ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
不動産営業の携帯電話
個人の携帯電話番号を顧客や取引のある不動産業者に公開していますか?不動産会社により方針は分かれますが、私は公開しております。

メリットは言うまでもありませんが、「連絡手段として1番早いルート」である事や、「居場所を問わず、即対応できる」事です。ビジネスはスピードが命ですし、不動産取引のクレーム等は緊急対応できないと損害を大きくします。

デメリットは、休日や深夜も関係なく連絡がきますので、メリハリが無いというか、電話が鳴ると緊張します。「今日は仕事の事を考えたくない」と言う日(休日)は電源を切る事にしてはいますが・・・

朝、急いで出勤する際に、携帯電話を持ってくるのを忘れる事があります。遅刻したとしても取りに戻ります。携帯電話なしでは仕事にならないからです。

たまに携帯電話のストラップを「手錠」のように感じる時があるのは私だけでしょうか・・・。
不動産仲介の特徴
不動産の売買物件を仲介する仕事。「新築戸建て・中古戸建て・中古マンション・土地・売りアパート」等、不動産なら何でも紹介(仲介)する幅広い仕事です。不動産仲介の大きな特徴として「紹介する物件を選べる」事があります。

建売営業や新築マンション販売営業は、会社に与えられた物件を売るのが仕事。本音では「悪い物件」と思っていても「お勧めできる物件です!」とセールスするしかありません。

仲介営業は違います。流通物件なら何でも紹介できますので、自分の経験や知識を駆使して、本音で「良い・悪い」をアドバイスできます。自分に嘘をつく必要はありません。

この仕事を長くしていると、幅広い知識と、数え切れないトラブル・クレームを経験できますので、より「物件の善し悪し」の判断力がつきます。その判断力は、この仕事に必要不可欠です。

厳しい面もあります。「一匹狼」の世界です。自分で売買物件を探し、チラシ広告を作り、紹介し、売買契約・ローン申し込み・最終引渡し・残金決済・クレーム処理まで全て行います。チームプレイの「新築マンション販売」とは正反対です。個人能力で勝負したいなら仲介です。
重要事項説明の巻
中古住宅の契約をしました。重要事項説明で2時間かかったので、トータル3時間コース。いつもの倍くらい時間がかかりました。

中古住宅は細かいトラブルやクレームが多いため、「売地」や「中古マンション」より時間をかけます。

後々トラブルになると、トラブル処理に何日もかかる場合が多いので、それに比べれば「重要事項説明」に1時間位長くかかっても、トラブルを避けられれば、かなり時間の節約です。

営業仲間で「俺は1時間で契約終わったぞ」とか「重要事項は30分だ」とか、短さを競っている人達もいます。

自慢にはなりません。お客にとっては真剣な時間です。毎日、重要事項説明をする訳ではないのですから、多くて月に4~5回なら、真剣に丁寧に説明しましょう。

トラブル・クレームの数は半減するはずです。
良い新人の見分け方
不動産業界は随時募集しておりますので、よく未経験者が入社してきます。

バブル時代の新人は、遊びばかり夢中で、仕事をなめてるニヤニヤした馬鹿が大半でしたが、バブル崩壊とともに消滅しました。現在においては、そのような新人は1~3ヶ月で淘汰されます。

「良い新人の見分け方」は、「質問の数」です。稼ごうと思ったら、稼ぐ方法を質問しないと「遠回り」になるからです。質問の数や、質問の内容で、「良い新人」と「消えていく新人」の判別は可能です。

最近は、各不動産会社も「即戦力」の経験者募集に力を入れています。未経験者は、それだけでハンデがあるのです。先輩達は「仕事を教えるのは当然」とは考えてません。それぞれのノルマを消化する事が最重要なのです。

自分の立場をわきまえ、1秒でも早く「一人前の営業」を目指すなら、「質問」の数が多くなるのは当然です。

自発的な質問が無い場合「やる気なし」と判断するのが正常です。

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