○その男が30代の頃、ある日・・病室のベットで家族に囲まれていた。若い妻と小さな子供が、「パパがんばって!」と叫んでいる・・不慮の事故で意識不明の重態・・しかし、ここで奇跡が起きた。意識が戻り、妻と子供達の声が聞こえ、目を覚ました。家族みんなで泣いて喜んだ。最高に幸せな瞬間だった。
○その男が50代の頃・・ある日・・脳梗塞で倒れて病院に担ぎこまれた。中年になった妻と、既に社会人の子供達が病室に集まり、静かに見守った。・・また奇跡が起きた。意識が戻った。妻は、「アナタ・・しっかりしてね。」と言い、子供達も、「とにかく安心したよ。・・・じゃ・・帰るね。」と言い、家族は帰宅した。・・少し寂しさを感じた。
○その男が70代の頃・・ある日、入居している老人ホームの個室で、立ちくらみがして倒れた。そばにいた介護職員は、「また倒れやがったな。・・ったく・・早く死ねよ!このクソジジィ!」と言い、そのまま男を放置して退室した。
その男は思った。(妻とは離婚・・子供達とは疎遠・・今、死んでも、誰も悲しまないな・・こんな生き地獄の日々になるなら・・前回か、前々回に死ねば良かった・・) 今は死にたいけど死ねない・・この地獄の日々は、まだまだ続くらしい。 (終)
○人は長生きを祝い、短命を悲しむものですが・・長く生きれば幸せとは限りません。1日でも長く生きたほうが得なのか?・・高齢化社会は地獄かもしれませんよ。ご用心。
○その男が50代の頃・・ある日・・脳梗塞で倒れて病院に担ぎこまれた。中年になった妻と、既に社会人の子供達が病室に集まり、静かに見守った。・・また奇跡が起きた。意識が戻った。妻は、「アナタ・・しっかりしてね。」と言い、子供達も、「とにかく安心したよ。・・・じゃ・・帰るね。」と言い、家族は帰宅した。・・少し寂しさを感じた。
○その男が70代の頃・・ある日、入居している老人ホームの個室で、立ちくらみがして倒れた。そばにいた介護職員は、「また倒れやがったな。・・ったく・・早く死ねよ!このクソジジィ!」と言い、そのまま男を放置して退室した。
その男は思った。(妻とは離婚・・子供達とは疎遠・・今、死んでも、誰も悲しまないな・・こんな生き地獄の日々になるなら・・前回か、前々回に死ねば良かった・・) 今は死にたいけど死ねない・・この地獄の日々は、まだまだ続くらしい。 (終)
○人は長生きを祝い、短命を悲しむものですが・・長く生きれば幸せとは限りません。1日でも長く生きたほうが得なのか?・・高齢化社会は地獄かもしれませんよ。ご用心。
○知人の社長さんと中華料理店へ行き、注文を終えて料理を待つ暇なひととき・・「川島なお美さん」の話題となり、社長さんが、「川島なお美と聞くと、いつも思い出す女優がいる・・そっくりな女優いるよね?・・名前?思い出せない」と言い出しました。
私は誰のことか?考えました。この場合、「そっくり」というのは個人的主観なので無視して、他の共通点で脳が結びつけてしまった結果と推測しました。私は、「まさか、黒木瞳ですか?」と聞くと、「あっ!そうそう」とのこと・・。
女優である事・・年も同じくらい・・しかし、それくらいでは該当者が多すぎます。少し考えた結果・・「失楽園」で、黒木瞳さんが映画版を、川島なお美さんがテレビドラマ版を演じたので、両方を観て、あるいは、それがテレビや新聞で報じられた経緯が記憶に残り、2人を結びつけて記憶しているのでは?と推測したわけです。
私は心の中で、(いくらなんでも、似てねぇーだろ・・)とツッコミを入れつつ、「そういえば、なんとなく似てますよね。」と言っておきました。(笑) 昼飯の会計は社長さんが払うわけだから、ご馳走になる立場としては、当たり障り無く、和やかなムードを維持しました。(笑)
○不動産仲介の営業をしていると、ご年配の方のお客さんと接するシーンは数え切れません。(資産家と呼ばれる人の大半は高齢者です。) ・・で、高齢者と話をしていると、時々、あるいは頻繁に、訳のわからない事を言い出すことがあります。
言葉(単語・主語)が足りない・・あいまい・・意味不明・・そんな状況でも、「何が言いたいのか?」を的確に推測して、確認をする必要があります。あいまいな理解で話を進めると、後に大きなトラブルになるからです。
相手が何を考えているのか?・・何を思っているのか?・・何が言いたいのか?・・何を隠しているのか?・・そんな推理・推測の上手い下手で、稼ぎに差ができるのが不動産営業です。トラブルの数にも差がでますよ。(笑) ま、ご用心。
私は誰のことか?考えました。この場合、「そっくり」というのは個人的主観なので無視して、他の共通点で脳が結びつけてしまった結果と推測しました。私は、「まさか、黒木瞳ですか?」と聞くと、「あっ!そうそう」とのこと・・。
女優である事・・年も同じくらい・・しかし、それくらいでは該当者が多すぎます。少し考えた結果・・「失楽園」で、黒木瞳さんが映画版を、川島なお美さんがテレビドラマ版を演じたので、両方を観て、あるいは、それがテレビや新聞で報じられた経緯が記憶に残り、2人を結びつけて記憶しているのでは?と推測したわけです。
私は心の中で、(いくらなんでも、似てねぇーだろ・・)とツッコミを入れつつ、「そういえば、なんとなく似てますよね。」と言っておきました。(笑) 昼飯の会計は社長さんが払うわけだから、ご馳走になる立場としては、当たり障り無く、和やかなムードを維持しました。(笑)
○不動産仲介の営業をしていると、ご年配の方のお客さんと接するシーンは数え切れません。(資産家と呼ばれる人の大半は高齢者です。) ・・で、高齢者と話をしていると、時々、あるいは頻繁に、訳のわからない事を言い出すことがあります。
言葉(単語・主語)が足りない・・あいまい・・意味不明・・そんな状況でも、「何が言いたいのか?」を的確に推測して、確認をする必要があります。あいまいな理解で話を進めると、後に大きなトラブルになるからです。
相手が何を考えているのか?・・何を思っているのか?・・何が言いたいのか?・・何を隠しているのか?・・そんな推理・推測の上手い下手で、稼ぎに差ができるのが不動産営業です。トラブルの数にも差がでますよ。(笑) ま、ご用心。
○なんとなく腰が痛い・・鈍い痛み・・悪い予感がします。またギックリ腰の時期が来たのかもしれません。本当に嫌になりますよ。中高年になると、いろいろと体の不具合が発生します。老眼鏡も度数を1.0から1.5に変えたしね。
長生きするなら健康のまま長生きしたい・・という人が多いですが、健康のまま長生きしたら、死に対する心の準備ができないと思います。少しづつ壊れていく事で、(そろそろ寿命だな・・)と、諦めることができるのだと思います。
○家もね・・何処も壊れていないのに、なんとなく建て替えする人はいません。アチコチが壊れだして、修繕費用が高額になり、(もう建て替えたほうが安いな・・)と思うことで決断できるのです。老化や老朽化は心の準備に必要な事かもね。
○不動産営業マンも、売れ続けるのは難しく、若くてもスランプはあるし、景気の変動で窮地に追い込まれる事もあるし、そんな事を経験している間に年をとり、中高年になれば動きが鈍くなります。やがて、(俺、体力的に、もう無理かも・・)と思う時期が来て・・
中高年の不動産営業マン達が会社を去ります。しかし、退職したところで、金が無ければ飯は食えず・・死ぬまで働く必要はあるわけで、大きい会社から小さな会社へ転職したり・・固定給制からフルコミになったり・・ま、そんな流れですよ。とくに仲介営業マンはそんなかんじです。
しかし、これからは超高齢化社会・・死ぬまで金はかかるわけですが、70歳とか80歳まで営業マンを続けるなんて、想像できませんね。(笑) たとえば、フルコミ営業でも限界はありますよ。やはり、最善の対策は・・酒と煙草と暴飲暴食かな。長生きすればするほど貧しくなる気がするから。(笑)
長生きするなら健康のまま長生きしたい・・という人が多いですが、健康のまま長生きしたら、死に対する心の準備ができないと思います。少しづつ壊れていく事で、(そろそろ寿命だな・・)と、諦めることができるのだと思います。
○家もね・・何処も壊れていないのに、なんとなく建て替えする人はいません。アチコチが壊れだして、修繕費用が高額になり、(もう建て替えたほうが安いな・・)と思うことで決断できるのです。老化や老朽化は心の準備に必要な事かもね。
○不動産営業マンも、売れ続けるのは難しく、若くてもスランプはあるし、景気の変動で窮地に追い込まれる事もあるし、そんな事を経験している間に年をとり、中高年になれば動きが鈍くなります。やがて、(俺、体力的に、もう無理かも・・)と思う時期が来て・・
中高年の不動産営業マン達が会社を去ります。しかし、退職したところで、金が無ければ飯は食えず・・死ぬまで働く必要はあるわけで、大きい会社から小さな会社へ転職したり・・固定給制からフルコミになったり・・ま、そんな流れですよ。とくに仲介営業マンはそんなかんじです。
しかし、これからは超高齢化社会・・死ぬまで金はかかるわけですが、70歳とか80歳まで営業マンを続けるなんて、想像できませんね。(笑) たとえば、フルコミ営業でも限界はありますよ。やはり、最善の対策は・・酒と煙草と暴飲暴食かな。長生きすればするほど貧しくなる気がするから。(笑)
○田舎には、「野菜の無人販売所」がありますよね。誰もいない状態で、お客は買う野菜を選び、代金を箱の中に入れる・・盗もうと思えば盗めるけど、そんな人はいない事が前提・・自分が相手を信頼すれば、相手はその信頼に応える事が前提のシステムです。
外国では、日本に関するいろいろな伝説があるようです。「日本では町中に金庫が放置されている」・・とかね。自動販売機の事です。(笑) 感覚が違うんですよ。平和である事が当然と考える平和ボケの人は、「野菜の無人販売所」に似ています。
平和ボケが悪化すると・・「自衛隊はいらない」とか言い出します。(笑) 日頃、守られている認識が無いからです。「もしかしたら、自衛隊なんかいなくても平和かも・・もしかしたら、警察がいなくても平和かも・・もしかしたら、みんなで武器を捨てれば、世界中が平和になるかも!!!」・・なんてね。(笑)
平和な時期が長いと、そんなかんじの人が増えるので、平和も良い事ばかりではないって事かな。大手の不動産仲介会社で仕事をしていた時期に、紹介客とか、業者買取り案件とかで、安定して成果が上がっていた時期があったんですよ。・・でね、その時、思ったんです。「努力する必要ないな・・チラシとか無駄かも。」ってね。
何もしなくても、案件がどんどん入ってくるから、地道な努力とかアホらしくなったわけです。・・でも、そんなラッキーな時期は永遠ではなく、自分の担当エリアでは、自分がチラシを入れない事で、がんがんチラシを配布している競合他社に多くの客を奪われる結果となりました。当然ですよね。
競合相手の油断は自分に利益をもたらし、自分の油断は競合相手に利益をもたらします。それが競争社会です。ま、ご用心。
外国では、日本に関するいろいろな伝説があるようです。「日本では町中に金庫が放置されている」・・とかね。自動販売機の事です。(笑) 感覚が違うんですよ。平和である事が当然と考える平和ボケの人は、「野菜の無人販売所」に似ています。
平和ボケが悪化すると・・「自衛隊はいらない」とか言い出します。(笑) 日頃、守られている認識が無いからです。「もしかしたら、自衛隊なんかいなくても平和かも・・もしかしたら、警察がいなくても平和かも・・もしかしたら、みんなで武器を捨てれば、世界中が平和になるかも!!!」・・なんてね。(笑)
平和な時期が長いと、そんなかんじの人が増えるので、平和も良い事ばかりではないって事かな。大手の不動産仲介会社で仕事をしていた時期に、紹介客とか、業者買取り案件とかで、安定して成果が上がっていた時期があったんですよ。・・でね、その時、思ったんです。「努力する必要ないな・・チラシとか無駄かも。」ってね。
何もしなくても、案件がどんどん入ってくるから、地道な努力とかアホらしくなったわけです。・・でも、そんなラッキーな時期は永遠ではなく、自分の担当エリアでは、自分がチラシを入れない事で、がんがんチラシを配布している競合他社に多くの客を奪われる結果となりました。当然ですよね。
競合相手の油断は自分に利益をもたらし、自分の油断は競合相手に利益をもたらします。それが競争社会です。ま、ご用心。