ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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ありがちな話
〇不動産仲介営業は自身の営業活動(行動)に関して自由さを求めます。営業マンの求める理想は、「朝から晩まで自由行動」です。ま、数字が上がっていればなにをやっていても許される雰囲気はあるものです。ただ、それが長く続くと、指示や命令に拒否反応がでるんですよ。

物件を見に行くよう指示しても、「物件を見る必要がない理由」を言い、動かなかない・・顧客に電話するよう指示しても、瞬時に「電話する必要がない理由」を言い、動かない・・なにを指示しても、瞬間的に言い訳してブロックする・・ま、こんなかんじかな。

この「瞬間に」がポイントで、なにか指示されても、指示の理由や意味など考えず、最初から断ることしか考えていないから「瞬時」に対応できるのです。理由はいろいろで、「無駄な動きは指1本でもしたくない」とか、「無意味な指示に従えない」・・とかね。

そんな部下がいたら話し合うべきです。何回か瞬時の断りをされた後、個室に呼び、面談する。そこで・・たとえば、「この数日で、君に3回の指示をして、すべて断わられた経緯があるが、それぞれの断り理由については信じているし納得もしている。・・ただ一つ疑問があるので教えて欲しい」と言い・・

「君はなぜ?私の指示に対して、【瞬時】に断れるのか?考えてみたんだけど、私の結論は2つ。一つは君がスーパーコンピューターのように情報処理能力が高く、瞬時に指示内容を解析して返答しているケース。もう一つは・・

指示された瞬間に断りモードに入り、何を指示されても、まずは断り、それからできない理由を考えながら話しているケース。・・で、どちらかな?」と聞く・・スーパーコンピューター並みの情報処理能力と答えたら、「そこまで素晴らしい能力があるなら、その能力を活かせる会社に行ったほうがいいよ。」と退職を促すべきですね。

瞬間に断りモード・・を認めたら、反省させて仕事を続けさせるか、「やる気がないなら辞めるべきでは?」と退職を促すべきですね。営業マンも劣化すると、「ラクしたい、ラクしたい、あ~ラクしたい」と、ラクを求めるようになります。その兆候があったら、若いのと入れ替えたほうが良いです。ま、ご用心。


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