ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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相性
〇賃貸オーナーから空室の入居者募集に関する仲介依頼を受ける際・・詳しい話をしているうちに心理状況は変化します。

不動産屋側
A・是非とも引き受けたいケース
B・普通のケース、条件がよければ引き受けるケース
C・不安要因があり、引き受けるか迷うケース
D・断りたい案件・逃げたいケース

貸主側
A・是非ともお願いしたいケース
B・普通のケース、できたらお任せしたいケース
C・お任せするか迷う不動産屋だなと思うケース
D・任せたくない・成約が期待できない不動産屋と思うケース

最初はBでも、話をしているうちにAになったり、あるいは、不安を感じてCやDになったりね。で、最終的にお互いがAもしくはBレベルなら専任の方向で交渉となります。また、片方がDの場合は決裂です。媒介契約にはなりません。問題は、AやBのような前向きなケースではなく、Dのような決裂でもない・・

やってもいいけど、専任では引き受けたくない・・専任では任せたくない・・て「Cレベル」の少しネガティブなケースでは、どちらからか?一般媒介の提案をする流れになります。

不動産屋側からの場合・・「他社にもお声をかけると成約確率が上がりますよ。一般媒介でお受けします。」とかね。貸主側からの場合・・「早期の成約を希望するため、複数の業者さんにお願いしようと思います。」・・てかんじかな。 

いずれにしても、一般媒介には、他社で成約するリスクが高く、時間と経費と労力が無駄になる可能性が高いため、「ヤル気なしコース」になりがちです。「もしも、万が一、ピッタリのお客さんが来たら紹介しますね。」・・て程度ね。

〇上から目線で、「引き受けてやってもいい」という不動産屋もいれば、「是非ともやらせてください!」という腰の低い不動産屋もいます。「任せてやってもいい」という上から目線の貸主もいれば、「是非ともお願いします!」という腰の低い貸主もいます。

不動産屋と貸主・・いろんな組み合わせがあり、上手くいくケースもあれば、決裂するケースもあります。相性ってやつですかね。広告の記載内容に口を出す貸主や、物件のアピールポイントなどの記載を強く迫る貸主は・・C以下かな。(笑) ま、ご用心。


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