ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
平成
〇平成も終わりですね。平成か・・昭和の終わりのほうから不動産業界にいますが、平成の始まりを思い出すと・・業界3年目か4年目・・まだバブル景気で大きな商いが多く、仕事が終わっても仕事がらみの飲み会がほぼ毎日で、深夜の帰宅が普通でした。

不動産営業という仕事の未来に不安などなく、おそらくは死ぬまで金に困らないような錯覚をしていましたよ。(笑) それに、当時は街に活気があり、みんな元気で、誰もが輝いていたような気がします。そんなわけないけど。(笑)

〇私と同年代の皆様は、平成元年は私と同じく20代前半だったはずです。仕事をして、恋愛もして、結婚もして、子供もできて・・とみんな同じような流れとは思います。中には、離婚して・・とか、ま、そんな人も多いでしょう。

景気の良い時期・・不動産営業マンは稼ぎも良かったし、輝いていたしね。 異性からみても不動産営業マンは魅力的で、輝かしい将来を妄想したことでしょう。(笑) 

金の匂いがする男(不動産営業)はキレイな女を選び、キレイな女は金の匂いがする男を選ぶ・・まさに相思相愛。(笑)・・しかし・・不景気になり・・男の稼ぎは減り・・キレイな女も年をとります。男女ともに、自分が選ばれた理由が消滅し、相手を選んだ理由も消滅する。別れないほうが不思議です。(笑)

好景気は目を曇らせます。何が大切か・・とか、何を守るべきか・・とか、わからず、重要な選択で間違いを犯します。そして、その間違いで残りの人生を囚人のように過ごす責任感の強い者・・リセットして再出発する無責任な者・・ま、人それぞれです。

〇平成時代の自分を振り返り、私は重要な選択は全て間違ってきたと確信しています。(笑) なにもかも反省で、なにもかも後悔・・やり直せるなら、昭和61年頃からやり直したいですよ。(笑) 

でも、それは無理なので、せめて平成時代と引き換えに得た教訓は今後に活かそうと思います。・・ま、残りの人生があと何年あるか?はわからないけど。(笑)
GW
〇連休は本当に大迷惑です。銀行と郵便局が休みだと副業に支障があるからです。不動産のほうは平日でも休日でもお客は来ない会社だから関係ないです。「家を買いたいのですが・・」なんてお客は年に1人も来ません。(笑)

ま、一般的には、連休は稼ぎ時なのかな。不動産会社も「休日を利用した家探し」のお客を見つけたいし、案内したいし、契約したいしね。お客が仕事休みだと都合がいいわけで、連休はビジネスチャンスという営業会社の考え方も理解はできます。

しかし、現実的には、連休=行楽・・で、旅行とか遊びで外出する人が多く、真面目に家探しをするお客さん・・期待するほどはいませんよ。だから、一般消費者と同様に休日とする不動産会社も多いです。

どちらにしても私は貧乏暇なし。会社でも仕事、自宅でも仕事。ブログ経由のメールには対応しますよ。更新も少ないので、メールくらいは返信しますよ。不動産業界以外の人はご遠慮ください。
キツイ話
〇ネットで映画を見ました。「トリプル・フロンティア」という映画です。特殊部隊の退役兵5人が麻薬王からの大金強奪に挑む姿を描くストーリーなんですが・・主役の退役兵が他の4人の退役兵に話を持ち掛けて説得する流れで・・

その中の1人(ベン・アフレック)が売家を案内しているシーンがあり、どうやら、退役後は不動産のセールス(米国だから、たぶんフルコミ)って設定らしく・・その案内は失敗に終わります。・・で、その男には小さな娘さんがいて、主役と娘さんが2人の時に・・

「父は退役後、ちゃんとした仕事をしてないの・・」と言ったのです。

私は思わず、(え?マジか?・・キツイな・・)と思いましたよ。(笑) 米国でも、不安定な仕事で、「ちゃんとした仕事ではない」と認定かよ・・・てね。

〇日本においても、マトモな仕事は・・「決まった給料が支給され、年に2回の賞与があり、雇用が安定していて、退職金がでる」・・てイメージでしたね。今もそのイメージは残っていて、ずいぶん減ったけど、まだ大半はその条件で仕事をしています。

契約社員・・派遣社員・・期間工・・バイト・・そして、完全歩合のフルコミ・・それらは、雇用の安定している人達から見れば「負け組」で、「ちゃんとした仕事」では無いわけです。

〇転職の多い不動産営業マンは、そのような認識の異性と付き合っても・・ま、うまくいかないでしょうね。「ちゃんとした仕事をして!」て圧力を受けるでしょう。不動産の仕事なんか辞めろってこと。

不動産営業マンが幸せになるには、女性の不動産営業と結婚するのが良いのかもしれませんね。少なくとも「職業の差別」は受けないからね。独立開業の助けにもなるしね。(笑) ・・でも、気の強さと疑り深さも兼ね備えているから、それはそれで怖いか。(笑)
賃貸とか、そんな話
〇賃貸の審査がゆるいと、いろいろな相談の電話が着ます。先日は、役所系の福祉相談支援の人から、「身寄りもなく、連帯保証人もいない方が、近日、病院(精神科)から退院するのですが・・生活保護が前提で、お部屋を紹介してほしい」・・なんてかんじです。

生活保護は比較的安定した支払いと認知されていますが、行方不明や逮捕・死亡等、打ち切りも少なからずあります。そのような事態となった際に、連帯保証人がいないと残置物や滞納家賃の回収に苦労する事となります。

ま、博打ですよ。現在は審査でアウトにする仲介会社が大多数です。しかし、少子高齢化や空家・空室が増える流れなので、借りたい人と貸したい人のバランスは崩れますよ。いわゆる需要と供給のバランスが貸主に不利になるわけです。

「誰でもいいから借りてくれ!」という時代が来るわけです。家賃保証の審査とか、カッタルイこと言ってたら、低収入・経済的弱者は逃げます。どうせ無理だから。しかし、そのレベルのお客も「宝」になると思いますよ。

賃借人の夜逃げとか、逮捕・死亡・・確率的には、ボロアパートだと10%未満かな。高級物件なら1%未満・・普通レベルでも5%未満です。20部屋に1部屋以下・・ま、地域による差もあるとは思います。そのリスクを受け入れて満室を目指すか・・厳しい審査で空室ばかりでも耐えられるか・・

アパート経営は、かつて経験した事のない未知の領域に突入しますよ。ご用心。

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