【実録】某生保との長~い戦い1
2008年2月から、某生命保険会社とモメ続けている。
交渉は泥沼化し、先が見えているのか見えていないのかさえわからなくなっていて、日々クレーマーに近づいている自分を感じる。とりあえず、いままでのやり取りを再現する。
●●生命から電話があったのは2月25日。
何が嫌いって、保険屋と電話屋と不動産屋(最近めっきり減った)からの電話は嫌い。最近はこの受けたくない電話にNHKが加わった。なかでも嫌いなのが保険屋。
細かく書くとものすごく長くなるし、精神衛生上もよくないので、できるだけはしょる。
いま契約している生命保険に加入したのは20年以上前だから、そろそろ組みかえの時期ってのはわかる。でもなあ、「担当」がかわるたびに訳のわからない「あいさつ」とかいうのはいらないから。「担当」がかわるのはソチラの都合であってそのたびに付き合う気はないから。
何年か前、あんまりうるさいんで一度会って話を聞いてみたことがある。あまりのデタラメさにあきれ返った。自分がすすめる保険の特徴や仕組みすら把握していない。「いま切りかえれば、通常月額3万円の保険料が、1万円になります」(金額はうろ覚え)の一点張り(よっぽど鉄板のときでも一点張りは危険だよ。もうひとつ、ふたつ押さえとかないと火傷するよ)。そんなウマい話があるわけないだろ。
「それはおかしいでしょ。なんかヘンですよ」
「そんなことはありません。いまなら、間違いなくこうなります」
よーく話を聞いて、パンフレットを入念にチェックしてやっとわかった。
要はさ。○年後に返戻される予定の満期保険金を保険料に充当するってことじゃない。パンフレットの書き方は、そのことを巧妙に隠蔽しているとしか思えない。それをはっきり言わなきゃほとんど詐欺だよ。まさかそんな恐ろしい仕組みとは思わなかったので、なかなかわからなかった。ふと気がつくと、楽しみにしていた満期保険金がなくなっているって話になったとき、契約書にゴミみたいな文字で書いているってことを免罪符にする気か?
しかも信じられないのは、話をしている担当者が、そのカラクリを理解していないってこと。それともトボケたのかな。知っててやれば詐欺だけど、知らずにやれば単なる無知だから? それはいくらなんでもマズいでしょ。
そのほかにもいろいろ信じられない発言があって、結局2時間ぐらい話して、最後はほぼ説教になった記憶がある。ハッキリ覚えていないが、この満期保険金充当の手口は、その後訴訟沙汰になったような……。
そのイヤーな経験があるから、その後のごあいさつは丁重にお断わりしてきた。25日に電話をくれたNさんって女性は、外回り専門の「担当」ではなく、営業所の人らしい。丁重にお断わり申し上げようとしたが、今回のはごあいさつではなく、成年後見人のようなナンタラカタラ。その言葉は最近聞いた。痴呆老人などの財産を守るために、成年後見人を設定するとか(はいそうです。当方がこんなことを知るのはマンガからです)。
要は契約者が申請できない状態(たとえば植物状態)になったとき、入院保障金が申請できる代理の者を事前に指定する制度とのこと(指定代理請求人というらしい)。まったく知らなかったが、これをしていない保険だとどんなに長期入院でも本人が申請しない限り、生前には入院保障金を出してもらえないらしい(なんだかパラドックスっぽい)。「本人ではなくても、しかるべき方が裁判所で手続きをしていただければ……」って、そこまで面倒な手続きが必要なものは「出してもらう」とは言わない。通常「ブン取る」とか言う。
実は保険の受取人が父親のままだから、これも妻にかえたいのよ。身の安全を考えるとこのままにしといたほうがいいんだけど、近い将来必然的に書きかえる必要がありそうだし(これこれ)。
そりゃ手続きしなきゃならないな。それで、その手続きに「担当」が来るのね。ただし妙な保険の組みかえの話をしたらオレは怒るよ。そのことを「担当」にしっかり伝えてね。
「たぶん大丈夫です」
「たぶんじゃ困ります。別にコッチはさほど困らないけど、担当さんがすごく困ると思いますよ」
「でも、担当にそこまで詳しい話ができる保証がありません」
そんなことは知らないよ。ホショウに不安があるなら保険を組みかえなよ。じゃあいいです。
「だいたい、御社では担当がかわったときにも引き継ぎってしないでしょ。ものすごいうるさい客だから要注意だってブラックリストにのせて、放置しとけば済むことじゃない」
「……そういうものはございませんので」
ホントか?
「もういいや。とにかくこんなうるさいのとこれ以上かかわりたくないでしょ。余計な保険のおすすめをしない確約がないなら、この話はなかったことにしてください。ムダな時間は過ごしたくないので」
「……そういうことなら私がうかがいます」
なんなのそれ。それならそう早く言えよ。
「それならさ。ひとつおうかがいしたいのですが、こちらのメリットはわかりました。で、そちらのメリットはなんなんですか?」
「それは……とくにございません」
バカ言うなよ。そんなわけないでしょ。
「しいていえば、手続きの簡略化かと……」
手続きを簡略化するための手続きか?(これもなんだかパラドックスっぽい)
「てっきり入院保障金を払う払わないでトラブルがあったんだと思いましたよ」
「そんな事例は聞いてません」
だから保険屋は嫌い。自分たちに都合の悪い情報はトコトン出さないのよね。
「お会いさせていただくまでに、可能であれば調べておいていただけませんか。ホントにそういうトラブルがなかったのか」
それで何が必要なの。証書と印鑑。いけね、これは20年近く前になくした印鑑じゃん。
「そうなりますと、印鑑証明が必要になります」
来たよ。やっぱり簡単にはできないのね。
「フツーに生きてきた人間は、印鑑証明なんてとったことないでしょ。家を買うとか、会社を作るとかしないと」
「……でも、家を購入する場合にも必要ですよ」
直前に言いました。人の話を聞きなさいよ。悪かったね借家住まいの貧乏人で。だいたいさあ、銀行だって郵便局だって届け出印をかえるのに印鑑証明なんていらなかったよ。生命保険の証書ってそんなに大切なもんなの?
で、印鑑証明を取ったら連絡する、という話になり、29日に連絡しました。
待ち合わせたのは、以前「担当」を説教した喫茶店。
「Nさん、何飲みます? お金はいいですよ。なんかこの前はずいぶん暴言吐いちゃったし……」
ありがとうございます、って。けっこうな年のかたなんだから、一応「そういうわけにはまいりません」とか言わない? 怖いオジサンと思ったら意外と若くて、ポーッとしてしまったのはわかるけど。日本人離れしてるってよく言われるもんな……人間離れって説のほうが有力だけど。
「電話ではああ言いましたが、Nさんも仕事ですから、保険のおすすめプランをもってるんでしょ?」
案の定、いそいそとパンフレットを取り出す。使う予定のないはずなのに、当方の名前まで入った見積りまである。すすめる気満点じゃん。いいよ。ちゃんと説明してくれるなら話は聞くよ。せっかくこうしてお会いしたんだからさ、要領よくお願いしますよ。こっちだって、納得できるプランなら考える気はあるんだから。
おすすめしたい保険のタイプは2つあるらしい。
ひとつは、満期保険金の半額を下取りして保険金に充当するAプラン。いままでと同じ掛け金でより大きな保障が受けられるんだって。もうひとつは、こちらのBプラン。
なるほど「下取り」と来ましたか。さすがにハッキリ言うようになったのね。それでさ。ふたつの保険はどう違うの?
「Aプランの掛け金はこちらで、保障内容は……こちらになります。Bプランは……」
「そういうふうにパンフレットをパラパラされても覚えきれないんで、一覧できる資料はないんですか?」
ないのね。無理な注文でした。2つのプランの掛け金と保障内容が違うのは見ればわかる。同じだったら2つも必要ないもな。じゃあそれぞれどこが最大の特徴で、どういう人におすすめなの?
「おすすめしたいのはAプランで、少ない掛け金で大きな保障が……」
それはさっき聞きました。当たり前だろうが。下取りした満期保険金を充当するんだから。要するに、何がなんでも満期保険金をブン取りたいのね。それなら、それなりの営業トークを聞かせてよ。
「そういうことでじゃなくてね。仮に充当金が100万円だとしますよ。それで、100万円の充当金が、充当金のないBプランの掛け金の120万円に相当するってなら、ああこっちのほうが20万円もトクだなって思えるじゃない。そういう比較検討のための材料はないんですか?」
わかってもらえなかったみたい。たしかにわかりにくかったかな、と思いながらもう一度説明すると、やっと理解してもらえた。どっちが客なんだろう。
「AプランとBプランでは保障のタイプがまったく違うので、そういう比較はできないんです」
それはわかりやすいな。じゃあたとえば他社の似たような商品と比べてどう違うの。
「そういう比較はしてはいけないことになっています」
たしかに比較広告は規制されているのかもしれない。でも、固有名詞を出さなきゃ大丈夫だろ。そういうのを見たことあるよ。それより何より、セールスパーソンが個人的に作った資料を「これはオフレコですが……」と提示するぶんには誰も問題にしないって。
「いったい何を基準に何を選択していいのか、サッパリわからないんですけど」
「ちなみにBプランの掛け金は……tobirisu様の場合……」
あのー、その掛け金表が30歳(若干詐称)からに見えるのは気のせいかな……。オレ、まだかろうじて20代(若干詐称)のつもりなんだけど。ほら、その下にオレの年齢書いてあるでしょ。あっ、気がついた?
「申し訳ございません。この保険は30歳以上の方を対象にしているようです。ご契約いただけるのは今年の11月からになります。生命保険の年齢は通常の満年齢より半年早いもので」
じゃあ、今年の11月になったら、この金額ってことね。
「そのときには掛け金がかわりますので、いくらになるのかは計算し直さないとわかりません」
ミニ知識ありがとう。できればムダに使ったボクの時間も返してもらえるとうれしいな。
このあたりまでは「バカ負け」して笑うしかなかった。アンタ運がいいよ。最近当方はヘラが入りやすくて……怒る気にもならなかった。このあたりまではね……。
【2】↓
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2.html
日本生命 第一生命 三井生命 明治安田生命 大同生命
交渉は泥沼化し、先が見えているのか見えていないのかさえわからなくなっていて、日々クレーマーに近づいている自分を感じる。とりあえず、いままでのやり取りを再現する。
●●生命から電話があったのは2月25日。
何が嫌いって、保険屋と電話屋と不動産屋(最近めっきり減った)からの電話は嫌い。最近はこの受けたくない電話にNHKが加わった。なかでも嫌いなのが保険屋。
細かく書くとものすごく長くなるし、精神衛生上もよくないので、できるだけはしょる。
いま契約している生命保険に加入したのは20年以上前だから、そろそろ組みかえの時期ってのはわかる。でもなあ、「担当」がかわるたびに訳のわからない「あいさつ」とかいうのはいらないから。「担当」がかわるのはソチラの都合であってそのたびに付き合う気はないから。
何年か前、あんまりうるさいんで一度会って話を聞いてみたことがある。あまりのデタラメさにあきれ返った。自分がすすめる保険の特徴や仕組みすら把握していない。「いま切りかえれば、通常月額3万円の保険料が、1万円になります」(金額はうろ覚え)の一点張り(よっぽど鉄板のときでも一点張りは危険だよ。もうひとつ、ふたつ押さえとかないと火傷するよ)。そんなウマい話があるわけないだろ。
「それはおかしいでしょ。なんかヘンですよ」
「そんなことはありません。いまなら、間違いなくこうなります」
よーく話を聞いて、パンフレットを入念にチェックしてやっとわかった。
要はさ。○年後に返戻される予定の満期保険金を保険料に充当するってことじゃない。パンフレットの書き方は、そのことを巧妙に隠蔽しているとしか思えない。それをはっきり言わなきゃほとんど詐欺だよ。まさかそんな恐ろしい仕組みとは思わなかったので、なかなかわからなかった。ふと気がつくと、楽しみにしていた満期保険金がなくなっているって話になったとき、契約書にゴミみたいな文字で書いているってことを免罪符にする気か?
しかも信じられないのは、話をしている担当者が、そのカラクリを理解していないってこと。それともトボケたのかな。知っててやれば詐欺だけど、知らずにやれば単なる無知だから? それはいくらなんでもマズいでしょ。
そのほかにもいろいろ信じられない発言があって、結局2時間ぐらい話して、最後はほぼ説教になった記憶がある。ハッキリ覚えていないが、この満期保険金充当の手口は、その後訴訟沙汰になったような……。
そのイヤーな経験があるから、その後のごあいさつは丁重にお断わりしてきた。25日に電話をくれたNさんって女性は、外回り専門の「担当」ではなく、営業所の人らしい。丁重にお断わり申し上げようとしたが、今回のはごあいさつではなく、成年後見人のようなナンタラカタラ。その言葉は最近聞いた。痴呆老人などの財産を守るために、成年後見人を設定するとか(はいそうです。当方がこんなことを知るのはマンガからです)。
要は契約者が申請できない状態(たとえば植物状態)になったとき、入院保障金が申請できる代理の者を事前に指定する制度とのこと(指定代理請求人というらしい)。まったく知らなかったが、これをしていない保険だとどんなに長期入院でも本人が申請しない限り、生前には入院保障金を出してもらえないらしい(なんだかパラドックスっぽい)。「本人ではなくても、しかるべき方が裁判所で手続きをしていただければ……」って、そこまで面倒な手続きが必要なものは「出してもらう」とは言わない。通常「ブン取る」とか言う。
実は保険の受取人が父親のままだから、これも妻にかえたいのよ。身の安全を考えるとこのままにしといたほうがいいんだけど、近い将来必然的に書きかえる必要がありそうだし(これこれ)。
そりゃ手続きしなきゃならないな。それで、その手続きに「担当」が来るのね。ただし妙な保険の組みかえの話をしたらオレは怒るよ。そのことを「担当」にしっかり伝えてね。
「たぶん大丈夫です」
「たぶんじゃ困ります。別にコッチはさほど困らないけど、担当さんがすごく困ると思いますよ」
「でも、担当にそこまで詳しい話ができる保証がありません」
そんなことは知らないよ。ホショウに不安があるなら保険を組みかえなよ。じゃあいいです。
「だいたい、御社では担当がかわったときにも引き継ぎってしないでしょ。ものすごいうるさい客だから要注意だってブラックリストにのせて、放置しとけば済むことじゃない」
「……そういうものはございませんので」
ホントか?
「もういいや。とにかくこんなうるさいのとこれ以上かかわりたくないでしょ。余計な保険のおすすめをしない確約がないなら、この話はなかったことにしてください。ムダな時間は過ごしたくないので」
「……そういうことなら私がうかがいます」
なんなのそれ。それならそう早く言えよ。
「それならさ。ひとつおうかがいしたいのですが、こちらのメリットはわかりました。で、そちらのメリットはなんなんですか?」
「それは……とくにございません」
バカ言うなよ。そんなわけないでしょ。
「しいていえば、手続きの簡略化かと……」
手続きを簡略化するための手続きか?(これもなんだかパラドックスっぽい)
「てっきり入院保障金を払う払わないでトラブルがあったんだと思いましたよ」
「そんな事例は聞いてません」
だから保険屋は嫌い。自分たちに都合の悪い情報はトコトン出さないのよね。
「お会いさせていただくまでに、可能であれば調べておいていただけませんか。ホントにそういうトラブルがなかったのか」
それで何が必要なの。証書と印鑑。いけね、これは20年近く前になくした印鑑じゃん。
「そうなりますと、印鑑証明が必要になります」
来たよ。やっぱり簡単にはできないのね。
「フツーに生きてきた人間は、印鑑証明なんてとったことないでしょ。家を買うとか、会社を作るとかしないと」
「……でも、家を購入する場合にも必要ですよ」
直前に言いました。人の話を聞きなさいよ。悪かったね借家住まいの貧乏人で。だいたいさあ、銀行だって郵便局だって届け出印をかえるのに印鑑証明なんていらなかったよ。生命保険の証書ってそんなに大切なもんなの?
で、印鑑証明を取ったら連絡する、という話になり、29日に連絡しました。
待ち合わせたのは、以前「担当」を説教した喫茶店。
「Nさん、何飲みます? お金はいいですよ。なんかこの前はずいぶん暴言吐いちゃったし……」
ありがとうございます、って。けっこうな年のかたなんだから、一応「そういうわけにはまいりません」とか言わない? 怖いオジサンと思ったら意外と若くて、ポーッとしてしまったのはわかるけど。日本人離れしてるってよく言われるもんな……人間離れって説のほうが有力だけど。
「電話ではああ言いましたが、Nさんも仕事ですから、保険のおすすめプランをもってるんでしょ?」
案の定、いそいそとパンフレットを取り出す。使う予定のないはずなのに、当方の名前まで入った見積りまである。すすめる気満点じゃん。いいよ。ちゃんと説明してくれるなら話は聞くよ。せっかくこうしてお会いしたんだからさ、要領よくお願いしますよ。こっちだって、納得できるプランなら考える気はあるんだから。
おすすめしたい保険のタイプは2つあるらしい。
ひとつは、満期保険金の半額を下取りして保険金に充当するAプラン。いままでと同じ掛け金でより大きな保障が受けられるんだって。もうひとつは、こちらのBプラン。
なるほど「下取り」と来ましたか。さすがにハッキリ言うようになったのね。それでさ。ふたつの保険はどう違うの?
「Aプランの掛け金はこちらで、保障内容は……こちらになります。Bプランは……」
「そういうふうにパンフレットをパラパラされても覚えきれないんで、一覧できる資料はないんですか?」
ないのね。無理な注文でした。2つのプランの掛け金と保障内容が違うのは見ればわかる。同じだったら2つも必要ないもな。じゃあそれぞれどこが最大の特徴で、どういう人におすすめなの?
「おすすめしたいのはAプランで、少ない掛け金で大きな保障が……」
それはさっき聞きました。当たり前だろうが。下取りした満期保険金を充当するんだから。要するに、何がなんでも満期保険金をブン取りたいのね。それなら、それなりの営業トークを聞かせてよ。
「そういうことでじゃなくてね。仮に充当金が100万円だとしますよ。それで、100万円の充当金が、充当金のないBプランの掛け金の120万円に相当するってなら、ああこっちのほうが20万円もトクだなって思えるじゃない。そういう比較検討のための材料はないんですか?」
わかってもらえなかったみたい。たしかにわかりにくかったかな、と思いながらもう一度説明すると、やっと理解してもらえた。どっちが客なんだろう。
「AプランとBプランでは保障のタイプがまったく違うので、そういう比較はできないんです」
それはわかりやすいな。じゃあたとえば他社の似たような商品と比べてどう違うの。
「そういう比較はしてはいけないことになっています」
たしかに比較広告は規制されているのかもしれない。でも、固有名詞を出さなきゃ大丈夫だろ。そういうのを見たことあるよ。それより何より、セールスパーソンが個人的に作った資料を「これはオフレコですが……」と提示するぶんには誰も問題にしないって。
「いったい何を基準に何を選択していいのか、サッパリわからないんですけど」
「ちなみにBプランの掛け金は……tobirisu様の場合……」
あのー、その掛け金表が30歳(若干詐称)からに見えるのは気のせいかな……。オレ、まだかろうじて20代(若干詐称)のつもりなんだけど。ほら、その下にオレの年齢書いてあるでしょ。あっ、気がついた?
「申し訳ございません。この保険は30歳以上の方を対象にしているようです。ご契約いただけるのは今年の11月からになります。生命保険の年齢は通常の満年齢より半年早いもので」
じゃあ、今年の11月になったら、この金額ってことね。
「そのときには掛け金がかわりますので、いくらになるのかは計算し直さないとわかりません」
ミニ知識ありがとう。できればムダに使ったボクの時間も返してもらえるとうれしいな。
このあたりまでは「バカ負け」して笑うしかなかった。アンタ運がいいよ。最近当方はヘラが入りやすくて……怒る気にもならなかった。このあたりまではね……。
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