ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
御礼
休暇はよいですね。昼まで寝ていられるし好きな事もできます。不動産の営業は、意味のないサービス残業で慢性的に疲労が溜まっていますので、疲れをとる事が先決です。

さて、このブログも年内最後の記事となります。皆様から頂いたメールは、とても励みになりました。心から感謝します。

現在、メールがくる確率は、1日900人のアクセス(HP版:400/ブログ版500)で平均3通です。0.3%ですね。無理なく返信できます。それでも積み重なると、月100通・・・年間1000通以上になります。

明日からアクセスカウンターを設置します。カーソルをカウンターにもっていくと、過去数日のアクセス数も表示されます。

ここ数日のアクセス数は普段と変りません。年末の忙しい時期なのに、常連の方は見てくれているのですね。ありがとう。

それでは皆様、来年もよろしくお願いします。
振り返る
もう今年も終りですね。1年を振り返れば、嬉しかった事より辛かった事のほうが多いものです。契約しては、ドタバタ大騒ぎ・・で、なんとか決済・・の繰り返しです。無事に年末を迎えられただけで幸せを感じます。そうでない年末年始も経験してますので。

仲介営業の仕事は、主導権を握れるかどうかがポイントです。売主や買主に振り回される結果となれば、仲介者の力不足という事です。人間が相手の商売ですから、相手の性格や人柄が取引に影響します。相手が悪いのではないのです。悪い相手を見破る事ができず、契約してしまった自分が愚かなのです。

今年は、警告を促す内容が多かったですが、来年は、リスク回避の話よりも、皆さんの心に残るようなお話をしたいと思っています。

現在、「ブログの殿堂」の就職・転職ブログランキングで1位です。ありがとう。
貧富
不動産の仕事をしていて、いつも不思議に思う事があります。それは貧富の差。今日は、そんな話です。

若い人は、あまり関係がない・・というか、見えにくい部分です。同じボロアパートに住む2人の若者がいたとしても、その時点では「実家」の影響力が停止状態なだけかも知れません。後に、一人は不動産・その他の相続により「人並みの生活」が保証され、もう一人は永遠にボロアパート暮らしかも知れないでしょ?

私が、そんな事を考えるのは、50代・60代の顧客と接する時です。例えば、ある60代のご夫婦は、大きい自宅を売却して、子供の自宅付近にマンションを購入したりします。自宅の売却は後でも良いケースもあります。・・マンション位は現金で購入できるからです。よくある話です。

でも、そんなご夫婦ばかりではありません。50代の夫婦で共働きなのに預金は無し・・格安の小さい中古住宅を購入しようと、チラシを握りしめ、不動産屋を訪ねてみても、「住宅ローンは難しいですね・・」と追い返されるケースもあります。これもよくある話。このような場合、断るほうの不動産屋も辛いのです。

それぞれが、学校を卒業して、就職して、子育てをして生きてきたのです。しかし、生きてきたコースの違いからか?50代・60代には大きい差が生じるのです。不動産業者として関わるのは、家を買う時や売る時だけですが、それぞれの顧客の資産状況はリアルに把握してしまいます。

真面目に生きてきて裕福な人もいますし、真面目だから騙されて損をする人もいます。また、不真面目でも狡賢く裕福に暮す人もいますし、不真面目で貧しい人もいます。「アリとキリギリス」の話が当てはまるとは限らないのです。

いろいろな顧客の生活を見て、考えさせられる事は多いのです。
番外編 命の値札
「命」は注目度により扱いが違い、損得も発生します。そんな話。

1年間に数千人が交通事故で死亡しています。また、1年間に数万人が自殺により死亡しています。この人達の一人一人は、あまり注目されません。興味のない人には、「最初からいなかった」のと同じです。

例えば・・「海外で臓器移植するしか生きる道がない」と報道されたお子様は、注目度が高いです。多額のお金が集まりますし、その結果、運が良ければ助かります。

例えば・・死刑囚。世間を騒がせた事件で死刑判決を受けた者は、マスコミが報道しますので注目度は高いです。人気歌手や芸能人が死亡すれば、その注目度は高く、大勢の人達が悲しみます。

「事故による死」は、注目度で扱いに差がでます。普通の交通事故死は、新聞の片隅に掲載される程度・・しかし、飛行機事故や列車事故となると、「日本中を騒がす大事件」となり、遺族に対しての損害賠償額や、合同慰霊祭・その後の追悼式・・・等、普通の事故とは、天と地の差があると思います。

有名だったり、注目度の高い人に対しては、「命」の重み・・みたいなものを感じます。人知れず死んでいく者に対しては、命の軽さを感じます。命には値札がありますね。

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