
翌日は生憎の小雨が降ったり止んだりの中,サン・マロを見て回ってきました。南東から旧市街を眺めると,海に浮かぶ島のように見えます。飛び出ているのが,前日に下までいった大聖堂です。

かなり重厚で迫力の市庁舎。博物館にもなっているようです。塔に上れば,街と海が一望できるのでしょうけど,天候が悪かったので今回は見送りました。

街を囲む城壁の上は,このように歩けるようになっています。半周ほど歩いてみました。オフシーズンの平日ということもあり,すれ違った観光客はほんの数組でした。

北のイギリス海峡に面している側。潮が引けばきれいなビーチになっているそうですが,この時は海の底でまったく見えませんでした(^^;)
それにしても,城壁はかなりの高さです。それだけ当時は栄えていた(=外から狙われた)ということなのでしょう。海賊たちはいったいどれだけの外国船を襲い,財宝を集めたのでしょうか。

この人は,47隻襲ったそうです。Robert Surcoufという,別名「海賊の王」と呼ばれるくらいの人物なんだとか。強奪した財宝でこんな立派な街ができるというのが信じられません。国王公認の合法な海賊たち,恐るべし(笑)。

西側では,城壁の外に出られるようになっていたので,ちょっと出てみました。島が見えましたが,どうやら干潮時は陸続きになるようです。

中心部は,車で走るには道が若干狭かったですが,きれいに整備されていました。半日で見て回れるくらいの小さな街なので,モン・サン=ミシェルと合わせて1泊2日で来るのが調度いいかもしれません。暖かくなったら家族を連れて来たいと思います。
テーマ : フランス旅行
ジャンル : 旅行