青面金剛のLandscape 108
松戸市松戸 大正寺
松戸市松戸の路傍、大正寺である。
境内の帝釈天王堂の前に青面金剛が祀られている。
ショケラ持ちの六臂像で、日月の間に妙法、一邪鬼、二童子、二鶏、三猿である。非常に丁寧に彫られている像である。
主尊は三面。中央の顔は三眼である。髑髏の首飾りをつけている。
三猿である。三猿の両脇に二鶏がいる。不見の指まで表現されている。下部に講の人々の名が彫られている。この寺の創建は大正時代だが、青面金剛は元禄年間の作である。
松戸市松戸の路傍、大正寺である。
境内の帝釈天王堂の前に青面金剛が祀られている。
ショケラ持ちの六臂像で、日月の間に妙法、一邪鬼、二童子、二鶏、三猿である。非常に丁寧に彫られている像である。
主尊は三面。中央の顔は三眼である。髑髏の首飾りをつけている。
三猿である。三猿の両脇に二鶏がいる。不見の指まで表現されている。下部に講の人々の名が彫られている。この寺の創建は大正時代だが、青面金剛は元禄年間の作である。
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神社のLandscape 82
中野区新井 新井天神北野神社
中野区新井四丁目の路傍、新井天神北野神社である。
手水舎である。打ち放しのコンクリートにステンレスの縁付というモダンなデザインである。傍らに撫で牛がたたずんでいる。病気平癒のみならず、諸願成就にも効力があるという。なでなで。
「梅の花匂うあたりの夕ぐれは あやなく人にあやまたれつつ」の歌碑の周りには13個の力石が奉納されている。
七十貫である。現地の解説板には、思いを込めて奉納された力石は磐座として神様が降りてくると考えられていたとあった。力石を奉納するということはそういうことだったのか。路傍学会の興味は尽きない。
中野区新井四丁目の路傍、新井天神北野神社である。
手水舎である。打ち放しのコンクリートにステンレスの縁付というモダンなデザインである。傍らに撫で牛がたたずんでいる。病気平癒のみならず、諸願成就にも効力があるという。なでなで。
「梅の花匂うあたりの夕ぐれは あやなく人にあやまたれつつ」の歌碑の周りには13個の力石が奉納されている。
七十貫である。現地の解説板には、思いを込めて奉納された力石は磐座として神様が降りてくると考えられていたとあった。力石を奉納するということはそういうことだったのか。路傍学会の興味は尽きない。
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神社のLandscape 81
江戸川区東小松川 東小松川白髭神社
江戸川区東小松川三丁目の路傍、東小松川白髭神社である。
本殿の左手に浮洲浅間神社がある。荒川の開削によってこの地に合祀されたものという。これも富士塚と言って良いのだろうか。
浅間社の石祠の前の常夜灯は寛政年間に奉納されたものである。
社殿前の常夜灯は天保年間に再建されたと彫ってあるが、大地震で倒壊でもしたのだろうか。
社殿前の躍動感ある立派な狛犬は氏子が嘉永年間に奉納したものである。
江戸川区東小松川三丁目の路傍、東小松川白髭神社である。
本殿の左手に浮洲浅間神社がある。荒川の開削によってこの地に合祀されたものという。これも富士塚と言って良いのだろうか。
浅間社の石祠の前の常夜灯は寛政年間に奉納されたものである。
社殿前の常夜灯は天保年間に再建されたと彫ってあるが、大地震で倒壊でもしたのだろうか。
社殿前の躍動感ある立派な狛犬は氏子が嘉永年間に奉納したものである。
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塚のLandscape 32
和光市下新倉 下新倉氷川八幡神社
和光市下新倉三丁目の路傍、下新倉氷川八幡神社である。
境内の西側には富士嶽神社がある。草が茂り富士塚に登ることは困難である。
登れないので境内の外から見てみた富士塚である。高さ3m程か。
富士塚の麓には勤めを終えた猿が休んでいる。
和光市下新倉三丁目の路傍、下新倉氷川八幡神社である。
境内の西側には富士嶽神社がある。草が茂り富士塚に登ることは困難である。
登れないので境内の外から見てみた富士塚である。高さ3m程か。
富士塚の麓には勤めを終えた猿が休んでいる。
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青面金剛のLandscape 107
松戸市上矢切 宝蔵院
松戸市上矢切の路傍、宝蔵院の山門前である。本堂前に石造の仁王像が見える。
門前のお勉強地蔵である。もっと前に出会っていれば・・・・
山門をくぐり、左手に如意輪観音と並び2基の青面金剛が祀られている。右は正徳五年、左は正徳六年の建立である。右は二手、左は六臂の合掌像。
右の像の邪鬼である。悟っているのか、諦観の顔か。
同じく右の像の三猿である。鶏につつかれて不言、不見の猿は、中央の不聞の猿に身を寄せている。
左の像の一邪鬼、二鶏、三猿である。二鶏は邪鬼の両側である。三猿はきちんとした菱形である。建立はわずか一年の差であるが、同じ青面金剛でも随分と違いがあるものだ。この差はどこから来るものなのだろう。路傍学会の興味は尽きない。
松戸市上矢切の路傍、宝蔵院の山門前である。本堂前に石造の仁王像が見える。
門前のお勉強地蔵である。もっと前に出会っていれば・・・・
山門をくぐり、左手に如意輪観音と並び2基の青面金剛が祀られている。右は正徳五年、左は正徳六年の建立である。右は二手、左は六臂の合掌像。
右の像の邪鬼である。悟っているのか、諦観の顔か。
同じく右の像の三猿である。鶏につつかれて不言、不見の猿は、中央の不聞の猿に身を寄せている。
左の像の一邪鬼、二鶏、三猿である。二鶏は邪鬼の両側である。三猿はきちんとした菱形である。建立はわずか一年の差であるが、同じ青面金剛でも随分と違いがあるものだ。この差はどこから来るものなのだろう。路傍学会の興味は尽きない。
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門のLandscape 23
小平市御幸町 海岸寺
小平市御幸町、五日市街道の路傍、海岸寺の参道である。
海岸寺の山門である。総欅造り。小平市有形文化財。
本柱の前後に控柱がある四脚門。大きくせり出している屋根は茅葺である。
天井に龍の絵が描かれていたが、今ではかすかな痕跡が残るのみである。
境内にデジタル技術で復元された天井絵が展示されていた。黒雲を割って天翔る龍の姿である。
参道の入口脇に庚申塔が祀られていた。天保年間の建立である。
小平市御幸町、五日市街道の路傍、海岸寺の参道である。
海岸寺の山門である。総欅造り。小平市有形文化財。
本柱の前後に控柱がある四脚門。大きくせり出している屋根は茅葺である。
天井に龍の絵が描かれていたが、今ではかすかな痕跡が残るのみである。
境内にデジタル技術で復元された天井絵が展示されていた。黒雲を割って天翔る龍の姿である。
参道の入口脇に庚申塔が祀られていた。天保年間の建立である。
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門のLandscape 22
中野区沼袋 禅定院
中野区沼袋二丁目の路傍、禅定院の山門である。背後に見える銀杏は樹齢600年を超えるという。
重厚な山門は大正期の建立で、この寺で唯一戦災を免れた建造物である。
山門をくぐると六地蔵が迎えてくれる。合掌。
寛文年間の庚申塔の三猿である。素朴な彫りである。
牡丹に囲まれた蓮池である。鯉と象の組み合わせだろうか。ユニークである。
中野区沼袋二丁目の路傍、禅定院の山門である。背後に見える銀杏は樹齢600年を超えるという。
重厚な山門は大正期の建立で、この寺で唯一戦災を免れた建造物である。
山門をくぐると六地蔵が迎えてくれる。合掌。
寛文年間の庚申塔の三猿である。素朴な彫りである。
牡丹に囲まれた蓮池である。鯉と象の組み合わせだろうか。ユニークである。
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青面金剛のLandscape 106
和光市白子 東明寺
和光市白子三丁目の路傍、東明寺の山門である。
長い石段を経て観音堂にたどり着く。この観音堂の裏手、石積みの上には135基の庚申塔が祀られ、百庚申と呼ばれる和光市指定の文化財がある。どのような庚申塔があるかと期待しながら歩いていくと・・・・
何と「厳告 立入禁止」である。厳告を破ることはできない。
だが2基の青面金剛が石段の下から見える。手前は宝暦年間の作。ショケラ持ちの六臂像である。小さな二鶏は雲に乗っている。邪鬼はすっかり諦めている。
奥に見える青面金剛もショケラ持ちの六臂像である。邪鬼は愛らしい表情である。2基とも大変綺麗な像であり、百を超える他の像も見てみたくなる。
境内には身代り地蔵も祀られていた。合掌
和光市白子三丁目の路傍、東明寺の山門である。
長い石段を経て観音堂にたどり着く。この観音堂の裏手、石積みの上には135基の庚申塔が祀られ、百庚申と呼ばれる和光市指定の文化財がある。どのような庚申塔があるかと期待しながら歩いていくと・・・・
何と「厳告 立入禁止」である。厳告を破ることはできない。
だが2基の青面金剛が石段の下から見える。手前は宝暦年間の作。ショケラ持ちの六臂像である。小さな二鶏は雲に乗っている。邪鬼はすっかり諦めている。
奥に見える青面金剛もショケラ持ちの六臂像である。邪鬼は愛らしい表情である。2基とも大変綺麗な像であり、百を超える他の像も見てみたくなる。
境内には身代り地蔵も祀られていた。合掌
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門のLandscape 21
足立区伊興本町 東岳寺
足立区伊興本町一丁目の路傍、東岳寺の山門である。右手に初代安藤広重墓及び記念碑と彫られた石柱が立っている。東海道五十三次や江戸名所百景の作者である。
綺麗に手入れが行き届いた境内に足を踏み入れると、安藤広重の墓と記念碑がある。墓は昭和33年に再建されたものという。
記念碑の隣には広重を広く海外に紹介した米国人ジョン・S・ハッパーの墓がある。
さらにその隣には「誹風柳多留」を出版し、川柳発展の契機を作った「花久」こと花屋久次郎の記念碑もあった。
足立区伊興本町一丁目の路傍、東岳寺の山門である。右手に初代安藤広重墓及び記念碑と彫られた石柱が立っている。東海道五十三次や江戸名所百景の作者である。
綺麗に手入れが行き届いた境内に足を踏み入れると、安藤広重の墓と記念碑がある。墓は昭和33年に再建されたものという。
記念碑の隣には広重を広く海外に紹介した米国人ジョン・S・ハッパーの墓がある。
さらにその隣には「誹風柳多留」を出版し、川柳発展の契機を作った「花久」こと花屋久次郎の記念碑もあった。
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青面金剛のLandscape 105
松戸市根本 吉祥寺
松戸市根本の路傍、吉祥寺の門前である。太い黒松が手招きをする。
松をくぐると左手に馬頭観音、地蔵尊にならんで青面金剛が祀られている。
文字が読みにくいが、元禄年間の作か。六臂の合掌像であるが、顔が少々傷んでいる。
二鶏は三猿の両側に小さく浮彫されている。邪鬼の顔も剥落しているが、どことなく猫っぽい。
松戸市根本の路傍、吉祥寺の門前である。太い黒松が手招きをする。
松をくぐると左手に馬頭観音、地蔵尊にならんで青面金剛が祀られている。
文字が読みにくいが、元禄年間の作か。六臂の合掌像であるが、顔が少々傷んでいる。
二鶏は三猿の両側に小さく浮彫されている。邪鬼の顔も剥落しているが、どことなく猫っぽい。
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