界隈のLandscape 128
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青面金剛のLandscape 404
右端の馬頭観音である。3面8臂の坐像である。宝暦年間の作。
青面金剛坐像は六臂の合掌像である。邪鬼の姿は見えない。右側面に「よの道」と刻されている。こちらも宝暦年間の作。
西堀十丁目、日向不動堂の門前である。
境内に入ると真島日向守城址の碑が建っている。この地は北条時政の謀略によって討たれた畠山重忠の家臣真島日向守の城址と伝えられている。
本堂の前には力石が2つ置いてある。右の石には日向の文字が見える。
本堂横の堂の中に地蔵尊が祀られている。
台石を見ると不聞猿、不見猿が彫られている。地蔵尊を主尊とする庚申塔だったのだ。
どっしりとした、いかにも頼りがいのある地蔵尊である。合掌。
この後、南与野駅まで歩き、埼京線に乗って帰途に就いた。
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界隈のLandscape 127
踏切を越えると「むすびのけやき」の大きな提灯がある。
2015年2月25日号で、板橋区本町の縁切榎を報告したが、板橋区のホームページを見ると「「縁切榎」で悪い縁を切り、この「むすびのけやき」でおみくじを結んで開運祈願をしてみてはいかがでしょうか。」とある。良いご縁がありますように。
この後、赤羽線の板橋駅まで歩き、種子屋街道の旅を終えた。- [ edit ]
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界隈のLandscape 126
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路傍祠のLandscape 55
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青面金剛のLandscape 403
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青面金剛のLandscape 402
本堂寄りの小屋根の下には、2童子を従えた不動明王が祀られている。天保年間の作。
墓地の手前には、板碑が祀られているが、中央の板碑はさいたま市の文化財に指定されている。鎌倉時代末期の優れた作例として貴重なものという。
板碑を眺めていたら蜻蛉が飛んで来た。
東福寺の西に神明神社が鎮座している。
境内に入ると右手に力石がある。神明石と刻されている。
左にも力石がある。重量が刻まれている。
神社の東には神明神社古墳があるが、草が繁り形は良く分からない。
これは今年の1月に撮影した神明神社古墳である。草が無いと墳丘の形が良く分かる。直径33m、高さ4.5mの円墳という。
神明神社の参拝を終え、東福寺の前を通り、北へ向かうと路傍に大型の石塔がある。
石尊大権現である。小さな鳥居も見える。農業に必要な水を得られるよう祈願したものという。寛政6年の建立。
いつの世も水は大切なのだと思いながら次の訪問先へむかった。
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建物のLandscape 47
港区東新橋一丁目、昭和通りの路傍に旧新橋停車場の駅舎が見える。
2003年4月に復元された「新橋停車場」の駅舎である。明治5年10月14日に開業した日本最初の鉄道ターミナル新橋停車場の駅舎の外観を再現したものである。
駅舎の裏側にはプラットホームも再現されている。屋根はあえて造らず、当初の姿をイメージできるよう柱とフレームでデザインされている。
「東京名所之内新橋ステンション蒸気汽車鉄道図」である。駅舎とホームが描かれている。貨車の姿もあるが、明治6年には新橋横浜間で鉄道貨物輸送が開始されたという。
ホーム脇には0哩(ゼロマイル)標識がある。明治3年に測量の起点となる第一杭が打たれた地点である。「旧新橋横浜間鉄道創設起点跡」として国の指定史跡となっている。
昨日は、150年前に鉄道が開業した日であるが、これは昭和45年に発行された「別冊週刊読売 鉄道100年の記録」の表紙である。当時、路傍学会が380円で購入したものだ。引っ越しする際に古い雑誌は処分してきたが、手放さずにいた1冊である。50年振りにページをめくってみると、当時の鉄道事情がわかり、面白い。蒸気機関車が次々に姿を消し、新大阪から西へ延びる山陽新幹線の工事が進められていた時代である。
これは駅弁に関する記事である。50年以上前の駅弁は150円から300円で、200円のものが多い。今思うと安く感じるが、当時の金銭感覚としてはどの程度だったのだろう。
「東京蒸気車馬人力繁栄図」である。現在の田町から品川の間は、築堤の上を蒸気機関車が走っていた。2019年、高輪ゲートウェイシティの工事現場で築堤の石垣が発見された。
昨年6月、身を屈めて通行する高輪橋架道橋への架設通路からみた北側の高輪築堤の石垣である。
こちらは今年の5月に撮影した仮設通路の南側である。仮設通路から高輪築堤の石垣を見ることが出来た。石垣は台場の築造技術を用いて積み上げられたという。波除杭も見える。
これは最近撮影した通路の北側である。敷き鉄板に覆われ、重機が動いている。
こちらは南側である。覆工板と敷き鉄板で覆われている。石垣は埋め戻されたのかだろうか、それとも除去されたのだろうか。
高輪築堤は史跡に指定され、部分的に保存されるという。150年前の昨日、蒸気機関車が走った築堤を取り込んで、今後どのような街づくりが行われるのか楽しみである。
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界隈のLandscape 125
下総松崎駅から成田を目指す旅の続きである。
成田ニュータウン中央通りを越えて進むと、成田市山口の路傍にポリタンクを利用した人形がある。交通安全を呼びかけるものだろう。後ろに成田線の架線が見える。
その先に鎮座している雷神社である。神社の案内によると、舒明天皇がこの地を通った際に、山頂の古松より一つの雷鳴が響き、天皇はこの雷鳴に深く感じ、その古松の下に一祠を建てたのが、この神社の始まりだという。長い歴史を持つ神社である。
雷神社の前を流れる小橋川を渡った先にある民家の棟飾りである。トタンを加工した棟飾りには、ひらがなの「ま」が見える。屋号に因むものだろうか。
近くの民家の庭先に琺瑯看板が見える。右側の黄色の琺瑯看板は、飼料の看板である。
成田市郷部の路傍に石柱が見える。「こま木山道」とある。2021年12月19日号で報告した酒々井町伊篠の松並木付近で見られた護摩木山の石碑と同様の石碑であろう。明治11年の建立。
護摩木山の石碑の先の墓地に並ぶ石仏は供養塔か。
郷部交差点の手前にも護摩木山の大型の石碑が建っている。明治11年に埼玉の講が建立したものである。
郷部の交差点を渡り、西参道三の宮通りに入ったところに石橋地蔵尊が祀られている。地蔵尊の前に板状の石がある。かつて小橋川に「いしばし橋」が架かっていて、その名の由来となったのが、この石であるという。石橋地蔵尊も、その石橋の傍らに祀られていたものという。
西参道三の宮通りを進むと、観音堂がある。明治2年に廃寺となった神光寺の境外仏堂で、聖観音を本尊としている。
境内の奥に青面金剛が祀られている。六臂の合掌像で、割られた跡がある。元禄年間の作である。
観音堂前の坂を下る途中で東方向を見たところである。画面左に見える鉄塔はNTT東日本の鉄塔である。NTTの東に新勝寺がある。
郷部橋で成田線を越えて、西参道を進む。
途中に郵便差出箱1号(丸型)があった。1970年に「角型」が登場し、このタイプの生産、設置は終了しているが、最近は保存される傾向が強まっているという。
参道を進むと、薬師堂の前に来た。2021年12月22日号で訪問して以来である。我孫子で水戸街道と分岐した成田道と成田街道はここで合流となる。ここから表参道を歩く。
昨年解体に着手した大野屋旅館は姿を消してしまった。あの望楼を載せた姿が懐かしい。
この後、新勝寺を参拝し、帰途に就いた。
次の機会には寺台を訪れてみたい。
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界隈のLandscape 124
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