キハ35系気動車は1963(昭和38)年から製造が開始され、大都市近郊の非電化通勤路線用として、日本各地で使用されましたが、最近では車両の老朽化や電化が進み、同形式の活躍場所は久留里線のみとなっていました。
今回の引退により、JRとしての活躍の場はなくなってしまいましたが、JRなどから譲渡を受けた関東鉄道において、同系列の形式が今も運行されています。
▼上総亀山駅で出発を待つキハ35系気動車「キハ30形」。

▼外吊り式の扉が特徴的でした。

▼夕闇迫る横田駅にて。

▼2012(平成24)年12月1日の運行をもって、見納めです。

<参考HP>
・「久留里線旧型気動車さよなら記念イベント」(JR東日本千葉支社HP)
訪問日:2011年8月28日
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