塚のLandscape 29
荒川区南千住 石浜神社
荒川区南千住三丁目の路傍、石浜神社である。
拝殿の右手に富士塚がある。白髭富士である。高さは4m程であろうか。宝暦の年号が刻まれた富士山遥拝所の碑があるが、後に再建された富士塚である。
日月と3猿が彫られている貞享年間の庚申塔も2基祀られている。
境内には多くの力石も納められており、その一つである。翁石とある。どのような謂れがあるのであろうか。路傍学会の興味は尽きない。
荒川区南千住三丁目の路傍、石浜神社である。
拝殿の右手に富士塚がある。白髭富士である。高さは4m程であろうか。宝暦の年号が刻まれた富士山遥拝所の碑があるが、後に再建された富士塚である。
日月と3猿が彫られている貞享年間の庚申塔も2基祀られている。
境内には多くの力石も納められており、その一つである。翁石とある。どのような謂れがあるのであろうか。路傍学会の興味は尽きない。
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- 塚
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青面金剛のLandscape 84
葛飾区東水元 光増寺跡
葛飾区東水元五丁目の路傍、光増寺跡である。
墓地の手前に青面金剛が祀られている。その右にある供養塔は嘉永年間の建立で、道標でもある。
宝暦年間に地元の講によって建てられた1邪鬼、2鶏、3猿の合掌六臂像。
邪鬼は頭を踏まれ神妙な構えである。3猿は大分埋もれてしまって、頭だけがかろうじて見えている。
葛飾区東水元五丁目の路傍、光増寺跡である。
墓地の手前に青面金剛が祀られている。その右にある供養塔は嘉永年間の建立で、道標でもある。
宝暦年間に地元の講によって建てられた1邪鬼、2鶏、3猿の合掌六臂像。
邪鬼は頭を踏まれ神妙な構えである。3猿は大分埋もれてしまって、頭だけがかろうじて見えている。
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- 青面金剛
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地蔵尊のLandscape 21
葛飾区東水元 地蔵堂
葛飾区東水元四丁目の路傍、地蔵堂である。地蔵堂の傍らには享保年間に建てられた宝篋印塔があり、その背後に石仏が並んでいる。
右端に青面金剛がある。
ショケラを下げた青面金剛はこちらに足を踏み出してきそうな迫力である。明和年間の作。
葛飾区東水元四丁目の路傍、地蔵堂である。地蔵堂の傍らには享保年間に建てられた宝篋印塔があり、その背後に石仏が並んでいる。
右端に青面金剛がある。
ショケラを下げた青面金剛はこちらに足を踏み出してきそうな迫力である。明和年間の作。
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- 地蔵尊
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地蔵尊のLandscape 20
荒川区荒川 宮地六地蔵
荒川区荒川四丁目の路傍、宮地六地蔵である。
子育地蔵尊を祀る祠の脇に宮地六地蔵と呼ばれる石仏群が祀られている。きれいな花が手向けられている。衆生を六道に導く地蔵尊ではなく庚申塔が祀られている。
その中の青面金剛である。ショケラを持つ六臂像である。龍が纏わりついている。写実的で彫りが深い。
邪鬼と鶏である。雄鶏と雌鶏の周りで雛が遊んでいる。初めて見るタイプである。
傷んでいるが合掌六臂の青面金剛も祀られている。造立年は不明である。
歩いて数分の所にあの五輪ゴールドメダリストの実家があった。
荒川区荒川四丁目の路傍、宮地六地蔵である。
子育地蔵尊を祀る祠の脇に宮地六地蔵と呼ばれる石仏群が祀られている。きれいな花が手向けられている。衆生を六道に導く地蔵尊ではなく庚申塔が祀られている。
その中の青面金剛である。ショケラを持つ六臂像である。龍が纏わりついている。写実的で彫りが深い。
邪鬼と鶏である。雄鶏と雌鶏の周りで雛が遊んでいる。初めて見るタイプである。
傷んでいるが合掌六臂の青面金剛も祀られている。造立年は不明である。
歩いて数分の所にあの五輪ゴールドメダリストの実家があった。
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- 地蔵尊
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国旗掲揚塔のLandscape 28
草加市柳島町 柳島氷川神社
草加市柳島町の路傍、畑の葱越しに瓦葺の社殿の屋根が見える。柳島氷川神社である。境内を観まわしても社号額や社号碑、狛犬などはない。清々しい空気が漂う。
閑静な境内には役目を終えた国旗掲揚塔が凛と建っていた。
草加市柳島町の路傍、畑の葱越しに瓦葺の社殿の屋根が見える。柳島氷川神社である。境内を観まわしても社号額や社号碑、狛犬などはない。清々しい空気が漂う。
閑静な境内には役目を終えた国旗掲揚塔が凛と建っていた。
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- 国旗掲揚塔
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青面金剛のLandscape 83
草加市谷塚仲町 常福寺
草加市谷塚仲町の路傍、常福寺である。境内福田稲荷社の前に青面金剛と荒神が祀られている。
向かって左は寛延年間の六臂合掌の青面金剛像である。褌姿の邪鬼はかなりリラックスしたポーズである。右は文化年間の三面六臂の荒神像。右手に独鈷、左手に金剛鈴を持っている。
激しく厳しい憤怒の形相である。
草加市谷塚仲町の路傍、常福寺である。境内福田稲荷社の前に青面金剛と荒神が祀られている。
向かって左は寛延年間の六臂合掌の青面金剛像である。褌姿の邪鬼はかなりリラックスしたポーズである。右は文化年間の三面六臂の荒神像。右手に独鈷、左手に金剛鈴を持っている。
激しく厳しい憤怒の形相である。
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- 青面金剛
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青面金剛のLandscape 82
台東区上野公園 聖天島
台東区上野公園、不忍池である。弁天島の左奥に小島がある。
聖天島である。普段は門扉が閉ざされ立ち入ることはできないが、巳の日には参拝することができる。
島の一角に上部が欠損した青面金剛が祀られている。元禄年間の作であるという。1邪鬼、2鶏、3猿である。
邪鬼は中腰のような不安定な姿勢。3猿は埋もれてしまった。
青面金剛の右手に怪しい石像がある。池側から見ると高下駄を履いた役小角で、髭地蔵と呼ばれている。背後から見るとこのフォルムは・・・
3猿が彫られている手水石もある。延宝年間に奉納されたもの。
台東区上野公園、不忍池である。弁天島の左奥に小島がある。
聖天島である。普段は門扉が閉ざされ立ち入ることはできないが、巳の日には参拝することができる。
島の一角に上部が欠損した青面金剛が祀られている。元禄年間の作であるという。1邪鬼、2鶏、3猿である。
邪鬼は中腰のような不安定な姿勢。3猿は埋もれてしまった。
青面金剛の右手に怪しい石像がある。池側から見ると高下駄を履いた役小角で、髭地蔵と呼ばれている。背後から見るとこのフォルムは・・・
3猿が彫られている手水石もある。延宝年間に奉納されたもの。
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- 青面金剛
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青面金剛のLandscape 81
葛飾区東金町 光増寺
葛飾区東金町六丁目の路傍、光増寺の門前である。
門を通ると右手に青面金剛が祀られている。宝暦年間の六臂合掌像である。再建立の文字も読めた。
邪鬼はしっかり踏み付けられ、かしこまっている。3猿はリラックスしている。
境内には区登録有形文化財の舟形地蔵や屋根に守られた六地蔵も祀られている。この舟形地蔵は岩槻慈恩寺への道標で、移されたものである。
葛飾区東金町六丁目の路傍、光増寺の門前である。
門を通ると右手に青面金剛が祀られている。宝暦年間の六臂合掌像である。再建立の文字も読めた。
邪鬼はしっかり踏み付けられ、かしこまっている。3猿はリラックスしている。
境内には区登録有形文化財の舟形地蔵や屋根に守られた六地蔵も祀られている。この舟形地蔵は岩槻慈恩寺への道標で、移されたものである。
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- 青面金剛
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青面金剛のLandscape 80
三郷市高州 本隆寺
三郷市高州一丁目の路傍、三郷七福神の毘沙門天を祀る本隆寺の門前である。
阿弥陀如来と並んで大きな青面金剛がある。塀の外に置かれて寂しげである。
1邪鬼、2鶏、3猿の六臂像であるが、3猿は台座にあり、その間には長寿を願う講の人々の名前が彫ってある。元禄年間の作。
墓地の一角に建つ近くの理容店の看板である。いつまでも若くありたいものである。
三郷市高州一丁目の路傍、三郷七福神の毘沙門天を祀る本隆寺の門前である。
阿弥陀如来と並んで大きな青面金剛がある。塀の外に置かれて寂しげである。
1邪鬼、2鶏、3猿の六臂像であるが、3猿は台座にあり、その間には長寿を願う講の人々の名前が彫ってある。元禄年間の作。
墓地の一角に建つ近くの理容店の看板である。いつまでも若くありたいものである。
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青面金剛のLandscape 79
三郷市高州 三輪神社
三郷市高州四丁目の路傍、三輪神社参道入口である。
享保年間の青面金剛が祀られている。険しい顔の六臂像である。3猿が2段になっている。据え直されたのだろうか。
社殿横、六地蔵の近くに祀られている青面金剛である。ショケラを持つ六臂像だが、非常に綺麗な像である。
邪鬼はポケットモンキーのようである。音が聞こえない猿は辺りを見回し、物を見ることができない猿は耳をそばだてているのか。文化年間の作。
三郷市高州四丁目の路傍、三輪神社参道入口である。
享保年間の青面金剛が祀られている。険しい顔の六臂像である。3猿が2段になっている。据え直されたのだろうか。
社殿横、六地蔵の近くに祀られている青面金剛である。ショケラを持つ六臂像だが、非常に綺麗な像である。
邪鬼はポケットモンキーのようである。音が聞こえない猿は辺りを見回し、物を見ることができない猿は耳をそばだてているのか。文化年間の作。
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