朝刊1面)

16-03-06
25日
セは6球団の監督がすべて40代とフレッシュな顔ぶれになり、どんなカラーを打ち出すか。(別刷り1面)

16-03-07
25日
全員が40代以下となったのは1980年以来、実に36年ぶりらしい。(別刷り1面)


【2016年04月】
16-04-01
16日
4月に入ってから4得点以上は12試合目で初めてだ。(朝刊16面)


【2016年05月】
16-05-01
1日
 冬のある日、「4月からハシモトさんの番組をやるぞ」と上司から告げられ、思わず「どのハシモトさんですか?」。昨年12月に政界引退した橋下徹氏。「橋下さん司会でバラエティー」「相方は羽鳥慎一さん」決まっていたのはこれだけでした。
 とりあえず大阪へ。これまでの報道イメージから「怖い人だったらどうしよう」とビクビクしながらレストランで打ち合わせ開始。しかし橋下さんは終始穏やかな口調で、和気あいあいとした雰囲気。気になるニュースの話からご家庭の話にもなり、一番盛り上がったのは「飼っているカメが大きくなって、育てる場所に困っている」という話でした。
 政治家時代も365日怒ってたわけじゃないんですよ、と橋下さん。そんな中、お店の方が私たちを見て「今日は随分と若い政治家さんですね」と。「いえテレビ局です」と答えると、「では記者さん」。やはり橋下さんと言えばまだまだそんな硬派なイメージ。「これからバラエティーを作るんだ」という使命に、身が引き締まる思いがしました。(ゼネラルプロデューサー)
      ◇
 テレビ朝日系の番組の舞台裏を、制作者が紹介します。(朝刊22面)

16-05-02
7日
村山さんの生き様には普遍的に人の心に訴えるものがある。(夕刊8面)

16-05-03
16日
更なる猛稽古の日々へ(朝刊15面)

16-05-04
16日
 まずは需要を探すことからと鉄郎に助言された常子は、猪突(ちょとつ)猛進にネタになりそうなものを探し回る。(朝刊20面)


【2016年06月】
16-06-01
17日
雨に動ぜず野村8勝(朝刊19面)

【2017年07月12日の朝日新聞から】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3417.html

【2019年6月8日の朝日新聞から】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3450.html

【2019年07月20日の朝日新聞から】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3449.html

【2019年10月31日の朝日新聞から 高評価 好評価】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3451.html

テーマ : 読書メモ
ジャンル : 本・雑誌

指示語の減らし方(P135〜149)

お品書きは下記。
【赤い本(ここがヘンだよ『日本語練習帳』)からの抜粋一覧】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2336.html

●一文を短くすると指示語は減らせない(赤い本のP135〜149)

【練習問題12】
 指示語が目立つ文章がなぜわかりにくくなるのか、理由を考えてください。

 多くの「文章読本」のなかには、「指示語を減らしなさい」と書かれています。たしかに、指示語が多い文章はわかりにくくなりがちですが、一文を短くすると指示語は減らせません。
「一文を短くしなさい」という一方で「指示語を減らしなさい」というのは、理不尽なお題目です。本当にそんなことができる方法があるのなら、教えてほしいと思います。
 一文が極端に短い文章の例として★ページで取りあげた文章を、もう一度見てみましょう。

 〈原文1〉(一文を短くしたために指示語や同語の繰り返しが目立つ)
 本書では、わかりやすくて読みやすい文章を「明文」と表記します。この「明文」を書くためのヒントを示すことが、本書の目的です。しかも、できるだけ具体的なヒントを示すことを心がけたいと思います。

 一文を短くすると、前の文と同じ言葉を繰り返すことが多くなり、文章がクドくてヘンな感じになります。それを避けるために、必然的に指示語を使うことが多くなるはずです。「指示語は使わずに同じ言葉を繰り返せ」と教えている「文章読本」もありますが、さすがにそこまで徹底してしまうのは乱暴でしょう。指示語が目立つ文章よりはマシかもしれませんが、クドい感じになってしまいます。同じ言葉を繰り返すべきか、指示語を使うべきかは一概には決められない問題です。
〈原文1〉を、同じ言葉を繰り返さないように、指示語を使って書きかえてみます。

 〈書きかえ文1-1〉(同語の繰り返しをなくすために、指示語にかえた例)
 本書では、わかりやすくて読みやすい文章を「明文」と表記します。これを書くためのヒントを示すことが、この本の目的です。しかも、できるだけ具体的なそれを心がけたいと思います。

 文章の中に指示語が出てくると、指している言葉や内容を前の文章に戻って確認することになります。何を指しているのかが明らかな場合は、ほとんど無意識のうちに確認できるので、指示語を使っても問題はありません。しかし、〈書きかえ文1-1〉のように指示語の数がふえてくると、意識的な確認作業が必要になってきます。
 指示語を減らす具体的な方法についてはあとでふれるとして、もう一度〈書きかえ文1-1〉を見てください。指示語が目立つことを別にすれば、さほどわかりにくくはなっていません。これは、一文が短いからです。単純に結合して、一文にしてみましょう。

 〈書きかえ文1-2〉(指示語を残したまま、全体を一文にした例)
 本書では、わかりやすくて読みやすい文章を「明文」と表記し、これを書くためのヒントを示すことが、この本の目的であり、しかも、できるだけ具体的なそれを心がけたいと思います。

「悪文」の見本のような文章で、それぞれの指示語が何を指しているかがわかりにくいため、文全体の意味もわかりにくくなります。ここまで例文で示したことをまとめると、次の2つのことがいえそうです。
  ・一文が短い文章は、指示語を使っても意味がわかりにくくはならない
  ・一文が長い文章は、指示語がふえるとわかりにくくなりやすい
 このことから、指示語の使い方の原則が推察できます。それは、原則として「一文が長いときにはできるだけ指示語を使わない」ことです。逆にいうと、指示語を使えば、〈書きかえ文1-2〉のように一文をいくらでも長くできます。

●「主述の入れかえ」で指示語を減らす
 次の例文を見てください。

 〈原文2〉
「文章読本」は、「文章の内容」のことをまっ先に取りあげるべきで、それをないがしろにして小手先のテクニックの解説に終始すると説得力がなく、この点が本書の大きな欠点になっているのかもしれません。

 このように、一文の中に指示語が何回も出てきてわかりにくいときには、指示語が出てくるところで文を分割してしまうと、意味がわかりやすくなります(便宜上、分割した各文に番号をつけて改行します)。

 〈書きかえ文2-1〉(指示語が出てくるところで文を分割した例)
1)「文章読本」は、「文章の内容」のことをまっ先に取りあげるべきです。
2)それをないがしろにして小手先のテクニックの解説に終始すると、説得力がなくなります。
3)この点が、本書の大きな欠点になっているのかもしれません。

 こうすれば、〈原文2〉よりもマシになります。
 本書で繰り返してきたように、一文を短くすると問題が出ることがありますが、〈書きかえ文2-1〉のようにそれぞれの単文がある程度の長さをもっている場合には、このままでも問題はないと思います。指示語が目立つことが気になるなら、消してしまうことも可能です。

 〈書きかえ文2-2A〉(1)2)を結合して指示語を消した例)
1)2)「文章読本」は、まっ先に取りあげるべき「文章の内容」のことをないがしろにして小手先のテクニックの解説に終始すると、説得力がなくなります。
3)この点が、本書の大きな欠点になっているのかもしれません。
〈書きかえ文2-2B〉(2)3)を結合して指示語を消した例)
1)「文章読本」は、「文章の内容」のことをまっ先に取りあげるべきです。
2)それをないがしろにして小手先のテクニックの解説に終始しているために説得力がない点が、本書の大きな欠点になっているのかもしれません。

〈書きかえ文2-2A〉では、1)と2)を結合するために、1)の文の語順を入れかえています。本書をここまでお読みいただいたかたならお気づきでしょうが、これは文末に変化をつけるときに使った「主述の入れかえ」です。〈書きかえ文2-1〉の1)の文をいったん次のような形にすれば、もっとはっきりします(この場合は、「主述の入れかえ」をしても文末は両方ともデスになっています)。

 〈原文3〉
「文章読本」は、「文章の内容」のことをまっ先に取りあげるべきです。それをないがしろにして……
〈書きかえ文3〉(はじめの文の「主述の入れかえ」をした例)
「文章読本」がまっ先に取りあげるべきなのは、「文章の内容」のことです。それをないがしろにして……

 この変形ができれば、あとは少し言葉を修正するだけで、次の文のはじめにある「それ」が消せます。
 この場合は、「それ」が「文章の内容」なので、この手続きが必要でした。仮に次の〈原文4〉ように指示語が前の文全体を指しているなら、「主述の入れかえ」をする必要はありません。

 〈原文4〉
「文章読本」は、「文章の内容」のことをまっ先に取りあげるべきです。そのわかりきったことをないがしろにして、文章のことは語れません。
〈書きかえ文4〉(前の文全体を受けていた指示語を消した例)
「文章読本」は「文章の内容」のことをまっ先に取りあげるべき、というわかりきったことをないがしろにして、文章のことは語れません。

〈原文2〉の話に戻ります。
〈書きかえ文2-2B〉で2)と3)を結合した方法は、とくに説明しなくてもわかるはずです。
〈書きかえ文2-2A〉と〈書きかえ文2-2B〉の手法を併用して少し言葉をかえれば、指示語のない一文にすることもできなくはありません。

 〈書きかえ文2-2C〉(1)2)3)を結合して指示語を消した例)
1)2)3)「文章読本」がまっ先に取りあげるべき「文章の内容」のことをないがしろにして、小手先のテクニックの解説に終始しているために説得力がない点が、本書の大きな欠点になっているのかもしれません。

 しかし、この場合は一文が長めの3単文で構成されることになるので、多少わかりにくい文になります。言葉づかいももたつき気味なので、少し言葉を削って一文を短くする工夫が必要です。それほどの手間をかけるぐらいなら、指示語を2つとも残して全体を3つの文のままにしておくか、指示語を1つ消して2つの文にするほうがよいと思います。
 ここでは、説明のために指示語のところでいったん文章を分割してから結合しました。実際には、文中の指示語を消すのにこのようなめんどうな手続きを踏む必要はありません。慣れてくると、実に簡単な作業であることがわかるはずです。文章を書いていて「指示語が多くなった」と感じたらぜひやってみてください。
 最後に、この項のはじめにあげた〈書きかえ文1-1〉と第2章の冒頭の文をもう一度並べて見ます。〈書きかえ文1-1〉も、指示語を消してムダな言葉を削っていくと、第2章の冒頭の文に戻ります(もともとはこの文を細かく分割して作ったのが〈書きかえ文1-1〉ですから、当然のことです)。基本的にはこの項で書いた「主述の入れかえ」などを繰り返せばよいのですが、細かな説明は煩雑になるので省略します。

 〈書きかえ文1-1〉(同語の繰り返しをなくすために、指示語にかえた例)
 本書では、わかりやすくて読みやすい文章を「明文」と表記します。これを書くためのヒントを示すことが、この本の目的です。しかも、できるだけ具体的なそれを心がけたいと思います。
〈第2章の冒頭の文〉
 本書の目的は、わかりやすくて読みやすい「明文」を書くためのヒントを、できるだけ具体的に示すことです。


【Coffee Break】

「同じ文の中の言葉を指す指示語は使わない」を原則にしたいが……
 本文では、指示語の使い方の原則を「一文が長いときにはできるだけ指示語を使わない」にしました。これはあいまいさが残る表現です。当初は「前の文の言葉や内容を指す指示語以外は使わない」を原則にする予定でした。同じ文の中の言葉や内容を指す指示語が諸悪の根源なので、すべて消してしまえばよいと思ったからです。しかし、これを原則にするとあまりにも例外が多くなるので、断念しました。
 たとえば、無理に指示語を消そうとすると、ヘンな文になってしまうことがあります。

  〈原文1〉
  彼はヘンだと言うが、私はそうは思いません。
  〈書きかえ文1-1〉(指示語を消すためにわかりにくい文になった例)
  彼が言うようにヘンだ、とは私は思いません。
  〈書きかえ文1-2〉(指示語を消すために大幅に書きかえた例)
  「ヘンだ」という彼の意見に、私は同意できません。

〈書きかえ文1-1〉はかなりヘンで、こんな書きかえをするぐらいなら、もとの文のままにしておくほうがマシです。〈原文1〉のように短い文なら、指示語を使っても何も問題はありません。
〈書きかえ文1-1〉で彼の意見の内容がわかりにくくなっている原因は「ように+否定形」が使われていることです。〈書きかえ文1-2〉と書けば誤解される心配がない、と説明するためには、「ように+否定形」の話をしなければならなくなり、横道にそれてしまいます(「ように+否定形」に関しては★ページ参照)。
 ヘンな文にはならなくても、ニュアンスがかわってしまうので、単純に指示語を消してはいけないと思われる場合もあります。

  〈原文2〉
  指示語は悪文の原因ともいわれますが、それは誤解です。
  〈書きかえ文2〉(指示語を消した例)
  指示語が悪文の原因ともいわれるのは誤解です。

〈原文2〉を〈書きかえ文2〉にするとなぜニュアンスがかわるのかは、うまく説明できません。おそらく、〈原文2〉にある強調の意味合いがなくなってしまうからです。
 ところが、文が長くなるとこのように書きかえてもよい気がしてきます。

 〈原文3〉
 指示語は悪文の原因ともいわれますが、それは誤解で、使い方さえ間違えなければそうはなりません。
〈書きかえ文3-1〉(「それ」を消した例)
 指示語が悪文の原因ともいわれるのは誤解で、使い方さえ間違えなければそうはなりません。
〈書きかえ文3-2〉(「そう」も消した例)
 指示語が悪文の原因ともいわれるのは、不適切な使い方をされることが多いために生まれた誤解です。

〈書きかえ文3-1〉は、〈書きかえ文2〉ほどニュアンスがかわっていない気がします。
〈原文3〉には2つの指示語が使われていて、〈書きかえ文3-1〉ではまだ残っている「そう」を消すのは困難です(「そう」が「使い方……」で始まる文の文頭にはなく、文中に埋もれているためと思われますが、正確なところはわかりません)。強引に〈書きかえ文3-2〉の形にはできても、書きかえ方がうまく説明できません。
 ほかにも例外はありましたが、決定打になったのは、次のような用例です。

 〈原文4〉
 指示語が悪文の原因になるとはいっても、その便利さを考えるとやみくもに排除はできません。
〈書きかえ文4〉(指示語を消した例)
  指示語が悪文の原因になるとはいっても、便利さを考えるとやみくもに排除はできません。

 ここで使われている「その」は、文頭の「指示語」のことを指しています。このまま消して〈書きかえ文4〉にしても、文の意味はかわりません。それなら意味のない指示語として取り除いてしまえばよいとは思います。しかし、困ってしまうのは〈原文4〉のほうが〈書きかえ文4〉よりも文の「リズム」がよく感じられることです。
「リズム」の善し悪しの話は感覚の問題なので、論理的には説明できません。かといって、「なくても意味が通じるなら取り除いたほうがいい」と主張することにも無理を感じました。
「同じ文の中の言葉を指す指示語は使わない」ほうがよいとは思っています。しかし、こんなに例外が多いと原則にすることもできず、奥歯にものが挟まっているような説明になってしまいました。

「主述の入れかえ」の応用例として下記をあげておく。
【「主述の入れかえ」の応用例〈1〉〈2〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3378.html

文末に変化をつける方法(赤い本P110〜134)

お品書きは下記。
【赤い本(ここがヘンだよ『日本語練習帳』)からの抜粋一覧】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2336.html

●言葉をかえて文末に変化をつける(赤い本P110〜134)
【練習問題8】
「〜いると思います」のいう表現を、別な表現に書きかえてください。

 文末に変化をつけるためのもっとも簡単な方法は、語彙をふやすことです。
 一例だけあげておきましょう。本書でたびたび用いてきた表現なので、お気づきのかたもいると思います。このような小手先のテクニックを、「語彙」などというとおしかりを受けるかもしれませんが。
 たったいま使った「〜いると思います」という表現は、次のように書きかえることができます。
  〜いると予想されます
  〜いると思われます
  〜いることでしょう
  〜いるでしょう
  〜いるはずです
  〜いる気がします
  〜いるかもしれません
 ほかにもいろいろな表現がありますが、これ以上並べるのはやめておきます(「〜いると思います」が、「〜ヘンだと思います」なら、多少書きかえ方がかわってきます)。
 こういう安易な書きかえは、言葉の厳密な意味を尊重されるかたにはおすすめできません。当然のことながら、ここに並べた言葉はそれぞれ意味が違っているからです。個人的には、後ろのほうの表現ほどクダけた感じになる気がしても、「意味に大きな違いはないことが多い」と割り切ることにしています。
 注目していただきたいのは、この表現のなかに、マス、デス、ショウ、マセンの4種類の文末が含まれていることです。つまり、言葉の厳密な意味にこだわらなければ、前後の文末に応じて4つのなかから自由に選べることになります。本書をここまでお読みになったかたなら、これがどれだけ便利なことかおわかりいただけるはずです。たとえば、次のような使い方をしています。

 〈原文〉(文末に「〜と思います」が続く文章)
 文末が単調になると、文章も単調になると思います。それを防ぐには、文末に変化をつければよいと思います。そのためには、語彙をふやすのがもっとも簡単な方法だと思います。
〈書きかえ文〉(言葉をかえて文末に変化をつけた文章)
 文末が単調になると、文章も単調になると思います。それを防ぐには、文末に変化をつければよいでしょう。そのためには、語彙をふやすのがもっとも簡単な方法かもしれません。

 ちなみに、本書では不要と思われるデショウも使われています。これも文末に変化をつけるための苦肉の策とお許しください。このほかにも文章がヘンになっているところは、たいてい文末に変化をつけるために表現をかえているところです。文末に注意して読むと、変化をつけるためのヒントになるかもしれません。
 語彙を豊富にするのは文末に変化をつけるひとつの便法ではあります。しかし、しょせん小細工にすぎません。ここで例にあげた「〜と思います」の場合はいろいろな文末に書きかえられますが、別な言葉にかえても文末はかわらないことが多いからです。



体言止めの使い方

●「終わりよりは始まりに」「長い文よりは短い文に」

【練習問題9】
 体言止めにはいくつかの種類があり、それぞれ性質が少し違います。体言止めの種類を2つあげてください。

 文末に変化をつける方法のひとつに、体言止めがあります。
 ただし、「名詞+デス」の形が続くのを防ぐために体言止めを使うのは、あまりおすすめできる方法ではありません。根本的な解決策は次項で紹介しますが、その前にしておきたいのは、体言止めの使い方の話です。
 体言止めの使い方は論理的に説明するのがむずかしく、ほとんどが経験則に基づいた記述であることを、あらかじめお断りしておきます。そのため、ほかの項目以上に例外が多くなるはずです。
 念のために、体言止めの辞書的な意味を確認しておきましょう。
 体言とは、名詞、代名詞の総称で、副詞などを含めることもあります。通常なら文末の体言の直後につくデスやデシタなどを省略した形が体言止めです。体言止めにはいくつかの形がありますが、ここでは3つに分けて考えます。
  1)後ろのデス(デシタ)が省略されている形
   例 体言とは名詞、代名詞などの総称のこと。
  2)後ろのシマス(シマシタ)が省略されている形
   例 自然の美しさを実感。
  3)「倒置」によって生じた形
   例 東京郊外のターミナル住宅地、二子玉川園。
 この3つのうち、よく目にするのは1)の形です。
 第1章で、「体言止めは、デス・マス体の文章にはなじみにくいのではないでしょうか」と書いたのは、あくまでも個人的な感覚にすぎません。極論すると、文末に来るデスはすべて取っても構わないとさえ思っています。自分でデアル体の文章を書くときには、デアルやダは音の響きが強すぎる気がするので極力使わないようにしているぐらいです。しかし、体言止めが連続する文章は、箇条書きのようなヘンな印象になります。
 では、体言止めはどのように使えばよいのでしょうか。次の3つの例文を比べてみてください。

 1)まず体言止めの問題。この問題を論理的に説明するには工夫が必要です。なかなかひと筋縄には行きません。
 2)まず体言止めの問題。この問題を論理的に説明するには工夫が必要。なかなかひと筋縄には行きません。
 3)まず体言止めの問題です。この問題を論理的に説明するには工夫が必要。なかなかひと筋縄には行きません。

 おそらく、3つの文章のうちでもっとも自然なのは1)です。2)のように、体言止めが続く形は避けるべきでしょう。3)が1)に比べてなぜヘンなのかをあえて説明すると、体言止めには次の性質があるからだと思います。
  ・文章中にあるよりも、文章の始まりにあるほうが自然
  ・長い文で使うよりも、短い文で使うほうが自然
 この2つを原則にするとよさそうです。ここで「文章の始まり」と書いたのは、全体の始まりのことだけではありません。小見出しや改行の直後の文章の始まりも、全体の始まりに準じます。
 少しヘンな感じになることが多いのは、文章の終わりにある体言止めです。付け加えるニュアンスの一文(注意書きなど)を最後に添える場合を別にすると、尻切れトンボの印象になってしまうことがあります。余韻の残ることが多い「変則形の文末」(★ページ参照)が文章の終わりに向くのと対照的です。
 2)は後ろのシマス(シマシタ)が省略された形でやや特殊ですが、新聞ではよく見かけます。デス・マス体の文章で使われることはほとんどないため、後ろのスル、シタが省略された形というほうが正確かもしれません。タイトルや小見出しなど、字数が極端に制限されるとき以外に使うと、言葉足らずの印象になります。
 たとえば、先に比べた例文の最初の一文を「まず体言止めの問題から開始」にしても問題はないのかもしれませんが、安易に使わないほうが無難です。この形は、新聞の文章のなかでお手本に向かない例のひとつだと思います(新聞の文章に関しては★ページ参照)。
 3)は「二子玉川園は東京郊外のターミナル住宅地です。」の主語である「二子玉川園」を、後ろに移動したと考えられる形です。「倒置」によって生じた形というのは妥当な表現ではありませんが、便宜上こう呼んでおきます。1)と違い、文末に省略されているはずのデスが加えられません。この形の文は、文章の途中では使いにくく感じられるのに、なぜか文章の始まりにもってくるとヘンではなくなります。さらに、ふつうは長い文章の文末を体言止めにするのはおすすめできないのに、3)の形は多少長くてもおかしくなりません。


【Coffee Break】

「倒置」による体言止めがもつ不思議な特徴
 体言止めの3)としてあげた「倒置」によって生じた形がどういう性質をもっているのか、気にはしながらもわからないままになっています。感覚的な問題なので例文をあげながら見ていきましょう(デス・マス体の文章で体言止めを使うと違和感があるので、以下の例文はすべてデアル体にします)

 〈原文1〉(「倒置」によって生じた体言止め)
1)ターミナル住宅地、二子玉川園。東京郊外にあり、東急線の新玉川線、田園都市線、大井町線が集結している。駅前には、街のイメージにふさわしい近代的な大型ショッピングセンターが建つ。
2)東京郊外のターミナル住宅地、二子玉川園。東急線の新玉川線、田園都市線、大井町線が集結し、駅前には街のイメージにふさわしい近代的な大型ショッピングセンターが建つ。
3)東急線の新玉川線、田園都市線、大井町線が集結している東京郊外のターミナル住宅地、二子玉川園。駅前には、街のイメージにふさわしい近代的な大型ショッピングセンターが建つ。
4)東急線の新玉川線、田園都市線、大井町線が集結している東京郊外のターミナル住宅地であり、駅前には街のイメージにふさわしい近代的な大型ショッピングセンターが建つ二子玉川園。

 1)は「倒置」の部分が短いために、ヘンになっています。短いためというより、単語が2つ並んでいるだけにも見えるせいです。もっと文字数は少なくても、「若者の街、渋谷。」ならほとんど問題はありません。2)と3)のどちらが自然に感じられるのかは微妙で、強いていえば3)のほうがほんの少しマシかもしれない、という程度のことです。4)は一文が長くなったのでややわかりにくくなっています。しかし、ここまで長くなっているのに、体言止めを使ってもヘンではありません。
 1)〜3)の最初の文は、「倒置」ではない体言止めの形にもできます。

 〈書きかえ文1〉(「倒置」ではない体言止めに書きかえた例)
1)二子玉川園はターミナル住宅地。東京郊外にあり……
2)二子玉川園は東京郊外のターミナル住宅地。東急線の……
3)二子玉川園は東急線の新玉川線、田園都市線、大井町線が集結している東京郊外のターミナル住宅地。駅前には……

 1)は「倒置」のときと同様の理由でヘンです。やはり、「渋谷は若者の街。」ならややマシになります。2)がもっとも自然で、3)は体言止めを使うには一文が長すぎる感じがあり、文末にデアルをつけたいところです。
 ただし、体言止めにするか否かとは別の問題で、書かれている内容を考えると、〈書きかえ文1〉の1)〜3)はいずれもヘンな感じがします。至極当然のことをわざわざ説明しているような印象になるからです。それが「倒置」の文にするとヘンではなくなります。
 見た目はよく似ていても、次の形の体言止めは「倒置」によって生じたものではありません。

 〈原文2〉(「倒置の類似形」)
 小高い丘の上にそびえる白亜の建物。

「倒置」によって生じたものでないことは、〈原文1〉と同じように「倒置」ではない文にしてみるとはっきりします。

 〈書きかえ文2〉(「倒置」ではない文に書きかえた例)
 白亜の建物は小高い丘の上にそびえる。

〈書きかえ文2〉は、このままでは落ち着きが悪く、文頭に「その」をつけたくなります。文末もこのままでは体言止めにできません。
〈原文2〉は「倒置」ではなく、「主語+は」(たとえば「Aさんの家は」)が省略されている形です。文末にダやデアルをつけると不自然になりますが、過去形のダッタ・デアッタならややマシで、小説では見かけることがあります。とはいっても変則的な形なので、ふつうの文章にはおすすめできません。
「倒置の類似形」を文法的に解釈すると、「文」というより「長い形容詞句がついた名詞」になりそうです。最後に来る名詞が固有名詞だと、なぜか性質が少しかわってきます。

 〈原文3〉(最後が固有名詞になっている「倒置の類似形」)
 日本有数の繁華街として知られている新宿。
〈書きかえ文3〉(「倒置」ではない文に書きかえた例)
 新宿は日本有数の繁華街として知られている。

〈書きかえ文3〉は〈書きかえ文2〉と違い、このままでも文としてヘンではありませんし、文末に「街」とか「エリア」をつければ、簡単に体言止めにできます。
「倒置」と「倒置の類似形」に共通しているのは、文章の始まりに使うと簡潔に全体をまとめる働きをすることです。そのため、店などを紹介する短い記事は、この形が非常に多く使われています。便利な形ですが、多用すると文章の印象が画一的になりがちです。
「倒置の類似形」も、「倒置」と同様にあまり短くすると不自然になります。次の2つの例文を比べてみてください。

  ビジネス街にあるパスタの店。この店の人気メニューは……
 パスタの店。ビジネス街にあるこの店の人気メニューは……



文末のデスとマスを入れかえる方法

●「主述の入れかえ」で文末をかえる

【練習問題10】
 次の文を、マスで終わる文に書きかえてください。
   文章の価値を決めるのは、書かれている内容デス。

 文末に「(動詞+)マス」が続いている文章や、逆に「(名詞+)デス」が続いている文章はよく見かけます。「(名詞+)デス」が続くのを防ぐために、体言止めをまじえているのもよく見る例です。このように文末が単調になっているとき、ちょっとしたコツを知っていると、簡単に文末に変化をつけることができます。個人的な経験でいえば、この方法に気がついて以来、文末に変化があるように見せかける苦労が大幅に減りました。めんどうに感じられるかもしれませんが、原理としてはきわめて単純で、知っていると必ず役に立つはずです。
【練習問題10】にした文は、次のように書きかえれば、マスで終わる文になります。

   書かれている内容が文章の価値を決めマス。

 基本的なパターンはこれだけです。主部(文章の価値を決める)と述部(書かれている内容)を入れかえるだけで、文末はデスにもマスにもなります(これを「主述の入れかえ」と呼ぶことにします)。
 これを少し応用すれば、多くの単文の文末を書きかえることができます。ここでは単文に限って話を進め、複文の文末の書きかえにはふれません。原理としてはほとんど同じで、複文のほうが文末を書きかえやすいことが多いようですが、いろいろなパターンがあるので例を細かくあげていくとキリがないからです。複文の文末は多少単調になっても目立たないので、単文ほど文末に神経質になる必要もないでしょう。
 ★ページであげた例文の文末を書きかえてみます(わかりやすいように「示すこと」を「提示」にかえ、一文ずつ改行して文に番号をつけます)。

 〈原文〉(文末はマス、デス、マス)
1)本書では、わかりやすくて読みやすい文章を「明文」と表記します。
2)この「明文」を書くためのヒントの提示が、本書の目的です。
3)しかも、できるだけ具体的なヒントの提示を心がけたいと思います。
〈書きかえ文1〉(文末はマス、マス、マス)
1)本書では、わかりやすくて読みやすい文章を「明文」と表記します。
2)本書は、この「明文」を書くためのヒントの提示を目的にしています。
3)しかも、できるだけ具体的なヒントの提示を心がけたいと思います。
〈書きかえ文2〉(文末はデス、マス、デス)
1)本書で「明文」と表記するのは、わかりやすくて読みやすい文章のことです。
2)本書は、この「明文」を書くためのヒントの提示を目的にしています。
3)しかも、心がけたいと思うのは、できるだけ具体的なヒントを提示することです。

〈原文〉〈書きかえ文1〜2〉の1)〜3)の文は、それぞれ同じ意味なのに、文末がかわっています。それぞれの印象の違いを見ていきましょう。
〈書きかえ文1〉は3文とも文末がマスになり、〈原文〉に比べると単調な感じになります。単調さが緩和されているのは、一文が多少長く、3)の文の構造がほかの文と違うためです(3)だけが「〇〇は、〜」の形ではありません)。
〈書きかえ文2〉は、〈原文〉に比べると文章に多少ゆがみが出ています。そのゆがみが端的に現れているのが、〈原文〉にはなかった2カ所の「の」と「こと」です(2)の文末をかえても「こと」が出現しない理由は省略します)。
 細かいことですが、〈書きかえ文1〜2〉の1)と2)のように同じ言葉(「本書」)で始まる文が続くのも、文章が単調に感じられる原因になります。
 このように考えていくと、3つのなかでいちばんマシなのは〈原文〉です。はじめからこのような発想ができれば、そのまま書いても自然な文章になり、文章をゆがめなくても文末は単調になりません。しかし、いつでもそのまま文章にできるような発想をするのはほとんど不可能です。
「文章は思ったことを、素直にそのまま書けばいい」
 と主張している「文章読本」もあります。それで自然な文章が書けるのなら、だれも苦労はしません。思いつくままに書いた文章は、単調になってしまうほうがふつうです。しかも、一文を短くすればするほど、その傾向が強くなります。
「タネ明かし」になってしまうことをあえて書けば、この〈原文〉を作るのにはかなりてこずりました。単文で書いても文末が単調にならない発想など、そう簡単にはできないからです。本書でも、文末に変化をつけるために、多少ゆがみが出るのを承知のうえで「主述の入れかえ」をした文がいくつもあります。第1章に散見される「こと」や「もの」の多くは、そのために生まれたものです。

●ほかの方法との組み合わせで文末に変化をつける

【練習問題11】
 次の1)〜4)の各文を、デスで終わる文に書きかえてください。
 1)安政条約によって、次のような問題が生じていました。
2)フランスやイギリスは日本に軍隊を駐留させる権利を得ていました。
3)日本の裁判所は外人に対し裁判する権利がありませんでした。
4)日本の国内産業の死活を制する輸入関税率も日本自身で決定することはできませんでした。

 もちろん、すべての単文で「主述の入れかえ」ができるわけではありません。
 たとえば、「本を読みます。」のように単純すぎる文を、「読むのは本です。」にするとヘンな感じになります。省略されていた主語を補って「私が読むのは本です。」にしても、どんな本であるかを書かないと不自然です。「彼は小学生です。」のような文も、このままでは書きかえようがありません。
 ある程度の長さがあっても書きかえられない文や、「主述の入れかえ」をしても文末がかわらない文もあります。その場合は、ほかの方法と組み合わせて文末に変化をつける工夫をしなければなりません。
【練習問題11】にしたのは、★ページで作った〈書きかえ案1〉を、便宜上少し加工したものです。難問だったと思いますが、どのような書きかえになったでしょうか。

 〈書きかえ案2〉(単純に「主述の入れかえ」をした例) 
1)次のような問題が生じていたのは安政条約によってです。
2)日本に軍隊を駐留させる権利を得ていたのはフランスやイギリスです。
3)外人に対し裁判する権利がなかったのは日本の裁判所です。
4)日本自身で決定することはできなかったのは日本の国内産業の死活を制する輸入関税率です。

 単純に「主述の入れかえ」をした〈書きかえ案2〉は、ヘンな文になってしまいました。そこで次のように工夫してみます。

 〈書きかえ案3〉(「主述の入れかえ」方を工夫した例)
1)安政条約によって生じていたのは、次のような問題です。
2)フランスやイギリスが得ていたのは日本に軍隊を駐留させる権利です。
3)日本の裁判所がもっていなかったのは外人に対し裁判する権利です。
4)日本自身でできなかったのは日本の国内産業の死活を制する輸入関税率も決定することです。

 3)と4)はまだ少しヘンな感じがします。どうしてもデスで終わらせたい場合は、「主述の入れかえ」をしないで少し言葉をかえて書きかえる方法も考えます。

 〈書きかえ案4〉(「主述の入れかえ」をしないで文末をデスにした例)
3)日本の裁判所にとっての問題は外人に対し裁判する権利がなかったことです。
4)日本の国内産業の死活を制する輸入関税率に関する問題は日本自身で決定できなかったことです。

 もう少し文章をかえれば、もっとマシになるのでしょうが、実際に文章を書くときには、そこまで必要になることはほとんどありません。文末にマスが続いたときには、「主述の入れかえ」がしやすい文を探してみてください。1つの文の文末をデスにかえるだけで、文章全体の印象がかなりかわります(もちろん、同様にデスをマスにかえることもあります)。
 もうひとつ注目していただきたいのは、〈書きかえ案1〉の文末が過去形なのに、〈書きかえ案2〜4〉の文末が現在形になっていることです。〈書きかえ案2〜4〉の基本的な構造は次の2つにまとめられます。
  ・〜したのは(名詞)デス
  ・(名詞)は〜したことデス
 第1章で、デス・マス体の過去形は、ほとんどがデシタとマシタになることを紹介しました。〈書きかえ案2〜4〉のような書きかえをすれば、無理なく文末に変化をつけることができます。マシタが続くのを避けるためにタノデスを使うよりは、ずっとマシなはずです。
 

【Coffee Break】

箇条書きを文章にする方法
「書きたいことがあるのに、なかなか文章にできない」という人には、まず書きたいことを箇条書きにしてしまうことをおすすめします。無理に考えをまとめようとするより、書きたい要素を書き出してしまうことです。すべての要素を書き出しきれなくても、いっこうに構いません。文章を書いていくうちに思い出すことも多いからです。
 要素を書き出したら、あとは次の要領で文章にしていきます。
  1)文章の流れを考えて、要素を並べる順番を決める
  2)要素のなかから、複文にしやすい組を選ぶ(原則として2つの単文を複文にする)
  3)その形で、いったん文章を書いてしまう
  4)文末や言葉づかいなどを修正して、体裁を整える
 めんどうな段階を踏んでいるようですが、慣れてくると2)は必要なくなります。決めた順番どおりに2つずつ複文にして書いていっても、「ここは単文で書いたほうがいい」という感覚がわかってきます。3つの単文を一文にしてもわかりにくくならないケースもわかってくるはずです。それがわかるまでは、2つの単文を複文にするのを基本にしていくほうがよいでしょう。
 自分でふだん文章を書くときには、ここまで厳密には段階を踏んでいませんが、基本的には同じことをやっています。どこまで省略できるのかは、慣れの問題でしかありません。
 たとえば、取材に基づいて文章を書こうと思えば、「取材メモ」が書き出した要素になります。メモですから、当然箇条書きです。このメモを確認したら、順番もだいたいの見当をつけるだけで、書きはじめてしまいます。この段階であまり考えこんでしまうと、かえって書けなくなってしまうからです。
 テーマがむずかしいときや書くべき要素が少ないときは、文章の流れがまとまらなくて、なかなか書きはじめられません。しかし、むしろそういうときこそ、とにかく書いてしまうことを優先させます。多少文章が粗くても、気にしません。ほとんど箇条書きになってしまっているのを承知で、先に進むこともあります。
 そのかわり、4)には人より時間をかけているつもりです。とりあえず書いた文章は下書き程度にしか考えていないので、あとから見直して全体の流れをかえてしまうことも珍しくありません。複文になっているペアをくずしたり、単文同士を結合して複文にしたり、という作業をするのはいつものことです。このときに、後述する方法で指示語や接続詞を削除したり追加したり、といった作業もします。
 単文を多くしたときに、とくに注意を払うのが文末です。同じ文末が続いたときにはまず「主述の入れかえ」を考え、それができないようなら前後の文との結合を考えます。これも慣れの問題で、文章を書きながらこの作業をすることも、そうむずかしくはありません。
「主述の入れかえ」が有効なのは、文末が単調になりがちなデス・マス体の場合だけではありません。書き慣れない人のデアル体の文章の文末を見ると、体言止めが続いていることもしばしばです。イキイキとした文章に感じられることもありますが、たいていは箇条書きのような印象になっています。それを防ぐために、体言止めと「名詞+ダ」と「名詞+デアル」が交互に繰り返されているのもよく見かける例で、文末に変化はついていても、根本的な問題の解決にはなっていません。
 そういう文章を目にすると、一文だけ「主述の入れかえ」をするだけでも印象がかわるのに……と、ついよけいなことを考えてしまいます。
 もうひとつ付け加えると、書き終わった文章は、少し時間をおいてから見直したほうがよいでしょう。時間が切迫していても、ひと晩たってから見直すぐらいの余裕は欲しいところです。ちょっと時間をおくだけで、書き終わった直後にはわからなかった文章の不備に気がつくこともあります。
 ほとんど箇条書きでしかない下書きも、この第2章で説明している方法で、「明文」の原形レベルにはできるはずです。そこに「個性」や「リズム」をつける方法は、本書ではとても説明しきれません。それこそ「名文」に学んでもらうしかないことです。

 デス・マス体の文末に変化をつける実例として下記をあげておく。
【デス・マス体の文末に変化をつける方法】〈2〉
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12047400859.html

「的」──「わたし的には」「個人的には」「将来的には」

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2828.html

 テーマトピは下記。
【違和感を感じる表現】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=26592514&comment_count=551&comm_id=125916

 当方のコメント[551]を回収しておく。
 辞書のサイトは、いつもの『大辞泉』だと下記になる。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%9A%84&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=12652300
 ↓
http://kotobank.jp/word/%E7%9A%84?dic=daijisen&oid=12652300

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>>[550]

 ネット上にどの程度蔓延しているか検索をかけたところ、下記を見つけました。
 これは相当ヒドい。個人的には(当方はよく使います)何を言いたいのかまったくわかりません。
〈「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」のように文や句を受ける用法もある〉……相当微妙で、俗用って気がします。
〈「個人的には~」「将来的には~」などと同じ用法〉……○なの? ×なの?

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/150874/m0u/
================引用開始
てき【的】
[接尾]
1 名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。
㋐そのような性質をもったものの意を表す。「文学―表現」「詩―発想」
㋑それについての、その方面にかかわる、などの意を表す。「教育―見地」「政治―発言」「科学―方法」
㋒そのようなようすの、それらしい、などの意を表す。「大陸―風土」「平和―解決」「徹底―追求」
2 人名や人を表す語(また、その一部)に付いて、親しみや軽蔑(けいべつ)の気持ちを込めて、その人を呼ぶのに用いる。「取―(=下級の力士)」「泥―(=泥棒)」「幸―(=幸次郎)」
[補説]1は、中国語の「の」の意味に当たる助辞の使い方にならって、明治時代の翻訳文のなかで、英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」を当てはめたことに始まる。
名詞以外にも、「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」のように文や句を受ける用法もある。
また最近、「わたし的には~」「ぼく的には~」という若い人が増えて批判の対象となった。これは「わたしは~」「ぼくは~」と直截に言うのを避けた言い方である。「わたしとしては~」「ぼくとしては~」とぼかした表現で、「個人的には~」「将来的には~」などと同じ用法と見てよい。
→方(ほう) →とか
================引用終了

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


 これが『大辞林』だと下記のような記述になっている。
http://dictionary.nifty.com/word/%E7%9A%84?dic=daijirin
================引用開始
てき【的】

( 接尾 )

名詞およびそれに準ずる語に付いて,形容動詞の語幹をつくる。

主に物や人を表す名詞に付いて,それそのものではないが,それに似た性質をもっていることを表す。…のよう。…ふう。 「百科事典-な知識」 「母親-な存在」

主に抽象的な事柄を表す漢語に付いて,その状態にあることを表す。 「印象-な光景」 「積極-に行動する」 「定期-な検診」

物事の分野・方面などを表す漢語に付いて,その観点や側面から見て,という意を表す。上(じよう)。 「学問-に間違っている」 「事務-な配慮」 〔 (ア)~(イ)は,もと中国,宋・元の俗語で「の」の意味を表す助辞であったものを,明治以降,英語の -tic を有する形容詞の訳語に用いたことに始まる〕

人の名前・行為・職業などを表す語,またはその一部に付いて,それに対する軽蔑や親しみの気持ちを表す。 「泥-(=泥棒)」 「取-(=ゴク下位ノ相撲取リ)」 「正(まさ)-(=正雄・正子ナド)」 〔中国の俗語にあったのをまねたもの〕
================引用終了

【問題】にしようと思ったが、あまりにも話が入り組んでいて、どこから手をつけていいのかわからない(泣)。
『大辞泉』の「2」と『大辞林』の②はほぼ同じ。『大辞泉』の「1」と『大辞林』の①もよく似ている。ただし、㋑㋒が逆になっている。この㋐~㋒の分類が適確か否かは、当方には判断できない。
 たとえば「個人的(な)見解」はどれなんだろう。「個人らしい見解」と考えれば『大辞泉』の㋒(『大辞林』の㋑)かな。「個人ふうの見解」と解釈するなら㋐かもしれない。まあ、どう分類しても大きな違いはないだろう。問題は『大辞泉』の[補説]の記述。

>名詞以外にも、「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」のように文や句を受ける用法もある。
 たしかにこういう使い方をしないことはない。でも正統派の日本語とは思えない。まだ俗用の範疇じゃないかな。もう少し一般的な言い方に書きかえる。
「彼は『犬も歩けば……』の類いの慣用句を多用する癖がある」
「彼の『上から物申す』という感じの態度が気になる」 
 後者に関しては、「彼の上から目線の態度が気になる」くらいのほうが(現代では)自然な言い回しかも。「上から目線」も俗用、と主張する人がいたら、逆らう気はない。
 問題は「わたし的には~」「ぼく的には~」って言い回しの是非。

>これは「わたしは~」「ぼくは~」と直截に言うのを避けた言い方である。
 そのとおりと言っていいだろう。小さなササクレは感じるが、無視する。

>「わたしとしては~」「ぼくとしては~」とぼかした表現で、「個人的には~」「将来的には~」などと同じ用法と見てよい。
「わたし的には~」は俗用だけど「わた(く)しと(いたしま)しては~」はぼかした表現(曖昧表現)で許容範囲、ということならわかる。しかし、「個人的には~」「将来的には~」と「同じ用法」ではないだろう。
 百歩譲って、「わた(く)しと(いたしまし)しては~」は「個人的には~」と同じ用法、は同意してもいい。これも賛否あるらしく、決して積極的にオススメできる表現ではないと思う。まぁ、一人称を使うほうが自然だろう。
103)【「個人的」な話……なのかもしれない】2009年12月09日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1359093306&owner_id=5019671

 ただ、「将来的には~」は何も問題がないだろう。
「……の実現は、現在の現状では無理だが、将来的には十分可能である」
 何が問題なの?

 ここで新たな疑問が……(泣)。
「わたし的には~」は言いかえるなら、「わたしは~」「わた(く)しと(いたしまし)しては~」あたりだろう。
「個人的には~」は言いかえるなら、「わたしは~」「わた(く)しと(いたしまし)しては~」あたりだろう。
「将来的には~」は言いかえるなら、「将来は~」「将来には~」だろう。
 となると、やはり同類なのだろうか。


【追記】
【「私的には」…“あいまい族”が生み出したお手軽語2012年8月22日】
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20120419/122784/
================引用開始
“あいまい族”のお手軽語

○○的

「私的にはOKです」
「気持ち的にはイマイチです」

■てき【的】〔接尾〕
【語法】近年、「~の上では」「~としては」などの意で、和語に付いて「気持ち的(仕事的、味(あじ)的)には」、代名詞に付いて「わたし的(僕的)には」、また形容動詞語幹に付いて「マニアック的・有効的」などと使われるが、標準的でない。

※明鏡国語辞典
砂川ジャッジ / ×
「私的には」という表現には、自分の意見をストレートに言おうとしない逃げの姿勢が感じられる。「意味があいまいになり、聞き手にきちんと伝わらない恐れがありますね。なんでもぼやかす最近の風潮が影響しています。さらに『私としては』『気持ちの上では』『生活の点では』などと表現を使い分ける必要がない便利さも、支持されている理由でしょう」。

○○みたいな

「一緒にやろうよ、みたいな感じで」

■みたいだ〔助動 形動型〕
【注意】話し言葉で、「一緒にやろうよ、みたいなことを言って四人で始めたんです」「謝ればいいんだろう、みたいな態度だったなあ」のように、「といった」や「と言わんばかりの」の代わりに、直接話法を「みたいな」で受ける言い方は、本来は誤り。

※明鏡国語辞典
砂川ジャッジ / △
「一緒にやろうよ、みたいな感じで始まったんです」のように、会話文などの引用句を「みたいな」で受ける言い方が最近増えている。しかし、「くだけた場なら許されますが、改まった場で使うと教養がないと思われかねません」。会話を引用するなら「○○という」、例えなら「〇〇というような」「〇〇といった」などの表現を使うのが正しい。

○○かも

「これおいしいかも」
「A案のほうがいいかも」

■かも〔連語〕
【表現】くだけた話し言葉では「かも」を終助詞的に文末に使うこともある。「忘れてるのかも」「そうかもね」

※明鏡国語辞典
砂川ジャッジ / ×
「A案のほうがいいかも」は、Aのほうがいいと自分は思っていても、その発言に責任は取りたくない気持ちが含まれている。「おいしいかも」は「おいしい」と主張はしつつも、あいまいにぼかす言い方だ。「この表現は特に女性の間で、だいぶ前からよく使われています。しかし、仕事の場や改まった場では適当ではないでしょう」。

何気に○○

「何気にかっこいいよね」

■なにげない【何げない(何気無い)】〔形〕
【注意】近年「何げなく」「何げなしに」を「何げに」と言うが、誤り。

※明鏡国語辞典
砂川ジャッジ / ×
「何気なく」という言葉が「何気に」に変化した。「何気なく」と同意で使われるほか、「さりげなく」という意味も込められる。若者語では「これを何気に渡して」という形でも使われている。「最近では『学校の出席、何気にヤバいぜ』のように『実に』や『すごく』の意味でも使われているようです。若者の隠語めいた使い方で、公の場では許されないでしょう」。

○○げ

「そのバッグよさげじゃん」

■げ〔接尾〕
【語法】近年、「良さげ」「やばげ」など、これまで「げ」の付かなかった形容詞などにも拡張されているが、標準的でない。「×良さげな店(○良さそうな店)」

※明鏡国語辞典
砂川ジャッジ / ×
「○○げ」という言葉は、方言が若者の間で使われ、広まった可能性がある。「方言が発祥で、俗語として広まったと思われる言葉はほかにもいろいろあります。方言としては通用しても、標準語として使うと意味が通じないことや、誤りのケースもあるため、気を付けましょう」。

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―

深澤ジャッジ / △
「近年の若者語は、空気を読む日本人ならではの、物事をあいまいにするものが多い。例えば『おれ的には』という言葉には、おれだけでなく後ろにある自分と似た存在も含みます。『みたいな』もあいまいにしたい気持ちから生まれた言葉。『よさげ』も同じで、『よい』と断定せず、自分が責任を取らなくてもいいようにぼかした表現。『何気に眠いんだけど』も自分の意思とは別に、外部の何かに影響されているニュアンスが込められていますね」。

Adviser
筑波大学 日本語・日本文化学類長
砂川有里子さん
1949年、東京都生まれ。大阪外国語大学大学院外国語学研究科修了、博士(言語学)。専門は日本語学と日本語教育。『明鏡国語辞典』編集委員を務めるほか、『問題な日本語』(大修館書店)では、若者語を中心に執筆している。
編集者・コラムニスト
深澤真紀さん
1967年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。書籍・雑誌・ウェブの企画、執筆などを行う。「草食男子」「肉食女子」の命名者として知られる。著書に『思わず使ってしまうおバカな日本語』(祥伝社新書)など。
================引用終了

表記の話【2】──「子供」か「子ども」か

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671

mixi日記2009年12月04日から

 んでもって、下記の続き。
表記の話【1】──「生かして」か「活かして」か
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1351352794&owner_id=5019671

 以前下記のトピに書いたコメント。こういう長めのコメントは回収しておかないと、行方不明になりそう。最悪の場合は、いつの間にトピが消えていたりする(笑)。
【「子供達」「子どもたち」】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=31838608

================================
 コメントが1つしかつかないので、部外者ですが口を挟みます。

 結論を先に書くと、「子供達」でも間違いではありませんが、「子どもたち」にするほうが無難です。

 基本的には「1」のかたのコメントのとおりだと思いますが、若干補足します。
 教育漢字配当表だと、
  子……1年生
  供……6年生
  達……4年生
 だと思いますが、この話はちょっと違う気がしているので考慮しないでおきます。
 もし、配当学年の関係で制約があるならば、「配当表」に従えばいいでしょう。

●「達」か「たち」か
「たち」と書くことが多いようです。理由は「慣例」としかいいようがないと思います。ただ、一般的な用字用語集などを見ても「たち」にしていることが多いので「たち」のほうが無難です。
 これが「友達」になると、「達」を使うほうが普通のようです。

●「子供」か「子ども」か
 近年は「子ども」と書くことが多いようです。とくに教育現場では「子ども」を原則にしていることが多いと聞きます。
「子供」を避けるようになった理由も聞いたことがありますが、 もともとは誤解によるものだと思います。

1)「ども」には見下した感じがある
「1」のかたがひいている辞書にあるように、「ども」には見下した感じがあるようです。「バカ者ども」「愚か者どの」といった使い方をします。手元の『広辞林』だと、「見下す」のニュアンスをふれずに「女ども」という用例が出ていますが、どうかと思います。
 ちなみに「ら」にも見下した感じがある、という説に関しては、個人的には疑問です。

2)「ども」は謙譲の意味がある
「私ども」などと使う場合です。

1)2)とも、漢字で書くと「共」のはずですから、「子供」の表記を避ける理由にはならないと思います。

3)「供」は「お供」の「供」だから避けるべきだ
 これも眉唾ものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E4%BE%9B

 以上、1)~3)の理由は論理的に正しいとは思えません。
 とはいえ、現状で「子供」の表記はよくない、と考える人がいる以上、避けるほうがよさそうです。
================================

 ↑のトピには「障がい者」の問題も出てくる。
 これはまぜ書きを避けるなら「障碍者」にするしかない。「障害者」は本来の意味から離れるし、語弊がありすぎる。
 いまとなっては「障碍者」もあまり印象のよい表記ではない。
47)【「碍」の悲劇──印象を悪くしたのは誰だよ】(2009年07月02日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1213810610&owner_id=5019671

【追記】
●表記の問題に関する基本的な考え方(詳細はhttp://mixi.jp/view_bbs.pl?id=50340503参照)
================================
 表記(漢字の使い分けなど)の問題は2種類に分けて考える必要があると思います。

1)使い分けないと間違いになる場合
2)使い分けるのは単なる「決め」の問題の場合

 たとえば「謝る」と「誤る」は明らかに意味が違うので1)でしょう。
「誤った」ことを「謝る」とは書けても、逆はありえません。このほかに「過ち」のことを考えだすと、ちょっと話がややこしくなります(笑)。

 一方、「生まれる」と「産まれる」の場合は2)でしょう。
 汎用性が高いのは「生まれる」でしょうから、「産まれる」と書くべきところを「生まれる」と書いても間違いではありません。単なる「決め」の問題です。ただ、逆にムヤミに「産まれる」を使うとヘンな感じになります。
================================


 下記のような論文もある。
【国語科教育の基礎学の構築(I) 漢字の基礎-「子ども」・「子供」 の表記を基にして-】
http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/899/1/59-1-kyoiku-01.pdf

 結論?はP.9〜に書いてある。
 よく読むと疑問も湧いてくる。
 (1)〜(5)が事実だとすると、教育現場の方々はホニャララなんだろう。
 (6)〜(8)は、一般に言われていることをむずかしく書いているだけ、とも言える。
 素直に納得できるのは(9)だけでは。
================引用開始
(9)すべてを了解していながら,「子ども」と表記する。
 表記に関することが国語審議会の答申をうけて,内閣告示で示されることは,表現の国家管理に繋がる恐れがあると考える人がいる。それは思想の問題であり,本論での問題にはなじまないので,論ずる ことの対象外とする。
================引用終了

 要するに、「子ども」はいけないとヒステリックに主張する人が多いから、「子ども」もしくは「こども」と書くほうが無難ってことだろう。これを「論ずることの対象外」にしたのでは……。【201309追記】
 なんでこういうホニャララなことをするのかね。
 現場が混乱するだけでしょうが。
 まあ、多少もめたあと、現状どおり「子供」は使わないってことになるんでしょうね。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1902T_Z10C13A9CR8000/
================引用開始
文科省、「こども」表記を漢字に統一 公用文書で
2013/9/19 19:37

 文部科学省はこのほど省内の公用文書の「こども」の表記を漢字書きの「子供」に統一することを決めた。

 「子供」の表記は1973年の内閣訓令で、漢字表記とされた。ただ「漢字より柔らかい印象がある」として、各省庁とも漢字と平仮名の交ぜ書きの「子ども」を使う例が増えていた。

 文科省は、子供と表記しても大人の「お供」のような否定的な意味はないと判断し、公用文書は漢字表記との原則を再確認。7月刊行の文部科学白書では語句を「子供」に統一した。

 文化庁国語課によると「こども」という言葉は「子」の複数形として古くから使われ、江戸時代に「供」が当て字として使われるようになったという。


関連キーワード
こども、文部科学省、文科省、公用文書、表記
================引用終了

 下記には、「子供」当て字と断定している人もいる。真相は知らない。
【「子ども」は「子供」で統一します 文科省「差別表現でない」と公文書で使用】
http://www.j-cast.com/2013/09/01182664.html?p=all
===========引用開始
「子ども」と「子供」、書き方としてはどちらになじみがあるだろうか。ここ数年、差別助長を防ぐため「障害者」の表記を「障がい者」に見直す動きが広がっているが、実は「子供」も「差別的な印象を与える」として長らく敬遠されてきた。

行政でも「子ども手当て」「子ども・子育て支援法」など「子ども」が優勢だが、ここにきて文部科学省が「子供」表記の統一に乗り出した。

■「子供」のイメージは「お供え物」「お供する」
文科省が2013年6月下旬、公用文中の「子ども」の表記を「子供」に統一した、と複数の新聞が報じた。同省の公文書では常用漢字を使うのが原則だが、「こども」については漢字の「子供」ではなく「子ども」が多用されてきた。「供」という字が「お供え物」「お供する」などを連想させ、差別的な印象を与えるというのがその理由だ。

しかし一方で、漢字とひらがなを交ぜて表記する「交ぜ書き」を問題視する声も以前からある。「はれ、ときどきぶた」シリーズで知られる児童文学者の矢玉四郎氏はウェブサイト「子ども教信者は目をさましましょう」を運営しており、下記のような主張を展開している。

「子供は熟語です。熟字訓というもので、いわば当て字です。コドモという音は万葉のむかしからあります。(中略)江戸時代にコドモに、子供という字をあてたようだ。子供は当て字で二字熟語です。子ども、こ供とは書けない」
今年3月には自民党の木原稔議員が「子ども」の交ぜ書き問題を文科省委員会で取り上げた。同氏はビデオレターでも「子供に対して『子どもは漢字で書きなさい』といいながら、大の大人が交ぜ書きにしている。さらに公用文でも交ぜ書きが横行しているのには違和感を覚える」と主張している。こうした指摘を受け、文科省では本年度に協議がなされ、差別表現でないと判断、統一に至った。

新聞記事ではどちらも使われている
教育界のお役所が重い腰を上げて決定したルールだが、熊本日日新聞(「くまにちコム」8月30日配信)によると、同省は「各教育委員会に『子供』を使うよう呼び掛ける考えはない」との見解を示しており、現状はあくまで省内の公文書に限るようだ。

メディアでは、表記は「子ども」が多い。記者が使用する「記者ハンドブック」(第12版・共同通信社)をみてみると、「子供・子ども」と記載されており、「一般的には『子ども』が多く使われている」と注釈が入っている。だが広辞苑には「子供」としか書かれておらず、この説明はハンドブックならではだろう。

実際には、新聞各社の記事ではどちらの表記も使われているようだ。以前、校閲部長の「コドモは『子供』と書くべきだ」というコラムを載せている産経新聞でも「子ども」表記の記事は存在する。メディアでも、いずれの表記を用いるかについて明確なルールを設けていないとみられる。
===========引用終了


 要は、論理的には問題のない「子供」をとるかヒステリックな●●の「子ども」をとるかって戦いになったはずなんだけど、2016年8月現在はそうなってるんだろ。

 ちなみに『記者ハンドブック』第12版(2011年11月)の記述は下記のとおり。
==============引用開始
こども (小供)→子供・子ども 
〔注〕一般には「子ども」が多く使われている。祝日は「こどもの日」。
==============引用終了

「一般」に「的」はついていない。引用は正確に。
 第13版(2016年3月)も同様。

 

突然ですが問題です【日本語編250】──句読点の打ち方 『記者ハンドブック』の場合

 下記の仲間。
【突然ですが問題です お品書き〈5〉】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1930761341&owner_id=5019671

 下記の仲間でもある。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【17】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950899196&owner_id=5019671

【問題】
 下記は『記者ハンドブック』(共同通信社)の「読点」の打ち方の全体と、「中点」の打ち方の一部です。
 鬼畜なツッコミを入れなさい。

==============引用開始
読点「、」

1 読点は文章を読みやすくしたり、記事内容を正しく伝えるために打つ。文字の切れ間や読みの間(なるべく20字以内)を考えて付ける。
2 語句の列記には読点を打つ。
〔例〕名誉も、地位も、家庭も捨てるつもりか。
3 誤読、難読を避けるため読点を使う。
〔例〕
▽晴れた夜、空を仰ぐと…
▽Aさんと、同乗のBさん、Cさんの3人が負傷した。
▽当時の衆院農林水産委員、長谷川四郎氏は…
4 誤読、難読の恐れのない場合は、原則として読点を打たない。
(1)「一方」「なお」「また」などの後。
〔注〕「なお」「また」などの接続詞は使う必要がない場合が多い。
(2)主語となる部分の語・句や文が短いとき。
〔例〕
▽Aさんは「日本の秋は故国と比べ…」と話した。
▽実績の有無は問わないが、…
(3)所属など丸かっこ付きの氏名を列記する場合。
〔例〕サッカー日本代表にFW岡崎(レスター)本田(ACミラン)宇佐見(G大阪)、MF香川(ドルトムント)ら23人が選ばれた。
〔注〕列記が多く、読点を省くと読みにくくなる場合は付けてもよい。
(4)『「』の前の助詞や動詞の後。
〔例〕
▽○○首相は15日の閣議で「次回のサミットは…」と述べ、…
▽…ロンドンを訪問した同大統領は、米ロ首脳会議の見通しについて「会談をいつ開くかは…」と述べた。
▽山田被告は公判後、地裁内の記者クラブで会見し「怒りでいっぱいです」と語った。
(5)「①…②…」と追い込みの箇条書きに入る前。
〔例〕日本はこれまで①3カ月の参入延期②自動車保険の通信販売解禁③火災保険の自由化範囲の拡大—などの譲歩案を示したが…

中点「・」

1 単語の列記には中点を使ってよい。特に組み合わせ、取合せには中点を用いる。
〔例〕文・文章・段落の定義
水・陸稲の作況 ヤード・ポンド法 ラジオ・テレビ

(略)
==============引用終了


【解答?例】
 細かく見ていくと、まともな心得があんまりないような……(泣)。
 詳しくは下記をご参照ください。
1678)【13) 句読点の打ち方/句読点の付け方 その13──『記者ハンドブック』の場合 〈1〉〈2〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3372.html

【爆笑=大笑いじゃない!?実は間違って使っていた日本語ランキング】ネット記事

 近年日本語を破壊しているのは「ゆとり世代」だ、って説がある。それは間違いではないけど「ゆとり教育」のせいではないと思う。もっと旧世代にも「ゆとり脳」が増えているような。

 少し前に【爆笑=大笑いじゃない!?実は間違って使っていた日本語ランキング 】ってmixiニュースがあった。一応全文は末尾に。
 内容は例によって例のごとし、なんの新鮮味もない。よくもこんな中身のない記事を書けるもんだ。このなかにどれだけのデマがあるか、書き手はわかっているのかね。
「ふれんちきす」か、そんな日本語聞いたこともないな。なんでカタカナで書くんだろう。

 ニュース日記を書いている人がけっこういる。どんなことを書いているのか読みにいってみた。あまりにもヒドい。
 まあ素人さんだし、原稿料をもらっているわけでもないんだから、多少のことは大目に見る。でも●●を拡大再生産(これも誤用か?)するのはなぁ。
 その後、見慣れない足跡が何度かつく。確認してみるととってもユニークな日記を書いた人だった。
 この内容でイイネが10個近くつくのはマズいんじゃいか。世直しのつもりでコメントを入れた。
 以下はそのやり取り。

【日記の本文】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

了解しました
2016年05月23日18:18全体に公開 みんなの日記 106 view
TVテレビの影響なんでしょうか?

この「了解です(しました)」って言葉を、間違って使っている若い人の多いこと、多いこと(ーー;)

立場が同等、もしくは「目下」に人にしか使っては失礼に当たるのです(>_<)。
若い人のみならず、そこそこの年齢の大人まで「了解です」「了解しました」

聞く人は聞いています。
見る人は見ています 目 。

腹の中で「決して高評価」はしていません(>_<)

かしこまりました。
承知しました。
に言い換えるようにしましょうね。
あなたの評価が2階級は特進するはずです(^O^☆♪

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Hさん
2016年05月24日 18:33

かしこまりました。承知しました
普通に使ってますが、
うちの娘たちは「了解です」って返信して来ますわ。
了解なら、まだマシ、
最近は「り」だけ(笑)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

家主
2016年05月24日 20:16
>Hさん 若い人の日本語はものすごく乱れていますね。テレビのスポーツ選手へのインタビュー、マトモな日本語を話せる人が稀です。 ブタtomoに言わせると、『ゆとり教育』の弊害だと言います。由々しき状態ですげっそり

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

tobirisu

2016年05月25日 22:27
 ニュースから失礼します。

>立場が同等、もしくは「目下」に人にしか使っては失礼に当たるのです(>_<)。
 これの根拠になりそうな文献などをご存じありませんか。

 ダメという説はいろいろ目にしますが、明確な根拠を示しているのを見たことがありません。
 下記あたりを見ると、ネットの弊害としか思えません。
【「了解しました」より「承知しました」が適切とされる理由と、その普及過程について】
http://liginc.co.jp/246919

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

家主
2016年05月25日 23:15
> tobirisuさん 有り難うございます(*^◯^*)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

tobirisu
2016年05月26日 19:11
>家主さん 

 エート。何か誤解があるようです。
「有り難う」とかそういう問題ではありません。

 当方は、目上に「了解いたしました」がダメな理由を探しています。
 家主さんが強く断定しているので、なんらかの根拠をお持ちなのだと判断したので質問しました。
 何も根拠はなく「ただの主観」ということなら、それでしかたがないと思います。非常に残念ですが。 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


 これ以上食い下がるとアクセスブロックされるかも……と考えていた。
 そんな心配は無用で、さっき見たらもうアクセスブロックされていた。
 しかも日記も削除されたらしい。
 でも、●●は拡大再生産済みだよなorz。



 下記の仲間。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html


 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【17】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950899196&owner_id=5019671

爆笑=大笑いじゃない!?実は間違って使っていた日本語ランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=4005786

==============引用開始
爆笑=大笑いじゃない!?実は間違って使っていた日本語ランキング

「微妙ってさ」「うん」「本当は美しいって意味らしいよ」「微妙なネタだな」

自身は正しい使い方だと思っていても、実は世間レベルで間違えて使っている言葉、結構あるのご存知ですか?
時代の推移、あるいは砕けた表現の使用などで、以前にあった意味合いと違う使われ方をしている言葉はかなりあります。

そこで今回はそんな、ほとんどの人が「実は間違って使っていた日本語」を調査・ランキングにしてみました。
自分だけ正しく使っても世間の言葉は正せませんが、どんな言葉が間違えて使われているのかが結構面白いのでご覧ください。

1位 爆笑
2位 フレンチキス
3位 敷居が高い
⇒4位以降のランキング結果はこちら!

1位は「爆笑」。決して1人ではできない行為が堂々の1位!
よく「昨日のTV見て爆笑したわ」とか言いますが、「爆笑」とは本来「大勢が笑う」ことを意味する言葉です。
家族全員が笑ったら意味は合ってそうですが、皆さんも自身が大笑いしたら「爆笑した」って言いますよね?

とココまではネットや辞書での知識なのですが、どうやらかなり以前から「大笑いすること」自体を「爆笑」として表現しているようで、実際誤用ではなくなってしまっているそうです。
元々の使われ方は「大勢が笑う」かもしれませんが、「一人で大勢が笑ったように笑った」ならどんどん使っていきましょう!

2位は「フレンチキス」。伝わり方を間違えた外来語が堂々の2位!
一般に「フレンチキス」は「軽い唇だけのキス」だと認識されていますが、本来の意味は「心からのキス」ということで、「舌を使った熱烈なキス」を指すそうです。
伝わった当時の日本の文化的な問題だったのか、最初から間違えて使われ続けてきた言葉のようです。

3位は「敷居が高い」。お店によく使われる単語が3位にランク・イン!
本来の意味は「相手に不義理などをしてしまって行きにくい」という意味で、「高級すぎたり上品すぎて入りにくい」といった意味ではないそうです。
誤用である「高級すぎたり上品すぎて入りにくい」については分不相応などの言葉が適切で、誤用のままだと「あの店に悪いことして行きにくい」って意味になっちゃいます。

いかがだったでしょうか?
筆者は9位の「複雑骨折」が「骨が折れて皮膚を突き破った状態」という意味で、「開放骨折と何がちゃうねん!」と突っ込んでしまいました。

今回は、ほとんどの人が「実は間違って使っていた日本語ランキング」をご紹介させていただきました。気になる4位~22位のランキング結果もぜひご覧ください!

(執筆・イラスト:Hikaru Sano)

調査方法:gooランキング編集部が「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
有効回答者数:500名(20~30代男女各250名:複数回答)
調査期間:2016年5月9日~2016年5月11日
gooランキング
爆笑=大笑いじゃない!?実は間違って使っていた日本語ランキング⇒4位以降はこちら!
==============引用終了

【ネタ元】
http://ranking.goo.ne.jp/column/article/3087/

1位
爆笑
◯大勢が笑う
×大笑いする
 
2位
フレンチキス
◯舌を使った熱烈なキス
×軽い唇だけのキス

3位
敷居が高い
◯相手に不義理などをしてしまって行きにくい
×高級すぎたり上品すぎて入りにくい、とっつきにくい

4位
元旦
◯元日の夜明けから明け方
×元日、1月1日

5位
微妙
◯趣深くなんともいえない美しさがある様子
×よくもなく悪くもなくイマイチ

6位
姑息
◯一時しのぎ
×卑怯

7位
性癖
◯性質上のかたよりやくせ
×性的嗜好

8位
辛党
◯甘いものより酒が好き
×めっちゃ辛い食べものが好き

9位
複雑骨折
◯骨が折れて皮膚を突き破った状態
×複雑に骨折して骨が粉々になったり潰れた状態

9位
割愛
◯惜しい!と思いながら省略
×単に省略すること

11位
下世話
◯世間で人々がよくする話し
×下品な話し

12位
確信犯
◯正しいことだと信じて行う犯行
×悪いと分かっていて行う犯行

13位
初老
◯もともとは40歳くらいの意味
×60歳くらい

14位
破天荒
◯前人のなしえなかったことを初めてすること
×豪快で大胆な様子

15位
潮時
◯もっとも適切なタイミング
×手遅れ、引き際

16位
話が煮詰まる
◯十分に議論して結論が出る
×話がこじれてまとまらなくなる、行き詰まる

17位
たそがれる
◯日が暮れて薄暗くなる
×ぼんやりと考えにふける

18位
憮然
◯失望してぼーっとした様子
×腹を立てているような顔つき

19位
役不足
◯役目が本人には軽すぎる
×役目が本人には重すぎる

20位
ご賞味ください
◯よく味わって食べてください
×食べてくださいね!

21位
小春日和
◯初冬のあたたかい日に使う言葉
×春先の穏やかであたたかい日に使う言葉

22位
一姫二太郎
◯はじめに生まれるのは女の子、次は男の子がよいという言い伝え
×女の子1人、男の子2人
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