ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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願望
〇「小さな村の物語 イタリア」は好きな番組です。街も村も自然も全部美しいです。だって、美しい場所を選んでいるから。(笑) それにしても、ウットリするほど良い雰囲気で、「こんな田舎暮らしならしてみたいな・・」とか、「こんな場所で生まれ育ちたかったな・・」と思いますよ。べつにイタリアでなくとも、たとえばカナダのプリンスエドワード島で赤毛のアンみたいな生活もしてみたいです。

〇不動産選びでは、「駅までの距離」と「面積」が重視され、「環境」は後順位になりがちですが、明るい気持ちになったり、落ち込んだり、悩んだり・・そういった気分は気持ちに影響を与えるのが、環境や周辺の雰囲気です。

極端にいえば・・窓から見える自然の風景や、窓を開けた時に入るやさしい風は気分が良いし・・窓から見える工場や、窓から入る排気ガスや悪臭は気分が悪いはずです。

部屋の壁紙なら自分で変えられますが、物件の周囲・環境は自分では変えられず、長年に渡り家族とその影響を受けます。35年ローンで買い、完済するまで住み続けるなら、環境や周辺の雰囲気も重視すべきですね。ま、途中で離婚でもすれば、自分だけの問題だけどね・・。

〇リモートワークは増えつつあります。ま、業界によってれが可能か不可能か、いろいろありますが、可能な業界はリモートワーク化するのでしょう。それなら自然が多い地域に住むことが可能です。都会は利便性がよく効率的で無駄がない動きができますが、なんかギスギスしたかんじですよね。

〇なにもかも捨てて(捨てるもの少ないけど)、地方の田舎にでも逃避したくなるとき、ありますよ。不動産関連の仕事も古物商の副業も捨てて、無関係の仕事でもしながら、ストレスやプレッシャーのない日々を過ごしたい・・ま、現実逃避ってやつかな。

地方で不動産屋やってる独身の女社長でも知り合って、転がり込む手もあるか (笑) でも、それだと不動産の仕事から逃れられないか。ま、妄想するのは自由だから。赤毛のアンみたいに。(笑) 
屋根瓦飛散防止
〇台風といえば、普通は自宅の心配をするものですが、不動産屋は賃貸の管理物件や社有物件、あるいは仲介物件の心配までするので疲れますね。

この10年くらいはボロ家ブームというか、格安の中古戸建が投資(賃貸)で取引されているし、不動産屋が買い取り、リフォームして再販・・てケースも多いですが、ボロ家は台風に弱いです。

・・で、そんなボロ家が取引中(契約後、決済前)、あるいは買い取って再販するまでの期間に台風が来て、屋根の瓦が近所に飛んだら、騒ぎになります。

損害はともかく、心証が悪いです。ご近所に迷惑をかければ、道路の掘削承諾とか、なんらかの同意書をもらう交渉が拗れます。リフォーム工事や解体工事・新築工事にも悪影響があります。

ま、起きてしまってから後悔しても取り返しはつきませんが、予防処置ができるならすべきですよね。ボロ家を仕入れて、しばらくは現状のまま放置(決済待ち・測量待ち・取り壊し待ち等)するなら、台風対策暴風ネットを取り付けると良いです。

屋根瓦飛散防止用ネット(約48畳・サイズ:10m×10m)でも25,000円くらいで買えます。美観に拘らなければ養生ネット(グリーンネット)でもいいです。ま、一度痛い思いをしてからでもいいけど、できれば予防したほうが安心ですよ。ま、ご用心。
無断駐車
〇月極駐車場の賃借人から、無断駐車について連絡(通報)があります。無断駐車している場所は既に貸している場所のケースや、空いている場所のケースがありますが、空いている場所(未契約・募集中の場所)の場合、それは偶然か?・・と考えます。

もしかしたら、その場所について、「未契約・空き」である事を知っていて無断使用している可能性があるからです。その場合、考えられるケースは2つ。

一つは、その場所の近くを借りている人が、「あそこはいつも空いているな・・誰も借りていないのだろう」と推測して、友人・知人が来た時に、「あそこが空いているはずなので、少しくらい置いてもバレない」と言い、置かせているケース。

もう一つは、管理している不動産屋に電話して、「あそこの月極駐車場は空きがありますか?空いていれば検討したい」と言い、「クルマが入れやすい場所か確認したいので、空いている場所が何処か?教えてほしい」と、空きの区画(№)を聞き出し、無断利用しているケースです。

とくに大きな駐車場の場合、いつでも複数の区画が空いているケースもあり、大きければ大きいほど無断駐車のトラブルが発生します。管理している不動産屋にできる対策は・・電話での問い合せでは、空きの区画(駐車場No.)を公開しない事です。ま、ご用心。
よくあるはなし
○古いアパートは老朽化すれば低所得層向けとなります。少ない年金で暮らす夫婦・・生活保護の受給者・・身体もしくは心の問題で保護される社会的弱者・・それらの人がごちゃ混ぜで暮らすアパートは多いです。

そんなある日のこと・・ある町の不動産屋に、管理物件の賃借人(心の病系・無職・生保受給中)から3回に分けて以下の連絡がありました。

「隣人が騒いでいる。注意してほしい!」
「壁に自分で物を投げつけたけど、わざとではありません。」
「誰かに侵入されて器物損壊があり、警察に通報しました。」

・・上記の報告をそれぞれ別々に、同一人物の賃借人から連絡があったとの事です。いずれにしても隣人によるものではないとの結論に至りました。その報告をしてくる賃借人は、多重人格のような症状があり・・

心の中のAさんが騒ぎ・・
心の中のBさんが、「静かにしろ!」と壁に物を投げつけた。
心の中のCさんは事情を知らず、室内の惨状を見て通報した。
・・というのが私の推理です。

その後、その賃借人から、「この度、代表取締役に就任しましたのでご挨拶に伺いたい」・・と連絡がありました。妄想の中で起業したみたいです。暴力的でないため、AさんとBさんは除外として・・冷静で淡々とした話し方のため、心の中のCさんか?・・それとも、新たなるDさんか?・・

そのうち、「この度、内閣総理大臣として重責を担う事となりました。」と挨拶に来るかも。(笑) どう対応したらよいものか?少なくとも、怒らすのは避けるべきです。怒らすと、心の中のAさんが暴れだし、Bさんが応戦して、Cさんが通報する事態となるからです。

ま、こんなのが日常茶飯事って不動産屋もあります。そのうち、「上の階の人が騒がしいので注意してください!」・・と連絡があっても、(それは現実か?・・幻聴か?・・アンタの心の中の出来事じゃないの?)・・と疑るようになります。

いろんな人がいますね。ま、ご用心。

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