映画 |
年に一度の映画記事。2010年はBEST15、2011年はBEST10、そして2012年はBEST5と、着実に減ってきてます(笑)。2012年は映画館で観たものとDVDレンタル、TV放送で観た旧作も合わせ、全部で14作品しか観れませんでした。
No.5 「人生はビギナーズ」
Beginners - 2010年 アメリカ
監督・脚本:マイク・ミルズ
ユアン・マクレガー / クリストファー・プラマー / メラニー・ロラン
No.4 「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」
Nowhere Boy - 2009年 イギリス
監督:サム・テイラー=ウッド
脚本:マット・グリーンハルシュ
アーロン・ジョンソン / クリスティン・スコット・トーマス / アンヌ=マリー・ダフ
No.3 「ルビー・スパークス」
Ruby Sparks - 2012年 アメリカ
監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
脚本:ゾーイ・カザン
ポール・ダノ / ゾーイ・カザン / アントニオ・バンデラス
No.2 「あの頃ペニー・レインと」
Almost Famous - 2000年 アメリカ
監督・脚本:キャメロン・クロウ
脚本 キャメロン・クロウ
パトリック・フュジット/ ケイト・ハドソン / ビリー・クラダップ
No.1 「ガタカ」
Gattaca - 1997年 アメリカ
監督・脚本:アンドリュー・ニコル
イーサン・ホーク / ユマ・サーマン / ジュード・ロウ
コメント(ネタバレ含みます)
「人生はビギナーズ」
淡々とした展開ながら、いろいろな悩みや葛藤を抱えつつも前進していくストーリーがよかったです。ラストはちょっと不思議だったけど、清々しい気持ちにさせてくれる映画。メラニー・ロランがかっこよくてかわいかったです。
「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」
ビートルズ結成前の若きジョン・レノンを描いたストーリー。奔放な実母と育ての親ミミとの間で揺れ動くジョンのナイーヴな心情が丁寧に描かれています。ポールやジョージとの出会いのシーンはあるものの(リンゴは出てきません)、ビートルズがデビューし成功するまでをあえて描かないことで、この映画がビートルズのストーリーではなくあくまで「家族愛」「親子愛」をテーマにしていることがわかります。だからビートルズについての知識がなくても楽しめると思います。もちろんビートルズ好きは必見。
「ルビー・スパークス」
観る前にあらすじを読んだ限りでは、若い女性向けの恋愛ファンタジーだと思ったいたのですが、意外にも人間の心の暗部も描いていて面白かったです。作中の2人のセリフからは、実際のカップルに起こりがちなことをテーマにしつつも、いろいろなメッセージを感じました。ファンタジーと思わせつつルビーの一言でひっくり返し、明るい未来を感じさせながら爽やかに終わるラストの再会シーンは最近観た映画の中でもかなりのお気に入りです。
「あの頃ペニー・レインと」
さすがロック・ムービー、そして青春ムービーの名作と言われるだけあります。バンドとグルーピーと記者によるツアー記を軸にしつつも、各人物の微妙な恋心や確執や嫉妬など様々な心情と関係の変化をうまく描いています。ウィリアム少年の心の成長記録としても見応えあり。何気に当時ハタチくらいのズーイー・デシャネルが出演していてビックリ。それにしてもラストが素敵過ぎてヤラれます。
「ガタカ」
「2010年に観た映画」3位の「月に囚われた男」と4位の「「ブレードランナー」 、「2011年に観た映画」2位の「ミッション:8ミニッツ」と、まあ僕はSFものが好きなんですね。全編にわたって黄色っぽい夕方のシーンと夜のシーンで構成され、(実際は現代からみると未来であるにもかかわらず)60年代っぽさを感じさせるノスタルジックな幼少期のシーン、そしてスタイリッシュな建造物が魅力的な近未来のシーンのコントラストもさることながら、遺伝子操作をテーマに「自分とは何者か?」を問いかけるコンセプトは「月に囚われた男」に通じるものがあります。本作のハイライトでもある、ジェローム(ジュード・ロウ)が力を振り絞って上る螺旋階段はDNAの構造をあらわしているらしく、そういうトリビアも面白いです。にしてもジュード・ロウがかっこ良すぎ。ラストシーンにおける主要3人+警部、尿検査のドクターに至るまで、登場人物それぞれの行動の意味を考えるととても深く、あれこれ推測するのが楽しい映画でした。
Beginners - 2010年 アメリカ
監督・脚本:マイク・ミルズ
ユアン・マクレガー / クリストファー・プラマー / メラニー・ロラン
No.4 「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」
Nowhere Boy - 2009年 イギリス
監督:サム・テイラー=ウッド
脚本:マット・グリーンハルシュ
アーロン・ジョンソン / クリスティン・スコット・トーマス / アンヌ=マリー・ダフ
No.3 「ルビー・スパークス」
Ruby Sparks - 2012年 アメリカ
監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
脚本:ゾーイ・カザン
ポール・ダノ / ゾーイ・カザン / アントニオ・バンデラス
No.2 「あの頃ペニー・レインと」
Almost Famous - 2000年 アメリカ
監督・脚本:キャメロン・クロウ
脚本 キャメロン・クロウ
パトリック・フュジット/ ケイト・ハドソン / ビリー・クラダップ
No.1 「ガタカ」
Gattaca - 1997年 アメリカ
監督・脚本:アンドリュー・ニコル
イーサン・ホーク / ユマ・サーマン / ジュード・ロウ
コメント(ネタバレ含みます)
「人生はビギナーズ」
淡々とした展開ながら、いろいろな悩みや葛藤を抱えつつも前進していくストーリーがよかったです。ラストはちょっと不思議だったけど、清々しい気持ちにさせてくれる映画。メラニー・ロランがかっこよくてかわいかったです。
「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」
ビートルズ結成前の若きジョン・レノンを描いたストーリー。奔放な実母と育ての親ミミとの間で揺れ動くジョンのナイーヴな心情が丁寧に描かれています。ポールやジョージとの出会いのシーンはあるものの(リンゴは出てきません)、ビートルズがデビューし成功するまでをあえて描かないことで、この映画がビートルズのストーリーではなくあくまで「家族愛」「親子愛」をテーマにしていることがわかります。だからビートルズについての知識がなくても楽しめると思います。もちろんビートルズ好きは必見。
「ルビー・スパークス」
観る前にあらすじを読んだ限りでは、若い女性向けの恋愛ファンタジーだと思ったいたのですが、意外にも人間の心の暗部も描いていて面白かったです。作中の2人のセリフからは、実際のカップルに起こりがちなことをテーマにしつつも、いろいろなメッセージを感じました。ファンタジーと思わせつつルビーの一言でひっくり返し、明るい未来を感じさせながら爽やかに終わるラストの再会シーンは最近観た映画の中でもかなりのお気に入りです。
「あの頃ペニー・レインと」
さすがロック・ムービー、そして青春ムービーの名作と言われるだけあります。バンドとグルーピーと記者によるツアー記を軸にしつつも、各人物の微妙な恋心や確執や嫉妬など様々な心情と関係の変化をうまく描いています。ウィリアム少年の心の成長記録としても見応えあり。何気に当時ハタチくらいのズーイー・デシャネルが出演していてビックリ。それにしてもラストが素敵過ぎてヤラれます。
「ガタカ」
「2010年に観た映画」3位の「月に囚われた男」と4位の「「ブレードランナー」 、「2011年に観た映画」2位の「ミッション:8ミニッツ」と、まあ僕はSFものが好きなんですね。全編にわたって黄色っぽい夕方のシーンと夜のシーンで構成され、(実際は現代からみると未来であるにもかかわらず)60年代っぽさを感じさせるノスタルジックな幼少期のシーン、そしてスタイリッシュな建造物が魅力的な近未来のシーンのコントラストもさることながら、遺伝子操作をテーマに「自分とは何者か?」を問いかけるコンセプトは「月に囚われた男」に通じるものがあります。本作のハイライトでもある、ジェローム(ジュード・ロウ)が力を振り絞って上る螺旋階段はDNAの構造をあらわしているらしく、そういうトリビアも面白いです。にしてもジュード・ロウがかっこ良すぎ。ラストシーンにおける主要3人+警部、尿検査のドクターに至るまで、登場人物それぞれの行動の意味を考えるととても深く、あれこれ推測するのが楽しい映画でした。
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