2012年9月の朝日新聞から
【索引】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-244.html
●朝日新聞から──番外編 よく目にする誤用の御三家
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-122.html
●朝日新聞から──ではない 世に誤用の種は尽きまじ
「7割以上が間違ったら、もうそれは誤用ではない」のか?
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-194.html
【2012年9月】
12-09-01
1日
瀬古利彦や佐々木七恵をはじめ、陸上長距離で1980年代に多くの五輪代表が輩出した名門が、約60年の歴史に幕を閉じる。(朝刊22面)
阿久津篤史記者。エスビー陸上部廃部の記事。問題は「~を輩出する」か「~が輩出する」なのか。1面のダイジェスト部分?にも「~が輩出する」が使われていた。どちらも間違いではない。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2150.html
個人的な語感では「~を輩出する」なんだけど、そんなことを言ってもしかたがないか。
12-09-02
6日
18歳で初タイトルを取り、天才の名をほしいままにした屋敷だが、当時と今では別人だ。(朝刊19面)
青記者。将棋の観戦記。「ほしいまま」とかな書きすればギリギリ正用なのかなぁ。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n119811
12-09-03
9日
実戦の△8六桂は文字通りの切り札だが、▲9三歩成りの飛車取りがその攻めを緩和している。(朝刊17面)
青記者。将棋の観戦記。だから、どこが「文字通り」なの?
12-09-04
11日
「潮時と思った」(朝刊14面)
記者不明。オリックスの田口選手の引退の記事。これは見出し。本文中にも「潮時かなと思った」とある。典型的な誤用だろう。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n116139
12-09-05
12日
抜け目なく点を取れたのは大きい。(朝刊32面)
内海亮記者。サッカーの岡崎選手のコメント。この言葉を使ったのか、見出しに「抜け目なく一発」って文字がデカデカと。やはり異和感がある。この場合、「ぬかり」に言いかえるのはちょっとヘン。「すかさず」「そつなく」あたりかな。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2372.html
12-09-06
15日
今期のパ・リーグを代表する左腕同士の投げ合い。(朝刊23面)
記者不明。なんという微妙な例。「同士」がなくても意味がかわらないから「重言」なのかもしれない。しかし「同士」って、たいてい重言っぽい気もする。よくわからない。
「男同士の友情」……重言っぽい
「いとこ同士で話し合う」……重言っぽい
「本人同士で話し合う」……この「同士」は削除できない
「初対面同士」……この「同士」は削除できない
12-09-07
16日
生き様に一本の太い芯が通った。(朝刊18面)
野村周平記者。大相撲の記事。これもなぁ。誤用か否かは別として、「生き様」はおおげさ。これは妙義龍が立ち合いの変化をしなくなった話なんだから、「相撲」「取り口」あたりでOKだろう。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n119378
12-09-08
29日
「天声人語」が気になった。
【平成23年度「国語に関する世論調査」に対する疑問】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1873341727&owner_id=5019671
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-244.html
●朝日新聞から──番外編 よく目にする誤用の御三家
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●朝日新聞から──ではない 世に誤用の種は尽きまじ
「7割以上が間違ったら、もうそれは誤用ではない」のか?
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【2012年9月】
12-09-01
1日
瀬古利彦や佐々木七恵をはじめ、陸上長距離で1980年代に多くの五輪代表が輩出した名門が、約60年の歴史に幕を閉じる。(朝刊22面)
阿久津篤史記者。エスビー陸上部廃部の記事。問題は「~を輩出する」か「~が輩出する」なのか。1面のダイジェスト部分?にも「~が輩出する」が使われていた。どちらも間違いではない。
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個人的な語感では「~を輩出する」なんだけど、そんなことを言ってもしかたがないか。
12-09-02
6日
18歳で初タイトルを取り、天才の名をほしいままにした屋敷だが、当時と今では別人だ。(朝刊19面)
青記者。将棋の観戦記。「ほしいまま」とかな書きすればギリギリ正用なのかなぁ。
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12-09-03
9日
実戦の△8六桂は文字通りの切り札だが、▲9三歩成りの飛車取りがその攻めを緩和している。(朝刊17面)
青記者。将棋の観戦記。だから、どこが「文字通り」なの?
12-09-04
11日
「潮時と思った」(朝刊14面)
記者不明。オリックスの田口選手の引退の記事。これは見出し。本文中にも「潮時かなと思った」とある。典型的な誤用だろう。
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12-09-05
12日
抜け目なく点を取れたのは大きい。(朝刊32面)
内海亮記者。サッカーの岡崎選手のコメント。この言葉を使ったのか、見出しに「抜け目なく一発」って文字がデカデカと。やはり異和感がある。この場合、「ぬかり」に言いかえるのはちょっとヘン。「すかさず」「そつなく」あたりかな。
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12-09-06
15日
今期のパ・リーグを代表する左腕同士の投げ合い。(朝刊23面)
記者不明。なんという微妙な例。「同士」がなくても意味がかわらないから「重言」なのかもしれない。しかし「同士」って、たいてい重言っぽい気もする。よくわからない。
「男同士の友情」……重言っぽい
「いとこ同士で話し合う」……重言っぽい
「本人同士で話し合う」……この「同士」は削除できない
「初対面同士」……この「同士」は削除できない
12-09-07
16日
生き様に一本の太い芯が通った。(朝刊18面)
野村周平記者。大相撲の記事。これもなぁ。誤用か否かは別として、「生き様」はおおげさ。これは妙義龍が立ち合いの変化をしなくなった話なんだから、「相撲」「取り口」あたりでOKだろう。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n119378
12-09-08
29日
「天声人語」が気になった。
【平成23年度「国語に関する世論調査」に対する疑問】
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