ブログ版/不動産業界の歩き方
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急に慌てる話
〇数年前の話ですが、知人の業者で専任の宅建士が亡くなり、社長さんが慌てました。5人以下の会社で専任の宅建士が1名というケースで、専任の宅建士に不足が生じた場合は2週間以内に補充しなければならない・・慌てて探す・・て流れでした。

この手の話はけっこう多いです。やはり専任の宅建士が亡くなったケースで、亡くなったのを知ったのが遅くて慌てたケースもあります。普通なら、出社しなければ「どうしたのかな?」・・となり、電話するなり自宅へ行くなりすればすぐ知ることができたはず・・て事は、名義貸しの嫌疑がかかります。

従業者6人の場合なら、専任2人で、その専任1人が死んでも、従業者も1人減るから、5人になり、専任も1人でいいからセーフだけど、従業者7人で専任2人の場合、専任1人が減り、同時に従業者1人も減り、残り6人だと、やはり専任2人必要だから、専任1人を補充するか?6人のうち宅建士でない5人の中から1人をクビにすれば従業者5人になり、専任を1人補充しなくてもOKですね。(笑)

〇社長さんが宅建士の資格をもっていない会社・・すごく多いです。親族の者が専任の宅建士でも、その身内になにかあれば慌てるのは同じですよ。他人の宅建士を雇っても、雇った宅建士が辞めた場合も同じ・・誰であれ、欠員がでたら2週間以内に補充するのは同じですが、書類を揃えるのにも時間が必要だし、そりゃ慌てるでしょうね。

いざとなったら、宅建士の1人や2人、すぐ探せると思っている社長さんは多いと思いますが・・苦労しますよ。そりゃ、試験に合格した人はゴロゴロいますよ。でも、「登録」から始めるなら2週間じゃ間に合いません。・・宅地建物取引士証を所持している人がいても、既に他社で登録している人はアウト・・そもそも働いている人は専業が無理だからアウト・・遠くの人も常勤が無理でアウト

他社の営業マンだって、自分の会社で使ってるからアウト・・いろいろ探してみても、「急に専任登録をして専業で常勤」なんて条件に対応できる人・・なかなかいませんよ。5人くらいに声をかけても全滅です。不動産屋の社長だって、カンタンには見つけられないものです。

〇私の先輩(宅建士)で隠居して暇な人が都内と千葉にいるので、急に宅建士の欠員がでて困っている業者がいたら紹介しようかな。そいえば、宅建士といえば、そろそろ試験ですね。受ける人はがんばってね。

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