青面金剛のLandscape 45
北区赤羽北 赤羽北諏訪神社
北区赤羽北三丁目の路傍、赤羽北諏訪神社である。
道路建設で分断された参道を登ると境内に水準点があった。几号が彫られている。昭和5年に内務省が設けたものである。
境内の青面金剛である。安永年間の六臂像だが、三猿は半分埋もれている。
北区赤羽北三丁目の路傍、赤羽北諏訪神社である。
道路建設で分断された参道を登ると境内に水準点があった。几号が彫られている。昭和5年に内務省が設けたものである。
境内の青面金剛である。安永年間の六臂像だが、三猿は半分埋もれている。
- [ edit ]
- 青面金剛
- / trackback:0
- / comment:0
青面金剛のLandscape 44
江戸川区船堀 法龍寺
江戸川区船堀六丁目の路傍、法龍寺の門前である。寛文年間の青面金剛像が佇む。
蓮華の下の三猿の姿がユーモラスである。青面金剛に並んで建つ石碑は食用蛙供養塔である。
戦前この辺りには水田、蓮田が多くあり、食用蛙を輸出していたという。戦後は、蛙を捕まえ加工業者に引き渡し、生計を立てる者もいたという。この石碑は昭和27年に東京都食用蛙組合によって建てられたものである。碑上部の円の中には蛙が彫られている。
江戸川区船堀六丁目の路傍、法龍寺の門前である。寛文年間の青面金剛像が佇む。
蓮華の下の三猿の姿がユーモラスである。青面金剛に並んで建つ石碑は食用蛙供養塔である。
戦前この辺りには水田、蓮田が多くあり、食用蛙を輸出していたという。戦後は、蛙を捕まえ加工業者に引き渡し、生計を立てる者もいたという。この石碑は昭和27年に東京都食用蛙組合によって建てられたものである。碑上部の円の中には蛙が彫られている。
- [ edit ]
- 青面金剛
- / trackback:0
- / comment:0
国旗掲揚塔のLandscape 25
台東区根岸 西蔵院
台東区根岸四丁目の路傍、根岸の大松として親しまれた御行の松で知られる西蔵院である。
境内の国旗掲揚塔である。地元町会が建立した大型の掲揚塔であるが四つの文字が削り取られている。どのような文字が彫られていたのだろうか。
枯れた初代の御行の松の近くに三代目となる木が植えられている。境内には御行の松を詠んだ子規の句碑もある。
台東区根岸四丁目の路傍、根岸の大松として親しまれた御行の松で知られる西蔵院である。
境内の国旗掲揚塔である。地元町会が建立した大型の掲揚塔であるが四つの文字が削り取られている。どのような文字が彫られていたのだろうか。
枯れた初代の御行の松の近くに三代目となる木が植えられている。境内には御行の松を詠んだ子規の句碑もある。
- [ edit ]
- 国旗掲揚塔
- / trackback:0
- / comment:0
塚のLandscape 18
江戸川区船堀 船堀日枝神社
江戸川区船堀六丁目の路傍、船堀日枝神社である。拝殿左手に富士塚がある。
明治25年に地元の講によって築造されたものである。高さ2mほどの塚で、しっかりした登山道もある。中腹には小御嶽神社の石碑。
鳥居の脇には明治30年に建立された乾海苔創業記念碑があり、その背後には14基の力石が奉納されている。力持ちが技を競い、大いに賑わった神社なのであろう。
江戸川区船堀六丁目の路傍、船堀日枝神社である。拝殿左手に富士塚がある。
明治25年に地元の講によって築造されたものである。高さ2mほどの塚で、しっかりした登山道もある。中腹には小御嶽神社の石碑。
鳥居の脇には明治30年に建立された乾海苔創業記念碑があり、その背後には14基の力石が奉納されている。力持ちが技を競い、大いに賑わった神社なのであろう。
- [ edit ]
- 塚
- / trackback:0
- / comment:4
門のLandscape 13
葛飾区東堀切 普賢寺
葛飾区東堀切三丁目の路傍、普賢寺の山門である。端正な門である。
境内の大師堂の前には、寛文年間に建てられた一対の庚申灯籠がある。灯籠を庚申供養塔にするのは大変珍しい。区指定有形文化財。
大師堂の脇には青面金剛も祀られている。ショケラを下げている。宝暦年間の作。
葛飾区東堀切三丁目の路傍、普賢寺の山門である。端正な門である。
境内の大師堂の前には、寛文年間に建てられた一対の庚申灯籠がある。灯籠を庚申供養塔にするのは大変珍しい。区指定有形文化財。
大師堂の脇には青面金剛も祀られている。ショケラを下げている。宝暦年間の作。
- [ edit ]
- 門
- / trackback:0
- / comment:0
青面金剛のlandscape 43
江戸川区平井 安養寺
江戸川区平井六丁目の路傍、安養寺の山門である。参道脇に小堂、庚申塔、石仏が並んでいる。その中に正徳年間の青面金剛がある。
六臂像であるが手の構えが独特。山門の左手には区の登録文化財である富士塚があるが、境内は保育園の園庭になっているため立ち入るのは遠慮した。
江戸川区平井六丁目の路傍、安養寺の山門である。参道脇に小堂、庚申塔、石仏が並んでいる。その中に正徳年間の青面金剛がある。
六臂像であるが手の構えが独特。山門の左手には区の登録文化財である富士塚があるが、境内は保育園の園庭になっているため立ち入るのは遠慮した。
- [ edit ]
- 青面金剛
- / trackback:0
- / comment:0
国旗掲揚塔のLandscape 24
北区赤羽台 赤羽八幡神社
北区赤羽台四丁目の路傍、赤羽八幡神社の入り口である。新幹線の高架下をくぐり参道を進む。車は左の斜路を登る。
参道脇に建つ道標である。左側面には坂上田村麻呂が東征の際に創建したと神社の由緒が記されている。
今上天皇御降誕記念で建立された国旗掲揚塔が役目を終え、二つに分けられ並んで建てられていた。このように姿を変えて記念碑として利用されている例は初めて見た。
北区赤羽台四丁目の路傍、赤羽八幡神社の入り口である。新幹線の高架下をくぐり参道を進む。車は左の斜路を登る。
参道脇に建つ道標である。左側面には坂上田村麻呂が東征の際に創建したと神社の由緒が記されている。
今上天皇御降誕記念で建立された国旗掲揚塔が役目を終え、二つに分けられ並んで建てられていた。このように姿を変えて記念碑として利用されている例は初めて見た。
- [ edit ]
- 国旗掲揚塔
- / trackback:0
- / comment:0
塚のLandscape 17
江戸川区平井 平井諏訪神社
江戸川区平井六丁目の路傍、平井諏訪神社である。
境内の一角に幟が立ち並ぶ富士塚がある。平井の富士塚である。大正年間に地元の講の方々によって造られたもの。高さは1.5mほど。
社殿右奥にある稲荷神社の社殿には華麗な彩色彫刻が施されている。諏訪神社の旧本殿である。天保年間の作。富士塚ともども江戸川区の登録有形文化財である。
江戸川区平井六丁目の路傍、平井諏訪神社である。
境内の一角に幟が立ち並ぶ富士塚がある。平井の富士塚である。大正年間に地元の講の方々によって造られたもの。高さは1.5mほど。
社殿右奥にある稲荷神社の社殿には華麗な彩色彫刻が施されている。諏訪神社の旧本殿である。天保年間の作。富士塚ともども江戸川区の登録有形文化財である。
- [ edit ]
- 塚
- / trackback:0
- / comment:0
琺瑯看板のLandscape 14
葛飾区金町 住居表示
葛飾区金町三丁目の路傍である。琺瑯看板がある。
昨年4月26日号で報告した琺瑯看板と同じ寄贈者である。その店舗は既に無いが、こうした看板を丹念に調べればかつての商店街を再現することができるのだろうか。路傍学会の興味は尽きない。
葛飾区金町三丁目の路傍である。琺瑯看板がある。
昨年4月26日号で報告した琺瑯看板と同じ寄贈者である。その店舗は既に無いが、こうした看板を丹念に調べればかつての商店街を再現することができるのだろうか。路傍学会の興味は尽きない。
- [ edit ]
- 看板
- / trackback:0
- / comment:0
神社のLandscape 50
葛飾区青戸 福森稲荷神社
葛飾区青戸一丁目、中川堤の路傍、福森稲荷神社である。
縄で結ばれた狛犬は何故か社殿から離れて鎮座。明治5年の建立である。初めからここにいたのではないと思うが、路傍学会の興味は尽きない。
境内には柴又帝釈天に至る帝釈道の道標がある。かつて、柴又帝釈天の参詣者はこの地で渡し船に乗って中川を越え、柴又に向かっていたらしい。
葛飾区青戸一丁目、中川堤の路傍、福森稲荷神社である。
縄で結ばれた狛犬は何故か社殿から離れて鎮座。明治5年の建立である。初めからここにいたのではないと思うが、路傍学会の興味は尽きない。
境内には柴又帝釈天に至る帝釈道の道標がある。かつて、柴又帝釈天の参詣者はこの地で渡し船に乗って中川を越え、柴又に向かっていたらしい。
- [ edit ]
- 神社
- / trackback:0
- / comment:2
プロフィール
Author:路傍学会長
路傍学会へようこそ!
東京東部を拠点として、路傍の風景について学際的に考察するブログです。
最新記事
最新コメント
路傍学会訪問者
月別アーカイブ
- 2025/01 (3)
- 2024/12 (13)
- 2024/11 (13)
- 2024/10 (13)
- 2024/09 (13)
- 2024/08 (13)
- 2024/07 (13)
- 2024/06 (14)
- 2024/05 (13)
- 2024/04 (12)
- 2024/03 (14)
- 2024/02 (12)
- 2024/01 (14)
- 2023/12 (13)
- 2023/11 (13)
- 2023/10 (13)
- 2023/09 (13)
- 2023/08 (13)
- 2023/07 (14)
- 2023/06 (12)
- 2023/05 (13)
- 2023/04 (14)
- 2023/03 (13)
- 2023/02 (12)
- 2023/01 (13)
- 2022/12 (13)
- 2022/11 (13)
- 2022/10 (14)
- 2022/09 (12)
- 2022/08 (13)
- 2022/07 (14)
- 2022/06 (13)
- 2022/05 (13)
- 2022/04 (13)
- 2022/03 (13)
- 2022/02 (12)
- 2022/01 (13)
- 2021/12 (13)
- 2021/11 (12)
- 2021/10 (14)
- 2021/09 (13)
- 2021/08 (13)
- 2021/07 (13)
- 2021/06 (13)
- 2021/05 (14)
- 2021/04 (12)
- 2021/03 (13)
- 2021/02 (12)
- 2021/01 (14)
- 2020/12 (13)
- 2020/11 (13)
- 2020/10 (13)
- 2020/09 (13)
- 2020/08 (14)
- 2020/07 (13)
- 2020/06 (12)
- 2020/05 (14)
- 2020/04 (13)
- 2020/03 (13)
- 2020/02 (13)
- 2020/01 (13)
- 2019/12 (13)
- 2019/11 (13)
- 2019/10 (13)
- 2019/09 (13)
- 2019/08 (13)
- 2019/07 (13)
- 2019/06 (14)
- 2019/05 (13)
- 2019/04 (12)
- 2019/03 (14)
- 2019/02 (12)
- 2019/01 (14)
- 2018/12 (14)
- 2018/11 (12)
- 2018/10 (13)
- 2018/09 (14)
- 2018/08 (13)
- 2018/07 (13)
- 2018/06 (13)
- 2018/05 (13)
- 2018/04 (13)
- 2018/03 (13)
- 2018/02 (12)
- 2018/01 (14)
- 2017/12 (14)
- 2017/11 (13)
- 2017/10 (13)
- 2017/09 (13)
- 2017/08 (13)
- 2017/07 (14)
- 2017/06 (12)
- 2017/05 (13)
- 2017/04 (14)
- 2017/03 (13)
- 2017/02 (12)
- 2017/01 (13)
- 2016/12 (13)
- 2016/11 (13)
- 2016/10 (14)
- 2016/09 (12)
- 2016/08 (13)
- 2016/07 (15)
- 2016/06 (13)
- 2016/05 (13)
- 2016/04 (14)
- 2016/03 (13)
- 2016/02 (12)
- 2016/01 (14)
- 2015/12 (13)
- 2015/11 (13)
- 2015/10 (13)
- 2015/09 (13)
- 2015/08 (14)
- 2015/07 (13)
- 2015/06 (12)
- 2015/05 (14)
- 2015/04 (13)
- 2015/03 (13)
- 2015/02 (12)
- 2015/01 (14)
- 2014/12 (13)
- 2014/11 (14)
- 2014/10 (13)
- 2014/09 (12)
- 2014/08 (14)
- 2014/07 (13)
- 2014/06 (13)
- 2014/05 (14)
- 2014/04 (12)
カテゴリ
メールフォーム
検索フォーム
リンク
QRコード