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Landscapes by the roadside

路傍学会


青面金剛のLandscape 481

朝霞市内間木の青面金剛

 朝霞市内間木にある青面金剛を訪ねた。1013日号で報告した新河岸川の北側のエリアである。新河岸川の堤防を歩いて、気になっていたエリアである。

  241214-1 下内間木バス停

 北朝霞駅から運行本数が限られているコミュニティバスに乗り、下内間木で降りた。

  241214-2 下内間木氷川神社

 朝霞市下内間木の路傍に氷川神社が鎮座している。12月だと言うのに、公孫樹がまだ葉を付けている。

  241214-3 下内間木氷川神社

 鳥居をくぐった左手に青面金剛が祀られている。

  241214-4 下内間木氷川神社

 剣、ショケラを持つ六臂像である。彫りが細かく、ショケラは合掌している。明和6年(1769)の造立である。

  241214-5 下内間木氷川神社 力石

 浅間神社を祀る富士塚の麓に力石がごろりと置かれていた。

  241214-6 朝霞水門

 境内の南のはずれから1013日号で報告した朝霞水門が見える。

  241214-7 観音地蔵堂

 氷川神社から朝霞調節池の堤防に沿って西へ歩くと西福寺がある。氷川神社はこの西福寺の境内社として創建されたという。

  241214-8 観音地蔵堂

 一段高くなった境内の手前に観音地蔵堂がある。

  241214-9 観音地蔵堂

 地蔵堂内には優しいお顔の地蔵尊が祀られている。正徳6年(1716)に造立された大きな地蔵尊である。

  241214-10 西福寺

 地蔵尊の奥に西福寺の本堂がある。観世音菩薩が本尊となっている。

  241214-11 西福寺

 本堂の左、不動堂の横に石仏が祀られている。

  241214-12 西福寺

 右は青面金剛、中央は馬頭観音、左も馬頭観音だろう。

  241214-13 西福寺

 青面金剛は六臂の合掌像で、端正な立ち姿である。享保20年(1735)に造立されたものである。

  241214-14 上打間木

 西福寺から内間木通りを歩いて上打間木交差点に来ると、交差点の角近くに小屋根に守られた石仏と石塔が見えた。

  241214-15 上打間木

 光線が悪く、見づらいが、石塔は剣、ショケラを持つ六臂の青面金剛であった。宝暦10年(1761)の作。

  241214-16 上打間木

 小屋根の下の坐像は釈迦如来ではないか。首の補修跡がマフラーのように見える。

  241214-17 新盛橋から富士山

 朝霞台駅へ向かう途中、新河岸川に架かる新盛橋から薄っすら富士山が見えた。

 この後、朝霞台駅までのんびり歩き、帰途に就いた。

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