軌間762mmという狭軌(ナローゲージ)に合わせた小型サイズの電車や施設は、鉄道趣味の題材としても興味を惹かれます。今回は、同鉄道の内部線・八王子線夫々の終点である内部駅と西日野駅を訪問したいと思います。
▼小さな旅の始まりは、あすなろう四日市駅から。
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▼駅の入口です。駅員さんが改札する形式です。
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▼ちなみに、こちらが近鉄が運営していた頃の様子。自動改札機がありました。
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▼列車は近鉄四日市駅の高架下から出発します。
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▼日中は当駅から15分おきに内部行と西日野行の列車が交互に出発します。
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▼内部行の列車は6つの途中駅を経て、17分で終点の内部駅に到着。
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▼1922(大正11)年に三重鉄道の駅として開業しました。
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▼その後、三重交通→三重電気鉄道→近畿日本鉄道→四日市あすなろう鉄道…と運営者は変遷を辿ります。
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▼あすなろう四日市駅から距離にして5.7km…。
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▼都会にありながら、旅情を誘う終着駅の風景があります。
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▼乗ってきた列車に乗って、あすなろう四日市方面へ向かいます。
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▼内部駅構内には車庫と検車設備があります。
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▼日永駅で下車して西日野行の列車に乗り換えます。日永駅を出発すると次は終点の西日野駅。
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▼あすなろう四日市駅から距離にして3.1km、途中駅は赤堀駅・日永駅の2つしかありません。
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▼以前はこの先、線名の由来でもある伊勢八王子まで列車が走っていました。
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▼しかし、1974(昭和49)年の集中豪雨により営業休止、そのまま2年後に廃線となりました。
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▼内部駅より一足早く、1912(大正元)年に三重軌道(後に三重鉄道に移管)の駅として開業したのが始まりです。
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▼最後に日永駅で途中下車。
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▼内部線と八王子線の分岐駅です。左奥が内部方面、右手奥が西日野方面。
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▼レール幅762mmは新幹線や一部私鉄の約半分という狭さ。全国でも3例しか残っていません。
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▼そのうち2例が三重県内にあります。車両のサイズも路面電車やバスに近いですね。
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▼現行車両は新体制発足を機にリニューアル。以前はパステルカラーの凸凹編成が走っていました。
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<参考HP>
・「四日市あすなろう鉄道」(公式HP)
訪問日:2009年3月21日・2019年8月3日
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