ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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どーでもいい話
〇営業では誰にも負けない!・・という自信がある者の大半は宅建で落ちます。自分を取り巻く現状の認識に間違いがあるからです。なにかを決めつける時、必ず前提条件があり、そのルールにおいてのみ有効な結論である事を認識できているか?って話。

大雑把にいえば・・会社の信用があり、経費があり、エリアや広告反響について営業マン同士の競合ルールがあり、社内の人間関係や血縁等の忖度があり、運・不運もあり・・その他いろいろな事が影響する不安定で不平等な営業成績です。

それらを冷静に正確に認識したうえで、「誰にも負けない!」と語る者は少なく、多くの者は目に見える数字の効果を自身の実力と妄信する者です。それはそれで構わないのですが・・そこまで単純だと、引っ掛け問題の多い国家資格は受からないと思うのです。

逆にいえば・・それらの引っ掛け問題をクリアできる合格者は、不安定な前提条件の「誰にも負けない!」という発言に違和感があるはずなので、そんな自己評価をするわけがないのです。ま、そうは言っても、営業とは不思議な仕事で・・

バカのほうが売れると言われています。地雷の埋まっている道路を警戒心なしで走る者はゴールに速く着きます。(もしくは死にます。) しかし、地雷の存在を知る者は無心で走ることはできません。安全を意識しながらの遅いゴールとなります。

だから、バカのほうが売れるのですが、資格とか昇進は難しく、その前に地雷レベルの問題を起こし、消える運命なのです。用心深い者は問題は起こさないけど、数字が上がらないので居場所を失います。どちらにしても生き残るのは難しく、いずれにしても40歳以降は人材としての価値が下がります。

実力ってなんだろう?・・20代でも考えることですが、30代でも40代でも考えますよ。50代になると・・どうでもよくなります。(笑) あらゆる事が複合的に絡み合い、その結果はあみだクジみたいなもんだから。(笑) ただ、優位な者は実力だと語り、不利な者は不運だと語る・・そんな現実もあるけどね。

仕事が上手で稼げても、嫁も上手に浮気していたり・・仕事で急激に数字を上げても、じつは癌で急激に進行・転移していたり・・仕事も夫婦仲も良いのに、交通事故にあったり・・と、人生は運・不運のバランスみたいなものがあるかもしれません。

もぐら叩きゲームみたいなもんで、スキをついて、見えにくい位置の不幸が顔を出す・・それなら仕事が上手くいかず、他の面で上手くいくほうが幸せかもしれませんよ。・・なにもかも上手くいかない人もいるけどね。そんな人は宝くじを買えば当たるかもね。それでバランスがとれるから。(笑)

なにが言いたいのか?・・べつになにも考えていませんよ。今、夕飯の米を炊いているのですが、ご飯が炊けるまでの時間つぶしに、思いついたまま書いただけの「どーでもいい話」です。(笑) ま、独りだから独り事かな。そろそろ炊けるから、じゃね。
たっけんのはなし
〇宅建の試験を受けた方は、各学校の発表する解答で自己採点して、ガッカリした・・てかんじかな。ネットでみた雰囲気だと、今年も36前後の予想が多く、去年のトラウマからか?37点予想の方も多いですね。

予想をするなら、合格ラインを決める側の考えをプロファイルする必要があります。国家資格なら、大雑把に「国」です。国家として、宅建士を1年に1度の試験で何人合格させるつもりなのか?・・それがが全てですよ。

過去5年間で・・受験者数は毎年、約20万人くらいで・・合格者は毎年、約3万人から3万3000人くらいです。今年も受験者数は同程度として、合格者も3万人程度として、さて、合格点を何点にすれば合格者数を3万人前後にできるか?

たとえば、仮に合格点を35点にすると・・合格者が4万人・・これじゃ多すぎる・・・・では、36点にすると・・3万2000人・・いいね・・37点だと・・2万5000人しかいなくなる・・少なすぎる・・じゃ、36点にするとしよう!・・みたいなかんじですよ。たぶんね。

たとえば・・
平成17年  合格者31,520人  合格率17.3%  合格ライン33点

・・これは、合格率を17.3%にしたかったわけではないし、33点合格にしたかったわけではなく、3万人程度の合格者数を確保しようとしたら、33点になった・・その合格率は結果的に17.3%になった・・てことです。

昨年は合格ラインが37点でしたが、37点にして約33000人の合格者だったわけです。・・おそらくは36点にしてしまうと4万人超え・・35点にしてしまうと5万人超え・・とか、とにかく多すぎで・・・逆に38点にすると2万人とかね。少な過ぎになったのでしょう。(言うまでもありませんが数字はデタラメです。)

40点とれている人が3万人いたら、合格ラインは40点になります。たとえ過去に40点の例がなくても、そうなります。極端な例は過去にもあります。

昭和33年の宅建試験 初年度・・約3万4000人の合格者確保で、合格率93%(翌年は98%)だった歴史があります。問題も30問と少なめ。法令集の持込OKでほぼ全員合格 (笑) ・・また、平成2年は26点が合格ラインでした。・・近年はそこそこの安定期です。(笑)

今年は36かな。35かな。既に資格を保有する者にとっては、難易度が上がるほど資格の価値があがり、うれしかったりします。(笑) では。
前夜
〇今日はなにを書こうかな・・て、あれに決まってるよね。あれしかないでしょ・・明日でしょ?試験・・15%くらいしか受からない資格・・85%の人は落ちる資格・・宅建! いい響きだよね。宅建・・自分はとっくの昔に受かっているから優越感に浸れます。(笑)

合格率15%・・とはいっても、「会社命令で嫌々受ける人」 「本を買って読んだ程度の人」 「受験申込の段階ではヤル気があったけど、その後、意欲減退で勉強をしなかった人」・・等、不合格が濃厚の人が3割か4割はいると思います。

真面目に勉強すれば合格できる資格・・と言われています。真剣に半年間、勉強した人が全体の15%で、その人達は全員合格・・なのかもしれませんよ。 毎年の恒例行事になっている人もいますが、いつまでも受からないと、応援してくれる人が増えてよいかもね。

若い時は独身だから独りでも・・結婚すれば配偶者から、「がんばって!」と応援され・・やがて子供ができて、「パパ、タッケンがんばってねー」と応援され・・やがて息子の嫁さんから、「お義父さん、今年こそ頑張ってくださいね。」と応援され・・

老いては、「おじいちゃん、たっけんがんばれー」と応援され、最後に、「ワシの代では成しえなかった。ワシの夢はお前に託すぞ。」と子供に言い残して逝き、孫が画用紙に書いた「たっけんし ごうかくしょう」が棺桶に入れられる・・とかね。それはそれで幸せかも。(笑)

ま、人生をかけて取り組むほどの資格ではないので、さっさと合格しましょう。
しごとえらび
〇誰でも子供の頃、学校で「将来の夢」や、「将来になりたい職業」を発表する機会がありました。発表できたのは1つです。複数の候補があれば、最もなりたいものを1つ選び、発表したわけです。

やがて高校や大学では現実的、具体的な希望職種を絞り、学校や家族の助言で安定と将来性を考慮して、就職活動・・その結果、どこかの会社に就職する・・たとえば、電機メーカー、銀行、百貨店、新聞社・・就職が決まれば本人も家族も大喜び。

・・で、現在・・電機メーカー・・銀行 ・・百貨店・・新聞社・・ぜんぶ、大リストラの嵐です。具体的には、「45歳以上に対し、希望退職者募集」の流れです。カンタンにいえば・・「アナタ、もういらないから辞めてくれ!」・・てこと。

先生や家族の助言で「将来性」と「安定」を考慮した仕事なのに・・と恨んでも後の祭り、結果は残酷な「自己責任」・・そもそも未来のことなんか誰もわからないのです。今は良くても20年後はどうなっているか?わかるわけないよね。(笑)

現在、企業は大リストラをしながら「人手不足」と言っています。理由はカンタン・・年収の高い正社員をクビにして、年収の激安な契約社員等を募集する・・そうすれば、人数が同じでも人件費は安くなる・・てプランです。

だけど、安い年収では生活できないから、人が集まらない・・で、「人手不足」てわけです。でも、「人手不足」のニュースばかり見ていると、好景気みたいな錯覚をしますね。

〇現実的には、年収700万円だったサラリーマンがリストラされて、仕事探しをしていたら・・「年収300万円の仕事ならたくさんあるよ!」と勧められても・・その仕事を開始したら、家族は養えない、住宅ローンは払えない、離婚、破産・・が確定します。

だからその仕事は選びたくても選べない・・募集していても応募できない・・となります。では、高収入の仕事を探しても・・なければ無職・無収入で破産確定・・それが中高年サラリーマンの退職リスクです。

終身雇用が望める会社でリストラされた人は・・(どこで間違ったんだろう?)・・て思うはずです。もしも戻れるなら、いつに戻りたいか?考えるかもしれません。 就職活動中?・・大学時代?・・高校時代?・・なんてね。

年金の受給開始の年齢はどんどん上がる流れで、70歳とか、それ以上になると思います。それまで働ける仕事って?・・普通のサラリーマンなんか45過ぎればリストラ対象です。システムエンジニア?35歳定年説がありますよ。(笑)

税理士?既にPCソフトのおかげで依頼は半減では? 不動産営業?・・無理無理(笑) 70歳の不動産営業なんか見たことありません。(笑)

2019年現在、お勧めできる仕事は「寿司職人」かな。ご高齢の寿司職人は、いっぱいいますよ。高齢者になると名人っぽいしね。(笑) 寿司職人なら世界中で活躍できます。ま、飲食業は飲食業で、不動産業界とは違った厳しさがあるはずですが、少なくとも不動産営業よりは長く働けますよ。

・・とはいっても、やはり、今から20年後はどうなるか?わかりません。ただ、AI化とか機械化は進むので、人にしかできない事がいいね・・でも、人にしかできない事って・・なんだろね。(笑)

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