年間/半期ベスト[2010年] |
PUBLIC IMAGE REPUBLIC的 ミュージック・アワード 2010、第四部はマイ・フェイバリット・アルバムのTOP20の発表です。ではさっそく20位から。
No.20 - LCD Soundsystem / This Is Happening
LCD Soundsystem - Home
LCDサウンドシステムのアルバムは全部好きだけど、セカンドは超えてないかな、という位置。とはいえ、これまでで最もエモーショナルで、ニューヨーク愛を感じさせる都会的な洗練さと、チルアウト的なレイドバックした雰囲気を併せ持つ作品。中でもラストを飾る「Home」がこれまた名曲で、かわいらしく弾むパーカッションとホワホワした浮遊系の電子音が何とも和む。ただ、平穏な和みではなく、哀愁の漂う和み。今後も作品を作ることを示唆してはいるものの、とりあえず現時点ではラストを飾るに相応しいアルバムと言っておきます。
No.19 - Weezer / Hurley
Weezer - Ruling Me
ウィーザーはもう大好きなバンドなんだけど今年はデラックスエディションや編集盤含めたくさんのリリースがありました。アルバム全体としては、四つ打ちドラムを多用したせいかアレンジ的に似た雰囲気の曲があったりで彼らの中ではそこまで好きではないけど、この一曲によってこのランクまで引っ張られた感じ。名曲です。ヴァース、ブリッジ、コーラスまでの流れが秀逸すぎます。
No.18 - Scissor Sisters / Night Work
Scissor Sisters - Invisible Light
まあここで「Fire With Fire」を持ってくるのが妥当なんだけど、アルバムのトレイラーとして最初に公開されたこの曲が大好きなのです。妖しくミラーボールがゆっくりと廻って、セクシーな衣装の女性とタキシード&オールバックの男性がきらびやかに踊っている、そんな光景を思い浮かばせます。途中の男性のナレーションは「スリラー」へのオマージュらしく、そんなところも好きです。そしてこの曲がアルバム全体の方向性というかカラーを決定づけていると思います。
No.17 - Hot Chip / One Life Stand
Hot Chip - I Feel Better
これまでのアルバムよりも電子音が一層増えた気がするけど、従来通りヒューマニックな温かさを持っているアルバム。実は「Brothers」という曲が一番好きですが、アワードの第一部でも紹介している通りこの曲のPVが最低に素晴らしいのでこの曲貼っておきます。
No.16 - Perfume Genius / Learning
Perfume Genius - No Problem
このアルバムに関しては、ただ美しいとだけ言いたい。それくらいに美しい。でも、ダイヤの輝きみたいな美しさではない。幼少期のアルバムを眺めているような美しさ。懐かしいんだけど、痛みと甘酸っぱさとほろ苦さを感じさせる美しさ。ピアノと声と、ほんの少しのキーボードのみで作られた、無駄なものが一切入っていない純真無垢なアルバムでした。
No.15 - Caribou / Swim
Caribou - Sun
カナダ出身のソロ・アーティスト。電子音と生楽器が絶妙なバランスで配置されています。しかも電子音はみんな浮遊感があるし、生楽器はジャジーな音。相当音の配置やバランスに気を配っていると思われます。中でも「Sun」のドラムの音が好きです。感触としてはロイクソップにも通じるものがあります。
No.14 - Warpaint / The Fool
Warpaint - Bees
2010年最もカッコよかったバンドと言えばLAの激クールな女の子4人組のウォーペイント。特にステラのオリジナリティに溢れたドラミングにヤラれました。サウンドやメロディは全体的に暗いけど、女の子バンドならではの繊細さと可憐さを持っています。
No.13 - Matt & Kim / Sidewalks
Matt & Kim - Red Paint
フジロックで観たライブも楽しかった、ブルックリンの男女2人組のサード。シンセとドラムのみで、結成時は楽器が弾けないというレベルだったらしいので、作れるサウンドに限界があると思っていたけど見事に化けました。以前は単調だったメロディには磨きがかかり、音色も電子音からピアノ、ホーン、ストリングスと、よりカラフルに。
No.12 - Stars / The Five Ghosts
Stars - Fixed
カナダ出身の5人組バンドの5枚目。シューゲイズ・シンセ・ポップ・バンドとよく言われていますが、マイブラ系の男女混声ウィスパーボイスとシュワシュワしたギター、エレクトリックなドラムは個人的にかなりのツボ。落ち付いた雰囲気の前作もよかったですが、よりアッパーなこちらもグッドでした。
No.11 - Home Video / The Automatic Process
Home Video - I Can Make You Feel It
ブルックリンのエレクトロ・バンドのセカンド。トム・ヨークな歌声と、不穏なピアノや電子音にエレクトロ・ビートが乗っかってフロアにもベッドルームにも対応。この曲は、イントロのタンバリンから高低差のない低音ボーカルと、無機質にダンサブルな感じがカッコよ過ぎます。
と、ここで。ほんとは第四部で1位まで行ってしまおうと思ったのですが、何だか長過ぎになってしまい、一気に読むのも大変かと思うので10位から1位はまた後日にします!すみません!!
それではまた次回^^;
⇒年間ベストアルバム1位~10位へ
⇒年間ベストアルバム21位~50位へ
⇒ミュージック・アワード第一部へ
⇒ミュージック・アワード第二部へ
No.20 - LCD Soundsystem / This Is Happening
LCD Soundsystem - Home
LCDサウンドシステムのアルバムは全部好きだけど、セカンドは超えてないかな、という位置。とはいえ、これまでで最もエモーショナルで、ニューヨーク愛を感じさせる都会的な洗練さと、チルアウト的なレイドバックした雰囲気を併せ持つ作品。中でもラストを飾る「Home」がこれまた名曲で、かわいらしく弾むパーカッションとホワホワした浮遊系の電子音が何とも和む。ただ、平穏な和みではなく、哀愁の漂う和み。今後も作品を作ることを示唆してはいるものの、とりあえず現時点ではラストを飾るに相応しいアルバムと言っておきます。
No.19 - Weezer / Hurley
Weezer - Ruling Me
ウィーザーはもう大好きなバンドなんだけど今年はデラックスエディションや編集盤含めたくさんのリリースがありました。アルバム全体としては、四つ打ちドラムを多用したせいかアレンジ的に似た雰囲気の曲があったりで彼らの中ではそこまで好きではないけど、この一曲によってこのランクまで引っ張られた感じ。名曲です。ヴァース、ブリッジ、コーラスまでの流れが秀逸すぎます。
No.18 - Scissor Sisters / Night Work
Scissor Sisters - Invisible Light
まあここで「Fire With Fire」を持ってくるのが妥当なんだけど、アルバムのトレイラーとして最初に公開されたこの曲が大好きなのです。妖しくミラーボールがゆっくりと廻って、セクシーな衣装の女性とタキシード&オールバックの男性がきらびやかに踊っている、そんな光景を思い浮かばせます。途中の男性のナレーションは「スリラー」へのオマージュらしく、そんなところも好きです。そしてこの曲がアルバム全体の方向性というかカラーを決定づけていると思います。
No.17 - Hot Chip / One Life Stand
Hot Chip - I Feel Better
これまでのアルバムよりも電子音が一層増えた気がするけど、従来通りヒューマニックな温かさを持っているアルバム。実は「Brothers」という曲が一番好きですが、アワードの第一部でも紹介している通りこの曲のPVが最低に素晴らしいのでこの曲貼っておきます。
No.16 - Perfume Genius / Learning
Perfume Genius - No Problem
このアルバムに関しては、ただ美しいとだけ言いたい。それくらいに美しい。でも、ダイヤの輝きみたいな美しさではない。幼少期のアルバムを眺めているような美しさ。懐かしいんだけど、痛みと甘酸っぱさとほろ苦さを感じさせる美しさ。ピアノと声と、ほんの少しのキーボードのみで作られた、無駄なものが一切入っていない純真無垢なアルバムでした。
No.15 - Caribou / Swim
Caribou - Sun
カナダ出身のソロ・アーティスト。電子音と生楽器が絶妙なバランスで配置されています。しかも電子音はみんな浮遊感があるし、生楽器はジャジーな音。相当音の配置やバランスに気を配っていると思われます。中でも「Sun」のドラムの音が好きです。感触としてはロイクソップにも通じるものがあります。
No.14 - Warpaint / The Fool
Warpaint - Bees
2010年最もカッコよかったバンドと言えばLAの激クールな女の子4人組のウォーペイント。特にステラのオリジナリティに溢れたドラミングにヤラれました。サウンドやメロディは全体的に暗いけど、女の子バンドならではの繊細さと可憐さを持っています。
No.13 - Matt & Kim / Sidewalks
Matt & Kim - Red Paint
フジロックで観たライブも楽しかった、ブルックリンの男女2人組のサード。シンセとドラムのみで、結成時は楽器が弾けないというレベルだったらしいので、作れるサウンドに限界があると思っていたけど見事に化けました。以前は単調だったメロディには磨きがかかり、音色も電子音からピアノ、ホーン、ストリングスと、よりカラフルに。
No.12 - Stars / The Five Ghosts
Stars - Fixed
カナダ出身の5人組バンドの5枚目。シューゲイズ・シンセ・ポップ・バンドとよく言われていますが、マイブラ系の男女混声ウィスパーボイスとシュワシュワしたギター、エレクトリックなドラムは個人的にかなりのツボ。落ち付いた雰囲気の前作もよかったですが、よりアッパーなこちらもグッドでした。
No.11 - Home Video / The Automatic Process
Home Video - I Can Make You Feel It
ブルックリンのエレクトロ・バンドのセカンド。トム・ヨークな歌声と、不穏なピアノや電子音にエレクトロ・ビートが乗っかってフロアにもベッドルームにも対応。この曲は、イントロのタンバリンから高低差のない低音ボーカルと、無機質にダンサブルな感じがカッコよ過ぎます。
と、ここで。ほんとは第四部で1位まで行ってしまおうと思ったのですが、何だか長過ぎになってしまい、一気に読むのも大変かと思うので10位から1位はまた後日にします!すみません!!
それではまた次回^^;
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