はてなキーワード: 桃源郷とは
アンチフェミの王のゴンさんが結婚できない非モテ男性へのアドバイスとして「とりあえず風俗でもいいからセックスしてみれば『こんなもんか』といったん冷静になれる」とポストしていたが、事実だ
経験しない限り、SEXというだけで桃源郷や覚醒剤のような快感をもたらし、男性器や女性器には魔法のような効果や吸引力があるという勘違いと幻想を抱いたまま過大評価、浮ついたり女体にハアハアし続けて埒が明かない
社会から孤立したおじさんがよくネットで「女はチンポやパーツで男を選ぶ」「女、特に処女は一度チンポを入れたらその男から離れず奉仕をし続ける」みたいな妄想を唱え続けてるだろ?
三十代、既婚者の増田です。
ことの次第は、二月に入ってからすぐのことだった。
友人がメタを購入した。
その友人、VRは初体験だったようで「とにかく凄いんだよ!」と興奮した様子で連絡してきたことを今でもよく覚えている。
友人はVRの衝撃を大袈裟に語るので話半分で聞いていたのだが友人、唾を飲み込んだかのように1拍置くと「特にAVが凄いんだよ」と言った。
ほぅ…と俺は心のなかで呟いた。
俺は勤めて冷静に、あまり関心がない様子を装い何なら相手をちゃかす感じの相槌を打っていたのだが友人は構うことなく淡々とVRAVの良さについて舌を滑らせ今年一番の雄弁さを見せた。
想像していたよりもずっと凄かった
なんてことを三十代の男が恥ずかしげもなく言うわけだ。
俺は呆れた素振りをしながら笑い、通話は無事に終えた。だがそれから俺の心はざわつき、腰の炎が宿りつつあった。
俺は妻にバレないよう、自分の小遣いでこっそりとメタを購入した。
荷物は土曜に届くようにしていた。
もともと三連休中には特に出掛けないと妻と話していたのだ。わざわざ混むときに混む場所に行かなくていいよねと。だから三連休は家でゆっくりしようと。
準備は整っていた。完璧だったのだ。
土曜になると内心そわそわしていたもののコーヒーを飲んで何でもないように振る舞い、インターホンが鳴ると飛び出した。
妻には自分の荷物だといい、何?と聞かれると仕事関係のものだよといってすぐ自分の部屋に持っていき、ドキドキが止まらなかった。
本当は妻が買い物やら何か出掛けるのを待ってから実践しようと計画していたがいざメタを目の前にすると衝動が押さえられずリビングへ一旦戻ると妻に「今からちょっと仕事のことで集中してやらないといかないことがあるから、書斎には来ないでね」と断りを入れると俺は書斎に閉じ籠った。
PC用の椅子に腰かけると初めてエロ本を見るときのようにドキドキしながらメタを装着し、事前にFAN○Aで吟味し購入しておいたVRを流すことにした。
…………なんだこれはぁぁッ!!!!!
目の前にいる…目の前に見知らぬ女の子がいるっっ!!!それも破廉恥な格好で!!??
ほんとうにほんとうに衝撃的だった。
ここまでリアルであるとは正直思わなかったのだ。圧巻。端整な顔をした美人で巨乳の女性が目の前で俺に微笑み、俺に向けて下着を脱ぎ、俺に向けて自ら腰を振る。
太古から人類が目指していた桃源郷(ユートピア)とは、まさにここにあったのだ!!!
俺は何度も絶頂を迎え、喘ぐように呼吸を乱し、ティッシュに手を伸ばそうとした。
…だが感触がない。あれ?事前にここにティッシュを置いていたはずだが…と。
仕方がない。ゴーグルを外すのも面倒なので、つけたまま切り替えたところ違和感が。ん?と思い隣を向くと妻がいた。
は?と思った瞬間から時が止まった。
え?は?どういうこと?俺の脳内シナプスは一斉に活動を最大化させるものの事態の収束には至らない。全身から脂汗が流れるのを感じ、俺は陰茎を露にさせたままゆっくりとゴーグルを取った。
妻は椅子の隣に立っており、目があってもニヤニヤするばかりで何も言ってこない。
俺はまるで重大な罪を犯してしまったかのような眩暈を覚えながらもゆっくりと震える声で「え?なんでいるの?」と聞いた。
妻は何度もノックしたけど返事がないから何かあったと思ってそれで鍵を開けて入ったのだと話した。
あ…そうなんだ…としか言えなかった。
忙しそうだし出ていくね、と妻はニヤニヤしながら出て行った。
これで分かってもらえたと思う。
そして仮に、もしこのような場面に遭遇してしまったら、何も見たかったことにしてその場から立ち去ってほしい。それが、"やさしさ"というものだろう。
自分の心を整理し、心の平穏を取り戻すために今俺はこれを書いている。だから魚拓を取るとか、そういった無粋な行為はやめてほしい。
幸い妻はこういったことに寛大なので特に問題はなかったが、それでも今度私にも体験させてね!と夕飯の席で言われたときには本当に吹き出しそうになった。
詩人になって、洞窟の入口に白いTシャツを貼って、雨風をしのぎたい。スナフキンになりたい。スナフキンは白いTシャツを見たことすら無いだろうけど。
とにかく、コンクリート造のマンションに住んでる自分が変だと思う。
これはやっぱりおかしい。
そういう話を同居人にしたら「詩人も家くらいあるだろ」と返してきた。
毎日毎日毎日家でパソコンを開いて、よく分からない英語を「Hmmm...lemme see」とか言って右から左に聞き流して、クライアントに謝っている。これは私。
「私は詩人になりたいんだけど、おまえは?」
そう聞くと、「うーん」と一考して「魔女だね」つった。
魔女らしい。
魔女は物だらけのクソ汚い部屋で、布団にくるまりながら天井を見ていた。
うちの会社は自由だから、休憩時間は各々のタイミングで取って良い。魔女は休憩中に布団で寝る。
煙草休憩にグチグチ言われることもない。在宅だし。安い煙草を二人で吸っている。詩人も魔女も煙草くらい吸う。
「狼と香辛料みたいで」
とか言ってニヤニヤしていた。
そもそも詩が好きというか、ブリーチの扉が好きすぎるだけかもしれない。ああいうのを書いて、松岡修造のカレンダーのテンプレートを借りて印刷出来ないものだろうか。よく分からない。
何個か詩の賞に応募したが、バスボムとか香木とかしか貰えなかった。金には全くならなかった。
学が無い。
金も無い。
でも詩人は昔、占い師に「金運がすごい」と褒められた事がある。そのときも高速バスを乗り損ねて、どうにか返金してもらったなけなしの金で診て貰っていたからウケた。
「大金が貯まるとかじゃなくて、」
「はい?」
「臨時収入?」
ほいだら、ま、使いますか。
金はあるだけ使っている。生命保険に入ったのも、そういう理由からだった。詩人は貯金と縁がないくせに、献血を断られる貧弱さがある。祈りを込めて、サプリを一日9錠飲んでいる。
もう就活は面接に食い込めないんだよな。分かってくれるかな。ここまでは詩人っぽいよ。でも、なんでか正社員になった。
これはもう詩人ではない。
書いていて思い出したが詩人は、制服キャバクラで働いていた時おじさんに「君、話が変わりすぎ。フラッシュ暗算じゃないんだから」と窘められていた。
詩人は、数字が分からない。数字と記号(〇△□など)は同じような物なので、暗算なんて当たり前に出来なかった。詩人は、〇と□のどちらが大きいとか小さいとか、義務教育中に納得が済まないまま大人になってしまった。
でもさあ、正直あのビルで制服を着ていた女の子たちの半分もフラッシュ暗算は無理だったんじゃないかな。魔女も算数は苦手だから、見積書を作るのを本当に嫌がっている。
話はこうやってコロコロ変わるし、詩人も魔女も煙草の値上がりくらいにしか数字には敏感になれない。
それにしても都内の家賃は高いね。それは肌感で分かるよ。会社を辞めても、詩人にはなれないかもしれない(詩人も定期的にCoCo壱とかで食事はしたい。夏はスパイシーサマベジを、冬はベジスープカレーを食べなきゃいけない)し、もし会社を辞めたら魔女が泡を吹きながら詩人をしばらく養う事になる。
詩人は今の会社を辞めたらタクシーの運転手になりたい。詩人は今までやったバイトの数を覚えていない。
生き急ぐことが夢だと思っている。人生は速い方が輝きが増すのではないかと、信じている。
人生の速度が秒針を超えると、今度は夢(睡眠の方)の輝度が増し出す。ぴかぴかどころじゃない。飛べるほど気持ちがいい。履歴書の数行をベッドしても構わない。ベッドでいい夢が見れるなら。なんつって笑
薬を飲むと、体感、脳が丸くなる。丸い癖に、記憶の巻き戻し機能に弁が付く。分かる人は分かるよね。黒目をどんなに左上にやってもアレを思い出せない。アレってなんだっけ。そんなんなって、ストッパーより向こう側の過去は殆ど404
霧の中の桃源郷を、もっと晴れた空の上からドローンで見ている感覚がある。どこにも足がつかない。文章が読めない。
魔女は、詩人にご飯を作ってくれる。魔女が出社すると、詩人は餓死する。何度か餓死した。詩人は雨の音を聞くのは好きだけど、自分の胃の言葉は理解出来なかった。魔女がハンバーグとチャーハンを3つほど冷凍してくれていて、詩人はそれを電子レンジの言う通りにして、キッチンで立って食べている。行儀の悪さは魔女には秘密だ。
詩人は、市販のパンをトーストすることと、インスタントラーメンしか上手に作れない。立って食べれる物しか作ったことがなかったから。
私の上司が、私のことを「同居人さんのヒモ」と呼んでいた。海賊みたいな会社で、狂い続けたら、ヒモが紐でしぬところをオンラインミーティングで披露してやれるのにな。上司は会社を辞めた。
詩人は、pixivで一回だけR18のエロ小説を書いたことがある。神絵師にリクエストしたら「おまえが書け」と返信が来たからだ。書いたリンクを送り付けたら、い〜〜っぱいエロい絵を描いて返信をくれて、ありえんほど嬉しかったw
その小説はマイナーなジャンルにしては、まあ、よくは無いが、悪くもなかったと思う。また分かりもしない数字の話だ。そんなことより韓国人が熱烈に褒めてくれて、それがかなり嬉しかった。
やっぱり文章書くのって楽しい。そりゃ絵が描けるなら漫画が描きたかった。ドラマの脚本だって書いてみたい。無理か。
詩人は、CoCo壱で定期的にカレーを食べれて、マンションの家賃と光熱費と携帯代と生命保険料が納められる感じの詩人になりたい。
で、タクシー会社に転職もしたい。詩人は、目の前に人が立っていると吐き気がするので、電車通勤は出来ない。在宅ワークの恩恵は充分受けた。
世の中甘くないとか言うけど、そうだよね。そうするしかない人もいっぱいいるよね。世の中思ったより甘くないし、ムカつくけど甘いとこは甘いんだよなー。
やりたいことやって、辞めたくなったら辞めたいよな。
曰く、「技術は体が覚えてるから、戻りたくなったらいつでも戻ってこれる」らしい。
ブランコに乗って窓ガラスを拭いていたとき、隣で拭いてたオッサンがそう言ってた。
詩人は、パイロンにトラロープを巻ける。8の字のコードも巻ける。4インチと8インチのどっちが大きいかは一瞬迷う。インカムで謝ることも出来る。英語で謝ることも出来る。フランス語は「セクワサ?」だけ分かる。「これ何?」だった気がする。シークヮーサーに聞こえるんだよね。
今年はさ、人生の速度と高度を調整するターンに入ろうと思う。
詩人になりたい。
出来れば魔女と長く暮らして、私は詩人になって、洞窟で火を焚いて、一酸化炭素中毒で終わりたい。走馬灯は出来るだけ早く、出来るだけ沢山、フラッシュ暗算みたいに見れたら楽しいはずだから。